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8月１〜5日

　ホームページを作ろうと思い立つ。今までは自分のHPなんて全然考えもしなかったのに、「あること」をきっかけに突然話が具体化。大好きな綾辻さんに関するページを作ろうと決める。

　Adobe PageMill 3.0をインストール。PageMillに関する本2冊とHTMLの辞典を購入（高いぞ！）。取りあえず「形」から入るのは、いつもの私のパターンです（笑）。

　暑い！暑いけど、毎日のように夕立ちが来るお陰で、夜はちょっと過ごし易くなった。でも、雷が鳴ってる間はパソコンは出来ないので（当然コンセントを抜いている）、つまらん。雨が通り過ぎると、外では秋の虫が鳴いている。「スイーッチョ、スイーーッチョ‥」

　ところで「スイーッチョ」と鳴く虫は何て名前だっけ？　頭の中で「♪あれマツムシが鳴いている〜」と歌ってみるが分からない。義母に電話した時、話のついでに訊いてみたら、義母も電話口で「♪あれマツムシ‥」と歌い出したので、おかしかった。

　調べたら「馬追虫（うまおいむし）」でした。知らなかったぞ、そんな名前。

　はじめの一週間は、PageMillとPhotoshopLEに振り回されて、終わる。前途多難。

8月6〜12日

　ようやくアプリケーションの扱いにも慣れ、サイトの概要もほぼ決まる。こんなにいっぱいコンテンツを作って、文章書けるんだろうか＞自分。

「メフィスト」を買う（1500円だぞまだ月の前半だぞ今月の家計は大丈夫なのか）。好きな作家の作品が沢山。わーい。喜国さんと対談している綾辻さん、Tシャツに「くまちゃん　2さい」と書いてあるようなのだが、これ何のキャラ？
　ところで今月の「IN・POCKET」発売日は8月10日。早いなー。お目当てはもちろん『暗黒館の殺人』。でも、さっと一読するにとどめる。ノベルスが出たら、最初から通してじっくり読んで謎解きに挑戦するつもり。

　インターネットって、作家さんの生の声にリアルタイムで出会えるのが嬉しい。ご本人がHPを持ってる方はもちろんのこと、思いがけず掲示板の書き込みを見つけた時なんか、夜中に一人でにやにや（＜あやしいヤツ）。綾辻さんもあちらこちらに出没なさってるみたいで。ふふふ。

　サイト製作のため、新規の読書はしばらくお休み。その代わり、綾辻作品を全て、再読しようと決意。

　図書館で『鮎川哲也読本』『エンパラ』『二階堂黎人vs新本格推理作家おおいにマンガを語る』を借りて来る。いずれも綾辻さんの対談やエッセイが載っているもの。『エンパラ』以外は初めて読むので、わくわくさん（わくわくさんの工作は巷で評価が高いらしい＜分かる人いるかな？）。

8月13〜19日

　お盆なので、ダンナの実家（栃木県K**町←真似っこ）へ行ってきた。あちらではこの時期、仏壇にそうめんとワカメとほおずきを交互に結わえたものをぶら下げるのだ。風習って面白い。

　16日、geocitiesに登録。早々と仮オープン（ってまだ表紙だけ）。ページの方は、何とか題目は出揃ったものの、肝心の内容というか本文がまだ書けてない。うーん、まだ一割ぐらいかなあって、呑気にしてる場合じゃないぞ。頑張れ＞自分。

　完成したのは表紙と目次と個人のページ（自己紹介とかメールとか）。著書リストとお仕事紹介、美術は９割出来た。今の所はそんなもんです。誕生日までにオープンできるといいなあ‥。

『十角館の殺人』最初から通して読んだのは八年ぶり。やっぱこれは名作だ。人間だってちゃんと描かれているじゃないかと何処へか反論したい気分。

　私の実家（神奈川県F**市）に帰省。江ノ島の海に行ってきたぞ。わーい。あちらはサザンオールスターズの茅ヶ崎コンサートで大盛り上がり。チケットないけど近くまで行ってみようかとも思ったが、あえなく断念。残念。

8月20〜26日

　有栖川有栖さんの『ジュリエットの悲鳴』（ジョイ・ノベルス）、装幀を見て衝動買い。アリスさんの小説、一度ちゃんと読んでみようと思ってたので、いい機会かも。
講談社文庫の『英国庭園の謎』は解説が喜国雅彦さんで、なかなか面白かった（本文はまだ読んでません←失礼なヤツ）。

　個人ページはほぼ全部、Step 1 のページは、８割完成する。
　実際にアップロードさせると、かなり画面が変わることが分かる（字の間隔とか、色とか）。おまけに、IEとネスケでも随分違う。見た目を結構重視する方なので、いろいろ悩みは尽きず。

『水車館の殺人』を読む。個人的にとても好きな作品なのだ（特にラストが）。
　そういえばこの本、二度目に読んだ時場所がお風呂場で、閉鎖された空間でひとり読むって行為がすごく怖くなった覚えがある。怖くって、でも読むの止められなくて。

　皆さんはどこで本を読みますか？　電車の中？　ベッドの中？　ミステリを一人っきりで夜中読んでて怖くなったことありませんか？　‥って、こういうちょっとした話題を書く場所を作った。コラムのコーナーは、こちら。←未だ工事中かも。ゴメン。

8月27日〜31日

　もうすぐ九月。何とか九月中にアップできそうな気がしてきた。「感想」「綾辻つながり」「音楽」「ゲーム」のような長いコーナーは、一部分ずつ公開していこうかな。
友人に暫定のトップ画面を見せたら、「いいね！」って云ってくれて嬉しかった。

　JTB主催のツアー「有栖川有栖・綾辻行人　対談＆サイン会＋京都〜小浜を巡る旅」が気になってしょうがない。メインは有栖川さんの方で、『海のある奈良に死す』の舞台を小説と同じルートを辿るというものなんだけど。いいなあ、行ってみたいなあ‥。（でも『海の‥』は未読（汗）。ところで有栖川さんってば「崖マニア」なんだそうだ。ツアーの紹介文にそう書いてあった）
　小説の舞台に実際行くのって、魅力的。綾辻さんの場合「I**村」みたいに一応架空の地名になってはいるんだけど、だいたいの見当はつく。でも、例えば『暗黒館』の舞台へ、なんてツアーがあったら、ものすごい山奥ハイキングの末、みんな記憶喪失になってしまうなんて過酷なものになりそうだ（笑）。

『迷路館の殺人』を読む。ミステリの稚気にあふれた快作だ。綾辻さん自身が「絶対に住みたくない」って明言しているこの館だけど、私は行ってみたいなあ。

　29日、アップしてるトップの画面の文字部分を少し更新。