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 Ayalist 11月の日記(後半)

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11月16日

 子供の夜泣きのせいで、時間帯が狂っております。ただ今午前4時。

 リンク先にひばら涙(るい)さんのHPHMC(本格ミステリクラブ)を追加しました。今後とも宜しくお願いいたします(^^)。

 掲示板にも書きましたが、連載を未読の方のために、「暗黒館の殺人」と「最後の記憶」の内容に関する話は掲示板に書かないで下さいね。皆様、どうぞ宜しく!(この事、注意書きにも付け加えておきました。)
 いろいろ云いたい事もあるかと思いますが(読んだ方は)、メールででしたらお相手しますよ〜ん。

 エッセイ&対談などの項。綾辻ニュースに載せた情報の行き着く先になりつつあります。今までサボってほったらかしだったので、書き足しました。ぜいぜい(意外に面倒だった)。

11月17日

 よちこちさんのHPと相互リンクしました。推理小説好きでmihoroと同じ主婦の方。宜しくお願いいたします。

 昨日発売の「ザ・ホラー」に、児嶋都さんの『眼球綺譚』単行本の予告がありました(機会があったら見てみて。雑誌の後ろの方のページです。なかなかゾッとさせられる絵だよ)。原作者の綾辻さんもおススメの漫画化作品です。収録作は表題作の他に「再生」「特別料理」。それから、巻頭スペシャルとして、連載中の「最後の記憶」のオープニング部分を絵にしたものが載るらしい。
 私は「特別料理」しか読んでませんが、なかなかいい雰囲気でしたよ。期待大(^^)。

『緋色の囁き』感想&予告編アップ。
 トップ画像を変えるといつも記念館へのリンクを張るのを忘れてしまって、いかんなあ。というわけで、直してあります。

11月18日

 最近気付いた事。リンクは「貼る」のではなく「張る」のですね(いや、両方使うみたい(後日、記))。

 朝から大雨です。寒いです。何だか年々寒さに弱くなってきてます。年でしょうか(うーむ)。雨が続くと「乾燥機が欲しいなあ」って思うんだよね(そして天気が回復すると忘れる)。
 北の方ではもう冬将軍がやって来た所もあるようで。今年も暖冬だと長期予報では云っていましたが、どうなのかな。

 ネットで「三つ首の鶴」発見!ちなみに三つ首の鶴とは、館シリーズの探偵役の創作折り紙です(折り紙の項参照の事)。ご協力いただいた田中まさしさん、目黒俊幸さん、ありがとうございました。
 しかしながら、展開図だけでどう折れというのだ(泣)。まだまだ折り紙初心者の私。

 次の更新は20日以降になります(掲示板のレスも)。

11月19・20日

 たらふく食べて、たらふく寝て。犬吠埼でのんびりして来ました(おいおい、法事だろ?)。

 『黒猫館の殺人』再読中。これほど再読を楽しめる作品はそうはないかも。伏線の多いこと多いこと。にやにやしながら読んでます。ただ「鮎田冬馬の手記」という名目なので、あまり「色の部屋」に追加できる項目は無さそうだな。
 そういえば、歌手のイルカさんの息子って「冬馬くん」って名前だったっけ。

 今週はいよいよ綾辻さんの講演会が京大であるのですね。かなり混雑するのではないでしょうか。入場制限の可能性もあるようで、行かれる方は頑張って下さいね〜!!

11月21日

 世の中、思い通りにならないことが多いです。ふう。

 久々にニュースステーションを最後まで見てしまいました。国会のドタバタ、笑えました(笑ってる場合じゃないのかも‥)。そういえば一昨日の日曜日、栃木は県知事選で、わずか900票差で勝敗が決しました。アメリカも見習ってほしいです。

 サイン会や講演会の度「やっぱ月面でやるべきだよな」と、ちらっと思ってしまいます(これ、森博嗣さんの『すべてがEになる』2月5日のところを読めば分かります)。
 ダンプカーでピクニックに行ってみたいmihoroでした(笑)。‥でも、自然破壊しちゃいそう‥。

11月22日

 突然ですが、明日京都に行けることになりました!

 生の綾辻さんにお会いするのは、4年前の浩子さんのコンサート以来です。
 しっっかり聴いて来ますので、レポ、お楽しみに!  


 綾辻さんが出演した「ハイビジョンギャラリーこの素晴らしきモノたち 折り紙編」の放送日時が変更になりました。何と、12月22日(23日早朝)深夜2:15〜3:00だそうです。
 が〜ん!!電器屋のディスプレイで見ようとしていた私のささやかな野望は見事に打ち砕かれました(電器屋の下見までしていたのに‥)。
 ところでこの日付けだと、「安楽椅子探偵」の犯人当てで四苦八苦してる頃だわ、きっと。

 折り紙探偵団の掲示板で「三つ尾の鶴」を発見(笑)。

 本屋でチェックしてきたのが、来月発売予定の文庫。
 角川スニーカー文庫から乙一さんの『しあわせは子猫のかたち』(発売日未定)、漫画の白泉社文庫から野間美由紀さんの『パズルゲーム・はいすくーる(2)』が15日に。これらはおそらく買うでしょう。グインファンのShioriさん、76巻「魔の聖域」が来月上旬に出るようですよ。

 あと「この映画がすごい!」とかいう雑誌をパラパラと見て来ました。『バトルロワイアル』の特集があったので。原作とはかなり違うようなことを大森望さんは書いてらっしゃいましたが、それはそれでなかなか面白そう。生徒役の写真とともに支給された武器が書いてありまして、銃や刃物の他にハリセンだのメガホンだの‥全くよく考えてあるよなあ。
 未読の方、原作はなかなか大した小説です。読んで損はないと思います。

 さてさて映画といえば、借りて来ました、ビデオ『アナザヘヴン』。感想は後日‥。

11月23日

 京都から帰って来ました。
 ただ今舞い上がってますので、地上に戻って来たらご報告いたします(何のこっちゃ)。

 帰りの電車(宇都宮線)の中で、SMAPのコンサート帰りとおぼしき人が何人か乗っていました。埼玉でコンサートだったんですね。したら何!? その後の記者会見でキムタク結婚を発表だって。ふーん。
 そういえばミステリ界のキムタクといえば、芦辺拓さんだそうな(メガネをとると似ているらしい)。

11月24日

 さんざん舞い上がって地上に降りて来たら、どでかい落とし穴が待ち受けていました。

パスワードが違います

 ジオシティーズにファイルマネージャというのがあって、それを使ってサイトの更新をしているのですが、パスワードが違うと云われて全然受け付けてくれません。あせってパスワードの再配布を申し込んだのですが、待てど暮らせどメールが来ない。

 どうしよう?第三者がパスワードを書き換えてしまったのか??

 冷静に考えればそんなことあり得ないのですが、すっかり慌ててしまいました。結局、ジオ側の不具合だったんですけどね(私以外にも同じ症状の人が沢山いた)。
 まったく手を変え品を変え、やってくれるぜジオシティーズ。「ジオのトラブル日記」なるサイトが作れそうです(笑)。

 京都日帰り‥我ながらもったいないとは思いました。神社仏閣めぐりが好きなので、清水寺や三十三間堂やら、横目で見ながら通り過ぎるのはとても口惜しかった。
 でも、専業主婦の自由度なんてこんなものです。結婚して十年になりますが、子供を家に残してこれほど長い時間家を空けたのは初めてのことで(リトグラフ展の時は明るいうちに帰宅したし)。うちのダンナはあまり口を出すタイプではないので助かりますが、それでもダンナの仕事や子供の学校、家族の体調などが優先されるので、なかなか自分の思う通りにはなりません。
 以前綾辻さんのサイン会(『どんどん橋、落ちた』刊行記念)があった時、行けなかった私に「私は仮病を使ったよ」と云った人がいましたが、仮病なんか使ったら余計行けなくなっちゃうって(笑)。他人の都合で自分の予定が左右される立場は、大変です(今回も、行けると決まったのは前日だったし)。
 若い皆さん!やりたいことは多少無理してでも今のうちやっておいた方がいいかもよ!

 都合のつかなかった方、お子さんが小さくて身動き取れなかった方、資金が足りなかった方、津軽海峡が邪魔して行かれなかった方‥その他大勢の「行きたくても行けなかったよ、悔し〜!」方のために、レポ書いてますので、しばしお待ちを(でも、いつアップできるかなあ。まずはジオが正常に戻ってくれないと‥)。

11月25日

 京都の街を歩き回って歩き回って、あれっと時計を見たらもう夕方の5時!
「うそー、講演会終わっちゃったじゃない、どーしよー」と泣きそうになったら目が覚めました。
 これ、京都に行く二日前の夢。作りじゃありません、ホント。

 この冬初めて、達郎の『クリスマス・イヴ』をFMで聴きました(あれっ、こーゆー題だよね、今いち不安‥)。
 でも、Ayalistでは、キリストの誕生日より綾辻さんの誕生日を祝わなくっちゃ(^^)。ちなみに綾辻さんの誕生日は12月23日です。

 講演回のレポ、3分の1ほど完成。写真もちょっとピントが甘いながらも一応写っていたので一安心(^^)。

11月26日

 先日見たビデオ『アナザヘヴン』の感想。

 物語はびっくりするほどシンプルです。テンポもいい。
 飯田譲治さんの作品は、テレビでは『沙粧妙子』に結構ハマりましたっけ。あれは何といっても悪役が光っていたと思います。香取慎吾や国生さゆり、柏原崇も出てましたよね。
 今度の映画も悪役(?)たちがぞくぞくするほど光ってました。
 あと、個人的には原田芳雄がめちゃめちゃカッコ良かった。

 でもって、綾辻さんは最初の方に出てきます。前々から云っていたように、そこだけ何度も巻き戻して見てしまいました(^^)。
 なかなかサマになってましたよ。京極さんに負けてなかったもん。

 機会があったら、是非どうぞ(ちょっとエグいシーンもあるけどね)。

11月27日

「サスペリア増刊号 名探偵からの招待状」に再録された高森夜魚さんの漫画『赤いマント』をやっと見つけて読みました。
 ストーリーとしては結構忠実に漫画化されていました。でも、私の中の「道沢希早子」のイメージとは随分違った‥。

 先日の京都行き、綾辻さんに会う以外にもう一つ目的がありました。それは長年(っていってもまだ8ヶ月だけど。何せパソコン買ったのが今年の3月)のメール友達に実際に会うこと!
 彼女との沢山のメールのやり取りの中でこの「Ayalist」は生まれました。サイトを作って最初に見てもらったのも彼女だし。いろんなこと教えてもらったり、励ましてもらったり。いろいろあったけど頑張ったよね、お互い。
 というわけで、これからもどうぞよろしく、汐羅さん(^^)。

11月28日

 師走がすぐそこまで迫ってきました。21世紀はもうすぐです。実感ないけど。

 講演会、行かなかった方にはレポの説明じゃ分かりにくかったと思いますが‥「今日の予言」の手品をですね、分かった!これが正解だ!と解けた気分でいたのが、ちょっと調べたらそれでは出来ないことが判明‥。
 こりゃやっぱり「安楽椅子探偵」も「バカ」で終わりそうだな、私は。

 どうも綾辻さんは、過去2回の放送時にも「これがわからなきゃバカです」とおっしゃっていたらしい。でもこういう風に活字にしちゃうとキツい云い方に思われちゃってやだな。実際その場で聞くとそれほどでもないんだけどな。
 今回のレポ作成で、喋ったことを文章にするって作業がいかに大変なことかよくわかりました。言葉を文字に置き換えることはできても、その場の雰囲気や微妙なニュアンスってのは網目からこぼれ落ちていくようになくなってしまう。本当に難しいです。


 とにかく忘れないうちに書かなくては‥と、この3、4日必死扱いて頑張りました。
 ようやく出来たレポです。あの日の雰囲気を、行けなかった方にも10%くらいは届けることができたでしょうか?

11月29日

煮詰まる」という言葉は「十分に議論・相談などをして、結論が出る状態になる」(大辞林)というのが本当の意味で、「行き詰まる」という意味はないんです(辞書にも載っていない)。だから本当は喜ぶべき事態なわけ。なのに何故か「もうにっちもさっちもいかない」みたいな憂慮すべき事態に誤用する人がほとんどなんですよね(私もそうだったけど)。
 この話題、森博嗣さんのHPの日記の愛読者にとっては周知の事実。もう何回となく日記に書かれていて、定番です(11/29の日記にも再登場)。

 実はですね、講演会の時綾辻さんは、この間違った方の意味で「煮詰まる」という言葉を使っていらしたのですよ(レポにも書いた)。あの時会場にいた森ぱふぇ(森さんの公認ファンクラブ)会員は心の中で「ちがーう!!」と叫んでいたことでしょう(里見さんは気がついた?)。

 ただ、言葉というのは時とともに移り変わっていくことが避けられない、生き物のようなものです。使われてこそ、言葉。辞書の「煮詰まる」の項に後者の意味が載るのも時間の問題かもしれません。

 ちょっと状況は違うんだけど、本来あるべきものとは違うものがまかり通っている例として漢字の話があって、これは大矢博子さんのサイトの11/21の日記に書いてあったことなのですが、(大矢さんの日記は暗号をとかなきゃ読めないので、以下引用させていただきます)

『(暗中模索の「模」を「摸」と書くわけ)要は、戦後の漢字制限で手ヘンの摸が使えなくなったのね。で、木ヘンの模を代わりに使ったわけだけど、木ヘンの模は、模型や模倣という熟語でも分かるように真似をする・似せるという意味なのだ。その字を使って「暗中模索」としても、意味が通らない。ここはやはり、手ヘンの摸──さぐる・さぐり求めるの意──でなくてはオカシイ。ということで、全く個人レベルではあるけれど、自分の書く文章では「暗中摸索」を使ってるわけだ。』
 同じような理由で「刺激」ではなく「刺戟」、「世論」ではなく「輿論」を使っている大矢さん。

 私はこれを読んで、深夜パソコンの前で一人拍手喝采、万歳三唱(‥はしなかったか)でありました。いたく感心したんです。

 でも、自分が「暗中摸索」って手へんの字を書くかときかれたら‥書かない(笑)。この辺が人間のずるいところ、弱いところであります。どうしても多数派、楽な方に流れちゃう。でもそうやって言葉が、人間の都合で変わっていくってのは、ある意味すごく人間臭くて、面白い現象とも云えるかも。
 私の意見としては「どっちもあり」にしてほしい(っていうと、語弊があるかな)。言葉、漢字の誤用を歓迎するわけじゃありませんが、正しい字(言葉)、世間一般で通用してる字(言葉)、どっちもOKにしてほしい。

 だから、新聞、雑誌で使える漢字を制限したり、パソコン上で表示できない字があったり、そういうのは絶対反対です。選択肢は最大限に広げてほしい。今の字、昔の字、正しい字、当て字、好きな字を使える状況にしてほしい。

 よーするに何が云いたいかというと、これなんです。

「綾辻の「辻」の字、点二つの辻の字もパソコン上で使えるようにして下さい!!」

11月30日

 昨日「綾辻さんの「辻」の字を‥云々」って書いたのですが、ふと思った、姓名判断のこと。
 綾辻さんのペンネームって島田荘司さんが考案者なんだけど、その時姓名判断で決めたらしいのね(だからわざわざ、点二つの「辻」を使うのだろう、画数合わせのために)。
 家にあった姓名判断の本を見てみました。点一つでどれくらい書いてあることが違うのか。

 綾辻さん本来のペンネームだと、総画数28画。
『波瀾・苦悩の遭難運』 ‥あれ?
 じゃあ、一画少ない27画は?
『中途挫折のトラブル運』 ‥あれれ?
 ‥‥どっちも悪いじゃん(笑)。

 まあ、姓名判断って、本によっても書いてあることが全然違うっていうから、あてにならないかも(でも、うちの子供達は、みんなこの本の通りに画数合わせて名前つけちゃったんだよね‥)。

 うーん、うーん‥見なかったことにしよう(笑)。

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