←前の日記  次の日記→     日記index

 Ayalist 12月の日記(前半)

Home 

12月1日

 さあ、師走です!走れ走れ!(4日後、町のマラソン大会で娘と3km走らにゃならないmihoroです)。

 メールでご指摘いただきました、春さん、ありがとう。『黒猫館の殺人』の文庫を持ってる方はP291を見てみて。「煮詰まる」が正しい使い方をされてます。

 講演会のメモを見ていて、分からなかった二つが解決しました。
 一つは「主上」。綾辻さんが「小野不由美は凄い! しゅじょうです」っておっしゃったのが意味が分からなくて。後からネットで発見。小野さんは「主上(天皇の尊称)」と呼ばれてるんですね(でも、何故?)。<これは『十二国記』を読めば分かることでしたね。
 もう一つは「日高」(これはレポには書いてありません)。メモには汚い字ながら確かにそう書いてある。何だろう、北海道の地名じゃないし‥と悩んでいて‥やっと思い出しました。
 第二部の最初に「ホントはここで話してるより、あっちの教室でやっている日高先生の講演を聴きに行きたいんですよね」っておっしゃったんだった(ちなみに演題は「動物行動学の現在、利己的な遺伝子」)。

 本格的に寒くなって来ました。栃木の朝は氷も張ってます。こたつを出しました(といっても、我が家は掘りごたつなんで一年中出てるのですが‥こたつ布団を出したのね)。皆さん、風邪には気をつけて。

 サイト、あっちこっちちょっとずつ修正しました。書いて4ヶ月も経つと、いろいろ状況も変わってくるもんね。ところで‥この壁紙は寒々しいかな?

12月2日

 久々に作品絡みのトップ絵です。行ってみたいな迷路館。

 以前日記で「綾辻さんの作品に出演できるとしたら、殺人鬼の殺され役でも構わない!」と書いた私ですが‥。

 実は、夢を見たのよ。殺っちゃんに襲われる夢。
 むちゃくちゃ怖かったんだよ〜(泣)。
 もともと、ホラーの映像は苦手な私です。『殺人鬼』は平気で読めるんだけど、綾辻さんのお好きな『サスペリア』なんて、怖くて全然見られない〜。

 さて、どんな夢かというと‥。

 とあるログハウスに、私を含めて男女6人くらいのグループがいます。
 入り口の扉に小さな窓がついていて、そこに殺っちゃんの姿が!(顔はあのまんまだが、体は大きく、身長2m以上はありそうだ。)
 最初は「鎌」とか「小さいのこぎり」とかで扉をがんがん叩く殺っちゃん。
「あんなものじゃ、開くわけないよ」と、たかをくくる仲間の一人。
 ところが、殺っちゃんはデカい斧を持って来た。その途端!

ばきっ!ばきばきっ!ぐゎしゃーん!!

 あっという間にぶち破られる扉。そして入り口付近にいた3人が、瞬く間に血祭りにあげられる。
 転がる首、裂ける肩。殺っちゃんの攻撃は実に正確に獲物をとらえていく。
 私は必死に逃げる。追ってくる殺っちゃん。

 逃げて逃げて、私はとある建物に逃げ込む。子供が沢山。どうやら幼稚園のようだ。
 物陰に隠れ、身をひそめる私。すぐにやってくる殺っちゃん。
 ところが、殺っちゃんは子供を殺す気はさらさらないらしく、足元にまとわりつく園児をひとり、ひょいと片手で抱き上げて肩に乗せる。そして片手には血まみれの斧を持ったまま、逃げた私をのしのし探し回る。
 どうやらターゲットは私と、何が何でも決めてしまったらしい。
 もうダメだ、助けて〜!!

‥というところで、目が覚めました。夢で良かった、と心から思いました。

 そのあと自分のサイトを覗いたら、トップにはのんきに志ば漬を食べている殺っちゃんの姿が。
 すごく複雑な気分でした(笑)。

 昨日どうして「4日後」なんて書いたかなあ。明日じゃん、マラソン(大丈夫か?)

12月3日

 マラソン、完走したよ〜。

 毎年この時期に開かれる町主催の大会に出場しました(初めて)。長男くんは「小学生1〜3年男女」の部に、私と長女さんは「親子」の部に。距離は双方とも3kmです。コースは一緒なのですが、種目によってスタート時間が少しずつずらしてあって、親子の部は一番最後のスタートでした。

 三人とも無事完走!ところが、タイムを見たら長男くんの方が遅かった‥。兄ちゃん、妹に負けた悔しさで、泣きました。ちょっとかわいそうだったかな。長女さんはというと、全力を使い切ってしまったらしく、レース後は口もきけない状態で。でも一時間もしたら復活して、友達とバトミントンをして遊んでいました。全く子供は元気だなあ。

 私は、左のふくらはぎが痛いです。でも楽しかったよ。スポーツで汗をかくのは、気持ちいいですね。
 さて、身体を休めながらのんびり読書でもするか‥。読みたい本が沢山たまっております。

 あ、すみません、記念館の入り口を変えました。表紙の画像変える度にリンク忘れちゃうんで‥。タイトルの辺りを探してみてね。

12月4日

 講演会の時おっしゃっていた『週刊現代』(講談社)の「勝ちにいく麻雀」。今月は綾辻さんがホスト役です。本屋で見て来ました。写真も載っておりましたよ。ふふふ。綾辻名人、なかなか堅実な麻雀を展開しているように見受けられますが‥以下次号。雑誌はモノクロですが大森さんの日記11/17ではカラーのお写真が見られます。でも、表情は暗いか、やっぱり。1月に遡って日記を見たら、ここでも名人は沈んでいらした。今年は、おっしゃっていた通り麻雀運は悪かったのですね‥。

 昨日のマラソンの後、筋肉痛はまだ出ません。この年になるとですね、思いっきり時間差で筋肉痛がやってくるのですよ(2日後とか3日後とか)。嵐の前の静けさといったところでしょうか。

 先日リンクさせていただいたmauさんのサイト「BUFFET」に、タケさんの書かれた講演会の記事がアップされてます(トップページを下の方にスクロールさせると入り口が見られます)。詳細で冷静な文章。私のレポがいかに舞い上がって書かれたものか、比べてみると分かるでしょう(恥ずかしい‥)。

 はなはだ未完成ながら「感想」の項、幾つかの作品についてアップしました。

12月5日

 安楽椅子探偵のサイト、皆さん覗いてみましたか?(リンク切れ)(hiroさん、情報ありがとね。)

 関西以外にお住まいの方は今回初めて挑戦する方も多いと思います。サイトに書いてあったことも含めて、ちょっと簡単にご説明を。

 まず出題編。ドラマ仕立ての問題です。過去2回は殺人事件の犯人当てでした(今回も多分そうでしょう)。但し綾辻さん曰く「犯人だけ当てられても我々は痛くも痒くもない」。大切なのは推理のプロセスです。正しく簡潔に美しく。原作者二人のお眼鏡にかなった人が、賞金受賞の対象になります。複数いた場合は前回はトランプで決めていましたが‥。

 解決編では‥これがもう何というか、ぶっ飛びました私は。初めての方、お楽しみに(^^)。

 解答の募集はFAXとインターネットのみ。ここをご覧になってる方々はネット出来る環境にあると思うので大丈夫ですよね。
 〆切り間際の応募は要注意!前々回でしたか、〆切り間際にメールが殺到し、全くつながらないという事態が発生、多くの人が涙をのんだらしいです。余裕を持って、早めに応募しましょう。

 あとね。これはまあ、個人の自由といえばそうなのですが、ネット上で(つまりは専用の掲示板を作って)大勢で知恵を出し合って解答を考える、そういう人もいて。
 それに対する綾辻さんご本人の書き込みを以下引用します。

「>皆様
 たまたまここを発見した綾辻でした。いや、ここまで熱心に遊んでいただいたのなら、当てられても作者としては本望です。ありがとう。
 次回があるかどうかは未定ですが、きっと皆様の局に対する要望次第だろう、と思ったりもします。私も有栖川氏も、大変楽しませていただきました。
 ……でもね、本音を云うと「一対一」で向かってきてほしかったのだよ。

 mihoroは慎んで「一対一」で向かわせていただきます。玉砕覚悟で(笑)。
 というわけで皆さん、前にも書きましたが、〆切りまではAyalistの掲示板に安楽椅子探偵に関する書き込みはしないで下さいね。お願いします。

 今月の綾辻さんは大忙しだあ。

06日‥「ダ・ヴィンチ」発売。楳図かずおさんとの対談が掲載(もう今日ですよお)。
07日‥ PS版「麻雀鳥頭紀行」(1500円の普及版)発売。
08日‥「IN・POCKET」発売。『暗黒館』いよいよ事件が!?
11日‥「週刊現代」発売。「勝ちにいく麻雀」第2回掲載。
15日‥「KADOKAWAミステリ」発売。
16日‥「安楽椅子探偵2」関西地区再放送。
18日‥「週刊現代」発売。「勝ちにいく麻雀」第3回掲載。
21日‥「安楽椅子探偵SP」出題編放送。
22日(正確には23日)
   ‥NHK−BSハイビジョンで「この素晴らしきモノたち 折り紙編」に出演。
23日‥お誕生日(^^)。
25日‥「週刊現代」発売。「勝ちにいく麻雀」第4回掲載。
25日(正確には26日)‥「安楽椅子探偵SP」解決編放送。 

 その他「メフィスト」が11日に、「GIALLO」が今月中旬(15日?)に発売。あと「このミス」が15日に発売(サイトでは7日にランキング発表とか)。
ね、凄いでしょ? 怒濤の12月です

12月6日

 きゃああ、「笑顔」だとは予想していましたが、これほどとは‥!
 本日「ダ・ヴィンチ」発売日。綾辻さんと、綾辻さんの”心の師”楳図かずおさんとの対談が、見開き2ページで載っております。店頭で本誌を見かけた方はぜひP144をご覧あれ。ポーズ(何のポーズかは見てのお楽しみ!)もばっちり決まってるよ〜ん(^^)。
 他にも、年末ということで各種ベスト10が載っておりました。今年は連載は二本あったものの、新刊は出なかった綾辻さんです(文庫化は除く)。でも去年の10月に出た『どんどん橋、落ちた』が何故かミステリー部門の第10位に(それはそれで嬉しいけど)。あと「読者アンケート、作家エトセトラ編」に幾つか顔を見せております(女装が似合いそうな、とか、カラオケが上手そうな、とか、例年こんな感じ‥)。

 各社編集者が語る「2001年の超隠し玉はコレだ!」。mihoroの注目は、1月刊行の殊能将之さん『黒い仏』、2月刊行予定の小野不由美さんの本格ミステリ長編(!)『黒祠の島』、来春刊行予定の京極夏彦さん『ルー=ガルー』あたりでしょうか。おお、高村薫さんの8000枚の超大作、夏から秋にかけて第一部が刊行予定だって。8000枚‥凄すぎる‥。
 注目新進作家の項は古処誠二さん。古処さーん、こっち向いて〜(何故か写真が後ろ向き)。

 やっぱ「テレパル」でしたね(^^)。松嶋奈々子の表紙のテレパルに「安楽椅子探偵」の特集記事が! 出演者一覧や綾辻さんのコメントも載ってます。いずれサイトの方でも公開されるとは思いますが、チェックしてみては?
 今回の案内役は佐野史郎さんのようです。

 来年1月発売予定の児嶋都さんの漫画『眼球綺譚』、綾辻さんの小文が巻末に載るらしい。わーい、楽しみ!

12月7日

 掲示板で里見さんがおっしゃっていましたが、そっか、今日が森博嗣さんの誕生日だったのね(明日かと思ってた)。それでHP7日の日記に「43年間‥」なんて言葉があったわけだ。伏線(?)を見破れなかったmihoroです。
 森さんと云えば同じく7日の日記に『今月の「ダ・ヴィンチ」で一番面白かったのは京極さんのコメント』とあって、大笑いしてました、私。ミステリー部門で一位に輝いた京極さんなんだけど、その受賞コメントが「年末恒例のベスト10企画は読者と著者の双方を愚弄する愚劣な企画です」とまあ、過激な物云い(森さんより凄い)。でも云いたいことは良く分かる。
 読書の嗜好ってとても個人的なもので、本来他人とは関係ないことだもんね。皆がいいと思うものを自分がいいと思えるかどうかはわからないわけだし、思えなくてもちっとも構わないんだし。
 ベスト10企画、私はつい一生懸命読んじゃうんだけど、一番気になるのは「自分の好きな作品(や作家)が世間からはどういう評価を受けているか」かなあ。順位が上なら嬉しいし、入ってないと悲しい。

 やらなきゃならない雑事が山のようにあって、やらなきゃやらなきゃって思ってるだけで終わりそうな気がする‥。21世紀はもう目の前。

12月8日

 本日「IN・POCKET」の発売日‥だったんだけど、お店に行ったらまだ入荷していないと云われて。前にもこういうことあったなあ。定期購読の方はちゃんと届きましたか?
 調べてもらったら明日入荷するそうです。
 あってなきがごとしの発売日(別に遅れても、読めればいいんだけどねー)。

 掲示板で4日にお知らせしたように、「綾辻先生のお誕生祝い」をやってみようと思います。でも、皆で繰り返し繰り返し「おめでとう、おめでとう、40歳、40歳‥」というのも、ちょっと何だかなって。
 そこで、「誕生日にかこつけて、皆で応援メッセージを書いて陣中見舞いにしよう企画」というのはいかかでしょうか。連載二本抱えて日々お忙しい綾辻先生をねぎらい、来年も良い年になりますようにとの願いをこめて、メッセージを寄せ書きするという企画です。ちょうど年末(しかも今年は世紀末)でもありますしね。ゆく年を振り返りつつ(今年は八年ぶりの館に出会えたし)、来る年を夢見て(どんな小説が読めるのだろう、わくわく)‥。
 ただ今適当なレンタル掲示板を物色中。用意出来ましたらトップからリンクを張りますので、皆様ふるってご参加下さい(普段ROM専門の方も、この際ですからぜひ参加してみてね)。あ、でも、読んで不快になるような内容のことは絶対書かないでね。お誕生祝いですから。どうぞ宜しくお願いいたします。
(ちなみにこの企画、元案はとあるサイトで去年行われていたことで。とてもいいなと思ったので、お手本にさせていただきました。どうもありがとうございました。)

 ちなみに、Ayalistのことは綾辻さんご存じです。殺っちゃんのことはどう思っていらっしゃるかは分かりませんが‥(汗)。
 なので今回も、作った掲示板はちゃんと見てはいただけると思います。ただ、レスまでは期待しないでね。読んでもらえるだけでも御の字ということで。

 書き込みの〆切りは21日0:00(20日深夜)とします。21日以降は、我々は「安楽椅子探偵」の謎解きで、綾辻さんは解答を読むのでてんてこまいでしょうから。

 たくさん書き込みが集まるといいなあ(どきどき)。

12月9日

 ダンナのボーナスが出たので、家族5人でラーメンを食べに行きました(ささやかすぎる‥)。

 そういえば6日は『アナザヘヴン』のDVDが発売になったんでした。最近では洋画のソフトも2000円台のがあるんだね。ロードショー見るのと変わらないじゃん。
 私が最初に買うDVDソフトは『安楽椅子探偵』かも。来春発売の予定だそうです。ちゃんと予定通り出ますように‥。

 「IN・POCKET」買いました。ほんとだ、みのりさん、こんなに薄くても同じ200円なんだね。

 昨日の日記で書いた応援メッセージの掲示板、なんとか日曜日のうちには書き込めるようにしておきますね(ただ今カスタマイズ中)。昨日はカウンタが4000を突破。皆様ありがとうございます! もしかしたら年内にも次のキリ番企画予定人数に到達してしまうかも?(次は5640人でやる予定。フリークスの564号室にちなんで。企画の方は細々と準備しております、実は)。

12月10日

 掲示板、綾辻さんに見てもらうわけだから、デザインも洒落た素敵なものを‥なーんて理想は高かったんですけどね。私が作ると、どー頑張っても「幼稚園のおゆうぎ会の背景」みたいに子供っぽいものになっちゃうよお。ううう、これはセンスの問題だね。
 いちおう、動く殺っちゃんはご希望通り作りましたが‥。

 えーとですね。他のサイトでも、今年も同様のお誕生日企画やられるようで‥(汗)。でも、お祝いをダブルでもらっても、綾辻さん別に困らないと思うし、いいよね。
 もし「どっちに書き込もうかなあ」なんて迷ってる方がいらっしゃいましたら、両方書いちゃいましょう(笑)。どうぞよろしくお願いします。

 背景透過の画像がどうも上手く出来なくて、悪戦苦闘しております。読書は遅々として進まず。でも、没頭して本を読むのってすごく贅沢な時間の使い方って気がします。人間の想像力って凄いよね。ひとときでも別世界に行けるもん。でもって、それを基本的にはたったひとりで生み出す小説家って、ほんと凄い‥。

 久々にネットサーフィンしてて、二階堂黎人さんの日記を読んでました(とっても真面目な方のようで‥お体は大丈夫ですか?)。彩湖ジュンの正体は二階堂さんと愛川晶さんとの合作だったのですが、一番多かった解答が「綾辻行人&宮部みゆき」だったそうです。そうだったのかあ。綾辻さんと宮部さんが合作したら、どんな作品になるんだろう?ほろりとさせる人情味に溢れ、なおかつラストは大どんでん返しとか‥なんかものすごく読んでみたいぞ(でも作風としては正反対と云ってもいい二人なんだよね‥)。
 先月の本格ミステリ作家クラブ旗揚げの時のお写真も沢山ありました。綾辻さんの挨拶は心暖まる内容だったとか。思いがけずここで倉知淳さんのお姿を初めて拝見! いやあ、こういう方がああいう話を‥とっても納得。


 応援メッセージの掲示板、出来ました! 皆さまの書き込み、お待ちしております。

12月11日

 「グワシ!」は難しい。「サバラ!」はできるけど。

 本日「メフィスト」発売日。「週刊現代」も月曜だ。本屋チェックが忙しい今月です。
 「メフィスト」は‥あれ?「あびこくん」は?「あにまる探偵団」は? 漫画が全然載ってないような気がするんだけど‥。それに、『ウロボロス』は‥これでお終い? あれあれ〜。
 倉知さんの短編は、唐沢なをきさんの描いた「猫丸先輩」がまたまたかわいいです(本編はまだ途中までしか読んでないの‥)。
 週刊現代は、麻雀を知らない人が読むと何のことやら‥ですが、ホストの綾辻さんのコメントはいっぱい載ってます。写真もあります。綾辻さん、形勢不利です。
「麻雀の神様って、いるんだなあ‥」としみじみおっしゃってたのが思い出されます。

 安楽椅子探偵のサイト、更新されてます。しかし、番組が率先して問題編放送後のチャットの場を設けるとは‥。

12月12日

 車に乗ってカーステのスイッチを入れたら、曲の途中に突然
「今、平成12年12月12日12時12分12秒です!!」というアナウンスが!
 記念すべき(?)ひとときを体験出来て、ちょっと得した気分でした。

 『2001年 本格ミステリBEST 10』という本が原書房から14日発刊予定。早いところではもう店頭に並んでいるそうですが、近所の本屋にはまだ置いてなかったですね。さすが栃木(笑)。15日は『このミステリーがすごい! 2001年版』(このミス/宝島社)が出ますね。いよいよ年末だなあ。『私の隠し玉』(来年の予定について作家本人が披露するコーナー)は後者の企画だったかな?
 来年の綾辻さん、連載中の二本のうち、ホラーの方は一冊に纏まるんじゃないでしょうか。『暗黒館』はギリギリ年内間に合うか、さもなくば再来年でしょう。

 来年1月の文庫の新刊。新潮文庫から恩田陸さんの『六番目の小夜子』が出ます。単行本の時は綾辻さんが巻末に解説を寄せていたのですが、文庫はどうでしょうか。
 有栖川さんの『幻想運河』や太田忠司さんの”宿少”(このネーミング、好きなんです)第三弾も。

♪ 今年の想い出に すべて君がいる ♪
(松任谷由実 桑田佳祐 KISSIN' CHRISTMAS(クリスマスだからじゃない))

 私の「今年の想い出」には、新しい顔が沢山増えました。といっても、顔も声も本名も知らない人がほとんどなんだけど。毎日のように掲示板を通じて言葉を交わして、親しくしてくれてどうもありがとう。
 ネットを介して知り合えた皆さん。これからもどうぞよろしくです(^^)。

 トップ、殺っちゃん転職シリーズ第三弾。ちなみに第一弾、第二弾は「カリスマ美容師」「殺っちゃん三分間クッキング」でした。覚えてました?

12月13日

 後発のサイトって、難しいなあ‥。

 ネット上って、時間の流れが速いですよね。感覚的には4倍くらい速いらしい。「犬なみ」だそうです(犬の寿命は人間の約四分の一)。だからつい、目先のことに捕らわれて一喜一憂してしまう。
 もっと先を見て、優々と構えてないといかんなあと思いました。

 仮オープンから三ヶ月たちました。まだたったの三ヶ月です。人間でいったら、まだ首も座らないほやほやの赤ん坊です(あ、でも犬なみなんだっけ。ということは、遊びたい盛りの子犬かな)。

12月14日

 「おかあさん、私も描けたよ。うまいでしょ」嬉々として長女さんが見せてくれた絵が、これ
 とっさに「やばいな」と思いました。
 何も知らないダンナも、横から覗き込んで思わず絶句。

 有害図書を駆除なんてのには反対だけど、子供の見ているところでは更新作業はやらない方がいいのかな。でも殺っちゃんは、家の子たちにも人気なんです。うーむむむ。

 原書房から出ている「2001 本格ミステリ・ベスト10」見てきましたよ。
「mihoroさん、この中で何冊読んだ?」「‥‥ゼロ‥」いいんだもーん、これから読むんだもーん。
 私の場合、初めて読む作家の本はまず買いません。たいてい図書館で調達します。気に入った作家も綾辻さん以外は文庫しか買わないもんで、今年出た本はほとんど読んでない現状。
 学生さんはそういう人多いんじゃない? 単行本とかいきなり買えないよねえ、高くて(なーんて、最近の学生さんは裕福なのかしら?)。

 さて、原書房の本。なかなか読みごたえがある内容です。本格の話だけでなく、ネットの話や装幀の話、コミケの話題や海外ミステリ、先の「本格ミステリ作家クラブ」創立時の有栖川さんの挨拶まで、盛り沢山。講談社ノベルスの「イヌ」が賞をもらってましたよ(笑)。森ミステリィのイヌは何故顔色が悪いのかが判明。そうだったのかあ‥。
 ところで私のお目当ては「ミステリ作家の近況エッセイ」。これ「このミス」の「私の隠し玉」まんまって感じですが(「このミス」は明日発売だね)。綾辻さんは、二つの連載を落とさないように続けること、だそうです。まあ、何と具体的な来年の展望(嬉泣)。ここ何年かはずっと、不透明な来年の予定でしたからね。予定として書いてはあってもなかなか実現出来なかったり。隔世の感があります(しみじみ)。
 連載中の二本とも年内に完結させ本にしたいが、予断を許さない状況だとか(笑)。ゲームの予定はもうなし、麻雀はまだまだ続き(笑)、『安楽椅子探偵』の続きは、?(これは今回の視聴率&反響の大きさで決まるでしょうね)。最後に来月発売の『眼球綺譚』(児嶋都・画)を「ぜひお買い求め下さい」と結んでいます。
 倉知さん(相変わらず人をくった内容で(笑))が「(こういう企画を読んで)綾辻さんや法月さんの長編進行状況を知りたい読者も多いだろうし。僕も知りたい」と書かれてたのには思わず苦笑い。ほんじゃあ法月さんは?と探したら、何と名前すら載っていない(笑)。「生首」はどうなっているのでしょうか。

 明日はKADOKAWAミステリだ。『最後の記憶』は、綾辻さんの新たな代表作になりそうな気が私はしています。わくわく。

12月15日

 あれ、12月が半分終わってしまったぜ。やっべー。

「このミス」見てきました。こちらは「ミステリー」という表記からも分かるように、かなり幅広い分野の中から選ばれた小説。あまり知らなかった作品もランクインしていました。
 「作家の隠し玉」の中の綾辻さんは、昨日のとほぼ同じ内容(あたりまえか)。二本の連載と、年末の安楽椅子探偵と、『眼球綺譚』の漫画化と。これだったら「隠し玉、隠しっぱなしで一年終わってしまった」ってことにはならないでしょう(笑)。

「GIALLO」も発売になってましたね。本格ミステリ作家クラブ設立総会開催の模様が載っていました。発起人代表として綾辻さんは「江戸川乱歩先生や横溝正史先生、高木彬光先生など、本格を愛した大先輩の方々も、今日のこの日を喜んで下さっていると思います」とコメント。会が末長く存続することを願って止みません。
 巻頭の井上雅彦さんと笠井潔さんの対談も面白かった。来年から、11月3日は文化の日ではなくて本格の日になるとか(笑)。
 作家が、本当に書きたいものを書けるようなシステムにはならないものなのでしょうかね。

 KADOKAWAミステリは「今月の決意。役満に振り込まないこと」だそうです(大笑)。ハマってますね、綾辻さん(^^)。
 作家の仕事術は竹本健治さん。連載も始まりました。

 トップ、クリスマスバージョンにしてみました。「トナカイはやっぱ、タケマル?」と掲示板で云ってくれたのは、誰だっけ? お陰でこんな絵になっちゃいました。我孫子さん、河内さん、勝手に拝借してスミマセンです。
 分からない方のためにちょっと説明。綾辻さんの京大ミステリ研の後輩、作家の我孫子武丸さん。その我孫子さんと周辺のミステリ作家を題材に、河内実加さんがメフィストに漫画を連載しています(今月発売の号は何故か休載でしたが)。河内さんのHPに漫画が載ってます。かわいいです。しかもすごく似ている!
 それから、綾辻さんの小説に登場する犬や猫は大概が「タケマル」という名で(これは、綾辻さんが公私共に我孫子さんと親しいためなのですが)、そんなことから、河内さんの描く我孫子さんを真似て、トナカイ「タケマル」を描いてみました(ちょっと太めになってしまった‥)。

 応援メッセージ、書き込みよろしくお願いいたします。もちろん、強制じゃないですけど、沢山の方に参加していただきたいので‥。

←前の日記  次の日記→     日記index
SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ