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 Ayalist 12月の日記(後半)

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12月16日

 にぎやかすぎますかね、この背景は? すみません‥。仮面なのに口が開くのか?とか、ほほが赤くなるのか?とか、細かいことは気にしないように。
(注・安楽椅子探偵仕様の背景だったんですよ、確か)

『安楽椅子探偵』が刻々と近づいてきます。今日は関西では再放送があったようで。いいなあ。
 サイトも度々更新されているようです。昨日見たら掲示板が設置されていました。

 我が家ではまだ「サンタはいる」ことになっているので、子供たちに知られないようにプレゼントを買いに行かなきゃなりません。明日中に行かねば‥。

 ちょっと浮気(?)して森博嗣さんを読んでます。3月に買って以来何故か9ヶ月も忘れられていた『封印再度』の文庫を今頃になって読みました。
 無我の匣も天地の瓢も「○○届」の前にはぶっ飛びましたね(笑)。いやあ、びっくりした。でも面白かった。今は『幻惑の死と使途』に取りかかってます。年内に『夏のレプリカ』まで行き着くかな?

12月17日

 今年もあと二週間か。ひええ。

 来月17日発売の「小説すばる」に”新春特別対談”として綾辻さんと有栖川さんの対談の記事が載ります。どんなお話なんでしょうか。楽しみです。

 『パズルゲーム・はいすくーる』第二巻を買ってきました。野間美由紀さんって確か綾辻さんと同い年なんじゃなかったっけ?
 私は、デビュー当時のラブコメを描いていた頃の野間さんを知ってる世代です。”パズルゲーム”は「花とゆめ」連載初回から読んでました。
 コミックスの時には1/4スペース(雑誌掲載時に広告が入る部分)に「のまさんのおすすめミステリ」ってコラムが載ってたんだけど、文庫ではそれがなくなっちゃったのが残念。もっとも、コミックス発売時からだいぶ時間が経ってるから内容そのまま載せるわけにはいかないのかもしれないけれどね。海外のミステリ作品や、日本のものでは辻真先さんとかが紹介されてたと思います。綾辻さんデビューの頃に熱いメッセージが載ってたのもしっかり覚えている私です。
 それにしてもこの作品、いまだに続いているんだからすごいよね。パタリロと競っているらしい(笑)。

12月18日

 ようやく年賀状を注文しました(遅いぞ!)。
 我が家の年賀状は「家族写真」。子供の写真ではなくて、家族全員の写真です。
 これは、私の実家の「伝統」でして。祖父が写真の仕事をしていたため、年賀状も毎年「写真」でした(白黒なんですけど)。今でこそ珍しくも何ともない写真の年賀状ですが、昔はめったにありませんでした。
 私が生まれる前からですから、すごい枚数です。私も、自分の写っているものはあらかた持っています。最初のものは生後一ヶ月ぐらい。はっきり云って「おくるみ」しか写ってませんが(笑)。
 並べるとね、すごい迫力です。一年に一枚、まさに家族の記録です。一枚一枚はスナップ写真のようでも、それが年数分集まるとすごく意味を持ってくる。
 記録するということは、時として恥ずかしいと思うこともあるけど、我慢して残しておくと後で「良かった」って思うことが多いです。

 「週刊現代」の綾辻さん。「緻密に勝つ麻雀」が信条なんだそうです。うん、イメージ通り。だから負けると「ものすごく悔しがる」んですね。んでもって、サイバラさんみたいな博打タイプに弱いわけだ(笑)。このコーナーも残すところあと一回。結果は‥わかっているわけですが。

 この背景はクリスマスらしくないと長男くんが云うので「どうすればいいと思う?」ときいたら「雪を降らせろ」‥んなこと云ったって。
 いろいろ試しに作っては見たものの、全然雪に見えない。早々と断念しました(黒い部分だけ変更しました)。

12月19日

 安楽椅子探偵の公式サイトから会員にメール(「名探偵倶楽部通信」)が来ました。
 皆さんは登録したのかな?(いや、別にしなくてもいいんですよ)

 さて、いよいよ放送間近になってきたので、安楽椅子探偵の話です。
 昨日、とあるサイトで綾辻さんご本人の書き込みを見かけました。
「掲示板やチャットでの推理合戦についてどう思われますか」という質問に対してのレスなのですが、その内容をかいつまんでお知らせすると‥。

・基本的にはどのような楽しみ方をされようと、視聴者のご自由です。
 本と同じで、作者側が「こうしなさい」と言う権利などない。
・ただ「本格」っていうのは「フェアプレイ」をうたったジャンルだから。
 一対一で、というのは、その辺のニュアンス。
 まあ、こちらは有栖さんと二人だから、バランスを取って二対二でしょうか(笑)。
 わりと多額の賞金を出すというのも、多少関係してますね。
・「私は一人で考えたい」という方も大勢おられるようなので、掲示板などではその辺のルールを事前に決められるのが良いでしょう。
・局サイドで用意する掲示板・チャットは「(あらゆるミステリ作品について)ネタバレ厳禁」で、運営されるはずです。

 ここにまで「本格」って言葉が出てくるところが、いかにも綾辻さんらしい。
 でも(綾辻+有栖)の頭脳と比べるなら、二対十くらいじゃないとバランス取れないんじゃないかと思うんですけど(笑)。 

 そう、基本的には個人の自由。私もそう思います。
 私の考えをちょっと付け加えると、真剣に賞金目当てで正解を目指すなら、チャットに参加した方が有利でしょう。安楽椅子探偵公式サイトのチャットはみんなが参加できるというわけでは無さそうですが、有栖川さん関連のサイトではチャットを用意しているところを幾つか見かけました。ご希望とあらば、そちらへどうぞ。

 でも、フェア・プレイって、いい言葉だなあ。

 うちの掲示板では、番組の内容についての書き込みは、23日20:00の〆切り後ではなくて、25日(本当は26日)の放送終了後に解禁といたします。これは、解決編を見る前に真相を知っちゃうと(というか、自分が間違えたということを知っちゃうと、が正しいかも)つまらないので、という管理人の我がままです。すみません。
 解決編を見終えた後、皆でわいわい掲示板で語り合いましょう!

 もしも(まずありえないが)mihoroが100万円当てたら、それを資本に豪華なオフ会を開こうかね?(なーんちゃって。家のローンに使うでしょう、多分)

12月20日

 本日、応援メッセージ締め切りました。沢山の書き込み、本当にありがとうございました!
 始める時は、どのくらいメッセージが集まるものかとても不安だったんですけれど、いざふたを開けてみたらとっても多くの方々に参加していただけて、感涙ものです。
 どれもとても心のこもったメッセージで、読んでいるこちらも思わず嬉しくなっちゃうほど。

 綾辻さんも、これを読んできっと喜んで下さることと思います。(レスをいただければ万々歳なのですが、それはあんまり期待しないでね)

 ところで、安楽椅子探偵のサイトにこんな注意書きが。あそこに書かれていたということは、ここで云っちゃってもいいんだよね‥。

※正解者の中からお一人に賞金100万円を差し上げます。ただし、同程度に美しい正答が複数あった場合には、応募受付時刻の早い解答を優先させていただく場合があります。

 これが実は、綾辻さんが京都の講演会の時「掲示板には書かないでね」という前置きの後におっしゃっていたことなんです。そう、今回は早い者勝ちなんですね。こうすることによって、多少は掲示板対策になるのではないかというのが綾辻さんの読みです。
 まあ、慌てて誤答したんじゃ何にもなりませんが(笑)。

 我孫子さんの「ごった日記」、最近はちょくちょく更新されてて嬉しい(一時期は一ヶ月に一回だったもんなあ)。今年はつくづく受難の年らしいですね、綾辻名人は。麻雀の神様はいずこへ‥。

12月21日

 何だか不気味な背景ですね‥。

 今日は早々と更新しちゃいましょう。なんてったって、アイド〜ル‥じゃなくて「安楽椅子探偵」ですから。前の二作に比べるとだいぶ簡単になっている(はず)という情報もあります(でもこの「はず」がクセ者かも‥)。

 読売新聞ではテレビ欄の安楽椅子探偵の部分がピンクの囲みになってましたよ。広告も載ってたし。

 今日は仕事もとっとと終わらせて、子供もとっとと寝かせて、ビデオを用意して、万全の体制で臨みましょう!

12月22日

「麻雀の神様」って、どんなんだ?(笑)
 牌の図柄がわからなくて、持ってきたのが『動物のお医者さん(5巻)』。ははは。
 ところで「安楽椅子効果」でカウンタが通常の5倍くらいの速さで回っています。初めましての方、こんにちは、こんばんは。「殺っちゃん」が仕切るおちゃらけたサイトですが、今後ともどうぞよろしく。
 でもって、キリ番予定の5640人もあっという間に越えてしまいました。今回のキリ番企画は、喜んでいただける方とどーでもいい方と、ふた通りに分かれそう。近々アップしますので、お楽しみに。

 前日の疲れが出て、もうろうとしております。黒いバックは余計に疲れるので元に戻しました(背景がクルクル変わるのは、マメだからではなくて、飽きっぽいからなんですよ)。
 普段ぼお〜っと生きてるから、たまに頭をフル回転させるとえらく疲れます。情けない‥。

 『安楽椅子探偵』見た人、いかがでしたか。今回初めてという方も多かったでしょう。25日の解決編も深夜ですが忘れずに見てね、面白いから(^^)。
 前回より問題編の長さが30分短くなってた分、ビデオを見返すのは楽だったかも。でも内容は‥(この後は後日お話しましょう)。
「ばかでもわかる」とおっしゃった綾辻さん、ええ、ええ、あたしゃやっぱりバカでした〜と、どついてやりたくなりました(おいおい)。

 そういえばこれほど長く「喋る綾辻さん」や「喋る有栖川さん」を見たのは初めてという方も多かったのでは。いかがでした?
 綾辻さんの関西弁をいっぺん聞いてみたいmihoroです。

 他の地域の方も同じCMだったのかな?私の頭の中は今「教えてよ〜と叫ぶ馬」と「潔癖はこう!と威嚇するオウム」と「慎吾ママのダイヤ」でいっぱいです‥。

 本日26:15〜27:00(23日2:15〜3:00)、「この素晴らしきモノたち「折り紙」」という番組で、綾辻さんと折り紙作家、前川淳さんの対談が見られますよ。但しNHKハイビジョンが見られる方(あんまりいないよね)。

12月23日

 ちょっと温泉に行ってきます。一晩留守します。

 綾辻さん、お誕生日おめでとうございます!
 先日の応援メッセージの掲示板、ちゃんと綾辻さんの方に連絡届いてるらしいですよ。ただ「ファンサイトの掲示板に自らが書き込むと、どうしてもその場に妙なバイアスが生まれがちなので、書き込みは遠慮したい」というようなことを以前ある場所でおっしゃっていたことがあったので、多分レスはないと思いますが、皆さんがっかりしないでね。
 皆さんの暖かい気持ちは、ちゃんと届いたと思います。
 それから、皆さんのメッセージをコピー&ペーストしたものをしばらく「記念館」に置かせていただきます。一応隠し部屋なので、不特定多数の人の目には触れないから、大丈夫です。

 本日「安楽椅子探偵」〆切りです。間際になるとつながりにくくなるかもしれないので、文章が書けたら早めに送った方がいいかも。
 解決編が楽しみ! ビッグなクリスマスプレゼントでしたね。 

12月24日

 ただいま帰りました。
 命の洗濯&睡眠不足解消をしてまいりました。雪を見ながら露天風呂。極楽極楽(^^)。
 70年前に建てられた(改装はされてきれいになっているが)という趣のある宿で、持ってった本が倉知淳さんの『占い師はお昼寝中』。我ながらナイスな選択でした。古い和室で読むにはぴったりかも。倉知さんは日本語の使い方がとてもお上手。落語みたいです(ちょっと饒舌すぎるきらいもありますが‥)。語彙も豊富で勉強になります。

 私の加入しているMLでは『安楽椅子探偵』の解答〆切りの直後から自分の推理を皆さん披露しているようで‥。Ayalistの掲示板ではもうちょっと待ってて下さい。解決編放送後から書き込みOKにします(番組を見ていない方は、つまんないよね。ゴメンなさい。暫しの間辛抱しててね)。

 朗報と云えるのかどうか‥つい先日放送された綾辻さんと折り紙作家前川淳さんの対談が見られる番組、再放送が決定しました。BS2で12月30日、朝7:15〜8:00「素晴らしきモノたち 折り紙」です。
 BS2‥衛星放送も見られない我が家です。くっそ〜。 

12月25日

 日頃の不摂生のツケがまわってきたのか、体調不良。最初は「安楽椅子探偵」で日頃使ってない頭を酷使したせいだと思ってたんですけどね、どうも違うみたい。

 落ち込む要素は多々あれど、元気の素も探せばいっぱいあるから人生捨てたもんじゃありません。例えば一通のメールだったり、今日の「安楽椅子探偵・解決編」の放送だったり。
 まだまだ大丈夫。二十世紀最後の一週間、頑張って乗り切りましょう。

 サンタクロースの存在を信じていたのは幾つまでだったか‥よく覚えていませんが。
 もしかしたら私は今でも信じているのかもしれません。というか、信じたいと望んでいるのかも。
 冬の夜空はしんと澄み渡って、オリオン座がきれいです。昂だってちゃんと見えるよ。

 頂き物のイラストを展示する「ギャラリー」新設しました。ちかさん、るいさん、素敵なイラストをどうもありがとうございました(^^)。

12月26日

 あちこちの掲示板やMLの投稿を読んでいると、皆さん正解に近い方ばかり‥。
 まだまだ甘いぞ>自分。体調が悪いと余計マイナスな方向に考えがいってしまいがちで(ミステリ系HPの管理人として失格か?‥云々)、ええい、暮れの大掃除に没頭しよう。

 それにしても今日の掲示板はにぎやかでしたね〜。皆さんいかに真剣に安楽椅子に挑戦していたかが良くわかりました。
 それにしても「簡単です」という綾辻さんのお言葉とは裏腹に過去二回よりさらに低い正解率。有栖川さんは「難しかったですよ」と不正解だった多数の視聴者を慰めて下さって、やっぱりいい人だなあ。え、綾辻さんはって? そりゃ「正直な人」でしょう(笑)。

 昨日の「週刊現代」の麻雀は綾辻さん最下位で結局終了。来年は頑張って下さいね。麻雀の神様が微笑んでくれることを祈ります。
 一段落ついたら私も始めよっと、『麻雀鳥頭紀行』。東京から出発して、各地で卓を囲みながら旅をして行くんだけど、「綾辻くん」がいるのは京都なんだよね。ああ、たどり着くのはいつのことやら‥。

 この背景は、みかんです。なんか急に食べたくなったもんで‥後で買ってこよっと。

 来訪者5640人突破記念「殺っちゃん工房」、なんかよくわかんないままスタート。どうしてマスク情報をコピー出来ないのかなあ、謎だ‥。


 体調不良と云いながら夜更かしして拍車をかけている私です。
 今日は解決編の日ですからね。致し方ないのだ。

 以下、mihoroの送った解答です。恥ずかしいですが日記ですからね、書いておきましょう。
(以降、背景色で書いてあります。ネタバレOKという人はドラッグして読んでね)

 犯人の条件は
1.久万子のメールアドレスを知っている(野村、滝本、久万子)
2.サンタとトナカイの衣裳の箱が入れ代わっていたことを知らなかった(久万子該当せず)
3.50kg程度の荷物を軽々と担げる(滝本該当せず)
 よって、野村と断定。

 井上と待ち合わせていたのは実はノリエだった。ノリエもカレンビル内で殺害された。
 腕には自信のあった井上だが、ノリエだと思って油断していたところを野村に撲殺された。
 サンタの扮装をしたのは、ノリエの死体を外に持ち出さなくてはならなかったから。また、後から袋の中身は死体以外の物だったと思わせるため、現場からテディベア(軽くてでかい)を持ち去った。
 暗い所では赤の色がはっきり判別出来ないため、酔っぱらいにはサンタが白熊に見えた。
 ノリエのアパートまでは自分の車で行った(久万子以外の社員は皆車も免許も持っている)

 これでも何度も推敲して、エレガントな解答のつもりだったのですが、今になって読み返してみると、なんとまあはちゃめちゃな文章だこと(大汗)。
 だいたい犯人からして間違ってますからね。イヤリングもかな入力もわからなかったよ。片目の白熊も‥。

 綾辻さんのだっこしてたテディベア、欲しかったなあ。

12月27日

 HPは不特定多数の人に見られてなんぼのもの、サイトを開いた時から覚悟は出来ておりました。
 まあ、殺っちゃんがマスコットのサイトの管理人ですからね、多少のことではへこたれません。不死身です(笑)。体調も戻りつつあります。

 とはいえ、メールを下さった方々、本当にありがとうございました。ちゃんと同じ考えの方がいるんだと思うと、勇気百倍です。それから心配して下さった方も‥嬉しかったです、とってもとっても。

 12月はただでさえ師走というほど慌ただしいのに、Ayalistは行事めじろ押しで、ほんと忙しかったな。まだ土曜日の折り紙の番組がありますからね。ふう。

12月28日

 シロナガスがっくり(笑)。

 『安楽椅子探偵』(出題編)の中でアスリートレッド野村がやってたのですが、これをエラくお気に召した大矢さんが毎日HPの日記に書かれるもんだから、それを毎日読んでいる私まで、気がついたらこんな絵を描いてしまっていました。嗚呼‥。

 そして大矢さんはいつの間にか「シロナガスびっくり」と勝手に改良している‥。この殺っちゃんも「がっくり」というよりは「びっくり」って感じだな。

 このくそ忙しい時期にこんなことをしてていいのか>自分(笑)。
 ま、忙しい時こそ息抜きが必要だわな(現実逃避)。

『安楽椅子探偵』について、Step1 にアップしておきました。

12月29日

 明日(30日)、BS2で朝7:15〜8:00に「この素晴らしきモノたち 折り紙」の再放送があります。綾辻さんが出演(対談)していることもありますが、綾辻さんをして「パラダイムチェンジ」と云わしめたほどの折り紙作家、前川淳さんとその作品を見られるチャンスです。「悪魔」も見られるのかな? それとももっと新しいすごい作品が? 楽しみです。
 でもうちはBS見られないのよ‥。お正月にビデオでチェックします。見た方、掲示板で感想など聞かせてくれると嬉しいな。

「週刊文春」(1/04・11新年特大号)に「週刊文春20世紀傑作ミステリーベスト10」が発表されているときき、早速見てきました。
 これまで24年間(!)行われてきた毎年のアンケートによるベスト10の中から、20世紀を代表するミステリベスト10が選出されています。国内部門第一位は、天藤真さんの『大誘拐』。これは個人的にとても嬉しい! 岡本喜八監督の映画もめちゃ面白かったけど、小説もとってもいいです。おすすめだよ!
 綾辻さんは29位に『霧越邸殺人事件』がランクイン。作家別ベスト10では第8位でした。霧越邸は90年の1位だったんだよね。29位‥もうちょっと順位が上でもいいんじゃないかなあと、ちょっと不満。
 でも、20世紀を代表するんなら24年分じゃなくて100年分でやらなくてはいけないのでは? そうすると江戸川乱歩や横溝正史も当然入ってくるだろうし。

 いよいよ今年もあと二日。まだ年賀状を書き終わっていません。どうしましょう。でも、年が明けてから「今年もよろしく」って書いた方が実感がこもっていいんじゃないかって森博嗣さんおっしゃてたし(笑、うそうそ、年内に書きます)。

12月30日

 映画は見ていないのですが、『バトル・ロワイアル』(今まで「ロワイル」って書いてました。すみません)の別冊みたいな本が出てますよね。表紙も似てて、作者の高見広春さんも文をいくつか寄せていて、初期の頃の書評もあるし、映画の話題も満載だし。すごく読みでがありそうで、原作とセットで買おうかどうしようか迷っております。いやそれよりもまず、映画を見たいな。一月中旬以降も上映してれば、見に行けるんだけどな。

12月31日

 今年の更新はこれで最後になります。新年にトップを入れ替えて(すごい妙な絵なんですけど‥)あとは1月5日まで多分更新はありません。掲示板の方はレス付けられると思いますが。

 何だか怒濤の一年でした。
 3月に念願のiMacを買って家でネットができるようになって、生活が変わりましたね。端的に云えば「従来の夜型に拍車がかかった」(笑)。更に9月にはHPを開設。
 3月というと、ちょうど『暗黒館の殺人』の連載が始まった月。うーむ、この符合は何を意味するのか‥って、単なる偶然ですが(笑)。
 アヤツジストにとっても大忙しの一年でした。3月に『暗黒館の殺人』の連載が始まりました。綾辻行人といえば館シリーズ(と巷では云われている)。前回の『黒猫館の殺人』が92年刊行ですから、何と8年振りのシリーズ復活になります(もっとも、本に纏まるまで読まずに我慢するという方も多いようです)。10月には初の長編ホラー『最後の記憶』の連載まで始まります。『安楽椅子探偵』は5月に第2回が、そして12月には全国ネットで第3回が放映されました。他にも対談やら何やらで雑誌でお写真を拝見すること数多く。
「綾辻さん、最近急にバリバリお仕事してるみたいだけど、どうしちゃったの?」という声もきかれました。いや、今までだってちゃんとしてらしたんですよ! メディアへの露出は今年は確かに多かったですね。
 サイトの更新のしがいがある年でした。来年もいっぱい出てきて下さいね(^^)。

 皆さま、Ayalistをかわいがってくださって、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎え下さいね。

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