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 Ayalist 5月の日記(後半)

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5月16日

 週刊文春編『傑作ミステリーベスト10 20世紀総集完全保存版』(文春文庫PLUS)という本が出ています。週刊文春の年末恒例企画「傑作ミステリーベスト10」の集大成です。
 はっきり云って順位はあんまり興味がない私。じゃあ何で買ってきたかというと、いろんな方の「ひとくち書評」がめちゃ面白かったので。
 『薔薇の名前』に寄せた太田忠司さんのコメントが「読み切った自分をほめてあげたい」‥こういう気持ち、分かるなあ(笑)。
 綾辻さんのコメントも幾つか載ってます。ざっと見たところでは『死の泉』『ウロボロスの偽書』『IT』『姑獲鳥の夏』『ダーク・ハーフ』‥まだあるかも。綾辻さん自身の作品も『十角館』『時計館』『霧越邸』が入っています。

 ちょっと見にくいかなあと思ったんで、サイン会レポの背景変更。
 でもって‥あちゃあ、5月8〜11日の日記を消してしまったぜ。うっかり。

5月17日

 今日は小学校の遠足です。長男くんは朝6:15に学校集合(早!)。ところがmihoroさん目が覚めたら5:20。当然お弁当はまったく出来ておりません(辛うじてご飯は炊いてあった)。

 ‥そんじょそこらの小説よりサスペンスフルな朝でした(笑)。お弁当作って、水筒用意して、朝ごはん用意して。良く間に合ったもんだわ。
 教訓。夜更かしネットはほどほどに(笑)。

 最近のBGMはaikoです。歌うのは難しいけど(声が疲れるのだ。キーが合わないのかな?言葉数が多いから?)、大好き。「花火」を聴きながらこの背景を作りました。

♪ 夏の星座にぶら下がって 上から花火を見下ろして
  こんなに好きなんです 仕方ないんです

 様々な人の目にさらされるHP。世の中いろんな人がいて、いろんな考え方の人がいますね。
 今月頭の森博嗣さんのHPに「”みんな”の定義」について書かれていたのが面白かったです。
「みんなはそうは思わない」「みんな、そう思っている」と言ったとき、その人の周囲の10人くらいのことだったりする場合もあれば(こっちの場合が多い)、遥かに多い人(10万人とか)を想定している場合もある。共通認識を得るためには、ときどき確かめ合った方が得策でしょう‥というような内容でした。確かにそうだな、と納得。
 ところがこの共通認識を持つ以前に「聴く耳持たない人」が時々いて、困ることありませんか? 自分が何かを主張する時は、まず相手の話を聴く姿勢が大切だと思います。

 レポ、沢山の方々に読んでいただけて恐縮です。頑張って行って、書いたかいがありました。皆さんどうもありがとう。
 HPを作って、本当に良かった(^^)。

 コラムの一部を手直ししました。

5月18日

 心と身体はつながってるんだなあ、と実感。ちょっとネット上で嫌なことがあったら、てきめんにお腹の調子が‥(11月、2月の時もそうでした)。なんか子供みたいだね、私(笑)。
 でも、大丈夫。少しは管理人としての自信もついてきたし。ちゃんと見ていてくれる人もいるしね。

 変な夢の話。

 お風呂から出ると、家の中に若い女の人がいる。NTTの調査員だそうだ。
 しかし、時刻は午前2時。
 おい、こんな時間に非常識だろ、しかも何の断りもなく勝手に家に上がり込むなんて‥とむっとする私。まったくお構いなしに彼女は「こういうコードのつなぎ方じゃ困るんですよ」とかさんざん文句を垂れる。揚げ句の果てにはひとりでで2階へ上がっていってダンナにも抗議している。きつねにつままれたような顔で降りて来るダンナ。
 用件を済ませた彼女は、玄関から出ていく。その背中に向かって私は思わず声をかける。
「こんな夜遅くに‥ご苦労さま。帰りお気を付けて」
 おい私、腰低すぎ。ちゃんと怒れよ。

 夢、その2。

 私は観光バスに乗っている。周りは高校生〜女子大生くらいの若い女の子が多い。
 どうやら、アヤツジストのツアーで、明日はご本人にも会えるらしい(海奈良ツアーの綾辻版みたいなものか)。
 ふと窓の外を見ると、私が「館の部屋」で取り上げた西洋館が建っている!しかも幾つも並んで。しまった、カメラは大きいバッグの中だ〜と、悔しがる私。

 ここで目が覚めた。お風呂の中だった(風邪ひきますよ)。

 どうせなら綾辻さんが出て来るところまで起きなければ良かったのに。残念。

「綾辻惹句」に『霧越邸殺人事件』単行本の帯の言葉を追加。ふふふ、とうとう手に入れましたよ、単行本。

5月19日

 本格ミステリ大賞が、倉知淳さんの『壷中の天国』に決定しました!うわあい!(ってまだ読んでないんだけど‥)。
 何が嬉しかったって、この情報、ネットで見つけたんじゃないんです。朝日新聞の朝刊に出てたんです。社会面に小さくですけど「倉知氏にミステリ大賞」って。うわあい、なんかすごーい。
 授賞式の倉知さんのコメントが楽しみ(気の早い)。と同時に、会員の方々の選評も読んでみたいです。
 綾辻さんはどの作品に投票したのかな。

 新聞といえば、講談社文庫の広告も出ていました。『黄昏の囁き』、一番大きく出てたよ。ふふふ。

 夕方はまた雷が。栃木は多いんです。パソコンがやられないように気を付けなければね。
「綾辻惹句」に、こんたまるさんからいただいた情報を書き加えました。こんたまるさん、ありがとうございました。

5月20日

 ダンナの実家に遊びに行ったら、昨日降った雹(ひょう)のせいで、車庫の屋根が穴だらけ。庭の草木の新芽もことごとく全滅でした。農家はもっと大変でしょう。
 うちのダンナは車関係の会社に勤めているのですが、「雹害車」っていうのが社内で売り出されることがあります。雹で屋根がやられてしまった(ちょっとでこぼこになった程度)新車を格安で買えます。会社にとっては、えらい損害です。
 自然の力は、恐ろしいです。

 庭に薔薇の花が咲きました。「バラが咲いた」の歌では、咲いたのはたったひとつですが、我が家のバラは鈴なりです。

 薔薇ノ木ニ
 薔薇ノ花サク

 ナニゴトノ不思議ナケレド。  北原白秋

 白秋といえば霧越邸ですが(そうか?)、その話はまた明日。

5月21日

『霧越邸殺人事件』には童謡「雨」が出てきますが、この唄の詞を書いたのが、北原白秋です。白秋は「五十音」の作者でもあるということを、私は『霧越邸』で知りました。
 五十音‥演劇をかじったことのある方はご存じでしょう。発声練習で使う、あの詩です。実は私、中学校の時演劇部だったんですよ(裏方専門でしたが)。すっごく懐かしいので、ここに抜き出してみます(ネットで探してきました)。

あめんぼ赤いなあいうえお   浮き藻に小海老も泳いでる
柿の木栗の木かきくけこ    きつつきこつこつ枯れ欅
笹下に酢をかけさしすせそ   その魚浅瀬で刺しました
たちましょラッパでたちつてと とてとてたったと飛び立った
なめくじのろのろなにぬねの  納戸にぬめって何粘る
鳩ぽっぽほろほろはひふへほ  日なたのお部屋にゃ笛を吹く
まいまいネジ巻きまみむめも  梅の実落ちても見もしまい
焼き栗ゆで栗やいゆえよ    山田に火のつく宵の家  
雷鳥寒かろらりるれろ     蓮華が咲いたら瑠璃の鳥
わいわいわっしょいわいうえを 植木屋井戸替えお祭りだ

 これを覚えたのはもう二十年以上も前(!)なのに、今でもほとんど覚えていました。歴史の年号や数学の公式は綺麗さっぱり忘れましたが、意外なものを覚えているもんですね。当時の歌謡曲なんかも歌えるし(笑)。ピンクレディーは振りつきで歌えるぞ(爆)。

 あいつの頭はあいうえお 肝心要のかきくけこ‥ってのもあったなあ(カリキュラマシーン、知ってます?)。

 ギャラリー別館に、ちかさんからいただいた絵をアップ。いただいてから十日も経ってしまっていました、ちかさん、お待たせいたしました(汗)。
「館の部屋」に大山崎山荘のことを書き加えました(以前テレビ番組で綾辻さんがリポートした場所です。エッセイ集にあったのをころっと忘れておりました。まったくもう)。

5月22日

 谷山浩子さんのHPが一月半ぶりに更新されてまして(じゅんぼさん、教えてくれてありがとう)、6月に『悲しみの時計少女』のラジオドラマがNHK-FMで放送されるとか。『悲しみの‥』は浩子さんの書かれた小説で、単行本には綾辻さんの推薦の言葉が載っていたのです。NHKってことは、全国的に聴けるのかな?興味のある方は、ぜひどうぞ。
 ラジオといえば、浩子さん「インターネットラジオ」というのもやっておりまして、浩子さんの喋りや歌が聴けます。石井AQさんとのトークも楽しいし、第4回以降の放送では「心のすみか」の全曲紹介をやってます。興味のある方は、ぜひぜひ。

 本格ミステリ大賞開票の模様は、貫井徳郎さんのHPの日記で読めます(実里さん、教えて下さってありがとう)。面白いです、とっても。倉知さん、どんな貸し衣裳で授賞式に臨むのやら(笑)。6月23日(土)が授賞式です。
 投票結果と選評は、確か来月中旬発売の「GIALLO」で読めるんじゃなかったでしたっけ? それも楽しみ。

 授賞式といえば、今週末の25日(金)は横溝正史ミステリ大賞の授賞式ですね。行かれる方いますか?(いないと思うけど‥KADOKAWAミステリでの募集、当選者発表になってましたね)

 感想の項を手直し。作家のサイトなのにいまだに完成していない感想のページ(大汗)。綾辻作品、読むのはいっっくらでも読めるんですけど(というか、読み出したら止めるのが一苦労)、書くのは大変。
 ここ一週間で『黒猫館』と『黄昏』を再読。次は『暗闇』かな、『霧越邸』かな‥。

5月23日

 そろそろ『暗黒館』の締め切りでしょうか。
 ガンバレ綾辻さーん‥と西に向かって手を振る私。

『十角館』でエラリイが披露するマジックは、カードマジックとしてはポピュラーなものなのだそうです(コウスケさん、談)。でも、その演出(見せ方)はなかなか上手いのだそうな。

 マジックといえば、綾辻さんも名手なんですよね。ここでは、コインを操る綾辻さんが見られます(要RealPlayer)。
『安楽椅子探偵、再び』のDVDを買った方はご存じでしょうが、ボーナス映像のラストで綾辻さんは、片手に持ったカードをパッと違うカードに変えるというマジックを披露しています。これはかなりの腕がないと出来ないワザなんですって。そうなんだ‥(なんか嬉しい)。

5月24日

『傑作ミステリーベスト10』について、こちらに書きました。

 本やらCDやら買い込んで、本日収穫多し。
 本については、何を買ったかは書かないことにしてます、最近は(笑)。だって、なっかなか読めなくて恥ずかしいんだもん‥。

 霧雨の降る湿気た日。ものがすぐカビたり腐ったり、洗濯物が乾かなかったり。鬱陶しい季節ではありますが、雨って嫌いじゃないです、実は。
 バイクに乗ってた頃は、良く降られましたねー。初めて自分のバイクを買った時も、納車の日からもう降られた(笑)。「最初に降られると”雨バイク”になるぞー」なんておどかされましたが、ええ、その通りになりました。
 雨の日は危ないんですけどね、視界は悪いし、きつくブレーキかけるとすぐスリップするし。でも、土砂降りの中、「もうどーにでもなれー」って気分で走るのって、結構爽快なんだよ。

 やっさんからの情報。6月8日(金)テレビ朝日で15:00より『月蝕の館殺人事件』が再放送されるそうです。ご存じの方もいるかもしれませんが、『鳴風荘事件』のドラマ化作品です。
 明日香井叶・響の双子の設定がなくなっているだけでもう原作とは別物ですが(笑)、物語後半の展開も犯人(!)も原作とは違っていたような。でも、登場する「鳴風荘」は一見の価値があります(今は閉館しちゃった金沢の白雲楼ホテルがロケ地)。
 テレ朝ということは、関東だけ? 関西や他の地域では見られないのかな?(そう云えば、札幌では昨年再放送になったんじゃなかったっけ、こまいちさん‥)

 明日は横溝正史ミステリ大賞の授賞式ですね。

5月25日

 日本推理作家協会賞やら江戸川乱歩賞やら、様々な賞が発表される時期のようです。本日の横溝正史ミステリ大賞授賞式の模様は、KADOKAWAミステリのHPや雑誌でそのうち見られることでしょう。
 二階堂黎人さん野間美由紀さんのHPでは、時折こうした授賞式の写真がアップされるので、作家さん自身に興味がある方は、チェック!

 昨日「エッセイ&対談など」に書いたこととダブるのですが、『傑作ミステリーベスト10』について、ちょっと。
 年間のベスト10に選ばれた本というのは、きっとそれなりに話題になり、売れもした本なのではないでしょうか。なのに、私が聞いたこともない作家や作品が結構ありました。単に私の勉強不足というだけでもなさそうです。そういう本の紹介の後ろには、必ずと云っていいほど「*(品切れ)」の印がありましたから。
 せっかく本文中で紹介されていても、現在入手できない本があまりに多い、その事実に愕然としました。もちろん、ここに挙げられた本を全部読破してやろうなんて畏れ多い野望を抱いていたわけじゃありませんけどね(笑)、ほんの10年前の話題作すら手に入らない、そういう業界なのかと。

 ミステリというジャンルに限ったことかというと、そうでもなさそう。児童書でも、子供のころ読んですごく好きだった本を、今入手したくても出来ないって事はよくあります。
 しょうがないことなのかなあ。図書館やネットに期待するしかないのかなあ(ネット上で、復刻させたい絶版書の要望を募っているところがあると聞きました)。

 でも、そんなこと云ったら、ファッションやゲームやパソコンや、もっともっと商品入れ替わりのサイクルが短いところもあるわけなんだけどね(制作、開発の人は大変だ‥)。

 また、ちかさんから絵、いただいちゃった(^^)。ちかさんのサイト、摩天楼夜想曲では白藍くんを始め多くのオリジナルキャラが活躍中。私も作ろうかしら、キャラ紹介(<2人しかいないじゃん(笑))。

5月26日

 どのくらいの倍率だった定かではありませんが、りほさん、当選おめでとう! そして一緒に参加してきた里見さんもおめでとう! 知ってる方(しかも一人は当サイトの常連さん)が参加したとは思いませんでしたよ、横溝正史ミステリ大賞授賞式。
 ふふふ、色々お話聴けて嬉しいです。レポも楽しみにしておりますので、頑張って書いてね(プレッシャーかな?)

 別館のカウンタが500突破。オープンから約5ヶ月です。だいたい一日一回は自分で覗いているので、200は自分で踏んだ勘定になりますが、残り300は皆さまのお陰。こんな不完全なコーナーに足を運んで下さって、ほんとありがとうございます。感謝。

 楳図かずおさんの『おろち』(秋田文庫)を読みました(2巻には綾辻さんの解説付き)。これはねー、すごいですよ。全4巻なんですけど、一話読み切りの中編から成っているので、とりあえず1巻だけでも大丈夫。ホラーマンガは苦手という方でも、一読の価値はあると思います(でも、夜中一人で読むのは怖かった‥)。
 テーマが深いです。人間誰もが内に秘めている醜い部分や狂った部分や、そうしたものが引き起こす物語が迫力ある筆致で描かれていて(絵もめちゃめちゃ上手い、あたりまえだけど。背景の家とかも、デッサンの狂いがないんだよね)。戦争や公害問題なんかにも言及されていて、ずっしり応えました。
 語り部のおろちが、すっごくかっこいい。

5月27日

『安楽椅子探偵登場』の水沢刑事役の人は、北村薫さんの教師時代の教え子だそうで‥えーっ!そーなの?
 西川浩幸さんって役者さんなのですが、彼の所属する劇団キャラメルボックス(上川隆也さんもここの所属)は、一時期友達と良く見に行ってたんですよね。ファンの集いにも参加したことあります。西川さんとも握手したよ。
「広くてすてきな宇宙じゃないか」は泣けたなあ。「銀河旋律」なんてお芝居見てもいないのに、チラシに書かれていたキャッチコピー「はじめまして。明日、君と出会う僕です」だけでじわっときたし(<馬鹿)。
 見に行ってたのは独身時代の話なんで、はーるか昔の事ですが。とっても懐かしいです。

 またまた趣味の部屋が増殖(笑)。猫好きの方は、こちらをどうぞ‥。

5月28日

 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 かすかなるむぎぶえ
 いちめんのなのはな    一一 山村暮鳥

 菜の花の季節はとうに通り過ぎてしまいましたが、トップの麦畑殺っちゃんを描いていて、ふっとこの詩が浮かびました。新井素子さんの『グリーン・レクイエム』にも出てきたなあ、と思い出して本棚を探してみるも、見つからず。実家に置いてきちゃったんだな。残念。

 蒸し暑いような涼しいような、微妙な気候。次男くんは先週から咳が止まりません。皆さんのところではどうですか。
 今週で5月も終わりです。もうじき梅雨か。ひと雨ごとに庭の雑草は伸び放題です。
 でも草抜きって、好きじゃないんですよね。めんどくさいから、とかじゃなくて、人間が勝手に、生えていい植物とそうじゃない植物とを決めちゃうってのが、どうも嫌です。タンポポだってハルジョオンだってオオバコだって、等しい命なのにね。
 ドラマ「陰陽師」の第1回で、安倍晴明の庭も草ぼうぼうだったでしょ。あれ見て嬉しくなった私。

 marikunさんの掲示板で知った「チーズ vs バター」の戦い。今朝の朝日新聞にも出てました。
 ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』の扶桑社が、『バターはどこへ溶けた?』の道出版を訴えたんだそうで。内容は正反対な二冊なのですが、二匹目のドジョウを狙ったことは明らか。でも、なにも訴えることないのにって思いました。
『バター』を置かなくなった書店もあるようです。うちの近所のL書店にはまだあったけどね。そうそう、『バター』の挿絵を描いている吉沢深雪さんの猫の絵、大好きです。

5月29日

 サイン会の時、プレゼントを渡している人が沢山いたのですが。
 みんな何を渡してるんだろ? お菓子とか?(でも、あんなにいっぱいお菓子もらっても、先生方も困るだろうし‥スタッフと山分けって訳にも‥)
 いえね、サイン書いていただくんだから、お礼に何かって気持ちはやまやまなんだけど、何をあげたらいいものやら‥。
 mihoroの素朴な疑問でした。

 森博嗣さんの名刺交換会が7/7、札幌で行われるそうです(森さんの場合、地元名古屋だけじゃなくて、九州とか北海道とか、各地でやって下さいますよね。地方のファンにとっては嬉しいよね)。「海を越えてでも行くという表明はありがたいのですが、冷静に(笑)。それほどのものではありませんし、時間とお金を無駄にしないように。どうか、何かのついでにして下さい。まあ、季節は良いかもしれません」日記にこう書かれていましたが、「海を越えてでも‥」って云ったの、もしかして里見さん?
 mihoroは‥関東に来られた時は、一度お会いしてみたいかな。

 『暗闇の囁き』や、小説以外のものの感想を幾つか、書きました。『暗闇の囁き』、すごく好きです。もう、あんまり好きでどう感想書いていいかわからなかったくらい(笑)。まあ、単に「イメージを実体化させる文章力に乏しい」だけなんですけどね(お陰で、ずらずらと徒に長くなってしまった気も)。あ、おまけもよろしく(^^)。

5月30・31日

 ちょっと、お休みをいただきました。

*得たもの、失ったもの、変わったもの、変わらないもの

「私」という存在の哀しいほどの不確かさ、不連続性

 叶えられるものならば、どうか僕にも安らかな眠りを。さもなくば、血の通わない無機物の人形のような、限りなく冷徹な心を。

一一『霧越邸殺人事件』文庫版あとがきより

好きに理屈なんかいらない。何故ならそれは、私の魂そのものだからだ。

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