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 Ayalist 6月の日記(後半)

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6月16日

 ネットは便利です。
 わからないことがある → ネットで検索 → 幾つかめぼしいサイトを見て回る
 これで、たいがいの疑問は解決します。
 ただ、「幾つかのサイトを」ってところが、ミソ。個人のページの中には、間違った記述も多々見られますので。

 Ayalistも、もし間違った箇所がありましたら、遠慮なくお知らせ下さいね。間違ったものをそのまま公開し続けることの方が恥ずかしいですから。

 再読を含めてとはいえ、1ヶ月で8冊。mihoroさんにしてはこのところ頑張って読書しております(いばるな、おい)。

6月17日

 本格ミステリ大賞の選評、綾辻さんのものに関しては、こちらに書きました。

 今回の選評(小説部門)を読んで、色々考えたこと。
(候補作も全部読んでない、一読者の分際で、偉そうなこと云ってすみません‥。ただ、今の考えを日記に書いて、残しておこうと思いまして)

「本格ミステリ」の定義は、人によって微妙に異なる。作品の評価に使う物差しも人それぞれ。それが悪いと云っているのではない。当然のことである。統一すべきとも出来るとも思っていない。
 ただ、そんなばらばらな認識の中で、敢えて多数決で賞を決めるのなら、なるべく多くの人に投票してもらわないと公平さに欠けるだろう。
 もっとも今回は、棄権票についてはほとんど顧みられていない。投票しなかった会員は「候補作を読んだが棄権(ひとつの作品に絞りきれなかった)」したのか、「期限までに読めなくて棄権」したのか、そこははっきりさせてほしいと思った。できれば、棄権の理由についても選評と併せて雑誌に掲載してほしかった。
 何故選べなかったかというのも立派なひとつの意見であり、その年の本格ミステリを語る上で重要だと思う。単なる多数決、結果がすべての賞ではないはず。来年からはぜひ、棄権者の選評も読んでみたい。

「人ではなく作品を選ぶ」賞だと、会長の有栖川さんがおっしゃっていた記憶がある。しかしいざ蓋を開けてみると、「作者」に左右されずに「作品」のみを評価している人はそれほど多くはなかった。
 その道何十年の巨匠と新人の作品を、同じ土俵の上で平等に評価することの難しさ。これは今後の課題であろう。
 純粋に作品のみを評価するのであれば、誰が書いたか(その作家の過去の作品や作風、将来性など)は考慮しなくても良いと思う(ちょっと過激な意見かなあ)。しかし「本格ミステリというジャンルの発展」を考えると、作家についても考慮に入れて当然という気もするし‥うーむ、難しい。

 20年をかけて完成させようが一晩で仕上げようが、良いものは良い、悪いものは悪い。個人的な思い入れはともかく、公の場で評価する時は完成した作品以外のことはあまり関係ないんじゃないかというのが、私個人の考え。
 今回、『奇術探偵 曽我佳城全集』を「収録作の過半数が過去の作品だから」という理由で評価の対象から外した人が多かったのは、大変残念。内容そのものが論じられているならまだしも、それ以外の部分がマイナスに作用してしまった今回の結果は、『奇術探偵‥』を推薦した人には納得がいかなかったのではないか。

「人ではなく作品を選ぶ」賞だというのなら。今年倉知さんがまた長編を書いて(書いてくれるかなあ‥でも可能性はゼロじゃないもんね)、第2回本格ミステリ大賞の候補作になったあかつきには、「去年賞取ったんだから、今年は他の人に‥」って点数辛くしないで、ちゃんと作品そのものの評価で決めてほしいです。

 第2回本格ミステリ大賞に『暗黒館』は間に合うのか(たぶん間に合わない‥)。

6月18日

 蒸し暑い‥うう‥。
 本日の栃木の天気は、晴れ時々曇り。子供たちは学校&幼稚園でプールに入ってご機嫌ですが(でも、夕方になると疲れた疲れたと文句が多くなる。全く)。
 私、暑いの苦手です(どちらかというと、寒い方が好き)。なのに、根っからの貧乏性なので家のエアコンは滅多に使いません。地球温暖化防止に一役買っている我が家です(んな大袈裟な(笑))。

 京都は盆地なので、冬寒く夏暑いってよく聞きますが。栃木の夏は私の育った神奈川に比べると、からっとした暑さなのでまだ過ごしやすいかも。
 とはいえ、今は梅雨まっただ中。本格的な夏はまだまだ先ですね。

 あ、来月も13日の金曜日なんだ(IN・POCKETの発売日です)。

 色の部屋にひとつ追加。また、感想の項に『フリークス』追加(ううむ、すっかり物語に酔ってしまって、更新遅れました)。

6月19日

 昨日よりさらに蒸し暑い‥えーん(泣)。

 真夏のミステリーズのブックレットをもらってきました。
 ↑ご存じない方のために。講談社から出ている文庫サイズのPR誌で、本屋でタダでもらえます。レジの横とかに積んであると思います。
 去年は「あなたのお好きな作家から、直々に返事がもらえる!」なんていう、嬉しい企画があったんですけど、今年のプレゼント商品はデイパックとか時計とか‥。図書カード1000 円分っていうのは、ちょっと魅力だな。
 ところで「こたつ組」って「小さい竜」だったのか。てっきり「炬燵」だと思ってました(笑)。
 ミステリー文庫占い(なんじゃこりゃ)、あなたはどれにあてはまりましたか? しっかし、どーして『十角館』がユーモアミステリー、『迷路館』と『人形館』がSFミステリーに分類されてるわけ?わからんなあ。

6月20日

 遅まきながら、本格ミステリ大賞の候補作を全部読んでみようと思い、行きつけの(笑)市立図書館へ。「図書整理のため、今週一週間は休館」? げげ。
 仕方なく町の図書館へ行きました。ところが4冊とも無い。借りられていて無いのではなく、本自体が無い。がーん(まあ、期待してなかったけどね)。
 とぼとぼ引き返す私の目の端に、何か引っかかるものが。新着図書のコーナーに京極夏彦さんの『巷説百物語』と『続巷説百物語』があるではありませんか。

「これ、借りられるんですか?」「ええ、いいですよ」 ラッキー!

 2冊借りたところで、ふと思い出しました。そう云えば、『嗤う伊右衛門』から順に読んだ方がいいって、curioさんのサイトに書いてあったような。

 ふふふ、これは書棚にあったぞ、『嗤う伊右衛門』。早速借りる手続きをしました。
 三冊積み上げたら、高さが10cm にもなりました(笑)。しばらくは京極ワールドに浸りましょう(倉知さん、泡坂さんはその後。ごめん)。

 そうそう、京極さんの新刊『ルー=ガルー』、6/22に出るそうですね。18日付の朝日新聞に記事がありました。京極さんの書く近未来小説って、どんなの? 興味津々。
 森博嗣さんの日記にあった『スカイ・クロラ』も、このページをみたら、すごく読みたくなってしまって困ってます。珍しく刊行が延びている『封印サイトは詩的私的手記』も、もうじき出るようです。

 読みたい本がいっぱい。嬉しい悲鳴ってやつですね。

 アクセスカウンタのレンタル先がサーバートラブル。今止まってるみたい。

6月21日

 カウンタを付け替えるべく、あっちこっちネットサーフィン。さんざん探し回ったけど「これ!」というものが無くて、結局前と同じところで、新たに申し込みし直すことにしました。
 作業が終わってほっとしたら、あれ、外はもう明るい‥私ってば一晩何をやってたんだか‥。

 7月の文庫。講談社文庫からは小野不由美さんの十二国記が出るようですね(短編集かな)。森博嗣さんの『数奇にして模型』も(森さんは四ヶ月に一冊文庫が出るんでしたっけ?相変わらずいっぱい本出してるなあ)。恩田陸さんの『三月は深き紅の淵を』や、山口雅也さんの『ミステリー倶楽部へ行こう』も面白そう。
 掲示板で話題になっていた乙一さん、集英社文庫から『天帝妖狐』が出ますね。ふふふ、楽しみ。

 今週末は、本格ミステリ作家クラブの総会、そして大賞の授賞式が行われる模様。大勢の作家さんが東京に集結することでしょう。殊能さんの外出もそのためでしょうか。二階堂さん、体調は大丈夫ですか?

 ともっぺさんのサイト、ふわふらやじろべえと相互リンク。ミステリ関係の読書感想が充実してます。宮部さんや恩田さん、加納さんなど女性作家さんのものも多くて、mihoroはとても参考になりました。
 それから、ご本人から「こっそりリンクしてね」と云われていたので、日記に書かなかったのですが、掲示板の常連さん、礼子さんが参加されているWild Orange QUINTETの「餌金日記」。ドジョウさんの話、とても楽しいです。
 これを機に、リンクのページを大幅手直ししました。コメントを書き直したところもあります。作家さん、出版社のサイトも少々追加。皆さんに利用していただけると嬉しいです。

6月22日

 大阪の事件以降も、物騒な出来事が続いています。通学路に包丁を持った者が現れたり‥怖いです。
 私の住んでいる界隈では、直接面識のない小中学生でも「こんにちは」と挨拶をしてくれるような、そんな昔ながらの風潮がまだ辛うじて残っているのですが、それも次第に薄れてしまうのでしょうか。
「人を見たら泥棒と思え」なんて、あんまり子供に教えたくはないんだけどな。

 京極夏彦さんの『嗤う伊右衛門』読了。
 一気に読んでしまいましたよ。講談を聴いているような(って、実際には聴いたことないんだけど(笑))テンポのいい、流れるような語り口。気分はすっかり、江戸の町中にタイムスリップです。
 四谷怪談が下敷きになった話と聞かされていて、実際「岩」も出てくるのですが、いわゆる怪談とは全く趣が違います。妖怪も出てこないです。しかしながら、この世で最も怖いのは、お化けでも妖怪でもなく、はかり知れない「人の心」なのかもしれません。
 哀れですが、心に残る話でした。ものすごく良く出来た時代劇を見たって感じ(でも、実際に映像化したら、きっと散々な出来になってしまうんだろうなあ‥)。
 章の間に挟み込まれた北斎の絵が、また素晴らしいんだ。

6月23日

 貫井さん、何もそんなに大きく書かなくても‥げほがほ(笑ってむせた)> 6/19の日記。倉知さんはちゃんとネクタイを締めて出席されましたでしょうか、本日の本格ミステリ大賞授賞式。服装チェックなんて‥まるでドルネシアだ(笑)。
 話は変わりますが、某書店の書棚で、「つ」の作家の場所に貫井さんの著作が並べられていました。そりゃ、「貫」って字は紀貫之の「つら」ですけれどもね。店員さんは「つらいとくろう」だと思ったのかなあ(笑)。

 あちこち少しずつ手直しして、サイトをスリムにしてます(っても、そんなに変わらないなあ)。ジオシティーズは容量が12MBもあるので、まだ余裕ではありますが。
 なんだか随分長いことAylistを運営しているような気がしますが、開設して1年も経ってないんですよね。何度も書いていると思うけど、ネット上では、ほんとに時間の流れが速く感じられます。
 自分の日記や書評や絵で、HPを作っている人(がほとんどだけど)は偉いなあ。私なんか、自分で何にもしなくても、ネタは綾辻さんから降ってくるようなもので(笑)。綾辻さんがお仕事をすると、それだけで書くことができるわけだから。楽なもんです。
 表紙の殺っちゃんも「今度こそネタ切れだ。次に描くことがないぞー」って時でも、掲示板でネタを振ってもらったりして、なんとか続いています。

 細々とでも、長く続けていきたいです。皆様、どうぞよろしくです。

 みのりさん、情報ありがとうございました! 来月13日発売の「週刊小説」(実業之日本社)の特集が「新本格ミステリーの肖像」、綾辻さんがアンケートの回答を寄せられているようです。しかし題目が「いま注目の名探偵」かあ。うーむ(しかも、近所の本屋をしらみつぶしに探したけど「週刊小説」置いてある本屋がない。どうしよう)。

6月24日

 昨日書いた「つらいとくろう」>辛いと苦労‥これではあんまりなので(笑)、まだ「つ」の場所に置いてあった貫井さんの本、西村京太郎さんの本をぐっと横に詰めて、「ぬ」の場所に移してきました(そのためだけに、その本屋に行ったわけじゃないですけどね)。

 学生の頃はミステリを全然読んでいなかった私。読んでいたのは、もっぱらショートショートでした。一番多く読んだのは星新一さんでしたが、眉村卓さんの小説も結構読んでいたんですよね。で、何故かすっごく印象に残っていた一編、覚えているのは内容だけで題名は忘れてしまっていたのですが、十何年ぶりかで今日判明。
『あの真珠色の朝を‥』(角川文庫)本屋で見つけて購入。記憶にあったのは表題作でした。そうそう、このラスト。懐かしいなあ。

 コラムをひとつ書きました。あと、17日の日記も少し手直し。リンク先のHMCの日記(6/23付)にも、私が考えたのと同じようなことが書いてあって、嬉しかったです。

6月25日

 手許にあった「ダ・ヴィンチ」のバックナンバーに、京極さんのインタビュー記事が載っていました。ちょうど『巷説百物語』が出た頃のです(1999年11月)。

「来年の春ぐらいには、中央公論新社から『嗤う伊右衛門』の続編が出る予定です。あの続編をどうやって書くんだという気もしますが‥」

『嗤う伊右衛門』の続編? これ、出版されました?? その後の状況を知りたし。

 二階堂黎人さんの日記に、本格ミステリ大賞の授賞式の模様が。正賞のオブジェ(京極さんデザイン)、めちゃカッコいいです。トランプのクイーンが天辺にありますが、これは「本格」→「エラリイ・クイーン」→「クイーン」というつながりなのでしょうか?
 写真も何点か。綾辻さんのお写真もあります。倉知さんは、貫井さん曰く「普段着にネクタイ」といういでたちでありました。
 他にも、太田忠司さんや先の貫井徳郎さんのHPの日記に当日の模様が。いずれ西澤保彦さん野間美由紀さん黒田研二さんのHPでもアップされるかも。

 本格ミステリ作家クラブのHPができるといいのになあ(誰か作ってくれないかな)。

6月26日

 昨年10月に行われた、JTB「物語に出逢える旅・『海のある奈良に死す』小浜ツアー」のレポートを、礼子さんが書いて下さいました! こちらです
 Reportの項からもリンクさせていただきました。礼子さん、ありがとうございました。

 ブックオフがインターネットに登場、e BOOK OFFだそうです(まだよく見ていないのですが)。

 今日は暑かったです。さんさんと陽が降り注ぐ中で、幼稚園の交通安全教室なるもののお手伝い。日焼けしてしまいました(この年ですから、しっかりUVガードとかしなくちゃいけないんですけどねえ‥)。

 ネタバレOK掲示板「こころおきなく。」、7月になったら、テーマを『人形館の殺人』にします。どうぞよろしく。

6月27日

 舞い上がったり落ち込んだり、また舞い上がったり‥風に舞う木の葉のような私(笑)。
 夢判断ってありますよね。飛ぶ夢はああだとか、雨の降る夢はこうだとか、夢の内容でその人の深層心理を解釈するという。でも私の場合、夢も現実で考えていることの延長ってパターンが多いです。設定は奇抜でも、そこに出てくる私は私のまんまで、登場人物も既知の人。だから、抽象的な夢判断って、余り当てはまらない気がするのですが。

「こうなったらいいなあ」とか「相手がこういう風に云って(して)くれると嬉しいなあ」と思ってたことがそのまま夢になることが稀にあって、そういう幸せな夢を見た時は、目覚めた時とってもがっかりします(笑)。今の夢の続きが見たい、お願い!と、また布団に潜り込むことも(もちろんそう都合良くはいきませんが)。

 本格ミステリ作家クラブのHP、貫井徳郎さんと野間美由紀さんが作るという話、ぜひ実現させていただきたいものです。

 ふと思ったのですが、「読者が選ぶ本格ミステリ大賞」ってのが併設されないかなあ。候補作5作読んでってのは無理かもしれないので、例えば候補作を選ぶ際のアンケート結果の上位10作の中から投票するとか(何にも枠がないと、どう見ても本格じゃないんじゃ‥って作品に投票する人がいるかもしれないからね)。
 ‥ここまで書いて気がつきました。私、その年に出た新刊なんて、ほとんど読んでないじゃん(笑)。図書館派、古本派、文庫派には参加できない企画でしたね‥。

 ちかさんからの頂き物をGallery 別館にアップ。ついでに本館にも絵を一ケ所追加してあります。

6月28日

 掲示板で教わった通り、『巷説百物語』と『続巷説百物語』のカバーの裏を本屋でこっそり見てきました。
 うわ、これは凄い(^^)。教えて下さったcurioさん、どうもありがとうございました!
 文庫化の際にはこの絵は載らないんだろうな‥ううむ。

 東野圭吾さんの単行本(『秘密』だっけ?)も、カバーを外すと全く別の絵が描かれてて、凝った装幀だなって思いました(文庫の解説読むまで全然知りませんでした)。
 綾辻さんの本だと、『眼球綺譚』かな。あれも、カバー外して楽しめます。『どんどん橋、落ちた』は、シンプルだけどデザインや色使いが洗練されていて、究極って感じがしますね。

 森博嗣さんの『封印サイトは詩的私的手記』を購入。HP上の日記を本にまとめたものです。
 森さんの小説は、文庫以外買ったことない(今後も特に買う予定なし‥『スカイ・クロラ』はちょっと迷ってるけど)私ですが、この日記本はためらわずに即購入。内容はWeb上でも読めるんだけどね。
 この辺の「買うor 買わない」の基準、自分はちょっと人とは違う、独特なのかもしれません。

6月29日

 今月も残りわずかになりました。
 ということは、2001年も半分終わってしまったってことで。早いなあ。

 昨日は深夜から朝方まで、断続的に雷がどろどろ鳴って、えれー不気味でした(パソコン切った方がいいって>自分)。
 次男くんは暑さ負けしたのでしょうか、夕飯も食べずに寝てしまいました。その反動で、深夜3時にむっくり起き出し「なんか食べたい」と所望。残りご飯をもそもそ食べた後「眠れない」とぐずります(とーぜんの成りゆき)。
 明日(というか、既に今日)は普通に幼稚園に行く日なのに、はあ‥(ため息)。

 私も暑いの苦手です。食欲もがたっと落ちるので体重も減ります。なのにウエスト周りが全然痩せないのは何故? どこが痩せてるんでしょう‥やっぱり胸か?
 ただでさえメリハリの無い体型なのに、ますます男か女かわからなくなってしまうではないですか‥。
 歩く叙述トリックと呼んで下さい(なんじゃそりゃ)。

 図書館から予約した本が次々。嬉しい悲鳴。頑張って読もう。

 昨日紹介した『封印サイトは詩的私的手記』の付録の「トーマ日報」、めちゃくちゃ面白いです。森博嗣全集全911巻って‥そんなに沢山小説を書く心づもりがお有りになるとは(笑)。でも、年10冊刊行のペースだと100作書くのにわずか10年だもんなあ。
 でもでも、赤川次郎さんは著作が500とか‥上には上がいるもんです。

 いーんだもーん、寡作と云われたって。良い作品を読ませてもらえればそれで(と、アヤツジストは皆思ってます)。

6月30日

 更新遅くなりました。夜中に何度も見に来て下さった方、ごめんねごめんね(カウンタがいっぱい回ってて、びっくり)。

 掲示板に「『緋色の囁き』の映画化、企画倒れになっちゃったのかなあ」と書いたのは昨日の事。まさかその翌日に、映画化決定のニュースを聞こうとは‥いやはやびっくり。
 主演の平井理央さん、以前「おはスタ」の金曜日に出演していた方ですよね?(けっこう可愛かったぞ、見た目も性格も。でも、冴子とはちょっと雰囲気違うかなあ‥) 2002年のお正月映画第二弾(2〜3月頃公開?)で公開予定。日韓合作ですって。なんか凄いですね。綾辻さんの小説としては、初の映画化になります。
 また詳しいことがわかり次第報告しますが、うーむ。喜ぶべきことなんだろうけど、原作と全然別ものの作品になりそうな気がして、ちょっと複雑です。

「Audition」なんて雑誌を立ち読みしちゃいましたよ。女子高校生役を公募するようです。年齢が14〜20 歳‥自分とはあまりに年齢差があるし、娘をもぐり込ませるには年齢が足りないし‥って、何考えてるんでしょ、あたしは(笑)。

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