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 Ayalist 8月の日記(前半)

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8月5日

 無事に帰宅いたしました。皆様、ただいまです(^^)。

 結婚10周年記念(諸般の事情で1年遅れの実施となりましたが)の、北海道家族旅行でありました。「ダイヤモンドより北海道の方がいい」と云ったのは、私です(笑)。
 北海道、バイクで行ったことは何度かあったものの、車で、しかも子連れでは初めて。疲れましたけどねー、やっぱり楽しかったです。

 写真が出来てきたら(デジカメはダンナが独占してたもので)簡単な旅行記でも書こうかな。綾辻さんとは全然関係ない話題で、何なんですけども‥。

 出発する日、フェリー乗り場の売店で「週刊現代」を立ち読み(笑)。もちろん、お目当ては「勝ちにいく麻雀」です。
 今回のメンツは、麻雀名人三人+アンヌ隊員という強豪揃い。ハイレベルの戦いが繰り広げられている模様。「胃がキリキリと痛くなるような緊張感が、たまらなく楽しい」というようなことを、綾辻さん、おっしゃっていました。
 そうかあ、楽しくて何より(^^)。

「講談社ミステリーの館」(メールマガジン)によると、8月の講談社ノベルスは8/9、メフィストは8/8、講談社文庫は8/10発売予定のようです。ちょっといつもと違う日程ですね。
 IN・POCKETも10日発売です。

8月6日

 エッセイ&対談の項に、6月のラジオ放送について、ちょこっと書きました。
 それから、コラムの項に先月の読了本を追加。

 仙台の七夕祭り、今日から三日間開催されます。
 ところで、「あれだけ大きなお祭りなんだから、前日でも、街中を通れば少しぐらい飾り付けが見られるんじゃないかな」って期待していたんですよ。
 ところがどっこい、敵は一枚上手でした(笑)。
 大きな七夕飾りを支える棒は事前に設置しておくものの、前日まではいっさい飾り付けをしないんだって。直前の夜中に、わあっと一気に吊るすんだそうです。
 だから、6・7・8日以外の日には、あの七夕飾りは絶対見られないというわけ。
 何もそこまで徹底しなくても(うるうる)。

 乙一さんの『天帝妖狐』(集英社文庫)読了。
 表題作については、狐の妖怪と戦う冒険活劇っぽいっ内容(?)を勝手に想像していたのですが(初出が「ジャンプ J ブックス」という媒体だったからでしょうか)、全然違いました。切々と心にしみ入る、悲しい物語でした。
 文章については、もっとすっきり纏められるのではないか、まだ成長の余地があるような気がしましたが、独特の世界観は他の追随を許しません。この若さで(執筆時、著者は10代後半)既に独自の世界を確立しているというのは凄いと思います。

 もうひとつの収録作品「A MASKED BALL 一及びトイレのタバコさんの出現と消失一」、こちらは、わくわく、どきどきしながら読み進みました。面白かった!
 我孫子武丸さんの解説に詳しいのですが、私も「これってまるで、ネットの掲示板だな」って思いました。でも”最後まで正体がはっきりと明かされることのないある人物”については、我孫子さんの解説を読むまで、恥ずかしながら気づきませんでした。そうか、そうだったのか、ううむ‥とさらに感心した次第。

8月7日

 マジねこさんにいただいた暑中お見舞いを、ギャラリ−別館にアップしました。
 マジねこさんのサイトの8月の短歌のお題は「花火」ですね。
 神奈川の実家にいた頃は、同じ日に四ケ所で花火大会が開催されてるのがビルの屋上から見えたことがあったなあ(笑)。相模湾ぞいに3ケ所、それから内陸方面(厚木だったかな)で一ケ所。
 景気が悪いと、こういう祭りごとも縮小されるのかな。寂しいよね。

 昨日は「原爆の日」でした。
 原爆に関する書物や映像はいろいろありますが、まず思い浮かぶのは、井伏鱒二さんの『黒い雨』。淡々と庶民の生活を描いている分、妙にリアルに感じた覚えがあります。今村昌平さんによる映画も良かったです。
 あと、ドラマ「夢千代日記」。これも原爆の影を色濃くただよわせた作品でした。

 放射能は怖いですよー。目に見えないし臭いもないから、身近にあってもわからないけど、確実に身体をむしばみますからね。子孫にまで影響を及ぼしますし。
 いったん放射化した物質は、煮ても焼いても無くなりません。鉛なんかで遮蔽するくらいしか手だてがない。ひたすら自然に放射能が目減りしていくのを待つしかないんです。
 以前関連施設でちょっと仕事したことがあってね。色々勉強したんですけど、ほんと怖いですよ。だから、原子力発電には反対。キュリー夫人には申し訳ないけど(笑)。
 太陽光を利用するとか、画期的なバッテリー(蓄電池)を発明するとか、そちらの研究開発にもっとお金を使えばいいのにって思います。

 昨日書いた乙一さん、結構反響あって嬉しいです。学校卒業して、専業作家になられて。でも、マイペースでこれまでのように淡々と物語を紡いでいってほしいな、とも思います。

「週刊現代」の麻雀は、かなり息詰まる戦いのようです。最初トップだった綾辻さんも、あっという間に最下位(u_u。)。来週はお盆で雑誌も休みなので、後半戦の模様は8/20に読めます。

8月8日

 講談社ノベルス、首都圏ではもう店頭に並んでいるようですね。
 栃木は、もちろん並んでいません(笑)。

 今日は「メフィスト」発売日だけど、見つかるかな?

 昨年一年間で、史上最多の1300店の本屋がつぶれたそうです。活字離れはますます深刻。
 でも、このサイトに来てくださる方々と話をしていると、皆さん本当に本をよく読んでいらっしゃるし、何より本を愛しているって感じで、世間での事が嘘のようですが‥。

 本日の朝日新聞にこんなコラムが。
「壁超えるネット世代 ──インターネットは、悪用されれば「人間の汚さがここまで出るのか」と思うほど、他人をおとしめる負の側面を持っている。しかし、時間の壁や国境をいとも簡単に超え、(中略)論理的、理性的な主張のできる人がネットの世界でも増えてきた。
 あふれかえった情報を取捨選択する力と自分で考える力を持つ、グローバルな若者たちの時代が来ていると思う」
 古くからネットをやっている人の中には、いまだに「ネットは、ごく限られた人たちのもの」という、云わば選民意識みたいのを捨てられずにいる人もいるようです。
 でも、これだけネット人口が増えると「ネット上は特別」って感覚は既に過去のものとなりつつあります。現実とネットとが、徐々に近づいてきた感じ。
 私も「若者」とはお世辞にも云えない年齢ですが(笑)、グローバルな若者たちの一員でいたいですね。

 過去の日記を少しずつ整理しています。
 現在の日記は、ページを開いた時にすぐ新しいものが読めるように、下から上へ(古いものが下、新しいものが上)と配置しているのですが、過去のものについては上から下へ、時系列順に並べ直しました。
 そうした方が、読みやすいと思いまして。
 あと、ひとつ前、ひとつ後の日記のページへ直接飛べるように、リンクを作りました。

 まあ、管理人の過去の日記まで読まれる方は、ほとんどいらっしゃらないと思いますが(笑)。
 自分がね、「あれ、これ前にも同じこと書いたっけ?」とか「四大ミステリ‥確か前に書いたよなあ、どこだっけ?」って見返すことが時々あって、今までの方式だとちょっと不便だったんですよね。それで直したの。ははは。

8月9日

「少々強引なやり方をしても角の立たないキャクター」の”綾辻君”、竹本健治さんの『ウロボロスの純正音律』にて活躍中!(笑)

 ギャラリー別館にちかさんからの頂き物をアップ。
 オリキャラアイコンランキングが白熱しております。今月のトップは誰が!?

 8月7日は立秋、暦の上ではもう秋です。
 例年だと「秋だってー、笑わせんなよ」って云いたくなるくらい残暑厳しいこの時期ですが、栃木、今年の8月は涼しいです。夜は早くも、秋の虫が鳴いています。

『すごいっ!ミステリーはこんなふうにして書く』(同文書院)、「人気ミステリー作家18人の創作の極意満載!(←もちろん綾辻さんも入っている)」という売り文句に惹かれてネットで購入したのですが、読んでみたらなんつーか、こんなにツッコミがいのある本はないぞって感じで、あははのは(書いた方々には悪いけど)。
 作家ご本人によるコメントは全く無し。解説記事は「女性文学会」の面々(大学の先生や、評論家や‥)が書かれているのですが、ネタバレに限りなく近い記述は多いし、個人的には首をかしげたくなるような解釈もところどころに見られますし。
 そもそも、本気で作家を志望するなら「◯◯さんのようなミステリー作家になりたい」って思った時点でダメだと思うんですけど(笑)。自分にしか書けないものを目指さなければ。
 だいたいですねー、綾辻の「辻」は、点が二つなんですってば! もうっ、ネット上の文章じゃないんだから、ちゃんと正しい活字を使って、名前っくらい間違えないで下さいよお(この前のは麻雀の本だったから「まあ、しょうがないかなあ」って思えたけど、今度はミステリ作家について書いた本だよ。信じらんなーい(笑))。
 でもまあ、読みどころもあるし、買って損したとは思いませんでしたけどね。

『黒死館殺人事件』って、文庫で出てますよね?
 どこの出版社からか、分かりますでしょうか?>読んだ皆様。

8月10日

 お盆で帰省するので、来週の半ば頃までサイトの更新は不定期になります。
 掲示板にはなるべく顔を出しますね。すみません。

 また少し蒸し暑くなってきました。都市部の水がめに雨が降るといいんですけど‥。
 取水制限が実施されると、大変ですよね。

 今日、IN・POCKET発売日。講談社文庫も。ああ、また読みたい本が増えていきます。

8月11日〜15日

 18日の日本SF大会、やはり綾辻さんらの講演会あるみたいです。わーい!
(とむこさん、情報ありがとう!)
 当日参加費19000円は笑っちゃうくらい高いですが、この顔合わせ(綾辻さん、森博嗣さん、西澤保彦さん、山田正紀さん、大森望さん)によるミステリ・SF話はぜひ見たいし聴きたいのです。
「行かずに後悔するよりは、行って後悔しよう」(まだ給料日まで間があるし、我が家の家計大ピンチ、でも何とかなるさ)
 翌日19日の「三人のゴーストハンター」も、めちゃめちゃ面白そうだけど、こちらは残念ながら、パス。

 ここのところ、私とダンナ、双方の実家を行ったり来たり。なんかもう、くたびれました〜。
 でも、今晩(15日)は打ち上げ花火を近くで見られて‥感激。

 我が家の長男くんと長女さん、水泳教室に通い始めてもうじき5年。まがりなりにも4種目泳げるようになりました。
 先日、大人数でプールへ行く機会がありました。
 次男くんを他の人に見ててもらって、長男くん、長女さん、私の三人で、25mクロールで競争したんだけど、もー全然かなわない(笑・無謀ですよそりゃ)。
 陸上(走るの)はまだ私の方が辛うじて速いんだけどなあ。
 そんなんでムキになってるから、筋肉痛が‥(笑)。

 仙台ミニオフ会レポ、とりあえず書けました。私が参加したのは、ほんの一部でしたが‥。
 それから、以前書いたコラムを2本アップ。「本格とは?」と「サイン会」です。

 トップの殺っちゃんも、無事双葉山から帰ってきたようで(笑)。

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