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 Ayalist 11月の日記(後半)

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11月16日

 なんか寒そうな背景ですね(笑)。

 お陰さまで、カウンタが50000 を超えました。
 皆さまありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 キリ番企画は‥ただ今製作中(笑)。

◆◇◆

 サイト開設当時、ちょこっと評判になった(のか?)「色の部屋」。綾辻さんの作品には、昔ながらの素敵な和風の色名がよく登場するんですよね。それらを抜き出して表にまとめたページです。
 ところが新しい作品になるほど、普段私たちが使っているありふれた色の名前しか出てこない。見慣れない色の名前、なかなか登場してくれません。なので色の部屋もいずれ開店休業状態になってしまうかも。
 これが編集部の意向とかだったら、嫌だな。「読者が読んですぐに分かる色の名前じゃないとダメです」なんて云われてたりして、綾辻さん。

 昔ながらの色名、本当に素敵なんですけどね。季節感豊かな日本語って美しいです。なのにどんどん失われていく。もったいない。
 なんでもかんでも英語に置き換えるのでなく、もっと日本の文化を大切に守らなければ‥なんて、偉そうなことを思ったりもします。

11月17日

 19日発売の『事件現場に行こう 〜最新ベスト・ミステリー カレイドスコープ編〜』(日本推理作家協会編・カッパ・ノベルス)に、綾辻さんの短編『崩壊の前日』が収録されます(みのりさん、情報ありがとう!著書リストに加えておきました)。詳しくはこちら
 小説すばるに昨年掲載された短編です。『眼球綺譚』系列(ホラータッチ)のお話。
 ちなみにこの短編、e-NOVELS でも買えます。

◆◇◆

 YASさんの掲示板でちょっと話題になっていた事柄。

「湘南」とはどの辺りを指す言葉なのか?

 コウスケさんによると、江ノ島以西の地域(藤沢、茅ヶ崎、平塚あたり)らしいです(あ、関東以外の方には分かりにくいかも。神奈川県の南の方だよ)。鎌倉とかは入らないらしい。
 でも湘南って言葉、何故かイメージがいいので、あっちこっちで使われています。マンションの名前とかお店の名前とか。
 小田原で「湘南ハイツ」という名のアパート見た時は「それはちょっと無理があるんじゃない?」って思ったけど(笑)。

 ところが。今調べてみたら、湘南ナンバーの該当地域って、小田原はもちろん足柄郡の方まで入ってて、びっくり。
 箱根も湘南ナンバーなのか?海ないんですけど、あの辺(笑)。

 紡木たくさんの漫画が好きです。初期の作品は湘南が舞台のものが多いですね。『ホットロード』は泣きました。『瞬きもせず』が一番好きかな。
 『湘子』っていう短編もありましたが、「湘」の字は人名漢字にはないんだよ、確か(昔調べたことあり)。

11月18日

 海はいいですね。
 今日は茨城の大洗まで行ってきました。風は冷たかったけど、海岸で子供たちと遊んで、おいしい海産物をお土産に買って。満足、満足(^^)。

 19日未明、しし座流星群ピークだそうです。
 何年か前、見ましたよ(寒くて寒くて、毛布身体に巻き付けて見た覚えが(笑))。降るような星空、というわけにはいきませんでしたが、それでも目を凝らしていると、すっと視界を横切る光のすじが。嬉しかったですね、それまでまともに流れ星見たことなかったから。
 今年も見られるといいな。星に願いを‥。

11月19日

 昨晩は掲示板にてつまらぬ実況中継なんぞいたしまして、失礼しました。m(_ _)m

 ところでしし座流星群、すごかったです。もう、流れ星だらけ!(笑)
 はっきり「それ」と分かるほど、くっきり光の軌跡を残して、星が次々と流れていきました。
 そうか、ミナさんは家族全員起こしましたか。私は、ひとりこっそり楽しみました(寂)。

♪ 星が降るよ 星が降るよ ひとりが淋しいなんて ただの病気さ ♪
(谷山浩子「星空のマリオネット」より)

 栃木はここのところ、毎朝霜で真っ白です。
 風邪などひきませんように、皆さん気を付けて下さいね。

 光文社のアンソロジー、本日は書店で発見できず。

11月20日

 日本推理作家協会編集のアンソロジー、様々な形で講談社や光文社から出ていますよね。
 光文社カッパ・ノベルスからは3年に1回、3冊ずつ出ているようです。
 1998年は『最新「珠玉推理」大全(上・中・下)』。「中」の巻に綾辻さんの「特別料理」が収録されています。1992年発行『日本ベストミステリー「珠玉集」(上・中・下)』の「中」には「四〇九号室の患者」が。
(1995年は、過去の名作を集めた『探偵くらぶ 探偵小説傑作選1946〜58(上・中・下、それぞれ奇想編・本格編・浪漫編と副題が)』が刊行。お、綾辻さんの推薦文があったぞ(^^))

 で、今年は「上・中・下」というのは止めたらしく(笑)、『〜で行こう』という題名で統一されています。
 最新ベスト・ミステリーシリーズ・キャラクター編『名探偵で行こう』、旅と街をめぐる傑作編『M列車(ミステリートレイン)で行こう』、そして今月刊行されるのが、カレイドスコープ編『事件現場に行こう』。
 カレイドスコープ=万華鏡。「崩壊の前日」が収録されているのも、この副題だったら、まあ分からないでもないか(「事件現場に行こう」って内容じゃないもんね(笑))。

 いろんな作家の作品を一冊で楽しめちゃうアンソロジー。でも、一冊丸々ひとりの作家による作品集って方が最近の私は好きですが。

 来週放送の「伊藤家の食卓」で、”目を開いたまま目薬を上手にさす方法”をやるそうです(どなたか知りたがってた方、いませんでしたっけ?そういえば森さんも‥)。

11月21日

 Yasさんの掲示板(ところでYASとYas、どっち?)で「鎌倉オフ会」の話が盛り上がっております。
(鎌倉は神奈川県南部の市。今年は大河ドラマ「北条時宗」のお陰で、観光客倍増らしい)

 綾辻さんが時計館を書く前に、鮎川哲也さんに連れられて見に行った洋館が、鎌倉にあるんですね。綾辻さん、たいそう感激したらしいです(それについては、『時計館の殺人』(講談社ノベルス)のあとがきや、『鮎川哲也読本』(原書房)のエッセイに詳しいです)。
「そのお館を探しに行こう!」というのが、そもそもの始まりで。
(でもそこ、一般の住居だから、外からそっと覗くしか出来ないんだけど。お家の方に断わりもなしに写真をHPに載せるのもまずいだろうし)

 鎌倉には、一般に公開している洋館もあります。
 ひとつは旧華頂宮邸。鎌倉市が買い取って、今年10月から公開が始まったようです(ラッキー!)。もうひとつは鎌倉文学館(旧前田侯爵邸)。
 一度見てみたかったんですよね。

 それから。時計館ゆかりの(?)お館の近くには、銭洗弁天があります。『アヤツジ・ユキト1987-1995』をお読みになった方は覚えてるかな?我孫子武丸さんが一心不乱に壱万円札を洗っていた場所です(笑)。

 鎌倉文学館は江の電由比が浜駅から徒歩7分という場所にあります。ところで浜といえば、島田荘司さんの『眩暈』の舞台は七里が浜らしい(読んでないので良く分からないが)。

‥とまあ、行きたい所が皆さんいろいろあって、どういうコースになるかは未定です(笑)。来年の1〜3月あたりに実現できればいいなあ‥と思っています。
 鎌倉散歩、参加してみたいって方がいらっしゃいましたら、この企画の行方を暖かく見守っていて下さい(笑)。

11月22日

 17日は立命館大学で、有栖川さんと二階堂さんの講演会があったんですね、そう云えば。綾辻さん以外の話題となると、ころっと忘れる私(笑)。
 24日は同志社大学で、我孫子さんの講演会があるんですよね(これは覚えてた)。

 17日の講演の内容を他所の掲示板で読ませてもらいました(ここ)。
 ロジック重視の有栖川さん、トリック重視の二階堂さん。それに対して綾辻さんは「穴掘り」だそうです(笑)。
(前のお二人は、トリックを思いついた時点で作品は8割がた完成したも同然、あとはそのトリックを活かすための人物や場面を設定していくのだとか。で、綾辻さんは、有栖川さん曰く「(読者を騙すための)落とし穴をどこに掘るか、それだけ!」なんだって。なるほどなー)

 安楽椅子探偵第4弾、4回目にして初めて、原作者お二人の意見が分かれたのだそうです。放映は「下手をすると、3月になるかも‥」とのこと。ということは、年内の可能性は無さそうですね。お楽しみはまだ先か(その前に『〜の聖夜』のDVD発売があるよ。あと一週間とちょっとだね。わくわく)。

 ギャラリー、更新しました(ちょこっと語ってます(笑))。

11月23日

 京極さんの『嗤う伊右衛門』が文庫になりました。角川文庫なのですが、講談社文庫の京極堂シリーズ同様、荒井良さんの張り子人形(素晴らしい)が表紙を飾っています。
 今後出版される京極さんの文庫もこのスタイルでいくのでしょうか? 張り子の『どすこい』とか、張り子の『ルー=ガルー』とか‥(まさか)。

 発売中の「小説現代」に高橋克彦さんと佐伯日菜子さんの対談が載っていて、最後の方に綾辻さんのお名前がちらっと登場してました。
 メールの話は、安楽椅子探偵DVDの中でも佐伯さん云ってたなあ(しかし彼女、すっかり「ホラー女優」という呼び名が定着してしまったみたい。私のイメージの中では、相変わらず「スギナちゃん(映画『毎日が夏休み』の主人公)」なんですけどね)。

 リンクに2件追加。ソルジャーさんのHPとじゅんぼさんの日記です。
 さあ、明日は上京するぞ!(掲示板のレス、明日の夜以降になってしまいますので、ご了承を)

11月24日

 上京。盛り沢山の一日。

 まず、ネットのお友達(子供を入れると総勢14名!)と池袋にてカラオケ。
 お昼、お店に着いたら、予約を入れておいたにもかかわらず、改装工事中。「今日の14:00オープンです」と云われ、愕然。
 でも、ちゃんと中に入れてくれました(なので、貸し切り状態)。おまけに「最初のゲスト」ということで、サービス券までもらって、ラッキー!

 アニメソングががんがん飛び交う中、選曲集の本を見たら、浩子さんの曲が10曲ぐらい入ってて、びっくりです。
 本当は「王国」を歌いたかったのだけど、さすがにこのメンツでは‥と思い直し、「猫の森には帰れない」を歌いました(えへへ)。

 15:00、皆と別れて表参道へ向かいます。
 原宿辺りのあまりの人の多さにくらくらしながらも、目的地の「人形屋佐吉」(アンテイークドールのお店)へ。
 恋月姫のお人形、実物を見てきました。思ったよりも小さくて、ものすごく精巧に出来ているのですね。生きてるみたいでした。すんごく綺麗。感動!
 実際に人形を売っているわけではないのですが(買いたい人は要相談らしい、でも高くて買えません。ドレスだけでン十万円‥)、ポストカードや雑誌なんかも販売していました。
 店員さんが一言も喋らないで黙々と手紙を書いていたのが、不気味でした(笑)。

 18:00。錦糸町のすみだトリフォニーホールにて、谷山浩子さんのコンサート(1996年の青山円形劇場以来です)。
 これについては、いずれレポを書きますが、浩子さん曰く「画期的なコンサート」でありました。
 いっぱいいっぱい、元気をもらって家路につきました。
(目の前にそびえていた大きな壁が、ふうっと消えた感じ。「すごく好きなもの」って、自分を救ってくれますよね)

11月25日

 更新が滞っている時は、だいたいレポを書いているのだと思って間違いないですね、私の場合(笑)。

 というわけで、「北海道旅行記」(おいおい、いつの話だ)と「谷山浩子コンサート2001」の二つ、アップしました。こちら(日記番外編)からどうぞ。
(あ、絵をひとつアップし忘れちゃいました。26日お昼〜午後アクセスした方、コンサートの出演者の絵は、ご覧になれましたでしょうか?)

11月26日

 またウイルスが流行しているようです。

 Outlook Expressをお使いの方、メールをプレビュー(中身を見ること)しただけでウイルスが動作し感染します。
 「表示」メニューの「レイアウト」を選択して、「プレビューウィンドウを表示する」のチェックを外し、自動的にプレビューされないようにすれば良いようです(Winの場合。Macは「表示」メニューの「プレビューウィンドウ」のチェックを外せばいいのかな)。
 ちなみに、Outlookのバージョンを上げても、効果があるようです。

 例え知人からでも、おかしな英文でタイトルがついているメールが来た場合、開けずに削除するか別途差出人に確認を取ることをお勧めします。
 ウイルスに感染すると、その人のアドレス帳にあるメールアドレスに、自動的にウイルスメールが配信されるようなシステムみたい。実際に、私の属しているメーリングリストには、ここのところウイルスメールがひっきりなしに届いています。

 ネット人口が増えるにつれて、悪質なウイルスも次々出てくるのでしょうね。自分の身は自分で守らなければね。下手をすると友人にまで害が及ぶわけだし。

11月27日

 郵便局に行ったら、門松が飾ってありました。
‥早すぎません?(笑)

 なんだか気の遠くなるような青空です。
 目の前の壁が消えたのはいいんだけど、風吹きっさらし状態になっちゃって、寒くて仕方ありません(笑)。さあ、これからどーする。

『推理力』いまだ見つからず。紹介文が書けなくてゴメンなさい。

11月28日

 市内のめぼしい本屋は回り尽くしましたが、やはり『推理力』には出会えず。
 そんなに読みたいのなら注文すればいいじゃん‥という声も聞こえてきますが(笑)、とりあえず手に取ってから買う買わないを決めたいと思うので(<けち)。


 昨日、秋山実里さんに教えていただいた「小説推理」1月号、読みました。「ミステリーファンのための幻想と怪奇への誘い」という特集で、綾辻さんがコラムを1ページ書いていらっしゃいます。「『殺人鬼』の思い出」という題で‥

「われこそは!」 協力者として志願してもいいですか私(笑)。

 というわけで、今後サイトの更新がぷっつりと途絶えたら「ああ、mihoroさんは『殺人鬼III』の取材に応じたのだなあ」と思って下さって結構です(笑)。
(何のことか分からない‥という方は、「小説推理」(双葉社)という文芸誌の1月号、69ページのコラムをお読み下さいませ。面白いよん)

 エッセイ&対談の項にも「小説推理」のこと、書きました。

 「勝ちにいく麻雀」ホストによるスペシャル対決の模様が「週刊現代」に掲載されているようです(JDCさん、どうもありがとう)。これまた本屋でチェックしてこなくては。

11月29日

 今日の日記は書くことがいっぱい。
「ネタがない日のために、とっておこうか」とも思ったのですが、ええい、書いちゃえー(笑)。

 掲示板にも書きましたが、まさか大田垣晴子さんの『オトコとオンナの深い穴』(ダ・ヴィンチ読んでる人にはお馴染み)の隣に『推理力』があったとは‥!
 「ミステリ」とか「文芸書・新刊」の棚を一生懸命さがしてたもんで‥見つからなかったわけだな。
 内容については、エッセイ&対談の項に書きました(しっかし‥客商売にもサラリーマンにも宮仕えにも向いてなくて、守衛としても役に立たなくて‥って、ずいぶんな云われ方(笑))。

 Re:メール、うちにも来ました。しかもさっき(AM3:00頃)。即行削除。
 メルマガ以外の個人宛のメールって、普段あんまり来ないので(寂しいなあ(笑))、メールが届いた音がすると「おっ」って嬉しくなるんですけど、ウイルス付きはいりませ〜ん。

 来年あたり、小野不由美さんの『屍鬼』の文庫版が出るらしいです。で、解説が宮部みゆきさん! わ、楽しみ。「キング」つながりですね(『屍鬼』はキングの『呪われた街』へのオマージュ。宮部さんにも『ファイアスターター』を意識した『クロスファイア』があります)。
 小野さんといえば、今日行った本屋で『ホラーを書く!』(ビレッジセンター出版局)を発見、買っちゃいました。この本、図書館にもなくて、ネットの本屋さんでも「在庫無し」で手に入らなかったのよ。なので、すっごく嬉しい!(後日談:でもこの後すぐ文庫化された。ちょっと悔しい)
 あんまり嬉しかったので、勢いで「週刊現代」まで買ってしまった私(笑)。でもまあいいか。「勝ちに行く麻雀」に綾辻さんが出るのもこれで最後みたいだし。

『作家と犬』というムック本が出ていますが(去年の今頃は『作家と猫』だったな。綾辻さんは載ってなかったけど)、この題名で森博嗣さん&トーマが出てないのは、モグリって気がしちゃいますね(笑)。

 え、来年にはいよいよ『陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)』が出そうだって?(貫井さんの日記より)。京極堂ファンはわくわくですね(でもまた分厚い本なのかなあ‥)。

‥えーと、まだ何か書くことがあったような気がするけど‥こんなもんかな?

11月30日

 「Toru Manabe」さん(誰だか私は知らない)、あなたの名前で私のところに「Re:メール(たぶんウイルスメール)」が来てます。ウイルスに感染していませんか?チェックした方がいいですよ。

 ピクミンCMソング、12月6日CD発売!
‥いや、買う予定はありませんが、すっごく耳に残るんだよね〜、この歌。

 ヤイコこと矢井田瞳さんは、栃木のコンサートで「ニラの唄」を歌ったらしい。
 ニラの唄! ヤイコのプロデューサー、片岡大志さんが7年前に作った名曲です(FM栃木の企画ものだったんだよね、確か)。
 いーなー、久しぶりに聴きたいな。CDどこかにないかなー。

 日本推理作家協会の会報10月号の中で、北村薫さんが『推理作家協会賞と本格ミステリ』という文章を寄せていらっしゃいます(二階堂さんの日記で知りました)。本格に対する熱い思いがうかがえて、じーんとしました。興味のある方はこちらをどうぞ。
 この会報、いろいろなコーナー(リレーエッセイとか)があって面白いですね。綾辻さんもそのうち登場しないかな。

 本日『安楽椅子探偵の聖夜』DVD発売日! 先行予約をした私は、明日入手できると思います。
 しかし‥もう11月終わりですか、早いなあ。

 12月、Ayalistは企画めじろ押し(?)です。お楽しみに。

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