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 Ayalist 1月の日記(前半)

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1月1日

 明けましておめでとうございます。

 昨日は、紅白をちらちらと見ながら台所を片付け。
 ドリフに吉本興業にハム太郎、視聴率取るためだったら民放のキャラまで引っ張り出すのかNHK‥とか、衣装合戦は止めたんじゃなかったのか小林幸子‥とか、原田真二と共演する松田聖子を見ている郷ひろみの気持ちは‥とか、まあそれなりに見どころ(?)のあった紅白ではありました。

 午年です。馬で思い出したのですが、綾辻さんは動物占いで確か「ペガサス」でした。
 想像上の動物で、翼を持つペガサス。感性が自由で天才的、でもって束縛が嫌いとか。
「ピンとくるひらめきや発想は天才的」確かに。
「忙しいほど不思議な底力を発揮する」連載二本もいい結果に結びつくかもね。
「落ち込むと、回復するまでが長い」今は‥大丈夫ですよね。着実に書いてますもんね。
「自分で自分がわからなくなることがある」小説にはそういう登場人物、確かに多いような‥。
「断わりもなく、突然ふっといなくなる」突然失踪とか、しないで下さいね。

 明日から実家に帰省します。5日に帰ってくる予定です。
 コラムをひとつ、書きました。

1月7日

 新年にいただいたるいさんとマジねこさんのイラスト、遅ればせながらギャラリー別館にアップさせていただきました。お二人ともありがとうございました。

 新年早々、風邪をひいて大変でした。
 闘病記‥はこの場に相応しくないので、カット。
 今年の目標「健康第一、夜更かしはほどほどに〜」(笑)。

 でも、寝込んでいたお陰で本がゆっくり読めました。それは嬉しかったです。

『掌の中の小鳥』加納朋子(創元推理文庫)
 連作短編集です。舞台は、洒落たカクテルの店「エッグ・スタンド」。
 色とりどりの綺麗なビーズがそこここに散らばっていて、でもそれらは実は透明な糸で繋がっていて‥そんな印象を持ちました。伏線の妙、人を見る目の確かさ。日常を舞台に、これだけあざやかな物語を紡ぎ出せるとは‥感服しました。

『少年たちの密室』古処誠二(講談社ノベルス)
 東海地震で倒壊したマンションの地下駐車場に閉じ込められた6人の高校生と担任教師。そこで事件が起こります。
「誰が、どうやって殺したのか」という、オーソドックスではあるが力強い謎があります。トリックもあります(騙されました)。伏線にも唸らせられました。そして意外な結末も。一級の本格ミステリです。
 と同時に、背景となる様々な問題はどれも深刻で打ちのめされました。でも一すじの希望の光を感じさせるところが、この作者ならでは。読みごたえありました。

1月8日

 ミステリーDXに掲載されていた、児嶋都さんの『緋色の囁き』、読みました。なかなか良かったです。後編が楽しみ。
 もともと『緋色の囁き』は、映画「サスペリア」をイメージして書かれた作品だけあって、映像にしたら‥と思わせる部分が多いんですよね。

 ただ、できれば原作を読んだ後で、漫画を読んでね。

 こんなページを発見。「ザ・スニーカー」という雑誌に綾辻さんの記事が載っているらしいです。読んだ方、いらっしゃいますか?

1月9日

 別館の「殺っちゃん工房」が、お陰さまで1000Hitを超えました。
 作ってから約一年。皆さまありがとうございます。

 記念館に企画ページをアップしてあります。
(この「記念館」が隠しページだったんです、実は。トップページのある画像の一部をクリックすると、入れるようになっています)

1月10日

「近所にサティもビブレもないのがとっても残念です。」‥同感です、殊能さん

◆◇◆

 殺っちゃん、なんと台湾デビュー!(管理人もびっくり)

 以前掲示板に書き込みして下さった台湾のみやびさんが、この度「Miyabi's room」を開設されました。相互リンクです。みやびさん、これからもどうぞよろしく。
 綾辻さんの小説のコーナーがあります。みやびさんの感想も随時追加されるようです。台湾では近々中国語版『鳴風荘事件』が発売されるとか。楽しみですね。

 それでですね、みやびさんはなんと、掲示板のアイコンに「殺っちゃん工房」の殺っちゃんたちを使って下さったのでした(嬉しかったです)。日本語での書き込みもOKだそうなので(でも、私のパソコンからだと、文字化けしてしまってダメだったけど)、皆さんも一度覗いてみて下さいね。

 リンクの項と雑学の項の中国語の部屋、更新しました。リンクページは並べ方を変えてみました。コメントも一部修正。

1月11日

 我孫子武丸さん谷山浩子さん、次に更新されるのは、ドッチ!?
(お二人とも、昨年11月末からHPの更新止まってます。待ってるんだけどなあ)

◆◇◆

 安楽椅子探偵第4弾、タイトルは「安楽椅子探偵とUFOの夜」だそうです。3月に放映予定。綾辻さん曰く「はっきり云って面白い。シリーズ最難問」ですって。関西の方、お楽しみに。

 もうじき「IN・POCKET」と「KADOKAWAミステリ」の発売日ですね。
 『暗黒館〜』は今年いっぱい連載が続きそうな模様。2000枚近い大作になる予定です(ノベルス一冊じゃ収まらないだろうから、上下巻になるのかな?上中下巻だったりして)。「最高傑作にするべく頑張っている」とのこと、大いに期待しましょう。
 『最後の〜』はあと数ケ月で完成させて、秋までには出版という見通しだとか。そうか、秋か。もう少し早いかなと思ってたんだけど‥でも今年中に読めるなら、ま、いいか。

 以上、「ザ・スニーカー」2月号のインタビュー記事より、綾辻さんの近況の部分をお伝えしました。インタビューの中身については、エッセイ&対談の項をどうぞ。

1月12日

 さえさん手作りのアカマメストラップ(今日届きました。さえさんありがとう)。
 それから、お正月、実家の近くのお店で見つけたカオナシの根付け(^^)。

 

 二つとも私のiMacの画面の横でゆれてます。ふふふ、かわいいなあ。

 殺っちゃんストラップでも作るかなあ。殺っちゃんピンバッジってのもいいなあ(資金はどうする)。殺っちゃんぬいぐるみだったら、やる気になったら何とか(でも暇がない〜)。

 コラムに「ミステリー漫画」について書きました。漫画は大好きだけど、もともと小説として書かれたものがどんどん漫画化されることには不安を覚えます。特にそれがミステリだと、うーむ‥。
 漫画家の方々はとても頑張っていらっしゃると思うんだけどね。企画する編集部側が安易な気持ちでやっているとしたら、ちょっといやだなあ。

1月13日

 世の中は三連休のようですが、我が家にはあまり関係なし。
 受験や卒業を控えてお忙しい皆さんも、健康第一ですよ〜。

 講談社ノベルスの「密室本」もまだ見ていないし。

「観てから読むか 読んでから観るか」そんなキャッチコピーが昔ありましたな(角川映画でしたっけ?)。
 小説を映画化(ミステリに限らず)する場合、小説を丸ごと一から十まで映像化したら二時間枠にはとても収まらないので、一部のエピソードや説明を削ることになります(筋そのものを変えちゃう場合もあるけど)。「読んでから観る」と、どうしてもその「削られた部分」が気になってしまうので、「観てから読む」方が私は好きかな。
 映画を観てから小説を読むと、映像を頭の中に喚起するのも楽だしね。

1月14日

 うわー、新しいiMac だって、うわー。ほんとにおまんじゅうみたい(笑)。

 成人の日、今年も逮捕者が出たそうで。殺っちゃん、出動!(笑)
 昔は年が明けると共に一つ年をとったわけですが(数え年)、今は満で数えるわけですから、一月のこの時期に成人の日をやる必然性はあるのでしょうか?
 自分の時を思い出してみても、試験前で慌ただしかった記憶があります。式は出席したよ。寝てたけどね(笑)。

 お年玉付き年賀ハガキ、今年も当たったのは切手が数枚。前は3桁の当選番号もあったけど、あれ復活しないのかな。4桁以上なんてなかなか当たらないよ〜。

◆◇◆

 文藝春秋80周年記念出版の中にこんな企画が(ともっぺさん、ひいろさん、情報ありがとうございました)。

 謎解きの醍醐味! 気鋭のメンバーによる本格ミステリの書下ろしシリーズ
「本格ミステリ・マスターズ」
■編纂委員=綾辻行人、笠井潔、北村薫、二階堂黎人 本年6月刊行開始
■四六判 上製カバー装
■第一期20巻予定

 ともっぺさんは「これが例の隠し玉プロジェクトなのでは?」とおっしゃっていますが、どうなんでしょうか? 一瞬『奇想の復活』(編者が鮎川哲也さんと島田荘司さんで、綾辻さんも執筆者の紹介文を担当)を思い出しましたけど、あれは書き下ろし短編のアンソロジーでしたし。
 原書房の「ミステリー・リーグ」や、新潮ミステリー倶楽部みたいのかな?
 編纂委員ということは、この4人で執筆者を選出するんでしょうね、おそらく。ハードカバーで20巻もあるんだから、長編の書き下ろしなんだろうな。委員自身も書くんだろうけど、文藝春秋からは綾辻さん、本出したことなかったから、新しいシリーズを立ち上げるのかな?
 ?がいっぱいです(笑)。とりあえず、文藝春秋と二階堂さんのHPの日記は、今後要チェックですね。

1月15日

 近所のスーパーへ行くと、何故か毎回「ピクミンのうた」が流れていて、その度しんみりしてしまいます。「♪ そして 食べ〜られ〜る‥」

◆◇◆

 そういえば、書くの忘れてました、今月の綾辻さん(もう月半ばだっつーの)。

 15日(今日) KADOKAWAミステリ発売日。
 16日(水)  IN・POCKET発売日。
 25日(金)  活字倶楽部発売日(アンケートが掲載されてるかも)。

 安楽椅子探偵、ABCのHPはそろそろ要チェックかもね。関西の皆さま、来月もしも「TELEPAL」に記事が載ってたら教えてね。

 そろそろ第2回本格ミステリ大賞の候補作が決まるのではないでしょうか(昨年は1月末でした)。『ミステリ・オペラ』は確実だね。『模倣犯』は本格と見なされるかどうか、微妙なところかも。
 できれば6月の大賞決定までに候補作5作読みたいところだけど、無理だろうなあ(笑)。『ミステリ・オペラ』ぐらいは読みたいなあ(でも、長いんだよね‥)。

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