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 Ayalist 3月の日記(後半)

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3月16日

 5分で作った手抜きの背景ですすみません。
♪ パステル・ウェザー あなたがいない午後〜

 ごく一部の人しか見られないのに「公式サイト」とはこれいかに‥と、ついひがんだ気持ちになってしまうのは良くないと思いつつ。ネットであちこち調べたり、新刊雑誌を軒並みチェックしたりしなくても、携帯ひとつで情報ゲットできるのは、はなはだ羨ましいです。所詮、ご本人が情報ソースの公式サイトにはかないません。
 J-PHONEのJ-ミステリ倶楽部では、GIALLOのインタビュー記事の件も事前から載っていたようです。いいなあ。4月から有料という話ですが、いくらぐらいかかるんでしょうね。
 とはいえ私、携帯を買い替える予定は今のところなし。当サイトは、できる範囲で細々とやっていきます‥(ため息)。

GIALLOの記事について、こちらに書きました。

◆◇◆

「花粉症にはヨーグルトと青魚が効く」と「あるある大事典」で紹介されたお陰で、ヨーグルトが売れているそうです(青魚も?)。何を隠そう、花粉症に苦しむうちのダンナも、あれ以来毎日ヨーグルトを食べてます(笑)。マスコミの力は凄い。
 もしも「花粉症には牛肉が効く」と紹介されたら、狂牛病ショックによる買い控えも一気に解消したりして(乗りやすいぞ、日本人)。

◆◇◆

 予告どおり、「安楽椅子探偵とUFOの夜」専用掲示板(ネタバレOK)スタートです。こちらからどうぞ。

3月17日

 安楽椅子探偵のお話。といっても、ドラマじゃなくて。

 安楽椅子探偵が出てくるミステリ、皆さんはどんなのをお読みになったことがありますか? 隅の老人とか?(未読ですが)
 私がパッと思い浮かんだのは、天藤真さんの『遠きに目ありて』(創元推理文庫)。あと、最近読んだ鯨統一郎さんの短編「Aは安楽椅子のA」(ミステリ・アンソロジー『名探偵は、ここにいる』(角川スニーカー文庫)に収録)は、ある意味「これぞ安楽椅子探偵そのもの!」という内容で面白かったです。

◆◇◆

 何ごとも回数をこなすうちに、コツをつかめるものです。私は出産を3回経験してますが、3人目を産むときは、かなり落ち着いて上手に産めました。
 しかーし、ドラマの安楽椅子探偵、こちらは4回目になるというのに、相変わらず作者の手の内で遊ばれてしまってます。あー悔しい。画面にちらっと映る手がかりを拾うのは上手になりましたが、犯人の名前すら当たらないというのはどーしたもんだいまったくぅ。

 今回見られなかった全国各地の皆さん、DVDソフト化をどうぞお楽しみに。難問ですよ。でも面白いよ。

3月18日

 今週末から子供たちの春休みが始まります。やだなあ‥(笑)。

 時間の使い方が下手な私は、一日が100時間ぐらいあったらいいのになあ、とよく思います。
 ところが、他所の掲示板でこう云ったところ、「一日12回も食事しなくちゃ、もたないじゃないか」とか「いったい何時間働けばいいんだ‥」とか、イマイチ賛同が得られなかったんですよね。
 確かに私も、100時間のうち80時間ぐらい子供たちに寝ていてもらわないと、自分のやりたいことできないな(笑)。

 仕事もしたい。本も読みたい。家事‥はやらなきゃいけない(苦笑)。あれもこれも‥と気ばかり焦って、結局やっているのはHPの更新だけ(おいおい)。

◆◇◆

 庭に散らばった梅の白い花びらを見て長女さんが「雪みたいだね」と云っていました。今年は、我が家のある場所はほとんど雪が降らなくて、子供たちにとってはつまらない冬だったようです。
 もう梅も終わりですね。近所では菜の花やこぶしが誇らし気に咲いています。桜も今週あたり開花でしょうか。入学式の頃は、散ってしまっているかもしれません。

3月19日

「安楽椅子探偵とUFOの夜」朝日放送のHPに、解答および「傾向と対策&おまけトーク・ノーカット完全版」がアップされてます‥といっても、犯人がわかっちゃうので、番組をご覧になった方だけ、どうぞ(見られなかった皆さん、すみません)。

 もう一方の犯人当て、e-NOVELSの『彼女がペイシェンスを殺すはずがない』も、解決編がダウンロードできるようになっています(無料)。
 こちらもたいそう良くできた犯人当てでした。懸賞企画は終了しましたが、今後も無料でダウンロードできるそうなので、未挑戦の人はぜひぜひ。

 賞金よりも商品よりも、正解という栄誉が欲しかったなあ。先週一週間、推理に明け暮れ、脳細胞を酷使したにもかかわらず、結局ふたつとも外して報われなかった私は‥修行の旅に出ようかな(どこへ? やっぱり読書でしょうか)。

◆◇◆

 京大ミステリ研のHP「蒼鴉城別館」の掲示板に、以下のような記事が(mewさん、情報ありがとう)。

新入生歓迎 アカデミックレクチャー
井上章一 vs 綾辻行人 対談「あなたが大学生だったころ」

[日時]2002年4月8日(月) 開場16:00 開演16:30(予定)
[会場]吉田食堂2階
[主催]京都大学総合人間学部 [協賛]京都大学生活協同組合
[実行委員会]総合人間学部図書館読書案内WG 京大生協 学生有志スタッフ
[問合せ先]京都大学総合人間学部図書館 慈道・松田

 これは当然、京大新入生が対象なのでしょうね。私は‥吉田食堂のおばさんとして潜り込むか(嘘です〜)。

 そういえば、以前なま楽で「綾辻行人」を検索した時、『京都大学を知る本(1994) 京大サクセスブック 』(六甲出版)というのがヒットしました。綾辻さんの「OBインタビュー」が載っているらしいです。在庫切れでしたけど(調べたんかい!)。

3月20日

 本日「ロングラブレター 漂流教室」最終回。ちかさんや千秋さん、どきどきですね。綾辻さんも見てるかな。

 昨日の「修行の旅」は後回しにして(笑)、友人が送ってくれた「安楽椅子探偵とUFOの夜・解決編」を観ました。感想は専用掲示板に。
 番組の最後、出演者(小劇団の人が多い)が公演予定などをPRするコーナーが復活していましたね。ロケ地の山中湖の宣伝まで(笑)。

3月21日

 浩子さんの新しいアルバム「翼」の詳細情報がこちらに。
 次の幻想図書館は「不思議の国のアリス」のようですね。「もうひとりのアリス」の中にもアリスの出てくる曲があったけど。
 今週末から浩子さんは、富良野と札幌でコンサート。じゅんぼさん、行ってらっしゃ〜い(^^)。

 高校生の頃、どうしようもなく落ち込んだとき、「真夜中の太陽」を聴いて自分で自分を励ましたものでした。月日は流れて、なんら変わらない私がここにいます。
 井戸の底から見上げる空は、それでも青い‥ような気がする‥。

◆◇◆

「安楽椅子探偵とUFOの夜」に出ていた松永玲子さんのHP「マツナガ宅」に、撮影の模様がちょこっと出ていました(1/12〜24のあたり)。その中からふたつほど。

 UFO騒ぎのシーンは、1月半ば、富士山麓で撮影したのだそうです(寒そう!)。エキストラは地元の観光課の人々。宇宙人役の志願者がたいそう多かったとか(笑)。

(この後は、安楽椅子探偵シリーズを一作も観ていない人にとっては軽いネタバレなんで、読まないでね。一作でも観たことある人は、反転してどうぞ)→安楽椅子探偵役は草野徹さんという人。私はてっきり声だけなのかと思っていたら、ご本人があの衣装とあの仮面を付けて演じておられるんだそうな。説明調の長ゼリフが多くて、大変そう。

3月22日

 アクセス数も元通りに落ち着きました。安楽椅子探偵の狂乱はようやく過ぎ去ったようです。「はればれとしたさびしさ」って感じかな(笑)。でも、大きな問題も起こらず、良かった良かった。皆さま、ご協力感謝いたします。どうもありがとう。
 他所の掲示板では、かなりキツい書き込みも見られました。そんな中「フェアプレイか論理の飛躍か、それは謎が解けた読者がいるかどうかで決まる」という言葉を引用した方がいて(法月綸太郎さんがおっしゃった言葉だそうな)、とても心に残りました。

◆◇◆

 ところで、土日祝日はアクセス数が2〜3割減ります。ネットは平日のみって、おそらく会社や学校のパソコンからアクセスしている人でしょうね。自宅でネットできない人や、できても長時間は無理な人、まだまだ多いようです(「会社や学校からだと、タダだから」という理由かもしれませんが(笑))。
 私も、テレホーダイの時間以外は、時計とにらめっこしながら繋いでます(笑)。

 4月から環境が変わって、今までのようにネットできなくなる人、逆にできるようになる人、いろいろなんだろうな。
 春は、出会いの季節でもあり、また別れの季節でもあります。

◆◇◆

 ネチケット(ネットをやる上でのエチケット)について、事細かに書いてあるページもありますが、要するに「相手の気持ちを察する」とか「周りの空気を読む」とか、当たり前のことができれば大きな問題は起こらないと思うんだよね。
「人を見たら泥棒と思え」より「渡る世間に鬼はない」の私。しかし、すぐ信じちゃうから犯人当てハズすんだという説も(笑)。

3月23日

 栃木の南の方は桜満開。というか、昨日見たときには、ちらほら散り始めてました(びっくり)。関東地方は、この週末が見ごろかもね。来週はすでに散ってしまっているかも。
 記録的に早い桜の開花で、4月に「さくらまつり」を予定している自治体は苦慮しているみたい。
 今年の入学式の頃は、若葉がまぶしいかもね。

 ところが。今日、那須の方へ行ってきたのですが、雪が舞ってました(これまたびっくり)。東北や北海道の桜が咲くのは、まだ先なんだろうな。
 天然パーマの馬というものを初めて見ました(笑)。全身が羊みたいにくるくる細かい巻き毛なんですよ。そして、模様は白と黒のでっかいぶちで、牛みたい(わはは)。

 なーんだ、南さんってば、やっぱり取手さんのことが好きなんじゃん(AVANTIより)。

3月24日

 三本腕くん、リクエストにお応えして、傘さしてる絵も追加〜(AM8:30)。

 図書館の本が、思いっきり貸出期限過ぎてます。早く読まなくちゃ。
 5冊まで借りられるんですけど(期間は2週間)、根が貧乏性なもので(?)、ついあれもこれもと欲張って借りちゃって、結局読み終わらないパターンです。恥ずかしい。
 読むのが遅いせいもあるんだけど、時間を作るのが下手なんだな、私の場合。

 鎌倉オフ参加予定の皆さんへ。今のところ4/6(土)と4/14(日)が有力候補です(まだ全員のお返事をいただいていないので)。細かい予定はまた改めてメールします。

3月25日

 家族みんなで風邪ひいてま〜す(涙)。
 といっても、熱はないんだけど。私は鼻風邪、長男くんと次男くんは吐く風邪(次男くんなんて、夜中半分寝ぼけて、おえっぷおえっぷ云いながらそこら中歩き回るので、洗面器持って追っかけ回してました(泣笑))、ダンナも鼻声、長女さんは‥まだ大丈夫。
 皆さんもお気を付けて。

3月26日

 今月の締め切りは、無事乗り切られたのでしょうか>綾辻さん。

 古い文芸誌を整理するため(捨てるわけではない、奥にしまいこむだけ)、必要な箇所(要するに綾辻さん関連の記事)を切り取る作業をしました。対談記事やら、「崩壊の前日」「伊園家の崩壊」といった短編やらを結局全部読んでしまい(笑)、時間はかかりましたが、とても幸せな気分。
 もうすぐ4月か。季節的にぴったりな『十角館の殺人』を再読しようかな。
(盛夏に『時計館の殺人』、初冬に『霧越邸殺人事件』もお薦めです。)

 とはいえ、返却期日を大幅に過ぎている本もあるんだった‥なかなか読み終わらないよお、時間が止まってくれないかな(無理です)。

3月27日

 お花見、しました?(といっても、北の方はまだ咲いていないのでしょうが)
 栃木の桜は、場所によっては満開です。ここのところ寒いので、しばらくはもちそうかな。

 e-NOVELSからWebMoneyカードが送られてきました。先日の犯人当て、私は外したんですけど、いただいちゃっていいのでしょうか。ちと複雑。

『彼女がペイシェンスを殺すはずがない』について、我孫子武丸さんが「決してプロの作品にもひけを取るものではないですし、今後も読めるようにしておくつもりですから、まだ知らない方がいらっしゃったら宣伝しておいてください」とおっしゃっていましたので、宣伝しておきましょう。
 問題編・解決編とも無料でダウンロードできます。作品を読むために必要な解凍ソフトやAcrobat Reader(作品はPDFファイルなので、このソフトが必要)も無料。詳しくはe-NOVELSのご案内に書いてあります。
 プロの作家さんたち(我孫子さんはもちろんのこと、二階堂さんもたいそう誉めていらした)も太鼓判を押すほどの、挑戦しがいのある作品です。まだ読んでいらっしゃらない人は、ぜひぜひ。
 我孫子さん曰く「またいい作品があれば続けていきたい企画ですので、見守っていてください」。今回応募できなかった人も、次回があるかもしれませんので、お楽しみに。

3月28日

 斉藤肇『たったひとつの〜浦川氏の事件簿〜』(幻冬舎)読了。
 連作短編集のようではありますが、これはれっきとした長編ですね。だって、最後まで読まないと全体の話が見えてこないから。
 8つの物語はどれも語り口が違っていて、なかなか凝っています。ミステリというよりはファンタジーのような色彩もあって、少々戸惑いましたが。
 あちこちにちらばっているように見えた物語が、煙のようにするするとひとつの箱の中に吸い込まれていって、ぱたんと蓋が閉じてしまう、そんな印象。思わず前の方のページを繰ってしまうこと、必至。題名がいいなあ。読み終わってなるほど!と思いました。
 ちなみのこの著者、niftyの推理フォーラムのシスオペとして、パソコン通信の頃からやっていらした人にはお馴染みですね。柴田よしきさんのHPで斎藤さんの紹介ページを見ると、「あの綾辻さんでさえ、こっそりROMっていようと心に誓っていたのに「新本格バトル」なる餌につられてふらふらと書き込んでしまい、「アヤツジの本物がいるー」と大騒ぎになったほど」なんて記述があります。
 私にとって斎藤さんは、太田忠司さんや井上雅彦さん同様、星新一さん編集の『ショートショートの広場』出身の作家さんという認識。「奇数」って作品、好きだったな。

3月29日

 昨日の夜は、くっきり切り抜いたような満月が見えたものでしたが、一転して今日は雨降り。

 親しくしていたご近所のご一家が、今日引っ越ししていきました。
 同じ年頃のお子さんがいて、長男くんなんか2歳の頃から一緒に遊んでいましたから、いわゆる幼馴染みですね。
 子供たちは、口では「寂しい」「つまらない」とは云うものの、いつもと変わらずにわいわい遊んで、ばいばいと別れてきました。あっけらかんとしたものです。うるうるしているのは、私ひとり(笑)。まったく、年をとると涙もろくなっていけません。

3月30日

 ミステリマガジン5月号が、クイーンの特集です。全長編の紹介リストもあって、これから読もうとしている方には嬉しいかも。

 鎌倉オフ会のお知らせページを作りました。こちらです。

 4月2日まで留守いたします。掲示板はレスできると思いますので、よろしくです。

3月30〜4月2日

 ちょっとお休み。

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