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 Ayalist 6月の日記(前半)

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6月1日(その1)

 もう6月ですか。今年もあと半分(うわ!)。

 背景は「ねこの森には帰れない」のつもりです。猫にしては耳でかいなあ(笑)。パソコンの横にぶら下がっているジジ(魔女の宅急便)見ながら描いたら、こんなふうになっちゃった。
 森の木の下にポツポツ微かに見えるのは、赤いキノコのつもり(見えませんね)。

 6月の綾辻さん。
 mewさんからの情報によると、先月末発売になった『横溝正史に捧ぐ新世紀からの手紙』に綾辻さんも載っているとか。さあ、この本が栃木の書店に並ぶのはいつの日か?(半分ヤケ)
 14日にはIN・POCKETとGIALLOが発売。後者は第2回本格ミステリ大賞の記事と選評が載ります。
 そして、祥伝社NON・NOVELから『霧越邸殺人事件』発売! 未読の方はこの機会にぜひぜひ(でも、できれば寒い時期に読んだ方が雰囲気出るかも。吹雪の山荘タイプの話だし)。

 意外に可笑しい書き間違い発見、『どんどん、橋おちた』。
 次々と橋が連鎖反応的に落ちていくのでしょうか?(笑)
 先日読んだ『密室レシピ』の泡坂さんのプロフィールの項には『11枚のとらん』って書いてありましたね。「」ですよ、ぷ。

 大森さんの日記がやっと再開! 我孫子さんのはいつの日か‥(かまいたち情報は、明日の日記で)。

6月1日(その2)

 東京ディズニーランドに行ってきました(ディズニーシーではないのよ)。
 家族で行くのは今回が初めて。以前、前売券を持っていなかったがために門前払いという憂き目を見まして(シンデレラ城を目の前にしながら入場できず、号泣)、今回は事前にちゃんと券を用意して、万全の体制で臨みました。

 でも、子連れで行くと大変だわ。というか、着くまでに3時間かかって、入場した時点ですでに皆疲れていたし(笑)。
 アトラクション4つまわっただけでリタイア。ま、しょうがないか、もちょっとすいてる時期(そんなのあるのか?)狙って来ようね、今度は。
 ダンナはディズニーランド初体験。ジャングルクルーズのお兄さんのパフォーマンスを「面白いねえ」と云ってたのが初々しい(笑)。あたしゃもうほとんど暗記してるよ‥。

 我孫子飯店が半年ぶりに更新されてるよ、ぎゃー!!
 空白時のごった日記には綾辻さんも一言だけ登場。
 我孫子さん、お忙しい‥わけではなかったのですか、ともあれ「また半年後に」では寂しすぎます〜。
 PS2が欲しくてたまらない今日この頃(笑)。

6月2日

 かまいたち2の話など。

 今回のメインシナリオは田中啓文さんなんですね(びっくり)。我孫子さんはシナリオ監修・サブシナリオ執筆、もうひとりの牧野修さんはサブシナリオ執筆という役割だそうで。
 どんなシナリオも、最後はダジャレで終わるのか?(まさか‥)

 かまいたちのドラマ(7/3 放映、TBS系)はオリジナルストーリー、夏のペンションが舞台なんだそうです。
 やっぱりこの時期の撮影で冬の設定は無理だよね(笑)。オリジナルストーリーだったら、ネタバレの心配はなさそう(ほっ)。

6月3日

おにぎり事件」のような重傷ではなかったのです。ご期待‥じゃなかった、ご心配いただいた皆さま、すみません。
 ところで上記のおにぎり事件、映画「ヒッチャー」とか「セメント樽の中の手紙」を連想してしまった私。

 新装版の『フル・ムーン』(新潮社)が先月末出版されたようですね。価格は以前の約半額(2400円)。
 アポロ計画で撮られた月の写真を集めた写真集(NASAが初公開)。これはもう鳥肌ものです。本物の迫力!

◆◇◆

 東京駅の構内にはUNIQLOまであるんですね。びっくり。
 階段わきにはANAのポスターが貼ってあって、思わず欲しくなっちゃいました(笑)。背景の青に黄色がとっても映えて、可愛かった〜。

 上野駅の構内にある本屋は、うちの近所の書店よりよっぽど品揃えが良くって、たいへんくやしい(笑)。
 あ、でも最近、家から車で30〜40分のところに大きな書店ができました。駐車場は無料だし、夜23:00まで開いているので、これはとってもうれしい(前に書いたっけ?)。

6月3日(その2)

 綾辻ニュースに、J-ミステリ倶楽部と『横溝正史に捧ぐ新世紀からの手紙』について、書き足しました。
 後者は、綾辻さんと森村誠一さんとの対談が掲載されています。詳しくは後日。

 ギャラリーを別館に移しました。この日記の上の部分からも行けますので、絵のお好きな方はご利用下さいませ。
 それから、日記から掲示板に飛べるリンクも追加(右上部)。

 イースター・エッグって、ご存じですか?
 キリストの復活祭に飾る、カラフルに殻を彩色したゆで卵のこと。あちこちに隠して子供に探させるという遊びは、マンガ『エイリアン通り』に出てきたので知っていたのですが。
 パソコンやゲームの世界にも、そのイースター・エッグ(制作者が仕掛けたジョーク機能)が隠されていることがあるそうな。ラジオの「AVANTI」で先月放送されていたのを聴いて、初めて知りました。こんなサイトもあるんだよ。

 当サイトでも、本筋(データベース)と関係ない部分は、そのイースター・エッグに入れちゃうことにしました。
 こんな →卵が転がっていたら、「ああ、これか」と思って下さいね(笑)。
2002年1月前半の日記と、管理人プロフィールのページの下にあります。古い日記とコラムを収納。

6月4日

 森博嗣の浮遊研究室、御器所さんの問題。
「西暦2000年1月1日は土曜日でした。では、西暦2222年1月1日は何曜日?」
(2222−2000)÷4=55あまり2 55+1−2=54
{(2222−2000)×365+1+54}÷7=11583あまり4

 答え:曜日(正解、どなたか分かります?)
 4の倍数の年は閏年。100の倍数の年は閏年でない。400の倍数の年は閏年。
 2000年は「400の倍数の年」だったので、閏年でしたね。

◆◇◆

『横溝正史に捧ぐ新世紀からの手紙』(角川書店)、1900円と高いですが、とても素敵な本ですね。大路浩実さんの装幀(淡い色調の着物の端布を貼り合わせたような)、綺麗です。
 綾辻さんと森村誠一さんの対談が収録されていました。このお二人の顔合わせはちょっと意外だったかな。それについては近々対談・エッセイの項に書きますね。
 他にも北村薫さんと有栖川有栖さんの対談や、岩井志麻子さんのエッセイ(ちゃんと岡山弁)、恩田陸さんや乙一さんや、意外なところでは岩井俊二さんも登場して巨匠の魅力を語ります。
 内容は、横溝作品をもっと読みこんでから改めて楽しもうと思うのですが、ぱらぱらと眺めていてちょっと気になったことが。映画についての話がいやに多いんですよね。まあ、横溝映画といえば、かつて一世を風靡した角川のドル箱でしたから、この版元だと仕方ないのかもしれませんけれど。
 横溝さんご自身が製作・監督しているならともかく、他人の作った映画が小説と並列に語られることには少々抵抗を覚えました。
 あ、綾辻さんと森村さんの対談は、しっかり小説のお話でした。

 一方、「画像の人」の私が飛び上がって喜んだのは「角川文庫初版カラー絵集」。あの無気味にリアルな黒縁の文庫の表紙が、本の中ほど4ページにわたってカラーで、ずら〜っと紹介されていたんですよね。これは凄い! 夜中にひとりで見ると怖いかも(笑)。

6月5日

 乙一さん初の単行本『GOTH リストカット事件』(角川書店)は、7月9日(火)発売。詳しくはこちら
 竹本健治さんの短編集『フォア・フォーズの素数』(角川書店)も、もうじき発売とか(日は未定)。『閉じ箱』から8年。ミステリからホラー、ファンタジーまで‥多彩かつ濃厚な竹本ワールドを凝縮した待望の一冊!だそうです。

 昨日紹介した綾辻さんと森村誠一さんの対談について、簡単にエッセイ&対談の項に書きました。あと、著書リストも更新。
 卵の中のコラムもひっそり更新(微笑)。

 アンソロジー『不在証明崩壊』(角川文庫)読了。
 浅黄斑・芦辺拓・有栖川有栖・加納朋子・倉知淳・二階堂黎人・法月綸太郎・山口雅也という実力派ぞろい。安心して読めました。
 倒叙ものの「死体の冷めないうちに」(芦辺)、トリックが冴える「三つの日付け」(有栖川)、ラストに余韻のある「シャドウ・プレイ」(法月)が特に印象に残りました。

6月6日(その1)

 日本列島は(正確には日本の報道関係は)サッカー一色!
 一昨日のベルギー戦、勝たせてあげたかったね〜。でも勝ち点1は日本のワールドカップ史上初。
 思えば「ドーハの悲劇」から「フランスへ行こう」の大合唱、そして今回。日本代表は着実に前進しているのではないでしょうか。
 9日のロシア戦が楽しみです。勝てば決勝リーグ行きも見えてくる!

 先月末の横溝正史ミステリ大賞授賞式の模様が、KADOKAWAミステリのHPに載っています。小さいけれど、写真も。

 森さんの『君の夢、僕の思考』(PHP研究所)、栃木では昨日の発売日に入荷せず。フォト&エッセイ集だということで、期待しています。

6月6日(その2)

 森博嗣さんの本は私にとって、いわば「哲学書」。実はミステリと思って読んでいません。小説のストーリーやトリックより、珠玉の言葉たちが心に残ります。それはもう、切り取ってスクラップしておきたいほど(実際に切ってるわけじゃないです(笑))。
 そんな私にはぴったりの本、『君の夢 僕の思考』。もう、題名を聞いた時から予感はしてたんだ、「これはいいぞ」って。
 そういうことってありません? 大した予備知識もないのに、本の題名や装幀に思わず一目惚れしてしまうことって。
 で、そういうカンって、意外と当たるものなんですよね。

 予定表をいくつか訂正。
 祥伝社文庫の有栖川さんらの競作の題名は『まほろ市の殺人』に。『霧越邸殺人事件』は13日に発売のようです。あと、講談社文庫は14日発売。

6月7日

 森博嗣『君の夢 僕の思考』(PHP研究所)読了。
 読了といっても、これは「一回読んでおしまい」って類いの本ではないですけどね。
 森さんの日記本は、時折読み返して元気の素をもらっています(笑えるし、ためにもなるし)が、今回のこの本も大切な一冊になりそう。小説から選り抜いた珠玉の言葉とそれについてのメッセージ、さらには著者撮影の写真まで堪能できるステキな本です。こういう企画を待っていた!
 ラストのPhotograph indexもいいですね(^^)。しかし、小説の出版元(例えば講談社)とは違う版元から出たことが、ちょっと不思議。
”「私、繊細なんです」という人がいるが‥ ”のくだりは、妙にウケてしまったぜ(笑)。

 ここ2、3日悩んでいた「日常の謎」がひとつ解けて、mihoroさんご機嫌〜(^^)。よりによって何でso-net‥とは思ったけど、ま、いっか。

 イースタン・エッグの中身(過去の日記とコラム)を軒並みお引っ越し中。リンク切れがあるやもしれません。しばしお待ちを。
 3つ目のエッグの登場はもう少し先かな(個人的なページばかり充実してどうする(笑))。

6月8日

 過去に遡ってリンク切れやURL変更を修正したり、コラムの文章を書き改めたり写真を追加したり‥。
 イースタン・エッグ、熱心に探して下さってありがとう。ほんの数名(?)のために、一生懸命改装してます(だから、管理人個人のページをそんなに充実させてどうするのだ(笑))。まだサーバー移動中なので、お見苦しい点があるかと思いますが、ご容赦を。

 写真は、結構ハマって、いろいろ撮ったり加工したりして遊んでます。あー楽しい。もっともっと時間が欲しい。

 来週はたくさん本が出ますね。とっても楽しみだけど、一生懸命働いて稼がないと、資金が‥家計が‥。

6月9日

 サッカー観戦、燃えてた皆さんこんばんは。
 テレビを見ていなくても、網戸の外から聞こえてくる歓声で経過が分かるのがおもしろいです。
 ホームの利もあるでしょうが、良く選手が動いていましたね。サッカーのことはあまり分かりませんが、皆自分の仕事をきっちり果たしていたように見えました。中山が出たのも嬉しかったな。
 こうなったらあと一勝、そして決勝リーグへ!

6月10日

 別々の場所にいる人が、たまたまネットで同時刻に同じページを見ている、そういう現象を何と云うのでしょうか? 適切な単語が思い浮かばないのですが。
 掲示板に書き込んだら、同じ時刻に別の人も書き込んでいた時など、「おっ!」って少し嬉しい気分に。
 チャットは未経験なんですよね、私。

 祥伝社文庫、栃木の書店にはありませんでした(がっかり)。13日の『霧越邸殺人事件』は、ちゃんと当日に入荷するといいな。
 しかし400円文庫の競作って、もしかして2年後くらいに1冊のノベルスにまとまるとか?(『鬼鬼鬼』のパターン。)4作で1冊ってのは、分厚くなりすぎて無理かな。

6月11日

 御器所さんの問題、第21問。
「1つ足すだけで100倍になるもの、な〜んだ」
 今回は簡単だなあ。X+1=100Xだから、答えは1/99

 こういうちっちゃな問題をパズル感覚で解くのって、好きです。電車の広告にあった日能研の問題も、真面目に取り組んだものでした(笑)。あと「平成教育委員会」とか。

 最近はとんとテレビを見なくなっちゃいましたが、基本的にはドラマとか、好きなんですよね。ハマったドラマの話とか、コラムで書こうかな(また‥そっち方面ばかり充実させてどーする(笑))。

 綾辻ニュースJ-ミステリ倶楽部について、更新。
 あちらは月3回更新なんだそうです。今回は待受画像(どーゆーものなのか、よく知らないが)が登場です。

 6月25日発売予定の、西原理恵子『サイバラ茸 1 』(講談社 1800円+税)。キノコのイラスト表紙が目印だそうな。
 西原さんの全集です(すごいな)。”共著等より、りえぞお作品のみを集めた、正に「さいばらだけ!」の本”だって。毎月25日、続々刊行予定。
 第1巻収録予定:「鳥頭対談」「小屋の力」「恨ミシュラン」「セッション」「相談室シリーズ」「直感サバンナ」‥おお、『セッション』の「それゆけあやつじくん」が収録されるのですか(笑)。これで「ミステリ作家なのに他人にころっとダマされるあやつじくん」がより多くの人に知れ渡るわけですね(いいのか?)。
 ところで、遅れに遅れている『デカピンでポン!』の文庫化は、どーなっているのでしょうか(こっちはもっと、綾辻さんにとっては「消しちゃいたい過去」かも‥)。

6月12日

 今日は出会えました、『まほろ市の殺人』。
 折り込みチラシに『霧越邸殺人事件』の書影が。これはどなたの絵でしょうか? 解説は恩田陸さんか、楽しみだな(^^)。

 話は戻って『まほろ市〜』、副題がついていて、

有栖川有栖『まほろ市の殺人 冬 蜃気楼に手を振る』(146P)
麻耶雄嵩 『まほろ市の殺人 秋 闇雲A子と憂鬱刑事』(128P)
我孫子武丸『まほろ市の殺人 夏 夏に散る花』(122P)
倉知淳  『まほろ市の殺人 春 無節操な死人』(152P)

 本体価格は税別381円。このページ数でこの値段?‥と云いたくなる気もしますが、この4人の競作という企画を立ててくれたことに感謝して、私はお金を払いましょう。
 競作の表題は「幻想都市の四季」。今すぐ読まなくてもいいや、という人は、2年後くらいにノベルス1冊にまとまる可能性もあるので、それまで待つのもいいかもしれません。

 ところで、自分のハンドルと一文字違いの題名には、妙に親近感(笑)。
 ちなみに、私の「mihoro」の由来の半分は、北海道の「美幌(びほろ)市」です。真っ青な空の下、バイクで走った美幌峠が懐かしい。
 由来のもう半分は‥内緒(笑)。
 漢字で書くと読む人が迷うかなと思って、ネットを始めた頃は「みほろ」と平仮名で表記していました。このサイトを始める際にちょっと験を担いで「mihoro」とローマ字表記に。「いちいち半角英字にするの、面倒くさい」って方は「みほろさん」でいいですよ。
‥「みほろ」だとね、ここで調べたら最悪なんだもん(笑)。

6月13日(その1)

「e-NOVELSへの道!」で我孫子さんが書いていらっしゃる『かまいたちの夜2〜監獄島のわらべ唄〜』のスペシャルパック(限定品)、7/03放送のドラマや我孫子さんと伴一彦さんの対談が収録されたDVDが同梱されるらしいのですが、これって予約すると手に入るのでしょうか? それとも別物? かまいたち2のサイト(リンクは事前連絡が必要と書いてあったので、これからはリンクしません。自力で探してね)には「三日月館からの招待状」のことしか書かれていないので良く分からないぞ。

 津原泰水監修『十二宮12幻想』(講談社文庫)読了。
 まず企画そのものが凝っています。西洋占星術の12の誕生星座、それぞれの星のもとに生まれた12人の作家たちが、自分と同じ星座を持つ女性を主人公に一人称形式の短編を競うのです。それぞれの短編には鏡リュウジさんによる星座ごとの解説があって、それもまた楽しめます。
 星座の特徴が良く出ていていいなと思ったのは、図子慧さんと森奈津子さんの作品。早見裕司さん、津原泰水さん、飯田雪子さんは文章がとてもすてき。特に津原さんの文章は、破綻してるんだか昇華してるんだか分からない、でも不思議な魅力がありました。こういうオリジナリティーのある人、好きだなあ。

 ところで「アンソロジー」って名称、最近良く使われていますが、厳密に云うと「過去の名作をあるコンセプトのもとに選りすぐった精華集」なる意味で、本書のような書き下ろしの場合「競作集」というのが正しいのだそうです。
 知らなかったぞ。ひとつお利口になりました。

6月13日(その2)

 梅雨入りですね。朝からそぼ降るこぬか雨。

『十二宮12幻想』に12星座の鍵言葉というのが紹介されていて、面白かったです。

牡羊座‥I am(我有り)
双子座‥I think(我思考する)
獅子座‥I create(我創造す)
天秤座‥I balance(我均衡せむ)
射手座‥I exolore(我冒険す)
水瓶座‥I solve(我解く)
牡牛座‥I have(我所有する)
蟹 座‥I feel(我感じる)
乙女座‥I analyze(我分析す)
蠍 座‥I desire(我欲す)
山羊座‥I use(我使用す)
魚 座‥I believe(我信ず)

 私は天秤座、「I balance」我均衡せむ、です。「社交的(そうかな?)、平和主義(うん)、優柔不断(わはは)、八方美人(人から嫌われるのが怖いんだよね)」。
「確固たる自分自身の内面的な強さを鍛えることが課題」とありました。結構当たってるな。
 皆さんはいかがですか?

『霧越邸殺人事件』買いました!‥って書こうと思ってたんですけど、案の定入荷しておらず(涙)。ご紹介は明日以降に。

6月14日

 突然写真の背景(6月後半の日記参照)、読みにくかったらゴメンなさい。
 BGMは浩子さんの「DOOR」をどうぞ(^^)。
 ほんとはドアを描く予定だったのですが、上手くいかなくて結局海だけに‥。
 Netscapeだと背景ごとスクロールしてしまうかも、すみません〜。

 これ、茨城県大洗の海岸です。海はいいねえ。

◆◇◆

 次男くんのウルトラマン(の人形)が「廊下に転がってた」という目撃証言を最後に行方不明。
 あるはずのものがなくなっちゃうと、妙にイライラする私。当の本人は「仮面ライダー(の人形)があるから、いい」と、すでにケロッとしているのですが。

◆◇◆

 怒濤の更新(笑)。エッセイ&対談に今日発売のGIALLO「本格ミステリ大賞、選評」について書きました。いろいろ感想はまた後日。
 著書リストには、島田荘司さんの対談本『奇想の源流』(光文社文庫)を追加(佐藤さん、情報ありがとうございました)。「EQ」1990年11号に掲載された「騙されるより騙したい」(島田荘司・笠井潔・井上夢人・歌野晶午(敬称略)との座談会)が収録されていますが、綾辻さんの発言はとっても少ない(残念)。後日談も載っていました。

 リンクに3件追加。どれもカウント数がとっくに6ケタを越えてる有名サイトです。
JardinSoleil」は、別サイト「CafeBleu」(宝石のページ、こちらも素敵)を他所の掲示板で紹介されたのが出会い。四季さんの読書量の豊富さには頭が下がります。
 ページの色遣いも洗練されててキレイ。見習いたいです。
銀河通信」は、安田ママさんのSF大会のレポが大森さんのHPに紹介されていたことが、出会ったきっかけ。去年夏のSF大会、ご一緒してたんですね。サイト名の由来は浩子さんの歌とも関係あるそうで(^^)。
小林文庫」は推理小説のデータが豊富です。ランキングページ作成の際にはお世話になりました。

 掲示板ではたくさんレスをありがとう。このまま流すのはもったいないので、「こんな本あんな本」というコーナーを作ってしまいました。
 何を読もうか迷った時、参考にしてみてはいかがでしょうか。評判のいい本もわかるしね。時々この企画、やろうと思うので、ご協力どうぞよろしくお願いします。

◆◇◆

 ノベルス版『霧越邸殺人事件』が手許に(^^)。詳しくは後日。
 サッカー日本代表、決勝リーグ進出おめでとう!

6月15日

 本日は「鯨語録」を(鯨統一郎さんの著書は未読なんですけど(おい))。

 本格ミステリのランキングは、本格ミステリ要素を含む作品の中から小説的完成度の高い順に選ぶべきものなのだろうか。
 それとも、小説的完成よりも、本格ミステリ要素を重視して選ぶべきなのだろうか。
(「2002本格ミステリ・ベスト10」より)

 GIALLO(No.8)に掲載されている本格ミステリ大賞の選評、読むほどに面白いです。個人で推薦作を決める過程を「一人選考会」と称した昨年の鯨さん。北村薫さんが今年の選評の中で「軽妙な語感に口元が緩み、次いで、まさにそうだなー、と唸ってしまった」と共感しておられましたね。
 本格ミステリ要素と小説的完成度、さらに個人の嗜好までもが絡んできて、この一人選考会、皆さん推薦作を決めるまでにかなり悩まれた様子が文章に滲み出ていました。

 鯨さんは『ミステリ・オペラ』を選ばれたのですが、選評の「作者も書いてるうちに判らなくなってしまったのではないか」という部分で失礼ながら大ウケしてしまいました。
 いや、まさか山田正紀さんに限ってそのようなことはないでしょうが(笑)、凡庸な読者(私)にとって、かの大作は確かに理解を超える部分もあって(それでも「凄い」ということはひしひしと感じられたが)、そんな感覚を鯨さんが代弁してくれたような気がしました。

◆◇◆

 他にも、選評の中で印象に残った言葉をいくつか。

「ロマンの衣を着せましょう」が、僕の本格観です。(喜国雅彦さん)<何と美しい惹句でしょう!

「驚き」、かつ「納得」させられてしまう。(中略)私にとっての本格とはこの二つを満たしてくれる(特化した)作品です。(真木武志さん)<「納得」という言葉に、思わずうなずいた私。

 いやでも右頁ラストの一行が目に入るではないか。あっと悔やんだがもう遅い。(山沢晴雄さん)<これ、『グラン・ギニョール城』を読んだ方なら思わずニヤリですよね。

「大賞」の選考に票を投じない本格ミステリ作家クラブの会員は、本当にクラブ設立時の趣旨に賛同していらっしゃるのでしょうか?(乾くるみさん)<投票は「権利」であって「義務」ではないとは思いつつ、執行部に名を連ねている方の選評は読みたかったなあ。貫井さんとか。

◆◇◆

 クラブ設立当初、会長の有栖川さんが「作家ではなく、作品を選ぶ賞」とおっしゃっていた記憶があるのですが、相変わらず選評で作家に言及されている方がいて(過去の作品を引き合いに出すとか)、その点が気にかかりました。
 それから、芦辺拓さんの『時の密室』が候補に選ばれなかったことを遺憾に思う声が複数。『グラン・ギニョール城』の票が意外に伸びなかったのもそのせいかなあと思うと、少々残念。

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