←前の日記  次の日記→     日記index

 Ayalist 8月の日記(後半)

Home 

8月16日

 ネタバレOK掲示板「こころおきなく。」ようやく再開しました。『最後の記憶』発売に間に合って良かった(^^)。

♪ 苦しくったって〜 悲しくったって〜 コートの中では 平気なの ♪
「巨人の星」はあまり観ませんでしたが、「アタックNo.1」はむちゃくちゃ真剣に観ていたmihoroです。回転レシーブは真似しましたよん(笑)。
 でも「木の葉落とし」はともかく「三位一体攻撃」なんて絶対再現できないよな(笑)。

 綾辻さんの新刊ラッシュはとても嬉しいのですが、一方で凹ませられるような出来事も多い今日この頃。「平気なの♪」なんて云ってる場合じゃなかったりして。
 昨晩は全くネットがつながらないし。落雷のせいでしょうか。他にもあんなことやこんなことや、悪いことってどうして重なるかなあ(ため息)。
 こんな時こそせめて、志くらいは高く持ち続けたいものです。
(私信:こまいちさん、メールが届きません。北海道で綾辻さんのサイン会があるそうですよ。ここか掲示板を読んでいてくれるといいのですが‥)

 今年は「綾辻の秋」ですが、Ayalistもお陰さまでこの秋2周年を迎えます。期せずしてトップのカウンタも大台に載りそうです。ご贔屓にして下さっている皆さま、ありがとうございます。
 ここのところご無沙汰だったキリ番記念企画も水面下で進んでいる模様。今回はリキ入ってます。次男くんが夏風邪で熱を出し、外に行かれないのをいいことに、半日がかりで下絵を作成(いいのか、おい)。どんなものが出来上がることやら、乞うご期待(どきどき)。

8月17日

 今回の二つの掲示板探し、こんなに苦労するとは思いませんでした。
 かなりの数の無料レンタルサイトをまわったのですが、「レンタル休止」「サービス停止」のなんと多いことか。
 去年はこんなじゃなかったのに。今後レンタル事情はどうなるのか、ちょっと不安。
(以前お世話になっていたところではこんな掲示が。この書き方は大人気ないんじゃないかな。突然サービス終了の憂き目にあった人たちの心境やいかに)

 15周年おめでとう掲示板、画像を変えました。少しお祝いっぽくなったかな?

 京極さんの新刊が来月下旬に出るそうです。題名は『覘き小平次』(中央公論新社)。
 文庫版『絡新婦の理』(講談社文庫)も中旬に出ますし、IN・POCKET9月号の特集も京極さん。今年は「綾辻の秋」だけでなく「京極の秋」でもあるようですね。
 そうそう、先日買った『どすこい(安)』には「大極宮通信」というチラシが挟み込まれていて、ちょっと得した気分。内容はHPからの抜粋のようですが。

鯨統一郎『邪馬台国はどこですか?』(創元推理文庫)読了。
 歴史上の謎は、どんなにまことしやかな説を打ち立てても、それが真実であるかどうかは確定できません。「真実はひとつ!」のはずなんだけれど、タイムマシンでも発明されない限り、たどりついたのが正解かどうかは結局誰にも分からない。
 小説の題材として見た時、そういう不確定さを今までは「物足りない」ととらえていたのですが、本書を読んで少し考え方が変わったかな。
 正解がない、とは、可能性が無限にある、ということだったんですね。

 6編からなる短編集。俎上に乗るのは仏陀、邪馬台国、聖徳太子、信長、明治維新、キリスト。初めの頃は斜に構えて読んでいたんですよね。文章はすごく上手いってわけでもないし、女主人公は経歴のわりにはちっとも知的に見えないし。
 ところがどっこい、二話目(表題作)の最終ページ、切り札が出てきたところで「おおっ!」と驚かされ、それからは作者の意のままに操られてしまった感じ。物語の中で宮田氏が述べる「奇説」はどれも妙に説得力があって、むしろそれこそが正説じゃないかと思えるほど。
 作者の鯨さんは、かなりの歴史通なんでしょうね。ちゃんとしたバックボーンがないと、これだけ壮大なほら話(でもしっかり納得させられてしまう)は考えつかないと思うもん。ちなみに私、ミッション系の学校に長いこと通っていたので聖書はさんざん読まさせられましたが、それでも最終話は「なるほど、そうだったのかも」って思っちゃったもんなあ。
 なかなか楽しめた一冊でした。

8月18日

 KADOKAWAミステリ9月号をすみからすみまで眺めてきましたが、『最後の記憶』の広告は載っていませんでした。がっかり。

 恩田陸『六番目の小夜子』(新潮文庫)読了。
 読み終わってかなり興奮しています(これ書いてるのは18日午前零時)。速攻、次の恩田作品を買いに行きたい気分(って、こんな夜中に開いてる本屋はないよ(笑))。
 えっと、文庫になっているのは『球形の季節(綾辻さんおススメの作品!)』『不安な童話』『光の帝国 常野物語』『Puzzle』『三月は深き紅の淵を』『月の裏側』『上と外(全6巻)』ですか。あ、『木曜組曲』も近々文庫化されるんでしたよね(映画は10月公開かな?)。うわあ、何だかいっぱいあるなあ。
 いや、それよりもまず『六番目の小夜子』単行本の解説が読みたいです。綾辻さんが書いてるんですよね。小説を読み終わった今、綾辻さんの推薦文がとっても読みたい!『アヤツジ・ユキト1996-20??』刊行まで待てない〜(がるる)。

 デビュー作ということで、多少表現がぎこちないかなあ‥などと思ったのはほんのひととき。あっという間に物語に飲み込まれてしまいました。まず「サヨコ伝説」の設定が秀逸。文化祭のシーンは鳥肌が立ちました。でも、クライマックスかと思われたシーンが終わっても、本のページはまだ半分も残っているのです。いったいこの先物語はどこへ着地するのか‥どきどきしながら読みました。
 何気ない一言でぞっとさせる手腕が凄いですね。それから「学校」というのは、よくよく考えると実に特異で閉じた空間なのだなと再認識。若くて輝いていて、未熟で刹那的で‥そんな高校生たちも魅力的でした。

8月19日

 J-ミステリ倶楽部、15日更新とサイトには書いてありましたが、お盆休み明けの今日更新されていました。

 今年の鮎川哲也賞受賞作、後藤均さんの『写本室の迷宮』(東京創元社)が10月上旬刊行予定。
 あれ?今年の受賞作は、富井多恵夫さんの『スクリプトリウムの迷宮』だったような‥。「迷宮」は共通しているから、題名と筆名が改まったのかな。

 物事をダッシュで行うことを「そっこう〜〜する」と云いますよね(私だけ?)。この場合の「そっこう」は「即行」? それとも「速攻」??
 意味は前者のような気がしますが、後者もなんか捨て難い(バレーボールの速攻が頭に浮かぶのです(なんででしょうね(笑))。辞書で調べても分からないし、うーむ、どっちだろう?

 BOOK OFFにて。小説本の収穫はなかったけど、きたのじゅんこさんおおた慶文さんの画集をゲット。2冊合わせて300円(安!)。
 前者は『暗闇の囁き』祥伝社文庫版の表紙の絵が載っていて、とっても嬉しい(本の題名は『愛の天使』(新書館))。後者は、原画展用の特別パンフレットで、100点もの絵が載っている超お得版。
 ちなみに今、欲しいけどお金がないので買えないでいるイラスト本は、及川正通さん陳淑芥さん/平凡さん。うう。

◆◇◆

 図書館で、不要になった古い本を無料で貰える嬉しいシステムがあります。名付けて「リサイクル図書」。
 実は、今読んでいるのがそのリサイクル本。本そのものはボロッボロで(発行は1996年、たかだか6年前なんだけどね)、一体何人の人がこれを読んだのやら‥でも想像すると、ちょっとワクワクします。
 見ず知らずの大勢の人たち。でも私を含めた彼、彼女たちの間には「この本」という共通項があります。何か惹かれるものがあってこの本を借り、ページをめくり、興奮したり感動したり‥体験を共有している不思議。
 本が喋れたら面白いでしょうね。こんなにボロボロになるまでの波瀾万丈の物語を聞いてみたいな(宮部みゆきさんあたりだったら、お話一本書けてしまいそう)。ある人は、ついつい徹夜で読んでしまい次の日仕事に行けなかったかもしれない。またある人は、話題に乗り遅れまいと借りたはいいけれど、結局最後まで読み通せなかったかもしれない。またある人は‥。
 一冊の本にまつわるたくさんの物語、ロマンやなあ。
「誰が触ったか分からない本なんて、イヤ〜」っておっしゃる潔癖性の方にはおススメしませんけどね(苦笑)。それから作者は、一冊分の印税しか懐に入らないから、あんまり嬉しくないかもな。
 でも、これもひとつの「本の愛し方」だと思うのです。

8月20日

 読んで「この本、つまらなかった」と書くのならわかりますが、全く読まずしてぼろくそに批判している人を見かけました。すごいなあ、超能力か?(笑)
(読まずして本の内容が分かる、速読よりも速い「無読術」、なんてね)
 まあ確かに、ぱらぱらっと本を眺めて「あんまり面白くなさそうだな」って思うこともあることはありますが‥いくらなんでもこれじゃ著者が可哀相。

 ネット上の書評は星の数ほどありますが、あくまでも参考程度にとどめておくのが懸命だと思います。くれぐれも鵜呑みにしない方がいいですよ。人それぞれ感じ方は違うのですから。
 面白いかそうでないか、判断するのは”自分”です。

 偉そうなこと書く人に限って、逃げ足も速かったりしてね(笑)。

◆◇◆

 今月下旬に発売の本、各社サイトをまわって出版予定日を調べてきました。
 恩田陸さんの『ロミオとロミオは永遠に』(早川書房・ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)は29日(木)、「本格ミステリ・マスターズ」(文藝春秋)は30日(金)刊行開始のようです(あくまでも予定ね)。

『最後の記憶』のことを思うと、なんだかドキドキしてきます。発売まであと10日。

8月21日

 日本推理作家協会のHP、協会会報8月号「新入会員紹介」に乙一さんのコメントが掲載されています。
 それから、ひいろさんから教えていただいたのですが、大極宮の中の週刊大極宮第68号で本格ミステリマスターズの装幀が見られます。
 うわあ、洒落てるなあ。でも、知らない人が見たら何の本だか分からないかも。

◆◇◆

 7月のある日。
 今年初めて、ひぐらしの声を聞きました。カナカナカナ‥。
 夕方のひぐらしは涼し気でいいですが、夜明けとともに鳴くのも、知ってました?(そんな時間に起きてるんですかmihoroさん)

 今月初め、北海道から帰ってきた日。
 山のような洗濯物と格闘している私の側を、大きなショウリョウバッタが飛んでいきました。キチキチキチ‥(パチパチ‥と弾ける音のようにも聞こえます)。

 帰省先から帰ってきた先週は、夜こおろぎが鳴いているのにびっくり。昼間はまだまだ蒸し暑いけど、確実に秋はそこまで来ているのですね。

 またちょっと出かけてきます。22日の夜に帰ります(夏風邪でダウンしている次男くんを連れての無理矢理の旅。どうなることやら‥(泣))。

8月22日

 角川書店の『最後の記憶』担当の方から情報をいただきました。
 これで、心おきなくサイト上で宣伝できます(ほっ)。

9月 7日(土)14:00〜 北海道・紀伊國屋書店札幌本店地下街店
9月 9日(月)17:30〜 東京都・三省堂書店神田本店
9月12日(木)17:30〜 京都府・ブックファースト京都店
9月14日(土)14:00〜 福岡県・紀伊國屋書店福岡本店

 整理券の枚数、予約方法など詳しいことは23日の日記にてお知らせできると思います。ちょっと待っててね。

 夏休みも後一週間。ああ、宿題が‥とあたふたしている長男くん、全く動じない長女さん(少しは慌てなさいって(笑))、一足早く幼稚園が始まる予定の次男くん(夏期保育がない代わりに、来週から二学期スタートなんです)、明後日義父が泊まりに来るというのでどこから掃除しようか呆然としている私(苦笑)。

8月23日

 電話は苦手です。
 あがってあたふたしているうちに、必要なことを全部訊かないまま気がつくと受話器を置いてしまっているという(苦笑)。

 そんな私ですが、4箇所のサイン会会場に電話、いろいろ聞いてきましたので、ご参考までに(但し、詳細部分(整理券の配付方法とか)は店員さんによって云うことが違う場合があります。変更になる場合もよくあります。なので、最終的には自分で確認して下さいね)。

▼北海道▼
 日時:9月7日(土)14:00〜15:00
 場所:紀伊國屋書店札幌本店地下街店
 問い合わせ先:011-231-2131

 当店で『最後の記憶』購入先着100名に整理券を配布。
 電話での予約も可。その場合は書籍の予約と併せて「サイン会の整理券もほしい」と申し込んで下さい。

 紀伊国屋HPには「8月26日(月)より、紀伊國屋書店札幌本店にて『最後の記憶』(角川書店 \1,600+税)をお買い上げの先着100名様に〜」とありましたが、既に予約受付中です。本の発売は26日ではなく、30日以降。

▼東京▼
 日時:9月9日(月)17:30〜
 場所:三省堂書店神田本店
 問い合わせ先:03-3233-3312

 当店で『最後の記憶』購入先着200名に整理券を配布。
 電話での予約も可。三省堂HPにはまだ情報は載っていないようですね。

▼京都▼
 日時:9月12日(木)17:30〜
 場所:ブックファースト京都店
 問い合わせ先:075-253-6700

 当店で『最後の記憶』購入先着200名(さすが地元)に整理券を配布。
 整理券は本の購入時に配付。事前の(整理券の)電話予約は不可。
 本の発売は31日らしいです。
 ブックファーストのHPはこちら。

▼福岡▼
 日時:9月14日(土)14:00〜
 場所:紀伊國屋書店福岡本店
 問い合わせ先:092-434-3100

 当店で『最後の記憶』購入先着150名に整理券を配布。
 電話での予約も可。ちなみに30日はお店がお休みです。

8月24日

 サイン会情報がびゅんびゅん飛び交って、いよいよ『最後の記憶』刊行間近!うわあい!
 でも「どの会場も遠くて、行きたくても行かれません(涙)」という人の方が多いでしょうね。浮かれていて申し訳ない。日本は広いです。
 かく云う私も、参加のメドは全く立っておりません(何故に平日‥(涙))。

 いや、落ち着いて考えると平日開催なのは仕方ないんですよね。今回のサイン会、北海道からスタートして東京、京都、そして福岡と順番に南下していく行程なので。むしろ、普段なかなか機会のない北海道や九州が土曜開催で、たくさんの人が来られるのなら、それは良かったんじゃないかな。
 一週間で日本縦断、数百人以上の人にサインするのはさぞ大変でしょう。綾辻さん、我々のためにありがとうございます。ハードスケジュール、頑張って乗り切って下さいね。

◆◇◆

 真保裕一『奪取』(講談社)読了。
 とっくに文庫(上下巻)になっていますが、20日の日記に書いた「リサイクル本」がこれだったんですね。厚さ4cmもある分厚い本なのですが、読み始めたら止まらなくて、わざわざ旅行にも持って行きました(笑)。

 推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞、大矢さんのHPでも「徹夜本(軽い気持ちで読み出したら止まらず、結局徹夜して一気読みしてしまった人が仲間内で続出)」と称された本書、期待に違わぬ作品です。題名通り「Dash!」で読んでしまいました。
 一言で云うと「偽札作り」の話なのですが、ものすごい情報(取材)量、スピーディーな展開、「まるで劇画だ!」と思いましたね(褒めてます)。例えるなら‥細密に描かれた背景、派手なアクションシーンになっても全くデッサンに狂いのない人物、メリハリの効いたコマ割り、老若男女きっちり描き分ける画力、飽きさせることのないストーリー展開‥そんな、一流の漫画家が描いた作品を連想させました。
 第三部のクライマックスシーンが圧巻。ページを繰るのももどかしいという感覚はそうそう味わえないですもん。

◆◇◆

 綾辻さんの「7年ぶりの長編刊行」「15周年」(確かにふたつ並べると、前半8年と後半7年の執筆ペースの違いが如実に分かっちゃいますね>青猫さん)「サイン会開催」に加えて、Ayalist「もうじき2周年」「もうじき10万Hit」を記念して作った”あるモノ”が完成、朝宅配便で届きました。
 うわあ、すごーい、本物だあ(当たり前)と、しばし大騒ぎ。
 ふふふ、来月になったら公開しますので、お楽しみに。

8月25日

 トップの早見裕司さんの言葉、いいでしょ。
 この後「それを読まされた人の「徳」も減ります」みたいに続くんですよね。
「正直に書くこと」と「悪口」とは次元の違うこと。たとえ素人であっても、ネット上で文章を読ませる立場である以上、徳を減らさぬよう精進せねば、ね。

 某書店(京都)のサイン会整理券配付については、掲示板の通りです。
 問い合わせの電話が多くて書店側にご迷惑をかけてしまったようで、申し訳ありませんでした。反省。

 井上夢人『もつれっぱなし』(文春文庫)読了。
 6編とも男女の会話のみで成り立っているので、あっという間に読めます。一見さらっと書かれているこの小説、実は小説技法としては相当に高度だということは、巻末で小森健太朗さんが解説されています。普通の人が書いたら、男女の書き分けすら難しいだろうな。
 一番好きだったのは「四十四年後の証明」かな。話はベタで結末の予想はつくのですが、不覚(?)にも感動してしまいました。

8月25日(その2)

 二階堂さんのHP(8/25の日記)にまで綾辻さんのサイン会情報が。
 さらに。「小説推理」(双葉社)今月号(今月発売の10月号のことかな?)には、綾辻さんと竹本健治さんとの対談が掲載されるそうです。

 ここで整理しておきましょうか。あまりに盛り沢山の綾辻情報。

08/27(火)「小説推理」10月号(双葉社)竹本健治さんとの対談が掲載
08/30(金)『最後の記憶』(角川書店)発売(書店に並ぶのは31日?)
08/30(金)本格ミステリ・マスターズ(文藝春秋)編纂委員座談会パンフ付き
09月    綾辻さんデビュー15周年!
09/06(金)「ダ・ヴィンチ」10月号(メディアファクトリー)解体全書neo
09/07(土)サイン会(北海道・紀伊國屋書店札幌本店地下街店)
09/09(月)サイン会(東京都・三省堂書店神田本店)
09/12(木)サイン会(京都府・ブックファースト京都店)
09/13(金)IN・POCKET9月号発売
09/14(土)サイン会(福岡県・紀伊國屋書店福岡本店)
10/01(火)児嶋都・画『緋色の囁き』(あすかコミックスDX)発売
       綾辻さんと児嶋さんの対談も掲載。
10/05(土)『ミステリ作家徹底解剖 綾辻行人』(角川書店)発売
 『最後の記憶』『緋色(漫画)』『徹底解剖』3冊連動フェア
10/10・11 新本格ミステリフェスティバル(東京)
10/上旬   「創元推理21 2002年秋号」(創元推理文庫)創元推理短編賞選評掲載
10/中旬   『どんどん橋、落ちた』(講談社文庫)発売予定
10/中旬   IN・POCKET10月号発売

‥な、なんか、すごくない?

 ついでに付け足すと、8/?? Ayalist 10万Hit 達成(たぶん)、10/01 Ayalist2周年というのもありまして。
 怒濤の秋、どうなることやら(どきどき)。

 心配して下さった方、どうもありがとう。これからも、思いがけないいろんなことがあるんでしょうけど、管理人がんばります。

8月26日

 15周年記念「おめでとう掲示板」は、9月15日(日)23:59まで受け付けることにしました。サイン会終了の翌日です。皆さま忘れずに書き込みよろしくお願いいたします。
 サイン会に行けない方はぜひ、この機会をご利用下さい。綾辻先生に直にメッセージを届けるチャンスですよ〜。

 さて、先日再開したネタバレOK掲示板「こころおきなく。」、今月末から『最後の記憶』をテーマにしたいと思います。
 新刊をテーマにするのは初めての試み(どきどき)。こちらも皆さまの書き込み、お待ちしております(30日以降ね)。

 夏休みもあと1週間。早く2学期にならないかな。やっとひとりっきりの時間が戻って来るぞ〜(でも仕事しなくっちゃ)。

8月27日

「精神分裂病」が「統合失調症」に名称を変更。
 とっさに連想したのが、武垣さんのところのカルトクイズでした(そして今読んでいるのも‥なんかタイムリー)。

 SFマガジン10月号(8/24発売)は恩田陸さんの特集。インタビューあり、全著作解題あり、単行本未収録作品まで網羅。連載中が6編もあるんですか(凄すぎ)。
 今月発売予定だった『ロミオとロミオは永遠に』は来月に延期になっちゃたみたいですけど、表紙と梗概は紹介されていました。
 YAHOO!ブックス「注目の作家」にも恩田さんのインタビューが。『六番目の小夜子』『球形の季節』に次ぐ「高校三部作」第3弾、楽しみだなあ。

 そして昨日は『六番目の小夜子』単行本帯付きを半額でゲット(^^)。改めて綾辻さんの解説を読みました(前に読んではいたのですが)。本の装幀も素敵。ふふふ。
 ところで、いくらBOOK OFFとはいえ、11冊も買っちゃっていつ読むんですか私(笑)。

『最後の記憶』、あと3日(本屋に並ぶのは31日か?)。表紙も見られたし、あとは発売を待つばかり。どきどき。

◆◇◆

 蔵書10万冊を誇るO書店にて。
私「「小説推理」は今日発売日ですよね?」
店員「少々お待ち下さい(伝票を調べて)‥そうですね、27日ですね」
私「棚にないみたいなんですけど、売れちゃったんでしょうか?」
店員「(文芸書の棚を調べに行って)ありませんね‥」
 さらに別の伝票を知らべた後、
店員「申し訳ございません、今月は一冊も入荷しなかったようで

 大手のO書店ですらこの有り様。大丈夫か、双葉社。

 車であちこちまわった挙げ句、ようやく見つけた「小説推理」10月号!
 しかし‥なに?「この対談の完全版は、文庫版『匣の中の失楽』に収録されます。どうぞご期待下さい」って、『ミネルヴァ〜』とおんなじパターンかい!

 ノベルス版は持っているんですが(綾辻さんの推薦文が載ってるから)、こりゃ文庫版も買わねばならんか。

8月28日

 昨日、100000Hit達成いたしました。
 これも、アクセスして下さった皆さまと、何より綾辻先生のお陰です。
 本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 プレゼント企画、ただ今準備中。お楽しみに(^^)。
 今月中にもしかしたらご案内できるかな。

 うおっ、倉知淳さんの『猫丸先輩の推測』(講談社ノベルス)が来月出るんですか!メフィストに載ってたアレだよね。ぜひ、唐沢なをきさんのイラストも一緒に載せてほしいなあ。
 猫丸先輩のシリーズは、最近雑誌で盛んに漫画化されているけど、唐沢さんのトボケた絵柄が一番あってると思うんだよね。
 そういえば『過ぎ行く風はみどり色』の文庫化はまだでしょうか? 東京創元社のHPに行くたび、近刊の棚を見ているのですが‥。

 ひいろさんのHPを見習って、本格ミステリのいろんな本を紹介するページを作成。
「本格ミステリ大賞」「メフィスト賞(+密室本)」「ミステリー・リーグ」「本格ミステリ・マスターズ」の詳細が分かります(この日記の上部とミステリランキングからリンク)。
 あなたは何冊、読みました?(私はほとんど読んでませんすみません)
 ところで、本格ミステリ・マスターズのHPができたんですけど、いつの間にか執筆予定者リストから編纂委員の名が消えているのは‥何故?

8月29日

 トップにも書きましたが、綾辻さん15周年&『最後の記憶』刊行&Ayalist 10万Hit を記念して、皆さまへのプレゼントをご用意いたしました。こちらをどうぞ(「殺っちゃんピンバッジ配付」という企画をやったのでした)。
 数に限りがありますので、お早めに遠慮なくお申し込み下さい。
(何人くらい来てくれるんだろう‥どきどき)

◆◇◆

 ユニット「あたま」(我孫子武丸、田中啓文、牧野修)のサイン会!
▼ 大阪 ▼
日時:8月31日(土)17:00〜
場所:ヨドバシカメラ マルチメディア梅田
 当日、かまいたちの夜2関連書籍「かまいたちの夜2公式ファンブック」「かまいたちの夜2 オリジナルノベルズ 三日月島奇譚」いずれか1冊でもご購入いただいた方、また9/6(金) 発売予定の「三人のゴーストハンター」を予約していただいた方は、もれなくサイン会に参加できます。

▼ 川崎 ▼
日時:9月7日(土)17:00〜
場所:文教堂書店 溝の口本店 (溝の口駅より徒歩3分)
 当日、上記店舗で関連書籍お買い上げの方に限り、サイン会に参加できます(予約も受付中らしい)。

 残念ながらもう買っちゃったもんなあ、『三日月島奇譚』。だいたいそう何度も上京できないっつーの。

 サイン会といえば、篠田真由美さんのも。『幻想建築術』(祥伝社)刊行記念だそうです(9/02入荷予定)。
日時:9月6日(金)18:00〜
場所:三省堂書店神田本店
問合せ:03-3233-3312

 東京では室井滋さんのサイン会もあるのか(9/06、ブックファースト渋谷店)、いいなあ、都内の人はイベントが色々あって。

8月30日

祝!『最後の記憶』発売!(のはず)

 KADOKAWAミステリのHP「新刊情報」の項に紹介文が。

日本中が渇望していた、記念碑的傑作の完成

‥な、なんか凄いですね。
 日本中が 〜読者も作家も書店も〜 みんなが待っていた綾辻さんの新刊であることは、確か。

”7年ぶりの長編にして、初の本格ホラー小説(本格ホラーって、何?)。名手・綾辻行人が奇蹟的な美しさで紡ぎ出す、「あなたのための」恐怖の物語”とありました。
 この「あなたのための物語」ってフレーズ、いいですね。なんというか、大仰に騒ぎ立てるより、個人でひっそり大切にしておきたい宝物のような小説、って感じでした、私にとっては。

「本格は好きだけど、ホラーはちょっと‥」などとおっしゃらずに、ぜひ読んでみて下さいね。
 伏線も意外性もたっぷり、綾辻さんならではの小説ですから。

「こころおきなく。」ではこれからしばらく『最後の記憶』をテーマにしようと思います。
 感想など、書き込みお待ちしております。

 サイン会の整理券、東京は200枚、福岡は150枚に増えたようです。
 特に東京は、お勤め帰りに会場に駆けつける予定の方には朗報かと。予定人数が倍になって、終了時刻も遅くなりますからね。良かったね。

 ピンバッジ、早速のお申し込みありがとうございます。発送はもうしばらくお待ち下さい(こちらからメールします)。
 まだまだ間に合いますので、欲しい方は遠慮なくメールして下さいね。

8月31日

「おめでとう掲示板」書き込みありがとうございます。まだまだ受付中です。
 新刊発売やサイン会で何かと慌ただしい昨今。なので、締め切りを5日ほど延ばしました。どうぞよろしく。
 暇な時にゆっくり書いて‥なーんて云ってると、あっという間に締め切り過ぎちゃいますからね(笑)。思い立ったが吉日、お早めにどうぞ。

『最後の記憶』、昨日が発売日だったはずなんですけど、書店で見かけた人はまだいらっしゃらないみたいですね。
 うーむ、いつになったら逢えるのか‥。

 でも、一番やきもきされているのは、綾辻さんご本人だったりして。
 7年ぶりの長編、単行本としても『どんどん橋、落ちた』以来、3年ぶりですからね。読者の反響がすごく気になるんじゃないかな、などと想像してみたり。

 掲示板にも書きましたが、京都のお店では当初の予定通り、31日に発売になるようです。
 でも、神田の三省堂の状況を聞いたところによると、なんかあやふや。京都は本当に大丈夫なのかな、大丈夫だといいな。

◆◇◆

 ドラマ「愛なんていらねえよ、夏」のロケ地に、以前オフ会で行った「旧華頂宮邸」が使われているよと、とむこさんに教わりました。で、先週ようやく見られました。
 わあ、ほんとだ。外側だけじゃなくて、家の中でもロケしてるのね。
 オフ会に一緒に行った長女さんは、自分の行った場所がテレビに映っているのを喜んで真剣に見ていましたが、長男くんは、
「ああ、周りに洞窟がいっぱいあったところね」
‥お前は家を見ていなかったのか、家を(笑)。

←前の日記  次の日記→     日記index
SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ