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 Ayalist 9月の日記(前半)

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9月1日

 こ‥この背景、なんか恨みがましくない?(笑)(こんなんでした
 私の頭の中は今こういう感じ。寝ても醒めても『最後の記憶』『最後の記憶』‥
 とりあえず、実物をこの目で見るまではこの背景でいきます。すみません。

 市内にある紀伊国屋書店と八重洲ブックセンター、双方とも『最後の記憶』入荷していませんでした。この2店にないならもうダメだ。やっぱり月曜以降のようですね、栃木は。
 それにしても、地方によって発売日ってかなり格差があるんですね。情報はリアルタイムで入手できても、実物はそうはいかないようで。

 頭の中は『最後の記憶』、口ずさむのは「気づかれてはいけない」(なぜ?)、見ているHPは「さいたまんぞう」(なんなんだ〜(笑)<ともっぺさんの掲示板で話題になったのです)。
 かなり支離滅裂のmihoroです。大丈夫でしょうか(自分で云うな)。とにかく今日で夏休みも終わり!母は嬉しい!!

 リンク先に2件追加。
 Moonrakerは小説やイラストのサイト。「ペルソナ」「陰陽師」「ナルト」などのコンテンツの他に谷山浩子さんのコーナーもあり。先日の幻想図書館2のレポもあります。壁紙使って下さってありがとうございました。
 サスペンス空間 劇団『P・T企画』は大阪中心に活動されている劇団。ミステリー仕立ての物語も上演されているとか。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

9月2日

『最後の記憶』営業担当の方から書き込みをいただきました。
「単行本の発売日というのは文庫と違い、出版社が取次に搬入する日となります。つまり、都内ならば早ければその日の夕方。関西ならばだいたい次の日になります。金曜発売だと、土日の輸送体制で月曜日になったりします。」
 単行本と文庫で「発売日」の意味するところが違うとは‥。全く知らずにあれこれ文句を書いてしまって、すみませんでした。

 冷静になって考えると、ほんの少し前までは「書店で偶然見つけて大喜び」とか「新聞広告を見て本屋にダッシュ」とかしていたんだよね。
 ネットのお陰で発売日の情報が事前に入手できるようになったのはいいのですが、品物もないのに右往左往しているお莫迦な自分がここにいます。
 情報に振り回されちゃ、いかんな。反省。腹をくくってじっくり待ちましょ。

◆◇◆

 朝日新聞には、30日付で「ミステリー・リーグ」の、1日付で「本格ミステリ・マスターズ」の広告が載っていました。今、本格シーンが熱いって感じですね。
 でも私にとっては、「綾辻行人の書かない本格なんて‥」(ため息)。

 先日、ミステリの賞や叢書の特別ページを作りましたが、私自身は実は、そういう括りにあまり惹かれないんですよね。
 本格ミステリ・マスターズも、挟み込みチラシがなかったら買わなかったかもしれないし(図書館で借りるか、文庫化(されるのかどうかわかりませんが)を待つかだったかもしれないです)。
 ところで第1回配本の3冊の中で、私が買ったのは『僧正の積木唄』。まずは『僧正殺人事件』を読まなくてはなりませんから、本編読むのはかなり先になると思うけどね。とりあえずインタビューを読みました。とても系統立っていて、内容も至れり尽せり。面白かったです。さすが「マスターズ」。
 私にとって山田さんは「疾走する作家」というイメージなのですが、なるほど意識して「書き飛ばす」こともしていたのか、ふむふむ。

 挟み込みチラシ「本格ミステリの原点と未来」は、個人的にすごくウケてしまいました(真面目な内容なんですけど)。綾辻さんいっぱい喋ってるし。わーい。
 近日中に感想をエッセイ&対談の項に載せますね。

 他にも浩子さんの新譜の話とか、『まるまる綾辻行人』(こっちの題名の方がいいかも(笑)。例の『解剖本』です)に載る予定の大森さんによるインタビューの話とか‥はまた明日。

9月2日(その2)

 やっとありました、『最後の記憶』。
 栃木では、まだ置いていない書店の方が多いですが、とにもかくにも実物を見られました。なので、背景も明るく。
(でも今度は「本の旅人」が見つかりません(綾辻さんのインタビューが載っています)。あやうく「本の雑誌」なる雑誌を買いそうになった私(笑)。「本の窓」「本の話」「一冊の本」‥似たような名前の小雑誌が多いのにびっくり)。

 本格ホラーについては、あとがきに詳しく書かれていました。色々な解釈の仕方があるのでしょうが、綾辻さんの定義はこういうことなんですね、なるほど。

 連動プレゼント企画については、後ほど詳しく書きます。なんせまだ本が手元にない(あれ?)。

9月3日

 もうどうしましょ、情報が次々と‥。
 掲示板にも書きましたが、ビッグなお知らせです。

▼綾辻さんラジオ出演▼

 福岡のサイン会告知ページで見つけました。
 KBCラジオ(九州朝日放送)の「本の気持ちです」という番組(平日のお昼に放送)に綾辻さんが出演されるそうです。

日時:9月13日(金) 12:00〜13:00

 この番組、「福岡交通センタービル6Fの紀伊國屋書店福岡本店 オン・ザ・ストリート・コーナーから公開生放送♪」ですって。うわ、いいなあ。

▼綾辻さん映画出演▼

 先日リンクしたサスペンス空間 劇団『P・T企画』の和泉さんから情報をいただきました。ありがとうございます。

「バースデー・プレゼント」が映画化!(詳しくは、こちら)。
 企画だけじゃないですよ。もう映画が完成してる!公開も決定している!
 3話からなる、オムニバス映画です。
 綾辻さんも特別出演(うわあ)。

▽「幻想」と「戦慄」のオムニバス・ムービー『B』上映情報 ▽

TOKYO 1WEEK ROADSHOW

日時:2002年10月5日(土)〜11日(金)
場所:下北沢・短編映画館 TOLLYWOOD
   (下北沢駅南口徒歩5分・世田谷区代沢5-32-5-2F)
上映時間 11:00/13:00/15:00/17:00/19:00
料金:前売り1200円 / 当日1500円

OSAKA 3DAYS ROADSHOW

日時:2002年12月16日(月)〜18日(水)
場所:大阪梅田・HEP HALL
   (阪急梅田駅前・大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8F)
上映時間 13:00/15:00/17:00/19:00
料金:前売り1200円 / 当日1500円

第1話「BIRTHDAY PRESENT」〜バースデー・プレゼント〜
第2話「BURNING SISTERS」〜 火 刑 姉 妹 〜
第3話「BRAIN RUNNER」〜大脳皮質の散歩者・死闘編〜

「バースデー・プレゼント」女子高生の話になっているようですが、血まみれの映画なんだろうな。
 ホラーの映像は苦手なんですけどね、見てみたいです。

◆◇◆

 浩子さんの新譜「そっくりハウス」が10月23日発売!
 リアルタイムで聴いていた「おひるねしましょう」(NHKおかあさんといっしょで放映)「はみがきしゅしゅしゅ」「おいしく食べよう」(NHKいないいないばあで放映)が収録。楽しみだな。

 大森さんの日記(8/06)に、綾辻さんインタビューの話が。4時間分のネタバレ話、ぜひノーカットで読ませていただきたいものです(ちょっと無理かな)。

9月4日

「本の旅人」9月号、ようやく見つけました(kujiraさん、情報ありがとうございました)。
 このインタビューと、先日の「マスターズ」の挟み込みチラシについて、対談&エッセイの項に書きました(全記事INDEXも作りました。ご参考までに)。

「週刊現代」9/14号に、有栖川有栖さんの『最後の記憶』評が載っています。2ページにわたる的確な評ですが、(おそらく編集が付けたと思われる)類書探訪に『人形館の殺人』が載っていたのにはちょっと引っかかりました。確かに過去の記憶がキーとなる作品ですが、「館シリーズ第四作」とも何とも説明がないんだもん。
 本サイトの著書リスト冒頭に書いたように、館シリーズは1作目から順番に読むと、より大きな楽しみを味わえます。未読の人がいきなり『人形館の殺人』から読むことのないよう、願わずにはいられません。

 有栖川さんといえば、過去の解説の類いを集めた評論集『迷宮逍遥』(角川書店)が発売になっています。綾辻さんの『水車館の殺人』解説も収録されていました(最後に一言、付け足しも)。

 いよいよ週末は札幌でのサイン会。綾辻さん、全国サイン会ツアーの始まりですね。ハードスケジュールで大変でしょうが、どうぞ頑張って下さい。ファンは待っています。
 大丈夫、人間そう簡単には死にませんから(^^)。

9月5日

 本格ミステリ・マスターズの第2回配本(10月発売)、加納さんの『虹の家のアリス』と芦辺拓さんの『紅楼夢の殺人』ってあるところに書いてあったんだけど、あれ?折原さんじゃなかったっけ?
 それはさておき、HPの方では「編纂委員会座談会」の一部がアップされています。「綾辻行人、遂に立つ(笑)」とか云われてるし〜。

 mewさんが紹介して下さった「祥伝社オンステージ(新書・文庫フェア)」は、9/01〜15、全国有力書店で開催されます。
 いいなあ、サイン本。鯨統一郎さんのクジラ、見てみたいなあ。

『最後の記憶』のあとがき、謝辞の部分に”毎回連載を読んで律儀に感想を送ってくれた幾人か”と書いてあって、毎月連載の度に感想を送るなんて考え付きもしなかった私は、たいそうびっくりしました。
 熱心な人もいるんですね。作者としては嬉しかったんだろうな。
 でも、雑誌掲載時に読むことがどうも性に合わない私。物語は最初から最後まで通しで読みたいんですよね。自分は毎回感想を送るなんて、とてもそこまではできない‥と思ったら、なんだか落ち込んでしまいました。
 暗黒館は‥やっぱり連載が終わるまで読むのは我慢します(ため息)。

 コラム、こっそり更新。

9月6日

 昨日の朝日新聞朝刊には、『最後の記憶』広告が大きく載っておりました。
 これを見て書店へ向かう人も多いでしょう。ますます本が売れますように‥。

 とはいえ、中には「文庫化を待つ」という人もいるでしょう。最近は文庫化までの期間がどんどん短くなっているから、3年待てば文庫になるのではないかな。
 でも、文庫だと「連動プレゼント」には応募できないよ〜(ふっふっふ)。
 ‥いや、漫画『緋色の囁き』と『解剖本』2冊買って応募してもいいのか。
(このプレゼント企画については、後ほど改めて詳しく書きますね)

『解剖本』、出版社が角川だと、ミーハーな本になりそうで、ちょっとやだなあ(実物を見るまでは分かりませんが)。かといって、先日発売された『まるごと宮部みゆき』(朝日新聞社)は、ちらっと見た感じ堅そうで、これまた取っ付きにくい気がしました(実際読んだら面白いのかもしれないけど)。

 明日は北海道でのサイン会。札幌及びその近郊の皆さん、楽しみですね! 当日の様子など、掲示板にてお知らせ下さると嬉しいな。

◆◇◆

 でもって、本日は「ダヴィンチ」の発売日(^^)。
 解体全書neoに綾辻さん登場(待ってたんだ、これ)。小さい頃のお写真も見られます。
 本格ミステリ・マスターズの特集ページもありました。来年1月までのラインナップも判明。
 京極さんデザインのオリジナル・ブックカバー(5冊分の応募券を集めて送れば、全員がもらえる)も写真で紹介されていました。なんか「レンタルビデオ屋のカバンみたい」って思ったのは私だけ?(笑)

9月7日

「本の話」(文藝春秋)に出ていた本格ミステリ・マスターズについての記事が、HPの方にもアップされていました。島田さんや笠井さんらの記事が読めます。有栖さんのは、笑えたなあ。

 昨日は、過去の雑誌記事をファイルに閉じる作業をしていました。なんやかんやとあっという間に1冊に。
 どたばたしていて忘れていたけど、もうじきサイト2周年なんでした。殺っちゃんピンバッジは週明けには発送できるかな。もうしばらくお待ち下さい。

9月8日

侍魂」の「七厘サンマ焼きオフ」に速攻、参加表明をした私(笑)。なんつったって今は、健さんと同県人だし。
 ところで侍魂、もうすぐ1億ヒットですね。すごいなあ。

 こちらもすごいです。四季さんのCafebleuは開設3年を待たずして30万Hit達成!おめでとうございます。記念の画像までいただいちゃいました。早速ギャラリー別館に飾らせていただきますね。

 綾辻惹句に『最後の記憶』データを追加。

9月8日(その2)

 後日書きますと云っていた「連動プレゼント」について、その詳細をお知らせします。

『最後の記憶』、漫画版『緋色の囁き』(10/01発売)、『綾辻行人 ミステリ作家徹底解剖』(10/05発売)3冊の新刊帯に付いている応募券2枚をハガキに貼って応募。
 賞品がすごいです。『四〇九号室の患者』複製生原稿(!)を20名、綾辻行人オリジナルトランプ(ぜひ、コウスケさんに使っていただきたい(笑))を100名。
 複製生原稿、全50枚をそのまま再現、製本だって。すごいなー。締め切りは10月31日(木)当日消印有効です。

9月8日(その3)

 ついさっき『最後の記憶』単行本、読み終わりました!
 連載をまとめて読んだ時と今回と、印象に残る箇所が全然違ってて、「万華鏡みたい!」って思いました。結末を知ってて読んでいるせいか、はたまた加筆修正のせいか(ラストの文章も違ってるぞ、わー)。
 初読の時は、筋を追うことに一生懸命だった気がしますが、二度目の今回は文章の美しさを思いっ切り堪能。「ほとんど再デビューの気分」なんてあとがきには書いてありましたが、新人にはこんな「奇蹟的な美しさ」の文章は絶対書けまい。
 綾辻行人の新たな可能性を存分に示した作品、そんなふうに感じました。それだけに、とまどいを覚える読者もいるかもしれないな、とも。
 後ほど「こころおきなく。」に、私の感想をアップしておきますね。あーもう、どきどきしてます。読んじゃった、読んじゃったよー。

9月9日

 三省堂神田本店でのサイン会に参加。

 唐突ですが、先日のピンバッジ配付のように、もし次「応募者全員プレゼント企画」をやるとしたら、館シリーズ10作完結記念がいいかな、なんて。
 わー、いつのことだろう(予測不能)。

9月10日

 サイン会レポ、しばしお待ちを。今日写真を現像に出しに行ってきますので。

 昨日見かけた有名人。

 郡司聡さん(KADOKAWAミステリの編集長。『安楽椅子探偵登場』のDVDのゲスト解答者として登場、見事犯人を云い当て、綾辻さんが「感じ悪いですね」と云っていた、あの方)。
 加賀美雅之さん(KAPPA-ONE『双月城の惨劇』の著者。JDCさんが教えてくれました。ライムグリーンのポロシャツを着た、恰幅のいい方でした)。
 林泰広さん(KAPPA-ONE『The unseen 見えない精霊』の著者。確認したわけではないのですが、立派なおヒゲだったので多分そうだと思います。この方、私がレジで『最後の記憶』を買っている時、隣で「原書房の本格ミステリ・クロニクルはまだ発売になっていませんか?」と訊いていました)。
 大森望さん(髪が真っ黒だったのでイマイチ自信がないんだけど(笑)、多分そうだと思う。真っ赤なTシャツ着てました)。
 安楽椅子探偵関連のイベントの折、必ず同席していて「あの人誰?遅塚さん?いや違うな」と一部で話題になった女の方(長い説明やな〜(笑)、ダ・ヴィンチ編集部の岸本さんかしら)。

9月11日

 一昨日、三省堂ほどの大きな書店に行ったにもかかわらず、綾辻さんのことで頭がいっぱいで、ころっと買うのを忘れていた『猫丸先輩の推測』(推理、じゃなくて「推測」ってところが、らしいよなあ(笑))。
 うちの近隣の本屋さん、森さんの『赤黒白緑』(順番てきとー)は置いてあるんだけど、同時期発売の他の本は部数が少ないのか、なかなかなくて。何軒か歩いてようやく見つけました。

 したら、おお! 唐沢なをきさんのイラストがしっかり収録されているではないですか。ぎゃーうれしー。やっぱ猫丸先輩の顔はこれよこれ(<すりこみ現象)。ノベルスで挿絵を全部収録してくれた例って少ないんじゃないかな。講談社偉い!
 そうだ、『暗黒館の殺人』も喜国さんの挿絵、全収録してほしいな(ますます分厚く‥)。

 私の倉知淳さん初体験が、この短編集の冒頭にある「夜届く」だったんですよね。今回久々に読み返してみて、やっぱり爆笑。面白い!もー大好きこれ。
 他の短編は、「桜の〜」以外は雑誌掲載時に読むのを我慢していたのです。だからとっても楽しみ。ふっふっふ。

 そうそう、「夜届く」は確か「伊園家の崩壊」が載っていたメフィストに同時に掲載されていたんだよね(だから買ったんだと思う)。「伊園家〜」といえば、挿絵が児嶋都さんで、この時は児嶋さんが何者なのか全く知らなかった私(男か女かも分からなかったし)。懐かしいな。

 やたら賑やかな背景は何でしょう?「さあさ、どうです ねぇお嬢さん〜♪」(「てんぷら☆さんらいず」の壁紙でした)
 あ、昨日書き忘れていましたが、エッセイの項、更新。あとミスフェス、関西公演は12/28・29、in 神戸らしいです。

9月11日(その2)

「嘘も方便」と云いますが、すぐにバレるような嘘なら、いっそ黙っててもらった方がマシかもしれません。云われた方は辛いです(突然どうしたんですかmihoroさん)。

 さて、ちょこちょこ覗きに来ている人へ(カウンタがやけに回ってる〜)、お待たせいたしました。東京でのサイン会レポ、書けましたよ〜。

9月12日

 殺っちゃんピンバッジ、発送終わりました。お待たせして申し訳ありませんでした。今週中には着かないですね、きっと。来週半ばまでに到着しなかったら、メールでお知らせ下さいませ。
 たくさんのご応募、本当にありがとうございました。m(_ _)m

 新真夜中の王国に出演した乙一さんの写真が。番組、見たかったなあ。

 ユニット「あたま」(我孫子・田中・牧野)による『三人のゴーストハンター』(チュンソフト版)が発売になっています。単行本より700円も安いね。
 あとがき(田中啓文さん)が、これまた面白い。単行本の時は我孫子さんが書いていて、こちらもたいそう面白かったんだよね。ということは、文庫化されたら牧野さんがあとがき書くのかな?文庫版にはあとがき3人分収録してくれると嬉しいな(そりゃあ無理だろう)。

 みゅうさんが掲示板で教えてくださった『本格ミステリ・クロニクル 300』(原書房)、綾辻さんも寄稿されているということで、早速本屋で探してこようっと。
‥で、探して来ました。赤と黒のすごい目立つ本。これからミステリを読んでみようという人には特にお薦めの1冊かも。なんせ1987〜2002年(新しい!)の本格ミステリが300冊も紹介されているのですから。
 もうひとつの読みどころは「スペシャル・エッセイ」。作家20名が新本格15年についてそれぞれ語っています。もちろん綾辻さんも。

9月13日

 やっぱり、サイン会会場にいらしたのは大森さんだったんですね。大森さんのHP、9/09の日記に綾辻さんのサイン会話が。
「歩くのに疲れると2階のピッコロに陣どる国樹由香・河内実加組に合流、さらに宇山夫妻も加わって四方山話」って書いてありましたが、携帯しながら階段上ってピッコロ(カフェレストラン)に入っていく大森さんを目撃したのは私です(笑)。ちょうどサイン待ちの列に並んでいる途中だったんだよね。
 そうか、あの時国樹さんや河内さんがお店の中にいらしたのか。わー。

 昨日紹介した『本格ミステリ・クロニクル 300』、300冊中既読は64冊でした。で、さし当たり読みたい本が50冊くらい(笑)。両方足しても1/3強ですね。290冊読んでいる二階堂さんは、さすがマニア。

 本日IN・POCKET発売日。暗黒館休載という噂を聞きましたが、真偽のほどは?これから本屋に行ってきます(でも、この過密スケジュールだもん、もしそうでも致し方ないよね)。

9月13日(その2)

『暗黒館の殺人』はやはり休載でした。次号を待たれよ。

 京都でのサイン会、盛況だったようですね。始まる前に120人くらいの列が出来ていたとか(ごろごろさん、ご報告ありがとう)。
 刊行は来年の秋頃‥と新聞記事にはありましたが、「来春」と綾辻さんがおっしゃっていたとの情報も。どちらにせよ、楽しみです。

9月14日

 倉知淳『猫丸先輩の推測』(講談社ノベルス)読了。
 メフィストに掲載されていた猫丸先輩の短編が一冊にまとまりました。唐沢なをきさんのイラスト付き!これは嬉しい!
 題名が「推理」ではなく「推測」ってのもミソですね。

 なまもの!の大矢さんは猫丸先輩のキャラがお嫌いなようですが、私は好き。神出鬼没、傍若無人の彼。好き勝手してるのは確かなんだけど、物事の本質を見抜くだけあって公平なんだよね。ヘビースモーカーだけど、携帯灰皿はきちんと持ち歩いてる、いかにも猫丸先輩らしいエピソードじゃありませんか。

 彼の展開する「推測」はどうしてなかなか思わず膝を打つ代物。伏線がしっかり張ってあるのも嬉しいですね。
「夜歩く」と「失跡当時の肉球は」が特に好き。ラストの「クリスマスの猫丸」も、短い中に内容がぎゅっと詰まっていて面白かった。
 あと、ちょっと饒舌なんだけど、倉知さんの語り口も好きです。古風な云い回しが落語とか講談を彷佛とさせて、日本語の妙を味わわせてくれます。

◆◇◆

 今日は福岡でのサイン会。
 綾辻さん、お疲れさまでした。サイン会は各地大盛況だったようで、おめでとうございます。参加者の合計は800人?900人?それだけおひとりでサインしたなんて、さぞお疲れになったことと思いますが、たくさんの人が来てくれて、本もたくさん売れて、良かったですね。
 本当にみんな、綾辻さんの新刊を心待ちにしていたんだよね。
 京都に帰られたらゆっくり休んで下さい。今度こそ暗黒館の執筆に集中できるといいですね。

 次の更新はおそらく17日以降になると思います。
 殺っちゃんバッジ、届きましたメール、たくさんいただいております。どうもありがとうございました。喜んでいただけて、嬉しいです。

9月15日 都合により、お休み。

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