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2月1日
「真矢みき」と聞くと「様」をつけたくなってしまう人、手を挙げて(笑)。
(殊能さんのHPを毎日のぞいていると、つい‥)
久々に壁紙自作。この季節は「イーハトーヴの魔法の歌」でしょう(^^)。でも、なかなか上手く描けなくて単なる雪になっちまいました。
「GIALLO」の読者プレゼントに当選してしまいました。うわー、ハガキ出してみるもんだなあ(すんごい嬉しい)。
送られてきたのは『贈る物語 Mystery』。すでに1冊持っているので、この本 本来の目的にそって、誰かへのプレゼントに使おうと思います(^^)。
3946番目の密室のよしさんが、1月31日の日記で拙サイトを取り上げて下さいました。ありがたやありがたや。よしさんが想像された「mihoroさんの描いたピカチュウ」の絵が見られますよ。そうか、こういう手もあったか。
というわけで、また描いてみました。
2月1日(その2)
『新本格猛虎会の冒険(仮)』(東京創元社)3月上旬出版!(情報元:ふわふらやじろべえ)。詳しい記事はこちら。
阪神タイガースをテーマにしたミステリー短編集だそうです。ネタじゃありません、マジみたい。目次は以下の通り。
はじめに 逢坂剛
五人の王と昇天する男たち 北村薫
一九八五年の言霊 小森健太郎
黄昏の阪神タイガース E・D・ホック 木村二郎訳
虎に捧げる密室 白峰良介
コミカル・ミステリー・ツアー(仮) いしいひさいち
甲子園騒動 黒崎緑
猛虎館の惨劇 有栖川有栖
解説 佳多山大地
2月2日
昨日紹介した『新本格猛虎会の冒険(仮)』、綾辻さんがトラキチだったら綾辻さんの短編が読めたのに‥と思うとちょっと残念。
綾辻さんが参加しそうな企画‥ちょっと違うけど『新本格麻雀会の冒険』とか?(執筆該当者多そう)。『新本格囲碁会の冒険』だったら我孫子さんや竹本さんが書くのかな。『新本格奇術会の冒険』で泡坂妻夫さん、綾辻さん、依井貴裕さんなんてのもいいかも。
だけどなんで「新本格」なの?講談社じゃないのに。
真っ青な冬の空を見上げると、なんだか胸がいっぱいになってしまいます<ドラマの見過ぎ。
2月3日
本日、節分。関西の人は太巻きを食べるんでしたよね。
2月の綾辻さん。14日に「IN・POCKET」2月号発売。今のところ他に情報はありませんが、横溝正史ミステリ大賞の最終選考会がそろそろかなと思ってKADOKAWAミステリのHPを見てきたら、今年は3月上旬に開催されるそうです。すでに最終候補作4作は決定。
選考委員は、綾辻さん、内田康夫さん、北村薫さん、坂東眞砂子さん。選考結果は「KADOKAWAミステリ」5月号、「本の旅人」4月号、両誌上で発表されるそうです。選評が楽しみ(普通は「作品が楽しみ」なんじゃないかい? 私の場合、新人の受賞作って、単行本の段階ではほとんど読まないからなあ‥)。
2月4日
二階堂さんのHPに、かつて子供だった大人と子供のための『ミステリーランド』(講談社)の情報が(情報元:航海日誌)。これは、以前篠田真由美さんの日記にもありましたが、大人も読める少年少女向き本格ミステリー・シリーズだそうです。
第一回配本予定 2003年7月25日
島田荘司 有栖川有栖 小野不由美 殊能将之 『子どもの王様』
第二回配本予定 2003年10月25日
菊地秀行 二階堂黎人 篠田真由美 『魔女の死んだ家』
第三回配本予定 2004年1月25日
竹本健治 はやみねかおる 高田祟史 『鬼神伝 鬼の巻』
執筆予定者は、以下の通り。綾辻さんも入ってます。嬉しいな。
綾辻行人、森博嗣、井上雅彦、法月綸太郎、西澤保彦、恩田陸、笠井潔、井上夢人、歌野晶午、山口雅也、我孫子武丸、倉知淳、田中芳樹、麻耶雄嵩、京極夏彦
◆◇◆
横山秀夫さんのサイン会があります(情報元:ミステリー’z)
■ 横山秀夫『第三の時効』(集英社)刊行記念サイン会
日 時:2月16日(日)14:00〜15:00
場 所:煥乎堂(前橋)
問い合わせ:027-235-8111
備 考:整理券は先着100名
◆◇◆
第54回読売文学賞の小説賞を受賞した、水村美苗さんの『本格小説』。本の題名を見て、思わず「本格 !?」と反応してしまった人、手を挙げて(笑)。
2月5日
待ってましたの「本格ミステリ作家クラブ」公式サイト開設!
http://honkaku.com/
過去の選評も掲載されています。これで今度の GIALLO は買わずにすむかな(この間編集部から賞品をいただいたばかりなのに、非情な私(笑))。
◆◇◆
ネットを始めてからというもの、テレビを見る時間は激減しましたが、今期珍しくハマっているドラマ「僕の生きる道」。悔しい時以外めっったに涙の出ないドライな性格の私が、第2話では不覚にも泣いてしまいましたねー。でも「崖から墜ちてかすり傷ひとつ無しかよ」とか「病院の会計はいつ済ませているんですか中村先生」とか「大人になったら歌が下手になっちゃったのね」とか、そーゆーことを云うと怒られるんだろうな(誰に?)。
昨夜の第5話はいきなり夢物語のような展開で「おおっ、そう来たかー」という感じ。こういうのも嫌いじゃないけどね。螺旋階段が印象的でした。
でもって今日は、仕事を放り出して映画『黄泉がえり』を観てきました(我ながら何て判りやすい行動パターン(笑))。原作とはだいぶ違うらしいですが、ああいう展開になるとは‥確かに伏線(?)には引っ掛かってたんですよね、読まずに観て正解でした(たぶん)。冒頭の北林谷栄に一番泣かされました‥って云ったら、やっぱ怒られるんだろうな(だから誰に?)。RUI(こと柴咲コウ)の歌はすっごくいいね。
2月6日
「ダ・ヴィンチ」3月号発売。『街の灯』を上梓したばかりの北村薫さんインタビューや、有栖川有栖さんの解体全書neoなどなど。三国志の特集には、何と谷山浩子さんが文章を寄せられています。わお!
作家のロングインタビューと生い立ちを綴ったダ・ヴィンチの連載『解体全書neo』が2月14日発売。綾辻さんも載っています、お楽しみに。
2月7日
大矢さんの日記に「ベルばら」の話が。私もこの漫画は熟読しましたよー。世界史は苦手でしたがフランス革命だけは唯一例外、やたら年号とか人名とか詳しかったもん(笑)。
『バイバイ、エンジェル』も舞台がフランスなので、思わず反応してしまう単語がいろいろ。「アンシャン・レジーム」「パレ・ロワイヤル」「アンドレ」「ジルベール」‥あれ、最後のひとつは出典が違うような(笑)。
2月8日
回転寿司でダンナの誕生祝い。お腹いっぱい〜。
24日発売の「サスぺリア・ミステリー」4月号、河内実加さんの「新本格ミステリフェスティバル関西公演」のレポートが掲載予定。予告カットには綾辻さんと有栖川さんの似顔絵が。うう、河内さんの絵は可愛いなあ(そして似ている)。
河内さん、GIALLOでも4コマまんがの連載が始まるそうです。3頭身の文士漫画なのかな?期待してます(^^)。
2月9日
笠井潔『バイバイ、エンジェル』(創元推理文庫)ようやく読了。
「なんだか難しそう」とか「哲学談義が出てくるんでしょう?」とかの理由で、なかなか手が出ない人もいるかと思いますが(私がそうでした)、まずはとにかく一読することをお勧めします。
読んでいる間中、とっても幸せでした(「カケルに萌え〜」とはなりませんでしたけど(笑))。首なし死体にわくわくし、疑問点が次々と氷解するさまにゾクゾクし、読み終えた時は本当に感動しました。本格としても小説としても、これはかなり好きかも。続編があと4冊もあるなんて、もう「わーい!」って感じです(でもどれも長いので、読み終わるのはいつになることやら‥)。
2月10日
auのCMで流れている「瑠璃色の地球」、歌っているのは中森明菜だったんですか、かなりびっくり(もとは松田聖子の歌ですもんね)。
手話の女性を演じている忍足亜希子さん、映画『黄泉がえり』にも出演していました。とっても綺麗でしたねー。
◆◇◆
御器所さんの問題【ミステリィしりとり11】○はひらがな、▲はカタカナ。
そろそろ仕掛けに気付いた人がいるかしら?(<何ですと〜!?)
ちるはなもあり(散る花もあり)
→ ?(▲▲▲▲▲▲○○○○○)
→ そうじょうさつじんじけん(僧正殺人事件)
これはなぜか一瞬で解りました、『リアルヘヴンへようこそ』。
実は、先週の答えがまだ解らないんですよ。うーむむむ。
【ミステリィしりとり10】●は漢字、○はひらがな。
ごめすのなはごめす(ゴメスの名はゴメス)
→ ? (●○●)
→ わたしというなのへんそうきょく(私という名の変奏曲)
本多孝好『MISSING』(双葉文庫)読了。
短編集。新人の作品ながら2000年このミス10位。読後感がいいなどいろいろ評判も聞いていたので、読んでみました。
最初はちょっと退屈でしたが、「あ、そうか!」と思わせてくれる作品はいいですね。「祈灯」「蝉の証」が個人的には好き。特に「蝉の証」は自分の祖母のことをかなりリアルに思い出してしまいました。書き方が上手いからなんだろうな。
宮部みゆきさんテイストかなと思ったら、最後の一編は乙一さんのある作品を彷佛とさせました。「彼の棲む場所」、ミステリとはちょっと違うけど、別な意味で好きですね。
2月11日
ALICE In MysteryLand
掲示板で「よみうり読書 芦屋サロン」という企画を知りました。11日の読売新聞(大阪版)朝刊に載っていた模様。関西にお住まいの方、詳細が分かりましたら教えて下さい。お願いします。
10日、「書籍流通の理想をめざして」というシンポジウムが開催されました(情報元:Simple)。
古書店も図書館も、私にとっては大切です。でも、作家さんの著作権は大切にしなくてはいけないと思います。図書館でのベストセラー本大量購入には反対ですが、読みたい本が読めない状況が一番困りますね。ほんの四年前に発売された文庫が、もう絶版で入手できないなんて‥(涙)。
本も「出逢った時が、お買い時」なのかな、一期一会。
(ところで、SimpleのYasさん、みすらぼの日記で「みすじしょ」が話題になっていましたが、知ってるかな? 話は変わりますが、今年になって一番最初に驚いたことは、Simpleのリニューアルだったかも。どっかの検索サイトのトップページに迷い混んじゃったのかと、一瞬思いましたもん(笑))
2月12日
e-NOVELSに『黄昏ホテル』特集の後半戦が掲載。今度は電話セールス撃退法について作家さんが語っています(笑)。20人のうちごく一部の人しか掲示板に参加していないのが、とても残念。
推理作家協会の会報も更新。
昨日書いた「ほんの四年前に発売された文庫がもう絶版」って、都筑道夫さんの『七十五羽の烏』のことだったんですけど、航海日誌の情報によると、来月文庫の新装版が発行されるそうで! うわあ、神様って本当にいるんですね気分。
倉知淳さんの『星降り山荘の殺人』は読んだことあっても『七十五羽の烏』は未読っていう人、意外に多いんじゃないかな。
水曜日は抜け殻のような気分。なんだかなあ、そんなにドラマにのめりこまなくても(笑)>自分。
2月13日
「三つ子の魂、百まで」とは良く云ったもんだなと思う今日この頃。この話はいずれコラムに書こうかな(あくまで予定)。
そうそう、「西澤保彦さん11月23日〜30日の日記にあった「己れの本格観」について」も書くつもりだったんですよね、12/04の時点では(まあ、誰も期待していなかったと思いますが)。私なんぞが本格を語るのは百年早いと認識したので(遅いよ)、百年後に語ろうと思います(みんなそれまで生きててねー(笑))。
明日はバレンタインデー。ご当地ソングならぬ「ご当日ソング」(そんな呼び名はなかった(笑)「記念日ソング」っていうのね)のある人は、何年経ってもテレビやラジオで曲を流してもらえて得だなあ。
ラジオから流れてきた国生さゆり「バレンタイン・キッス」を聴いて、そう思いました。
2月14日
『解体全書neo 作家はいかにつくられるか』(メディアファクトリー)、本日発売。
予想はしていましたが、ダ・ヴィンチ誌上の連載を毎号切り抜いて一冊のファイルに綴じましたって感じの本です。確かに錚々たるメンバーが揃っていますが、毎月ダ・ヴィンチを買っている人にとっては「なあんだ」って本かもね。
来月発売の『ミステリー迷宮 道案内(ナビゲート)』もこれで予想がつきました。雑誌の中ほどに毎号載る新刊ミステリのインタビュー記事、あれをまとめた本ですね、きっと。綾辻さんは『どんどん橋、落ちた』の時のインタビューが載るんだろうな(あの写真は笑顔がとっても素敵でした)。
IN・POCKET2月号、『暗黒館の殺人』はちゃんと載っています。他に、島田荘司さんによる特別寄稿「鮎川先生を偲ぶ会」が。思いつくまま一気に書いたレポート、といった趣ですが、当日の様子が事細かに記されていて、とても興味深かったです。綾辻さんは大きな家を新築なさるのだそうで。京都の山際、ということは我孫子邸の近くなのでしょうか?
「鮎川先生の気分としては、作家は、一人前になったらみんな鎌倉に住むものとの思いがあったのではないか」には笑ってしまいました。みんな鎌倉に住んでくれたら、講演会も東京での開催がずっと多くなるだろうから、私は嬉しいんだけどな。
P143の西洋館は、よーく覚えています。鎌倉オフに参加した皆さん、わかりますよね?
2月15日
東京創元社からメールマガジンが届きました。鮎川哲也さんの〈三番館〉バーテンシリーズは、4月から刊行開始だそうです。うわあい。
『鮎川哲也読本』で倉知淳さんが「鮎川先生と云えば「三番館のバーテン」と咄嗟に出てくるほど印象深いシリーズ」とおっしゃっていたので楽しみだなあ。文庫っていうのも嬉しいですね。全5〜6巻になる予定とか。
それから、2月1日の日記で紹介した『新本格猛虎会の冒険』は、新書判で3月下旬に発売だそうです。東京創元社の新書って、今まであったっけ?
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