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 Ayalist 3月の日記(後半)

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3月16日

 背景は、浩子さんの「BLUE BLUE BLUE」のつもり(アルバム「空飛ぶ日曜日」が手許にないもんで、歌詞はうろ覚えなの。浩子さんのアルバムはこれとベスト版以外は全部揃ったはず。何年かかったことか(笑))。

 GIALLOに載っていた都筑道夫さんのショートショート(直筆の!)に「やられた〜」と思いました。内容は違えど、同じネタのお話を考えたことがあったもんで。
 全く新しいトリックなんて今後生まれる余地はあるのでしょうか。私なんかがミステリの古典をひと通り読もうと思ったら、それだけで一生終わっちゃうだろうなあ(いえ別に作家になる気はないんで、どうでもいいんですけど(薄笑))。

 都筑道夫コレクション《本格推理篇》『七十五羽の烏』(光文社文庫)をようやく入手。『星降り山荘の殺人』の原点とも云うべき作品をやっと読めるぞ。すんごく嬉しい(^^)。

 今週は更新が不定期になるかもしれません。

3月17日

 ラジオで「t.A.T.u.、初登場オリコン1位は海外新人アーチスト初の快挙」と騒いでいましたが、とっさに思い浮かべたのは太田忠司さん。ちなみに、一青窈の「もらい泣き」を聴くたび思い出すのも太田忠司さん(笑)。作家さんの日記をこまめにチェックしている人ならきっと分かりますよね。
 次は誰のブレイクを予言するのか?なんかすごいぞ、太田さん。

3月18日

 子供会の雑事がのようにあってアップアップしている私。でも締切りギリギリにならないと始められないのは、これはもう一生直らない性格でしょうか(苦笑)。「今日できることは今日やろう」と決意したんじゃなかったのか>自分。

 ドラマ「僕の生きる道」が本日最終回。この3ヶ月火曜日を中心に回っていた私の生活がようやく終わりを告げます。出歩くことなく内職仕事をしながらビデオばっか観てたら太っちゃったよ〜。少しは草なぎくん(ドラマのために数キロ体重を落としたらしい)を見習えっちゅーの(笑)。

 御器所さんの問題【ミステリィしりとり16】○はひらがな、●は漢字。
  ひつじたちのちんもく(羊たちの沈黙)
→  ?        (●●●●●○●)
→ いしょうとだなのおんな(衣装戸棚の女)
黒後家蜘蛛の会』。給仕はいないのかってか(笑)。
浮遊研究室」では先週に引き続きミステリィ特集。アルムおんじが住んでいるのは「館」じゃなくて「山小屋」だと思いますが(笑)。

3月19日

 砂肝〜!!
(すみません、分かる人だけ分かって下さればいいです)

 まだまだ雑事が終わらないので(21日がヤマ場かな)、もうしばらく潜伏してます。一段落したら殺っちゃんも描きます描きますってば(でも来週から子供たち春休み、つらいぜ)。

3月20日

 明日から3連休なんですね。来週には学校も春休みに突入(主婦は忙しさ倍増)、でもなんとか時間を作って身の回りをばっさり整理しようと思っています。今のままだとそれこそ「積み荷を燃やして‥」状態、死んでも死にきれません(笑)。

「右の頬を打たれたら、左の頬も差し出しなさい」
 キリスト教を信仰する国がどうして戦争をするのか、私には皆目分かりません。
 いっそのこと、戦争が激化して人類が滅亡したら、さぞかし地球は平和になるだろうな、などと思ったりも(超過激〜)。
 戦争には反対です。でも、人間なんて所詮、根本は変わらないんじゃないのかなー。私がもしイラク人だったら、テロで身内を亡くしたアメリカ人だったら、「戦争反対」って云えるかどうか分からないもん。
 でも、理想は捨てちゃいけないよね。たとえどんなに実行不可能と思われても、かくあるべきという理想は心に持ち続けなければいけないんじゃないかな。

3月21日

 ここで教わったエゴグラムによる性格診断結果というのをやってみました。私の性格は‥

遣りたい事を好きなように遣って他人の顔色や思惑も殆ど気にしないばかりか、社会の規律や倫理などすらも余り気に掛ける風が無く、自分の行きたいように伸び伸びと生きて居る、真に幸せな人と言えるような気がします。その内に貴方は、ひどい竹篦(しっぺ)返しを、社会から受けるでしょう。今後はもう少し、社会の習慣や常識で認可されている枠内に留まるような生き方をすると共に、自分に対しても、他人に対しても、もう少し批判的に、そして厳しくなるべきなのです。それからもう一つ、あまり得手勝手な行動は、出来るだけ取らないように気を付けると同時に、もう少し他人の目を気にして下さい

「人にも甘いが自分にも甘い、悪く云えばだらしが無くて無責任」
 挙げ句の果てが「性格の改造や人生観の修正が望まれます」だそうです。

 思いっきり凹んだので、もうしばらく潜伏してます。ぶくぶく‥。

3月22日

 公園の遊具から足を踏み外して、すねを強打(子供じゃありません私がです)。
 打ち身だけかと思ってたんだけど、家に帰ってズボンをめくったら大流血、1cmくらいの穴が開いて血だまりになってました。なんじゃこりゃあ(松田優作風に)。

 病院に行ったら、5針縫われました。どうやら、強打したために肉が裂けてしまったようで(体重がモロかかったのね、こりゃ本気でダイエットしなくっちゃ)。
 傷の痛みより、月曜に出る請求書の方が痛いmihoroです。時間外診療で手術までしてしちゃったからなあ、ああ馬鹿馬鹿。

 昨日は夢に出て来てくれてありがとね、少し元気になりました(誰に向かって云ってる)。

3月23日

 今日も消毒のため、病院へ(休日だというのに‥)。
 本日の担当医はカルテと傷を見るなり「公園で‥鉄の柵にねえ、近来まれに見る自爆だね」と云って下さいました。ありがとよ。
 ところで、私の傷口から直径数ミリのチューブがぴょんっと出てるんですけど、これは何なんでしょう?チューブを肉の間に挟み込んで一緒に縫ってあるんですけど(自然に溶けちゃうやつでしょうか、それとも一生このまんま?なんか不安)。

 明後日25日のBS2「新真夜中の王国」(24:15〜25:09)、 総集編だそうです。登場予定ゲストの中に乙一さんが。今度は観られるかな。

3月23日(その2)

 ネットを巡っていたら「私はもう堪忍袋の緒が切れそうだ」と怒っている人を見かけました。京極さんの『陰摩羅鬼の瑕』、大極宮に「2003年上半期前半新刊予定」と書かれているのに、未だ出版の気配もない。もう四年半も待っているのに‥だそうです。

 四年半ぐらいでガタガタ云ってんじゃねえよ(笑)。

 私は10年でも20年でも待てますけどね、好きな作品なら(実際、館シリーズの次作は待ち続けてもうすぐ11年になります)。

3月24日

 ガーゼ一枚取り替えるのに一時間以上待たされる大学病院‥ああ‥。
「こんなの滅多に見られないから、ほれ」と、管の飛び出した傷口を子供に見せて嫌がられてるmihoroさんです(悪趣味〜(笑))。

『暗黒館の殺人』はそろそろ大詰めなのでしょうか(読んでいないので分からないんですけど)、ガンバレ綾辻さん。

「サスペリアミステリー」5月号の巻頭、新着ミステリーVHS&DVD紹介のページを倉知淳さんが書かれていました(河内実加さんの似顔絵は‥ううん、珍しくイマイチかなあ)。倉知さんがお仕事してるとこ、久方ぶりに見た(読んだ)気がします。
 もし猫丸先輩ものをドラマ化するとしたら(いえね、倉知さんの魅力はその文章に拠るところが大きいと思っているので、漫画化やドラマ化はあまり気が進まないのですが)、猫丸先輩役は中居正広がいいんじゃないかと、ふと思いつきました(反論どーぞ)。背小さいし、身のこなしもはしっこそうだし、年齢ぴったりだし、何より一見性格悪そうだけど実は義理人情に熱い感じするし。昔みたいに前髪伸ばしたら外見もイケるんではないかい(いや、そう云われても)。

3月25日

 大学病院は毎日担当の先生が変わるので、いちいち「公園の遊具から足を踏み外して‥」ってところから説明しなくちゃならない、ああしんど(笑)。
 ドレーン管を今日抜きました。赤んぼの「へその緒」に見た目が似ていました。

 御器所さんの問題【ミステリィしりとり17】○はひらがな、●は漢字。
  けんさつそうさ(検察捜査)
→  ?   (●○○○●○)
→ だいゆうかい  (大誘拐)
 これは簡単、『裁くのは誰だ』ですね。

 先日「四年半くらいどうってことないでしょう」という話をしましたが、その時思ったこと。「京極堂」以外にも、「館」を待ってる人や「学生アリス」を待ってる人や「生首」を待ってる人や、いろいろいるよね。

 もしかして今年は、これらがすべて読めるかも知れないって、ホント?(わくわく)

3月26日

「十二国記」のアニメがいよいよ地上波(NHK教育テレビ)で放映されます(今まではBSだったんだよね)。4月から、火曜19:00〜です。
 書籍は460万部突破だそうで、すごいなあ。まだ読んでないんだけど(お楽しみはこれからだ)。

 ノベルス化や文庫化はよくありますが、ハードカバー化ってのはあまり例がないのでは。京極さんの『姑獲鳥の夏』(講談社)が4月10日にハードカバー版で再登場(情報元:銀河通信)。どんな装幀なんでしょうか、楽しみですね。ちなみに、予価2500円。
(「初回限定、姑獲鳥のフィギュア付き!」‥ってのは冗談です)

「打ち身だけだと思ったのに、肉まで切れちゃったんだよ」と云ったら、ダンナ曰く「それってもしかして、かまいたち?」
「かま」「いた」「ち!」
「ばんざーい ばんざーい」
 いやmihoroさん、ふざけてる場合じゃありませんってば(笑)。
 病院に細身のジーンズを履いてったら、すそを膝下まで捲りあげることができなくてあせりまくり。結局、傷口を見せるためにズボンを全部脱ぐはめになって、すんごい恥ずかしかったです。

 本日「HR」最終回。コラムもしっかり書きました〜。

3月26日(その2)

 みすらぼで教わった「色占い」というのをやってみました。私の結果は「オレンジ」。
◆普段はおとなしいが、キレてしまうと手がつけられない(動物占い「ゾウ」も同じことが書いてあったっけ)
◆恋愛に関しては、来るものは拒まず、去る者は逃がさず(なんじゃそりゃ〜(笑))
◆あなたが適している職種‥「いつもみんなの笑いもの」(それ、職業なんですか?(笑))
◆黄色が入った淡い色のものがあなたには似合うはず(え〜っ、淡い黄色は自分が最も似合わない色だと思ってました。ハッキリした色が好みなんだけどなあ)

3月27日

 オオイヌノフグリにホトケノザ、ハコベやペンペン草も咲き乱れ、道ばたは春爛漫。クロッカスも咲きました。沈丁花も芳しい。今日はツクシも発見。Tシャツにブラウスを羽織っただけで寒くないんだから、いよいよ春ですねえ。

 そして凶暴な眠気と戦う気力もなく、ぐうたらしている私。こんなことではいけないわ(と日記には書いておこう)。
 本もぼちぼち読んでます。5月13日の公開開票式までには絶対無理だろうけど、できるとこまでがんばるぞ。

3月28日

 小学校で憲法を習った時、戦争の放棄というのはいかに素晴らしいことか、当時の社会科の先生が力説して下さったことを今でもはっきり覚えています。憲法があるせいで「北朝鮮の脅威から身を守るためには、アメリカに逆らえなく」なっちゃったんじゃないかと云われると返答に困りますが、それでもやっぱり「いかなる場合も戦争という手段はとらない」態度は理想です。
 どんな大義名分があっても、戦争はいけないことだと私は思います。

 でも、今の日本人が「戦争反対」と云ってるのには、どことなく対岸の火事を見ているような安心感がただよっている気がしなくもないです(20日の日記に書いたのは、そういう気持ちから)。切羽詰まってないというか、本気で戦争反対なら、もっと戦争の始まるにやるべきことがたくさんあったんじゃない?

 谷山浩子さんが3/28付でたくさん書いていらっしゃいます。「過去をうやむやにすると病気になる」「自分と戦うことと戦争を起こすものと戦うことが相似形」あたりにとっても共感。

3月29日

 一ヶ月放置されてた殺っちゃん、ようやくカムバック(と先に日記に書いて、イヤでも絵を描かねばならない状況に自分を追い込む首締め作戦。更新遅れたのはそのせいですごめん)。あ、別に描くのイヤじゃないんですけどね、ネタがなかなか思いつかないだけで。

 文庫以外の新刊本は滅多に買わない私ですが、例の「虎の本」はちょっと見てみたいな〜と思って、本屋に行くたびキョロキョロしてますが、ぜんぜん置いてないですね。関西地方はいかがですか。

 来週従姉妹の結婚式に出席予定。それまでに足の傷は治るでしょうか(たぶんムリ)。昨日は長女さんが竹林で転んで、頬に大きなスリ傷三つこさえてきました。かなり目立ちます。この親にしてこの子あり(苦笑)。

 そろそろ「本の旅人」4月号が出る頃かな‥と本屋に行ったら、とっくに無くなっていました。ネットで調べた時4/01発売と書いてあったので、油断してました。月末配付だったのね。綾辻さんの横溝賞の選評、載っていたでしょうか?

 みすらぼのmatsuoさんがせっかく「ミステリ系更新されてますリンクに登録されてないミステリ系サイト特集」で拙サイトを取り上げて下さったのに、怪我の話とかばっかりでゴメンね(笑)。

3月30日

 もうすぐ4月、新しい環境になる人も多いかと思います。気負わず自然体で頑張って下さいね。これからもAyalistをどうぞよろしく。
 ネット上は特に人の流れが激しいですが、そんな中でも変わらずに見に来て下さる方々には最大級の感謝を。ありがとうね。

「本の旅人」(角川書店)は見つかりませんでしたが、「本」(講談社)4月号は発見。有栖川さんの「作家がエッセイ集を出す時」という文章が載っています(大きい書店で無料配付物を置いてあるあたりを探してみると、まだあるかもしれません)。
 有栖川さんの最も敬愛する作家は鮎川哲也さん。「(鮎川さんの)書く文章を全て読み逃したくない」という気持ち、すっごく分かります。私も綾辻さんに関しては、まさにそういう状態。だからこんなサイトを作ってます(笑)。「自宅の庭先にリスがやってくる、というぐらいの内容でもうれしかった」という段には、思わず爆笑。わかるわかる〜。

「波」(新潮社)4月号は400号記念号。特集の中に星新一さんのエッセイがあったので、こちらももらってきました。余計なものの一切ない、淡々とした文章。本質をズバリ突いた小気味良さ。20年以上前の文章ですが、ちっとも古さを感じさせません、すごいなあ。

 今日付の朝日新聞、瀬名秀明さんの「遠めがね虫めがね」(エッセイ)が最終回。科学者&作家、両方の視点から書かれているところがとても好きでした。そのうち本にまとまるのかな。

 読売新聞(来月から我が家の購読紙が切り替わるので、この時期は両方の新聞が届きます。ちょっとお徳)には「「僕の生きる道」に感動の声150通強」の文字が。思わず「でしょ?」と云いたくなっちゃいました(^^)。

3月31日

 3月も今日で終わり。年度末お忙しかった人、ご苦労さまです。

 井上夢人さんの新しいサイト「夢人.com」。重いしフレーム多用だしブラウザ対応は考えてないし、ご本人曰く「ああ、なんて傲慢なサイトなのでしょうか(笑)」。でも、確かにやりたいことをやるというのが個人サイトの基本なんですよね。自分で責任がとれる範囲でなら、何でもアリの世界です。
「本格」とか「ミステリー」とかの言葉に縛られない井上さん。先頃e-NOVELSから撤退されたのには驚きましたが、それもまた井上さんらしいのかな。
 右上の「Tips」をクリックすると、井上さんのいろいろな文章が読めるようになっています。「電子文書ってものは、そもそもコピーされることを前提にして作ったり公開したり配布すべきものなんです。(中略)厳密に言えば、コピーされるのがいやなら、ネット上に作品を置かないことです。」には、なるほどなあと納得。ヒッチコックの話も面白かったです。ヒッチコックの映画はほんの一部しか観ていないのですが、『裏窓』とか『ハリーの災難』とか、好きですね。

 こういう唯一無二の人(井上さんもヒッチコックも)を見ると、好き嫌いはともかく「かっちょええなあ」と感じます。人と同じことをやってちゃ自分の存在意義がないもんね。「何かを最初に成し遂げた人」や「自分独自のスタイルを確立している人」に憧れる私。こんなんだから、エゴグラムの診断結果に「腹の中ではどう思っていても、表面上は周囲の人々とさも同じ事を考え同じ事をやりたがっているように見せる事が、貴方の場合には絶対に必要なのです」って書かれちゃうんでしょうね(笑)。

 

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