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 Ayalist 5月の日記(後半)

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5月16日 ROUND ROUND

 予告通り描いてみました、「MOON SONG」。どんなもんでっしゃろか(何語?)。

「IN・POCKET」5月号の『暗黒館の殺人』、遠目で見たところ、なにやら傍点が‥そろそろ佳境なのか?(読まずに我慢するようになってから2年、相変わらず雑誌は毎月買っています)
 加納朋子さんの『コッペリア』が完結、7月刊行予定だそうです。1冊にまとまったらぜひ、読んでみたいです。

 読みたい本はいーーっぱいあるんだけどね、なんだか読んでてもちっとも頭に入ってこないのよ。冬眠でもしたい気分‥。

 三島由紀夫賞に舞城王太郎さん(『阿修羅ガール』)、山本周五郎賞に京極夏彦さん(『覘き小平次』)。お二方、受賞おめでとうございます(記事はこちら)。
 賞ってさほど重視しない私ですが、シノダさんの日記(5/15)、ちょこっとうらやましく思いました。私も綾辻さんのことで「キーを打つ手も震えております。うう、嬉しい」なんて書いてみたいわ(やっぱり本格ミステリ大賞かな?)。

5月17日 よどみなく はきはきと

 大極宮に載っていた京極さんの山本周五郎賞受賞の模様。
「とかいいながら、冷静に、よどみなく、はきはきと受け答えしてました。」
 うむうむ、いかにも京極さんらしいですね(笑)。

 本日の朝刊には高額納税者番付が掲載。作家部門第10位に小野不由美さんの名前がありました(おおっ!)。最近あちらこちらの書店で「十二国記」特設コーナーができているし、4月からは地上波でのアニメ放映も始まりましたしね。
 これではますます「僕がガシガシと書かなくても生活が成り立ってしまう」(by かつくらインタビュー)ではありませんか(笑)。まあ、無用な心配とは思いますが、ちゃんと綾辻さん書いて下さいね、お願いします。

5月18日 きっと沢山の人が

 今日の朝日新聞に、児嶋都さんの『怪奇大盛!!肉子ちゃん』書評が載っていてびっくり。わーい、すごいすごい。新聞の購読者数って、雑誌の比じゃないからなあ。

 来月いっぱいは、週末は更新できないかもしれません。あしからず。

5月19日 先週の問題もまだ解けていないのに

【ミステリィしりとりハイパー:6】(御器所さんの問題
○はひらがな、●は漢字。
どちらかが彼女を殺した → ○○○○と○○ (1)
            → ●●●●●の●●(2)
            → 奇偶
(1)は「た」で始まる平仮名7文字。全部平仮名ってところがミソかな。えーと『よもつひらさか』じゃないし『となりのトトロ』じゃ全然違うし『あいにくの雨で』もダメだし‥。(2)は逆に漢字5文字の部分がとっかかりでしょうか。間に「の」と来ると、どうしても京極堂シリーズを思い浮かべてしまうのですが、ちゃうちゃう、字数が合いませんもんね。
 で、いろいろネタ本を調べて見つけました、(1)は斎藤肇『たったひとつの』。(2)も自動的に分かっちゃいますね、『法月綸太郎の功績』。

 長女さんがドラマ『ぼくの魔法使い』にハマっています。クドカンの脚本はテンポがあっていいねえ。伏線の張り方なんかはミステリ者にも嬉しかったりして。妙に庶民的な井川遥と能面のような小田茜が個人的にツボ。

5月20日 終わり良ければ全てよし

 別に「事なかれ主義」ってわけじゃないんですが。

 本格ミステリ大賞の訂正がありました(詳しくは本格ミステリ作家クラブHPの「受賞作発表の訂正に関する経緯」をどうぞ)。なんでもカウントし損ねた『オイディプス症候群』への有効票があったとかで、『GOTH』『オイディプス症候群』ともに16票獲得、従って2作とも大賞受賞と相成りました。めでたしめでたし。

 逆じゃなくて良かったですよね。「『A』『B』両者16票獲得で2作同時に本格ミステリ大賞!」が「有効票を1票見落としておりました、『A』17票、『B』16票、従って本格ミステリ大賞は『A』に決定」に訂正されたとしたら、こりゃあ後味悪いもんね。

「結末の意外性」は本格ミステリの醍醐味ですが、今回のはちとアンフェアでした(笑)。ネット上はこれまたしばらく喧しくなるかもしれませんが、所詮ネット上だけのこと、オフラインにはたいして影響ないでしょう。一番被害を被ったのは本格ミステリ作家クラブかな、それも「イメージダウン」という目に見えない形で。

 私は「候補作を全作読んで選評を書いて投票、多数決で賞を決定」という現在の本格ミステリ大賞の決め方を気に入っている(「これがベスト」とか「公平」とか思っているわけではないが)ので、今回の失敗を機に選考方法を改めるなんてことになったら嫌だなあ、と思ってます。

 しかし、mewさんも、りほさん(ここで)もおっしゃっていたけど、文章書いて飯食ってる人が字数制限を守れないっつーのは問題じゃないのか?

5月20日(その2) 島田さん、その館は違うと思うんですけど‥

 島田荘司のデジカメ日記138回「11−16(土)、鮎川先生を偲ぶ会で、鎌倉を歩く。」、文章はIN・POCKETに載ったものと同じだと思います。朽ち果てた西洋館の前で皆さん記念撮影。この館は私も見ました、覚えてますか〜>去年鎌倉オフに来て下さった方々。
 でも、これは例の「K邸」とは別の家です。目的の館は踏み切りの向こう側だと思いますよ、島田さん。

5月20日(その3) いいなあ、こういうの

 3946番目の密室 5月20日の日記が面白いです。そうか、読者への挑戦だったのか(笑)。いいなあ、こういう遊び心。

5月21日 「NENAに似てる」って云われたことが一度だけあります

 殊能さん 5月後半memoより引用。

 ところで、この原作の漫画(<『動物のお医者さん』)が大ヒットしていたのは、わたしが大学生の頃と記憶する(わたしは読んでいないけど)。最近こういうことが多く、たとえばCMでスタイル・カウンシルが流れたりするのは、たぶんわたしと同世代の人がそれなりに偉くなり、企画が通るようになったからでしょうね。

 ↑同じようなことを私は先週の日曜日、『笑う犬の情熱』オープニングにNENA「ロックバルーンは99」が流れているのを聞いて、思いましたとさ。

◆◇◆

 有栖川有栖『ブラジル蝶の謎』(講談社文庫)読了。
 いやはや、一ヶ月ぶりの感想文です(わはは)。火村シリーズは『46番目の密室』から読むべきなのかもしれませんが、とりあえず長編は後回しにして、国名シリーズを発表順に攻めていこうと。『マレー鉄道の謎』(<本格ミステリ大賞の候補作)は遠いなあ。今じゃ次作『スイス時計の謎』も出てるというに‥。

 印象に残ったのは表題作と「人喰いの滝」。前者は殺人現場の蝶の群れが、後者は犯人を追い詰める場面が、一葉の写真のごとくくっきりと鮮烈に心に残りました。「蝶々がはばたく」のラストもなるほど‥と唸らせられました。
「人喰いの滝」は『奇想の復活』で読んだ時はトリックに少々唖然としちゃったんですけど、今回はラストの映像的効果に素直に感心。やっぱり再読ってするもんですね。

5月22日 「吉田栄作に似てる」って云われたことも一度だけ‥(笑)

 Kappa-Oneの第二弾が出たそうです(情報元:二階堂黎人さん 恒星日誌くろけんさん)。今月から3ヶ月連続で刊行、でもミステリは今月発売の相原大輔さん『首切り坂』だけみたい(広くエンターテインメント小説を募るという主旨なんですよね、確か)。
『首切り坂』は若竹七海さんの推薦文と佳多山大地さんの解説付き(豪華だ)。Kappa-One第一弾の時喜んだ方々は、すかさずチェックだ!

 関東地方は昨日から久々の青空。ばしばし布団を干して、ばしばし洗濯物を干して、ついでに生垣の剪定も。育ち盛りの毛虫も巣作り中のアシナガバチも一緒にぶった切っちゃうワイルドな私(笑)。しっかし、この間草抜きしたばかりなのに、早くも庭が草原になりつつあります。今は薔薇が花盛り。

5月23日 「セサミストリートのグローバーに似てる」って高校の親友には云われました。
      自分でも似てると思います(笑)。

 本格について語るのは百年早い未熟な私ですが、本格ミステリ大賞について思ったことを少し(少しか?いやに長くなっちゃったけど)書いてみます。

 いつも疑問なのは、投票数が会員の半数にも満たないこと。
 候補作が発表されてから投票締め切りまで3ヶ月少々、本を読むのがむちゃくちゃ遅い私でも、ノルマと云われれば5冊くらい読めるでしょう(でも、今回の『オイディプス症候群』のようなシリーズものを最初から順番に読もうとすると大変かな)。「投票しなくちゃ会員の資格はない」なんてカゲキなことは云いませんけど、投票権は「義務」じゃなくて「権利」だと思うんですよね。一般読者から見ると、せっかく投票権があるのにそれを放棄するのは、はなはだモッタイナイ。
 以前乾くるみさんも選評でこのことに触れられていました。会員各人の投票に対する意識差は一度問うてもいいかもしれませんね。

 もうひとつは、鯨統一郎さんの名言をまず引用(『2002本格ミステリ・ベスト10』より)。
 本格ミステリのランキングは、本格ミステリ要素を含む作品の中から小説的完成度の高い順に選ぶべきものなのだろうか。それとも、小説的完成よりも、本格ミステリ要素を重視して選ぶべきなのだろうか。
 小説って娯楽の一種ですから、本格ミステリといえども結局は「自分にとって面白かったか、そうでなかったか」が評価の基準になるんじゃないかな。自分の場合はたまたま「本格ミステリっぽい作品が大好き」なので、好きな作品の本格度も高いことが多いですが、世の中にはそうでない人もいると思います。会員は作家や評論家の方ばかりなので、一般読者とは読む観点が少し違うかもしれませんが、今までの本格ミステリ大賞選評を見る限り「面白かったか、そうでなかったか」という観点で選んでいる方も少なからずいらっしゃいます。
 候補作として選ばれた段階で「本格かどうか」という問題はクリアしていると考えるならば、後は5作の中から自分が好きだと思った作品を選べばいいのかもしれません。でも、参加している人の「選ぶ物差し」に幅があり過ぎるのもどんなもんなんでしょうか。同じ物差しにしろとは思いません(というか、できません)が、今のままだとどうも、外から眺めている我々読者も、投票した方々も、何か釈然としない部分が残っちゃう気がするんですよねえ。
 じゃあ、どうすればいいのかと聞かれても、良く分からないんですが。

 第1回本格ミステリ大賞受賞作の『壺中の天国』が今月折良く文庫化されますけど、作者本人が「これは本格じゃないでしょう」と云っている作品に「本格ミステリ大賞」という冠が付いちゃうのって、果たして作品にとって幸せなことなんでしょうか、それとも不幸なことなんでしょうか。
 私はね、『壺中の天国』大好きです。文庫も買うし、再読するのが楽しみです。でも正直、本格という輪の中では端っこにある作品だと思ってます。だからこれから読む人は「本格」って先入観なしに、まっさらな気持ちで読んでほしいなあって。
 今年の受賞作『GOTH』は未読なので何とも云えませんが、ネット上で「これは本格じゃない、小説としては面白かったけど」なんて声もちらほら。乙一さん自身はどんなふうに思っているのかな。

「これは「本格」じゃない」って言葉は、小説自体を貶める言葉ではないはずなのに、なんか傷つくよね。なんでだろうね。

 今回の不手際のせいで投票制度を見直す動きが出てくることも考えられますが、選評は無くさないでほしいです。文章を書くことを生業としている人たちの集まりなんだから、文章で表現・投票してほしいよね。いくら集計が楽でも点数制なんて絶対嫌。
 GIALLOに掲載するという前提がある以上、字数制限があるのもやむを得ないし。規定の投票用紙を使わない人は、選評の最後に字数を自己申告するというのも一つの手かも。
 それから、候補作全てに言及していない選評を疑問視する声もあるようですが(綾辻さんの選評も該当するかな)、本当に読んだかどうかは個人の良識に委ねていいと思います。会員の皆さんプロなんだから。選評で全ての作品に触れていなくても別に構わないんじゃないかなあというのが私の考えです(少々物足りない感は否めませんが)。例えば去年の例を出すと、綾辻さんの『黒祠の島』評や『鏡の中は日曜日』評を読んでみたいと思ったのは事実。でも、「選ぶ」という作業はとかく減点法になりがちですよね。瑕疵をあげつらうような選評よりは、推薦作のみを語る選評の方が書く側も読む側も気分的に楽なんじゃないのかな(同業者の作品を選定することついては、皆さんかなり気を遣ったり神経をすり減らしたりしているらしいし)。

‥って、こんなところに長々と書いても関係者の目には留まらないでしょうが(笑)、所詮一読者(しかも候補作まだ読んでないし)の戯言、自分の気が済めばまあいいや。

5月24日 自分は父親似です(ネットの人、誰も分からないって(笑))

 これから出かけるので、今のうちに書いておきましょう。

 第56回日本推理作家協会賞が決まりました(JDCさん、情報ありがとう)。
[長編および連作短編集部門]
 浅暮三文『石の中の蜘蛛』(集英社)
 有栖川有栖『マレー鉄道の謎』(講談社ノベルス)
[評論その他の部門]
 新保博久・山前譲 編著の『幻影の蔵』(東京書籍)
[短編部門]該当作なし

 第49回江戸川乱歩賞も決定。受賞作は不知火京介『マッチメイク』と赤井三尋『二十年目の恩讐』。

 本格ミステリ大賞も協会賞も乱歩賞も2作同時受賞。めでたいめでたい。

◆◇◆

 弱り目に崇り目‥今度は実家の父に病気が見つかり、いろいろ大変なことになりそうです。でも、先日涙ぼろぼろの状態にもかかわらず、なまもの!クイズに没頭できた時「人間の心って結構丈夫に出来ているもんだなあ」と思いました。がんばれー。那須にあるホテルはサンバレー(matsuoさんの真似(笑))。

5月25日 とんとんとん 何の音? おバケの音 あー良かった 何か違うような‥

 やーん、カレーパンかわいい♪ むいてしまうだけ〜

◆◇◆

 ジャイアント馬場は ‥ 十六文キーック!
 Ayalistは ‥ 十六万ヒーッツ!

 ↑相変わらずくだらないことばかり考えているmihoroですが(笑)、お陰さまで16万Hits(良く考えたら、複数形が正しいのかな)達成です。ありがとうございますありがとうございます、どんどんぱふぱふ(<効果音)。
 最近じわじわとアクセス数が増えている(通常の1割増)のは安楽椅子探偵効果でしょうか。ちょっとコワイな。

 放映日が近くなったら再度お知らせいたしますが、安楽椅子探偵に関してAyalistでは、こんな感じ↓でやっていこうと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

 残念ながら、管理人は関東在住なので、今回の安楽椅子探偵には参加できません。
 また「安楽椅子探偵専用掲示板」なるもの(ネットの掲示板上で意見を出し合って、大勢で解答を考える場)があるようですが、挑戦状は
基本的に一人で受けて立つのがフェアだと、私は思います。

 なので、当サイトでは「安楽椅子探偵専用掲示板」は作りません、あしからず。
 他人の力を借りたい方は、該当する場を検索して自力でお探し下さいませ。

 通常掲示板では、ネタバレ発言は慎んで下さい。感想ぐらいは書き込んでもいいですけど、参加出来ずに悔しい思いをしている沢山のファンが全国にいることをお忘れなく。
 規定を破る書き込みがあった場合、遠慮なく削除させていただきます。

 出題編放映日からしばらくの間、「こころおきなく。(ネタバレOK掲示板)」はお休みいたします。解決編放映後に再開いたしますが、しばらくの間安楽椅子探偵に関する書き込みにレスはつけられませんので、ご了承下さいませ。

 皆さんの節度ある参加を期待しています。

 第3回、第4回の時いろいろ心配して下さった方、ありがとうございます。今年も無事に終わると良いのですが(どきどき)。

5月26日 ぱちぱちぱち

 大森望さんの最新日記には推理作家協会賞選考の裏話が。浅暮さんおめでとうございます。お稲荷さんのご利益だったのですね。しかし、津原泰水さん惜しいっ!
「SF大賞もそうだけど、推理作家協会賞も重複受賞なしの規定がある以上(一回でもどれかの部門で受賞した人の作品は、二度と協会賞候補にならない)、作品賞というより作家賞的な性格を帯びてくるのは必然かもしれない」とのこと。重複なしというのは知っていましたが、「どれかの部門で受賞した人の作品は、二度と協会賞候補にならない」というのは初耳。じゃあ、短編賞をもらったらもう長編では取れないんですね。ふうん(納得いかないな)。

■関ミス連春の総会 芦辺拓さん講演会(情報元:青猫さん

日 時:6月21日(土)
場 所:同志社大学今出川校地 新町キャンパス尋真館21教室
入場料:1000円
 詳細は同志社大学ミステリ研究会HP「DMS」をどうぞ。

 リンクにエルフさんのサイト「Heavenly-kiss」を追加。ミステリ中心の書評サイトです。今年読んだ本がもう97冊!すごいなあ。日記やエッセイも楽しいです。

◆◇◆

【ミステリィしりとりハイパー:7】(御器所さんの問題
○はひらがな、●は漢字、△はカタカナ。
痾 → △△△△   (1)
  → △△△●●○●(2)
  → 象牙の塔の殺人
そろそろ気付いたひともいるわよね?
(1)は1秒で気付きました(笑)、島田荘司『アトポス』。(2)は珍しく新刊ですね、有栖川有栖『スイス時計の謎』。
 さて、今回も全体に仕掛けられた謎があるんですね。ははーん、なるほど。ということは【5】の答えは間違ってるぞ、自分。

5月26日(その2) サイン会

 東京創元社HPより抜粋、倉阪鬼一郎さん『無言劇』ネット限定サイン会(こういうのも「サイン会」というのか?)のお知らせ。
 6月12日発売の倉阪鬼一郎『無言劇』(創元クライム・クラブ)を、東京創元社HPを通して購入した人のみのサービス。応募締切は6月10日、定員20名で先着順。
 詳細は東京創元社HP〈書籍購入〉のページを参照してね。注文の際には必ず「『無言劇』ネット限定サイン本注文」と書いて下さいとのこと。お届けは6月20日頃になる予定。

5月26日(その3) ゆっさゆっさ

 夕方の地震、東北地方の皆さん大丈夫でしたでしょうか。
 栃木は震度3程度、振幅の大きい横揺れがゆっさゆっさとかなり長い時間続いていました。物が落ちはしなかったけど、少しズレました。

 長男くん(小6)、逃げ道確保のためにガラス戸を開けてくれたのはいいのですが、なかなか収まらない揺れに「怖いよー」としゃがみこみ、挙げ句の果てに庭に飛び出していっちゃいました。おいおい、かえって危ないってば。
 次男くん(5歳)は昼寝から起きたばかりで、ぼーっとしてました。
 長女さん(小5)は全く動じず、何ごともない顔をして宿題の続きをしていました。女は強いな。

 仙台の武垣さん、大丈夫かな。

5月27日 だーーーーっ

 ある人に「IN・POCKETの締め切りは25日らしいよ」と聞いてから、毎月25日前後になると「綾辻さん、今頃一所懸命書いてるのかな」「今月は無事に乗り切ったかな」などと、西の方角に思いを馳せる私でありました。

 リンクに幼馴染ランチクラブ 追加。結婚前の友達はみーんな遠方にいる私は、ちょっとうらやましいです。管理人アキさんのページ(My life)に本のコーナーが。相互リンク。

 信号無視でつかまっちゃったよ。9000円が一瞬にして飛んで行きました。だーーーーっ、ああ悔しい(しかし、腰の低いお巡りさんだったなあ)。

5月28日 今頃の紫外線って、一番強いのよね

 安楽椅子探偵イベント申し込みは、今日の午前5時に受け付け終了。皆さん、忘れずにメールできましたか?
 もうすぐ5月も終わりですね。今年も半ばまで来ちゃったか、早!

 午前中、地区の陸上大会に出場(5、6年生全員)した子供たちを観戦、日焼けしてしまいました。今日の栃木は暑かった〜。

『壺中の天国』文庫の挟み込みチラシには、来月発売予定の新刊情報まで載っていました。こういうのって珍しいんじゃない? 『もうひとつの僕の生きる道〜BBSに寄せられた感動のメール集〜』は文庫で出るんですね、嬉しいな。
 で、『壺中の天国』を読み始まったら止まらない〜。でもこの小説、こんなに分厚かったんだね。

5月29日 玉石混交

 ネットを巡っていると、いろんなサイトに出会います。嬉しくなるような文章から、思わず突っ込みを入れたくなる文章まで、本当にいろいろありますね。
「日本語を大切にしているな」って感じられる文章が好き。ネット上だと、なかなか出会えませんけれど。

 今日も暑い一日。でも、台風が近づいてきているそうで、週末の天気は崩れそう。

「台風の進路だって、扇形に広がっているだろう? 人間の進路はもっと広角だ」by 森博嗣

5月30日 1ヶ月、早かったんだか遅かったんだか

 東京創元社の新雑誌「ミステリーズ!」のページ。果たして近所の書店に入荷するのか、不安だなあ。予約した方がいいのかな。

◆◇◆

 大沢在昌さんが大極宮で↓こんなふうにおっしゃっていました。

「協会賞はプロの作家に与える賞。
 推理作家であるかぎり一番欲しい賞。
 受賞作はこの一年で一番のミステリーともいえる。」

‥ふうん、そうなんだ〜(<何なんだこの冷めた反応は(笑))。
 でも、麻雀で名人位を取った時こっそり「推理作家協会賞をもらった時より嬉しかった」とおっしゃった方を約1名知ってるんですけど(笑)。

「作品より、人(作家)を重視する賞」という感じがするんですよね。だって、その年一番のミステリに贈る賞だったら、同じ人が何回受賞してもいいと思いません?

5月31日 お休み。

 

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