←前の日記  次の日記→     日記index

 Ayalist 6月の日記(前半)

Home 

6月1日 怒濤の6月

 6月の綾辻さんはご多忙です。
 安楽椅子探偵第5弾『安楽椅子探偵と笛吹家の一族』が13日(出題編)と20日(解決編)に放映。それに先駆けて8日にはイベントもあります。
 28日は京都・花園大学にて我孫子さんと2人で講演会。
 13日「IN・POCKET」(『暗黒館の殺人』)、14日「GIALLO」(本格ミステリ大賞選評)、18日「ミステリーズ!」(コラム掲載)発売。上旬には創元推理短編賞の選考会、中旬には本格ミステリ大賞贈呈式も。
 盛り沢山の6月です。綾辻さん、お身体に気をつけて頑張って下さいね。

◆◇◆

 二階堂さんの「企画進行中」ページより抜粋。

【本格ミステリ・マスターズ】
 第5回(5月発売)
  西澤保彦『神のマジック、人間のマジック』
 第6回(7月発売予定)
  芦辺拓『紅楼夢の殺人』
  二階堂黎人『猪苗代マジック』
 第7回(9月発売予定)
  笠井潔(題未定)
(これからの予定)
  柴田よしき『天国の夜』
‥あれ? 我孫子さんは??

【かつて子供だった大人と少年少女のための『ミステリーランド』】
 第一回配本予定 2003年7月25日
  島田荘司『透明人間の納屋』
  小野不由美『くらのかみ』
  殊能将之『子どもの王様』
 第二配本予定 2003年10月25日
  有栖川有栖『虹果て村の秘密』
  菊地秀行
  二階堂黎人『宇宙捜査艦《ギガンテス》惑星パルガの怪物』
  篠田真由美『魔女の死んだ家』
 第三回配本予定 2004年1月25日
  竹本健治
  はやみねかおる
  高田祟史『鬼神伝 上』
  井上雅彦
 第四回配本予定 2004年4月25日
  森博嗣
  高田崇史『鬼神伝 下』
  太田忠司

 今後の執筆予定者:綾辻行人(書いてね書いてね)、法月綸太郎、西澤保彦、恩田陸、笠井潔、歌野晶午、山口雅也、我孫子武丸、倉知淳、田中芳樹、麻耶雄嵩、京極夏彦

◆◇◆

 Junk Land(MAQさん)の「一千億の理想郷」、みすらぼ(matsuoさん)の「みすらぼブログ『第3回本格ミステリ大賞』」にAyalistも参加させていただきました。

 前者は「本格ミステリの「定義」に関する発言や文章を、プロ・アマ問わず片っ端から集めた」企画、作家さんから一般読者までの「本格観」が一同に会し、なかなかに読みごたえがあります。当サイトの「あなたにとって本格とは(掲示板ログ)」が紹介(リンク)されています。
 後者は、先の第3回本格ミステリ大賞に関する様々なWeb上の意見がまとめて読めるとっても便利なページです。興味のある方は、ぜひどうぞ(なぜか私のも載ってるぞ、本格に関しては百年後に語る予定だったのに(笑))。差し当たっては今月14日発売「GIALLO」に掲載予定の会員選評が楽しみですねえ。

◆◇◆

 6月に出る乙一さんの短編集『ZOO』。小説すばる掲載作のほか「SEVEN ROOMS」とか書き下ろしとかも入ってるそうです(情報元:大森望さんの日記)。きゃあ、「SEVEN ROOMS」大好き!「神の言葉」とかも入ってるんだろうな、わくわく。
 乙一さんはせつない系も好きだけど暗黒系もかーなーりー好き。暗黒系(と世間で云われているらしい)『暗黒童話』『GOTH』は未読なんだよね、読むのがすっごく楽しみ。

 週末はダンナの実家にて倉知淳さんの『壺中の天国』(角川文庫)を読みふけってました。伏線の張りめぐらされた小説は再読するに限るね。ようやく読書に没頭できるまでに心が回復してきたかな。この本はこれからも何度も読むことになるでしょう。大好き。

6月2日 『嗤う伊右衛門』映画化だって

 安楽椅子探偵のストーリーテラーは近藤サトだそうです。ほお、女性ですか。

 森博嗣さん、講演会ラッシュ!
■6月8日(日)10:00〜 名古屋大学(大学祭)
 予約は800名で締め切り、当日席も500程度あり。詳細はこちら
■6月29日(日)午後 東京新宿・アイランドホール(新潮社主催)詳細は後日。
■7月19日(土)14:00〜 東京 三省堂神田本店8F神田三省堂本店(中央公論新社主催) 詳細はこちら。応募方法の詳細は6月10日近辺に発表。
■9月6日(土)午後 名古屋 詳細は未定。

【ミステリィしりとりハイパー:8】(御器所さんの問題)△はカタカナ。
ねむりねずみ → △△△△・△△△(1)
       → △△△△△△△ (2)
       → 不夜城
 前回気付いた法則に則って考えると(1)の最後は「ラ」。するってえと(2)は伊坂幸太郎『ラッシュライフ』ですね。(2)は「ミ」で始まって「ラ」で終わる‥半日悩んでハッと気付きました。なんだ簡単じゃん、山田正紀『ミステリ・オペラ』

◆◇◆

 好きなものがある一方、苦手なものもありまして。
『壺中の天国』文庫版の表紙がどうも自分の趣味に合わないです。なんでこんな絵にしちゃったかなあ(小岐須雅之さんって『ルー=ガルー』を描いた人らしいんだけど)、小説の内容とも合ってない気がするし。
 東京創元社の本のイラストをよく描いていらっしゃる朝倉めぐみさん、あの人の絵もイマイチ苦手。シャープすぎるというか、人物の顔がコワいんだもん。色づかいは好きなんだけど‥。この人も倉知さんの本のイラスト、描いてるんだよね。
 倉知さんの本の表紙で好きなのは、何といっても『猫丸先輩の推測』(講談社ノベルス)。唐沢なをきさんの描く猫丸先輩は、大好き!

6月3日 覆面探偵のフィギュアが欲しいです(番組のエンディングに出てきたよね)

 手許に届くまでのお楽しみでも良かったのに‥まあいいか。綾辻さんも有栖川さんも遊んでますねえ(いや、遊ばれてますねえ、かな)。DVD予約特典のポストカードはこんなんだそうです
 ところでこの安楽椅子探偵倶楽部には「6月13日(金) 深夜1:24〜2:54 出題編」と書いてあるんですけど‥あれ?1:24 〜3:24 でしょ?
 ABCのサイトには「1:24 〜3:24」と書いてあるし、出題編1時間半じゃ短すぎると思うし、多分間違いだとは思うのですが(一応ダ・ヴィンチにメールしてみたけど音沙汰なし)。

 本格ミステリ作家クラブHPに受賞後の記者会見の模様が(情報元:航海日誌)。写真は以前二階堂さんのHPで見ましたが、コメントは初めて。おお、乙一さんのコメントが!

◆◇◆

 間違い探し、でっきるっかな〜♪(情報元:UNCHARTED SPACE 政宗九の視点

「おれは非常勤」「小川勝巳」「都築道夫」「安孫子武丸」「摩耶雄嵩」「歌野昌午」「小森健太郎」「法月倫太郎」「井坂幸太郎」

 麻耶さん、法月さん、小森さんあたりは、一度覚えたらもう大丈夫だったんだけど、小川さんと歌野さんはいまだに書いてて「あれっ?」と不安になることがありますね(告白)。あと、しばらくの間私が間違えてたのが「太極宮」。それじゃ「ふとざわ在昌さん」になっちゃいますよ(笑)。

◆◇◆

 少し前の話題になりますが、Book & Still Life 5/15日記にとってもウケてしまいました。引用させて下さいね。

 乙一がなかまになった
 本格はみりょくが5あがった
 すばやさが5あがった
 読者がこんらんした!
 マニアがこんらんした!
 原理主義者に100のダメージ!!

6月4日 当選者の皆さん、おめでとうございます

 安楽椅子探偵のイベント、当選者には既にメールがいってるようです。おめっとさん。8日の日、楽しんできて下さいねー(投げやりなあたし(笑))。
 出題編はいよいよ来週。

 母が亡くなって今日で三十五日。この日はわらじにおはぎを挟んで仏さんにお供えするんだって。お骨の脇にうやうやしく奉られたわらじの間からは、あんこと餅米がはみ出してすんごいシュール、目が点になっちまいました。これって栃木だけの風習??

6月5日 この間は『レオン』のDVD買っちゃったしー

 貫井徳郎さんの『迷宮遡行』(新潮文庫)が、『慟哭』の次はこれを読め!という帯付きで本屋の書棚に飾ってありました。出版社違うのに。
『光と影の誘惑』(集英社文庫)も、新刊の頃はちっとも本屋さんに置いてなかったのに、今や『慟哭』の横に平積みだもんね。
 ある書店の店員が手書きのPOP広告を付けたことが『慟哭』の売れ行きに火を付けるキッカケになったと記憶しています。今はなき「KADOKAWAミステリ」に「今月のBOOK SHOP」というコーナーがあって、とある本屋さんの文庫売り上げベスト10に『慟哭』がランクイン。新刊でもないのに何故‥と調べたら上記のような理由と判明、著者自らその書店に赴いてお礼を云って‥そのうちにどこの書店でも平積みの『慟哭』を見かけるようになり‥こうしたエピソードの一つ一つをリアルタイムで見ていたので、なんか嬉しいですね。
(後日これらの認識は誤りだったことが判明。出版社の功績だというのが本当のところなのかな、貫井さんのサイトを見ているだけでは正直良く分かりません)
「こんなに面白いのに、何で評判にならないの?」って本、ありますよね。ネットの普及は一般読者のこうした声を広める格好のチャンスだと思います。

 世間の不景気どこ吹く風、栃木ではBOOK OFFとTSUTAYAの新店舗があちこちに進出してます。本屋さんが増えるのはとっても嬉しい。
 で。どこのお店でも‥って訳じゃないんですが、TSUTAYAの中にはDVDソフトを半額以下でワゴンセールしているところがあるんですね。うわあ、BOOK OFFより安いじゃん。
 本日の収穫は『眺めのいい部屋』と『四月物語』。どちらも公開時映画館で観ました。1本2000円って、映画館で観るのと大して変わらない値段、その上ソフトは繰り返し好きな時に見られるもんね。でも、大きいスクリーンで観る感動も捨てがたい‥というか、やっぱり映画は、お金払ってでも映画館で楽しみたいです。

6月6日 に雨ざーざー降ってきて 三角定規にひび入って

 第10回創元推理短編賞が決まりました(選考委員:綾辻さん、有栖川さん、加納朋子さん)。受賞作は、9月刊行予定の「ミステリーズ! vol.02」に掲載されます。
「インディゴの夜」加藤実秋
「神国崩壊」獅子宮敏彦
 おお、こちらも2作受賞ですか、今年の流行りか?

 昨日行ったBOOK OFFには雑誌も沢山置いてあって、ありましたよ「丸」が(笑)>大矢さん。やっぱりその手の雑誌だったのね。

 3日の「間違い探し」に反応して下さってありがとうございます>ともっぺさん青猫さん(ところで、「さがし」を変換して最初に出たのが「佐賀市」。先日たまたま「うたばん!」で聴いたあの「佐賀県」(by はなわ)を思い出してしまいました。「松雪泰子 公表してねえ」には笑った〜)。
 綾辻さんは幸い間違えられにくいお名前だけど(でも「彩辻」って書かれてたことあったなあ(しかも出版社サイトで))、作品はどうでしょう?
「飛鳥井 響」「河南孝明」『迷宮館の殺人』『眼球忌憚』『霧越邸宅殺人事件』‥ネットで見かけた間違い例。

 話は変わりますが『眼球綺譚』で思い出しました。昨日本屋で『眼球譚』なる文庫本を発見、おやおやと思って近づいてみると「衝撃的エロス文学!地下出版された処女作、貴重な初版=《無削除版》」なんて書かれてて、がーん。
 同じく河出書房新社の本なんだけど『お屋敷拝見』、こちらはちょっと欲しいと思いました。

6月7日 阿修羅ガール

 舞城王太郎さんの小説は1作も読んだことはないのですが、「新潮」の新聞広告(目次)にふと目が留まりました。三島由紀夫賞の選評かあ‥なになに、選考委員は”筒井康隆・宮本輝・高樹のぶ子・福田和也・島田雅彦”うわあ、見事に馴染みのない作家さんばっかりだあ(いや、筒井さんの短編はずいぶん読みましたが)。
 こちらで選評が読めます。「文学とは」なんて、あんまり考えたことないお気楽極楽な私。舞城さん、もし読むとしたら『熊の場所』かな、「ピコーン!」が気になる〜。

 安楽椅子探偵まであと一週間を切りました。おっとその前に、明日はイベントですね。青猫さんともっぺさん、レポは任せた!

6月8日 こーきっちゃん(ふぇいふぇい〜)

 最初は「とりあえず国名シリーズ(クイーンにあらず)だけでも最初から順番に読んで5月までにマレー鉄道(候補作)にたどり着く」予定だったのですが、もう本格ミステリ大賞なんてとっくに発表になっちゃいましたし、火村ものの長編の既刊も読んでおいた方がいいかなあ‥とBOOK OFFをハシゴする今日この頃。

 有栖川有栖『英国庭園の謎』(講談社文庫)読了。
 うーん‥アイディアはどれも素晴しいと思うんですが、私が有栖川さんの短編に期待している「幕切れの鮮やかさ」という点では少々物足りなかったなあ。大矢さんの書評リストにお薦めマークがついてたので期待していたのですが。

 4日の日記に書いた「わらじの間におはぎ」について。山を登っている最中にすべらないように、履物の底にベタベタしたものをくっつけるというのが由来なのだそうです。ふーん、今母は山を登っているのか。

6月9日 「しんどい」って関西の方言だったのか(角川国語辞典にはそう書いてあった)

 青猫さんが早速、昨日の安楽椅子探偵イベントのレポを書いて下さいました。ありがたやありがたや。

【ミステリィしりとりハイパー:9】(御器所さんの問題
○はひらがな、●は漢字。
不安な童話 → ●○○●●の●●(1)
      → ●●●の●●  (2)
      → 黒いトランク
法則を知ってしまってからは簡単に解けますね(と云いつつ、ネタ本(『本格ミステリ・クロニクル300』に頼りましたが)。(1)は宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』、(2)は横溝正史『犬神家の一族』

 6日発売の「ダ・ヴィンチ」7月号は小野不由美さんの十二国記特集。ご本人のインタビュー(FAX)も読めて嬉しかったけど、何より一番印象的だったのは、法月綸太郎さんの寄稿に出てきた「おかみさん」という単語。そうか、おかみさんだったのか〜。

6月9日(その2)

■北村薫さん&有栖川有栖さん講演会(情報元:ミステリー’z
「ミステリーズ!」(東京創元社)創刊記念の講演会だそうです。

日 時:6月26日(木)13:00〜15:00
‥平日の真っ昼間かい! 情報元はこちら
場 所:三省堂書店 神田本店
定 員:120名
問い合わせ:03-3233-3312
備 考:先着120名に整理券配布。予約受付中。

6月10日

 エッセイ&対談(雑文)の項に、一昨日のイベントの模様をアップ(聞き書きですが)。
 それから、こんな洋館を見つけて興奮! 早速「雑学:館の部屋」に追加しなくては。いいなあこんな図書館、入り浸りたいです。
 上野は旧岩崎邸もあるし、一度ゆっくり行ってみたいな。

「森博嗣探偵」に大笑い(3946番目の密室)。よしさんのセンス、大好きです。でも「綾辻賞を頂いてしまった」という件に、うらやましすぎてちょっとムッとしてしまった私は、まだまだ修行が足りません。
 森さんと云えば、「すべてがFになっている」(情報元:辛口評論家の密室)のラストにも笑いました。ほんと、Fになってるよ〜。

6月10日(その2)

 ともっぺさんもレポ完成。「来た、来た、本格の神様、来たねー」ってのがいいですね(^^)。

 6月26日は推理作家協会賞の贈呈式があるんですね。だからこの日の昼間に講演会の予定を組んだのかな。

 7月の文庫の新刊予定、ほんの一部を予定表に追加。『幽霊刑事』は単行本やノベルスと同じ表紙だったら買いだな。『過ぎ行く風はみどり色』は上旬から中旬に延期。いったいいつまで延びるんでしょう(笑)。

 今日は幻冬舎文庫が発売になっていました。『女王の百年密室』、紆余曲折あったようですが無事発売されましたね(新潮文庫からも出るんですよね。あれ、最初の予定では5月に出てるはず‥え、来年の2月?)。表紙は、デザインはいつもの鈴木成一デザイン室、イラストは朝倉めぐみさんでした(やっぱり顔がちょっとコワい‥)。連城三紀彦さんの『暗色コメディ』(文春文庫)は解説が有栖川さん。

 東雅夫さんの『ホラー・ジャパネスクを語る』(双葉社)をぱらぱらと立ち読み。津原泰水さんのところとか(綾辻さんの話読みたさに)。岩井志麻子さんも相変わらず面白いなー。

6月11日

 Amazonは15%オフ、なま楽は10%オフ、元値が22800円だと5%といえども1140円の差‥迷わずAmazonで予約しちゃいました、すみません大矢さん
 さて、mihoroさんは何を買ったのでしょう? 正解はCMの後で!(いつCMが?)

 ところで、「なまもの!」トップの言葉「暗算祈願(<安産祈願)」を見て連想しました‥「あんさん、義眼?」
 ああ、現実の厳しさに負けて脳みそが逃亡しようとしてます私(意味不明)。

 前回と同様に、昼間に安楽椅子探偵の番宣番組をやっているようです。そういうことはもっと早くHPに書いて下さいよABCさん、番宣にならないじゃないですか!

6月12日

 トップページのカウンタが、サーバーの不具合で妙なことになっておりました(朝見たらいきなり「41」になってるし(笑))。現在は無事復帰、やれやれです。

文学賞メッタ切り!」これは面白いです(情報元:みすらぼ。あ、大森さんの日記にも書いてありますね)。「次々と選考委員が亡くなっていくという怖い賞」「新庄みたいな賞」「五木寛之からとつぜん電話」「宝島社は儲かることしか考えてなくて、そこが潔い」‥以上、特に印象に残ったフレーズ(笑)。文字通りメッタ切ってますが、信憑性は高そう。

花園大学 公開講座
 シンポジウム「ミステリーの魅力」─〈騙し〉の技法 ─

 28日(土)のシンポジウムはこういう題名だそうです。ああ、聴きに行きたいっ!

 乙一さんの日記がひっそりと再開(情報元:みすらぼ‥より前にどっかで見たんだけど思い出せません。政宗さんのところじゃないし‥うーん、誰の日記だったか)。背景の黒がいきなり白に変わっててびっくり。『ZOO』はあとがきがないなんて‥もったいないぞ、集英社。

6月13日

 タブレットのマウスが壊れました。うう〜、ペン型だと使いにくいよお。

■北村薫さん&有栖川有栖さん トークショー追加情報(情報元:東京創元社
 関西でも開催されます。雑誌のサイン会ってあんまり過去なかったよねえ?

▽6月25日(水)13:00〜 
 北村薫・有栖川有栖トークショウ&サイン会
 旭屋書店天王寺MIO店(問い合わせ:06-6773-0107)
 先着120名
▽6月26日(木)13:00〜
 北村薫・有栖川有栖トークショウ&サイン会
 三省堂書店神田本店(問い合わせ:03-3233-3312)
 先着120名
▽6月28日(土)13:00〜 北村薫サイン会
 紀伊國屋書店福岡本店(問い合わせ:092-434-3100)
 先着100名
 上記各店で「ミステリーズ! vol.1」を購入すると整理券をもらえます。

 その他HPでは、7月25日発売の大倉崇裕『七度狐』ネット限定サイン会の告知も出ていました。大倉さんも一度読んでみたい作家さんです(『三人目の幽霊』が文庫化されたら、ぜひ)。

「GIALLO 2003年夏号」入手。第3回本格ミステリ大賞の選評が掲載されています。詳しくは明日。

 ぽんさんの「ミステリ系サイト管理人居住地マップ」に参加しました。

6月14日

 今日は綾辻さん、東京にいらっしゃるのかな。本格ミステリ大賞の贈呈式ですもんね。

 でもって本日は、昨日買った「GIALLO」のお話。

▽ まずは河内実加さんのマンガ「本格くんの本の森」。二階堂さん似てる〜、山田正紀さんはもうちょっとトンガってるイメージかな(でも顔は似てる)。本格森に居を構える綾辻さん(家も「暗黒」だ〜(笑))。法月さんはどうしてこういうお家なの?(あ、そうか生首か(笑))
▽ 森博嗣さん、また今年も20冊以上本が出るんですか、書きすぎです(累計500万部突破、おめでとうございます)。
▽ この人もハイペースだよなあ、鯨統一郎さん。[絶好調インタビュー]表題がいいね。
▽ 歌野晶午さんは岸壁の母だったのか!(笑)
▽ 盛岡の高橋克彦邸では、26日の地震の際、膨大な蔵書(6000冊!)が雪崩を起こし大変だった模様。ご無事で何より。
▽ おっ、GIALLOにも安楽椅子探偵DVDの広告が!
▽ 読んでみたいな、『重力ピエロ』。
▽ わあ、乙一さんの受賞の言葉だあ(^^)。あれは「ぎりぎりの私服姿」だったのか。北村薫さんの件に思わず(笑)。
▽ 矢吹駆シリーズ第6作スタート!「ナディアに励ましのお便りを!」大丈夫か、ナディア!?。
▽ 「どうせもらえないだろう」と思っていた乙一さん、実は密かに自信があった笠井さん(なのかな?)。
▽ 次号は乙一さんと笠井潔さんの対談。これはいったいどうなることやら(倉知淳×笠井潔の時もちょっとそう思ったけど)。
▽ そして‥今回のお目当て「第3回本格ミステリ大賞全選評」。これは毎年のことながら読みごたえがあります。選評あっての本格ミステリ大賞だと思うもの。
 各人の選考基準が見事なまでにばらんばらんで(笑)、でもそれはそれでいいじゃないのと思わせられてしまう面白さでした。票の集計はオマケみたいなものなのかも。惜しむらくは候補に上がった方々がいずれも棄権されていること、かな。
 綾辻さんが選んだのは『オイディプス症候群』。ああ、綾辻さんが書いた文章はやっぱいいなあ〜と、何度も何度も何度も読んでしまいました。でもひとつ云わせてもらえるならば‥綾辻さんはキャッチャーなの?それともバッター?(笑)

 マトモな読者の方は「鮎川哲也に捧げる短編競作」とかに反応していらっしゃるんでしょうね。すみません、小説一編も読んでなくて(^^;)。

6月15日

 野間美由紀さんの『パズルゲーム☆はいすくーる』(白泉社文庫)8巻、夢中になって読んでしまいました。このあたりになると連載時に読んでいない作品が多くて。特にハマったのは「消えた子供」。
 今回の解説は矢崎存美さんでした。次は誰かな(解説者はミステリ畑の人が多いので、楽しみ)。

 今回印象に残った本格ミステリ大賞の選評。
「本格ミステリはまだまだ伸びしろがあるのだと、創作者の側にも希望を与えてくれる作品」(歌野晶午さん、推薦作『GOTH』を評して)「伸びしろ」かあ、いいなあ
「原点を極めれば頂点に通じる、そんな傑作です」(霞流一さん、推薦作『法月綸太郎の功績』を評して)北極星という例え方が美しい
「正直、どの作品が大賞を獲るのかということよりも、当クラブの有権者諸氏がいずれの作品を推挙するかに興味が尽きません」(佳多山大地さん)そうそう!
「いっそのこと棄権したろうか」(倉知淳さん)「したろうか」に倉知さんらしさが(笑)
「作者は、このレベルの作品を毎年一作は発表すること。」(杉江松恋さん)そんなご無体な(笑)
「自分でもやや意外だが、『GOTH』に一票。」(柄刀一さん)そんな決め方でいいのか(笑)
「もしクイーンが生きていたら、アンソロジーを編む時に選んだのではないか」(村瀬継弥さん、「都市伝説パズル」を評して)法月さん、泣いて喜びそう(本当に「EQ」に載ることになりました)

 

←前の日記  次の日記→     日記index
SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ