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 Ayalist 7月の日記(後半)

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7月16日 曇る日もあれば晴れる日もある

 東京創元社のHPに『ミステリーズ!』刊行記念トークショー&サイン会の模様がアップされていました。Ayalistの常連さんも写真に写っているようですね(そうですか、この空席に‥)。

 Webマガジン幻冬舎のコンテンツ、乙一さんの「小生物語」(情報元:ふわふらやじろべえ)。
「乙一の小説が好き、そして小説と同じくらい「あとがき」が好き、という人はとにかく読んでください」この宣伝文句どおり、いい味出してます。6/13のジェイソン話に爆笑。マック(関西ではマクド?)での殺っちゃんや主婦殺っちゃんを頭の中で思い描いてました。

 神様が降りて来ないので、手抜きの文字背景になってしまいました。うう、イメージはあるんだけど絵が描けない〜。

7月17日 記憶って

「小説すばる」8月号、本日発売。新聞広告に綾辻さんの写真が出てましたね。
 巻頭の”真夏の恐怖エッセイ特集”、内容についてはエッセイ&対談の項に書きました。

 コウスケさんの『最後の記憶』感想を読んで、私も記憶にまつわる話を思い出しました。
 うちの長女さん、顎の下に5mmくらいの傷痕が残っているんですね。彼女が1歳の時コタツの脇で転んで角に顎をぶつけて。つまんない怪我だったのに意外に痕が残ってしまって、女の子なのに可哀想なことをしたなあ、と思っていたのですが。
 ダンナ曰く「違うよ、あれはS(長女さんの名前)が本屋で走って転んで、本棚の角にぶつけてできた傷だろう」そういえば、そんなことがあったぞ(吉野屋でお昼を食べた後、隣の本屋に寄ったんだけど、ロクに本も見ないうちに長女さんが怪我してわあわあ泣かれて、早々に退散したっけ)。
 長男くん曰く「違うよ、あれはSが電話の置いてあった台の角にぶつけた時の傷だってば」そういえば、そんなこともあったぞ(その後電話を壁掛けタイプにして、台は片付けました)。
 本人は全く覚えていないし、どの怪我の痕なのかは結局分からずじまい。でも、確かなことがひとつ‥「長女さん、怪我多すぎ」。
 記憶って、案外当てにならないなあ、というお話でした。

 芥川賞&直木賞発表。受賞された方々、おめでとうございます。うーん、東野さんは次回以降か。
 賞といえば、推理作家協会賞の選評と経過がHPにアップされていました。受賞者のコメントも読めます。阪神の話ばっかり(笑)。

7月18日 阪神タイガース

 なまもの!の隠し日記より。

 風が吹けば桶屋が儲かる、ならぬ「阪神が優勝すればミステリが売れる」を考えて戴きたい。
 おっしゃ、考えてみましょう。

阪神が優勝する。
→ 北村薫さんが喜びのあまり、小説を量産。
→ 有栖川有栖さんも狂喜乱舞、勢いに乗って小説を量産。
→ 東野圭吾さんも(たしか阪神ファン)直木賞のことなど忘れて、小説を量産。
→ 他にも‥『新本格猛虎会の冒険』執筆者らが波に乗って、小説を量産。
→ 良質なミステリがたくさん店頭に並び、ミステリが売れる。
(我孫子武丸さんは、関西こぞって阪神阪神騒ぐのが気に入らなくて、囲碁に逃避。新作(本格ミステリ・マスターズ)の刊行がさらに遅れる‥のは悲しいので、趣味が高じて囲碁ミステリを執筆、新境地を開く)

 桶屋のように、原因→結果→その結果→そのまた結果‥という展開ではありませんが。
 そうそう、優勝したら北村さんや有栖川さんたちにまた、小説すばる誌上で「優勝祝賀対談(とか鼎談とか座談会とか)」をやってほしいです。2年前の鼎談記事、あんまり面白かったのでしっかり取ってあるんですよ。

7月19日 ざしきわらし

 25日発売予定の小野不由美さん新刊『くらのかみ』(講談社)は、犯人当てならぬ「座敷童子当て」の本格ミステリーだそうです(情報元:楽天ブックスニュース)。面白そう!でも2,000円かあ‥。

 座敷童子で思い出すのは、法月綸太郎さんの『黒猫館の殺人』解説と、井上雅彦さんのショートショート「よけいなものが」。前者は『謎解きが終ったら』(講談社文庫)に、後者は星新一編『ショートショートの広場』(講談社文庫)や瀬名秀明編『贈る物語Wonder』(光文社)に収録されています。

7月20日 夏休み

 学生さんはいよいよ夏休み、うきうきですね。
 社会人は夏休みなんてまだまだ先の話かな?‥と思ったら、昨日・今日・明日は三連休なんですね。ダンナが明日出勤日なので、すっかり忘れていました。
 主婦は‥9月1日、子供たちが学校に通い始めてようやく休みがとれます。それまでは連日働き詰め。く〜っっ。

「ハサミトギを追いかけて」を聴くと、ボックス・ステップを踏みたくなりません?(笑)

7月21日 真夜中の大騒動

 掲示板に、韓国の綾辻ファンからの書き込みがありました。きゃあ〜。
 全文英文だったもんで、ロクに内容も読まずに、変な勧誘の書き込みと早とちりしてしまった私<なんて大失礼な奴。削除しなくて良かった‥。

 で、それからが一騒動(笑)。韓国語なんて「アニョハセオ」「チョナン・カン」「アン・ジョンファン」しか知らないぞ(しかも後の二つは人名だし(笑))。いや、この掲示板ではハングル文字が使えるわけじゃないんだから、うむ、英語でレスをすればいいのよね。うわあ、excite 翻訳、私を助けて〜!
 で、夜中に四苦八苦して英作文。たぶん「トミとアニカ、きものどなものでもいい」(by『長くつ下のピッピ』)のレベルだと思うのですが(笑)、せめて心意気だけでも通じますように。

【このミステリィ、なぁ〜んだ?】(御器所さんの問題
第4問:中国語に翻訳された、ある有名なミステリィのタイトルです。さて、邦題は?
 代号12
ヒント:このまんまなのでノーヒント。
 すみません、検索というズルい手を使ってしまいました。福井晴敏『Twelve Y.O.』

7月22日 マイナス思考?

 Yasさんの日記(7/21)にあった「マイナス思考」という言葉に少々引っ掛かっています。それって、原点をうんと低く設定しておけば、ちょっとしたことでもプラスに感じられるという、つまりは「プラス思考」なのではないかな?
 少し論点がずれるかも知れませんが、森博嗣さんの浮遊研究室VOL.82の「ご案内」には、「そうそう!」と思わず膝を打ったmihoroです。私も「まあ、こんなもんでしょう」と思うことしばしば。根は悲観的なんでしょうね。「相手に否定してもらいたい」という感覚もすごく分かります。「そんなことないよ」と云ってもらえることを無意識のうちに期待しているんですよね。「ふうん」とあっさり相手に肯定された日にゃ、後でげっそり落ち込みますもん。

 8月頭まで予定がびっしり。果たして乗り切れるでしょうか、今日一日を過ごすことで精一杯の毎日です。子供を産んだ直後の頃を思い出しました、ふう。

7月23日 明日からキャンプ、無謀でしょうか

 今年の梅雨とかけて、休日のmihoro家の雨戸ととく。そのココロは‥「いつになったらあけるんだ!」<朝寝坊なもんで。
 明日からお出かけです。しばらく留守しますのであしからず。
 綾辻さんはこの時期、締め切り前の修羅場なのかな。

7月24日 一眠りして頭すっきり

 ただ今午前1時。「アンタどういう生活してるんだ?」と八木田さんに云われちゃいますね(私は宇部さんかい)。

 ううむ、私の誤読だったのか(22日の件)、Yasさんに指摘されてしまいました。
「なんでも良い方に考える」が「自分に都合の良いように解釈する」だとマズいよ、現実としっかり向き合いましょう、ですよね?(なんだか不安になってきました。そういえば高校の頃も読解問題は苦手だったなあ)
 でも「マイナス思考」ってネーミングはいまいち好きになれないな(なんだか自分が重箱の隅をほじくり返してちくちく嫌みを云う小姑のように思えてきたので(笑)、この話題はここまでにいたしましょう)。

 大矢さんの日記「熱しすぎた碗蒸し」という文字列を見たとたん加トちゃんを連想してしまった私はどうすればいいですか(笑)。よしさんとのネタ合戦に拍手拍手。永遠に続いてほしいです(無責任な一般ギャラリーの私)。

7月25〜26日 お休み

7月27日 ただいま

 24・25日はK市にてキャンプ。我が家のアウトドア用品は基本的にバイク用なので、どれもコンパクトで必要最低限の質素な物ばかり。他家のゴージャスな道具の数々にびっくりです。雨にも負けず風にも負けず、子供たちは川や池で大はしゃぎ。
 26日はダンナの実家に1泊。温泉につかり、夏祭りを楽しみました。長男くんが夜中に熱を出して一騒動、涼しい中での水遊びがたたったか?
 そして今日、長女さんの前々からの要望についに応えて、スナネズミを買いました(笑)。でも、お店の人は「スナネズミです」って云うんですけど、毛は白いし、目は赤いし、結構大きいし、どう見てもラットなんですよね。ネズミ系は飼うのが初めてなので、どうなることやら。今はひたすらケージの隅をカシカシカシカシ‥と掘ってます。

 今年は月下美人が大量に花を咲かせています。大きい鉢だと20近く咲くかも(壮観!)。そうそう、カラスウリも咲き始めましたよ〜>じゅんぼさん。

 京極さんの文庫が9月・10月連続で出るらしいです(情報元:大極宮)。京極堂シリーズはまだ『狂骨の夢』で止まっている私。じっくり読みたい気はやまやまなのですが。
 本屋さんでは『活字倶楽部』2003夏号を立ち読み。乙一さんのインタビュー(『きみにしか聞こえない』CDブック製作裏話)が載っていました。次号は乙一特集も!読者の投稿募集中だそうです。他はメフィスト賞出身の日明恩さんインタビューとか。宇山さんの「ミステリーランド」コメントもありましたね。「本を読み始めた頃の自分にプレゼントしたくなるような作品を書いて下さい」と作家さんたちに依頼したのだそうな。執筆予定者にはちゃんと綾辻さんのお名前もありました。

 そうそう! 留守中に『安楽椅子探偵とUFOの夜』DVDが到着しました。封を開けて、まずはブックレットの書き下ろしエッセイを読んで‥ううむ、自分がとても見当違いなことをしているような気分になってきましたね。複製原稿の抽選も結局ハズれたし、なんだかすっかり落ち込んだので、コメントはまた後日改めて。

7月28日 ゆきちゃん

■森博嗣さん講演会のお知らせ
「住みやすいことが、住みたいことか?」(詳しくはこちら

日 時:9月6日(土)13:30〜14:30
   (シンポジウムは13:30〜17:00)
場 所:テレピアホール(名古屋・栄)
共 催:愛知県・名古屋市・日本建築学会
参加費無料。名刺交換はなし。定員430名(事前申込)。

申込方法
 往復はがきに「記念講演会・シンポジウム参加申込」と記し、住所・氏名・年齢を記入(はがき1枚につき1名)。
 返信はがきに住所・氏名を記入の上、下記宛先まで(8月18日必着)。応募多数の場合は抽選。
〒460-0008
名古屋市中区栄4-3-26 昭和ビル
日本建築学会東海支部「大会記念講演会シンポジウム係」

【このミステリィ、なぁ〜んだ?】(御器所さんの問題
第5問:中国語に翻訳された有名なミステリィのタイトルです。邦題は?
 玻璃長頸鹿
ヒント:これも読んで字の如しね
 excite 翻訳(中国語)のお世話になりました。「玻璃=ガラス」が分かればあとは簡単。加納朋子『ガラスの麒麟』ね

 フクさんのUNCHARTED SPACE7/27に「有栖川有栖氏、山前譲氏 光原百合氏 日本推理作家協会賞受賞祝賀パーティ(SRの会主催、畸人郷後援)」についての記述が。綾辻さんも登場します。

7月29日 ゆきちゃん、手から餌を食べる(親子でめろめろ)

 だいぶ前にともっぺさんの日記で知ったのですが、新本格ミステリフェスティバルの記念本は『ミステリ作家殺人事件「隠されたメッセージ」』という題名で、講談社ノベルスから9月刊行予定(情報元:二階堂さんの企画のページ)。太田さんの日記(6/30)にもゲラが届いたって記述がありましたよね。イベントで行われた綾辻さん・有栖川さん監修によるミステリドラマ、トークショーの模様、それから出演作家のインタビューなどを纏めた本になるようです。

『安楽椅子探偵とUFOの夜』ブックレットの書き下ろしエッセイについて「エッセイ&対談」の項に。うわあ、加納朋子さん、カッコいい〜!(<ボーナス映像)

7月30日 ゆきちゃん、巣箱を一晩で破壊(笑)

 近所に大型ショッピングセンターが開店。中に比較的大きな本屋があって嬉しいmihoroです。でも朝方の雨のお陰で、蒸し暑い一日。

 明後日は子供会の夏祭り、会長さんは気苦労が絶えません。早く終わってくれないかな〜。

7月31日 7月も終わっちゃったよ、やべっ

 ダ・ヴィンチのアンケート葉書を出し損ねてしまった‥。

 しばらく忙しいです。えーん。

 

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