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2月16日　背景は浩子さんの「LADY DAISY」。

　思い入れの強い曲なので、うーん、今回の画像は当初の予定と違ったものになってしまって、ちと不本意。そのうち別バージョンを作ってみましょう。
　浩子さんが高校の友人に「私の結婚式に歌を作ってね、タダで」と頼まれ、贈ったというこの歌。披露宴で歌っている最中、そのお友達の弟さんが涙ぐんでいるのを見て、心の中で「やった！」と拳を握ったとか（笑）。

【名探偵度チェック：4】（御器所千種さん）やっと警察が到着。担当する刑事はどんな人？
A いかにも優秀そうなキャリア。B うっかり者で人の良いおじさん。C 若くてかっこいい女性刑事。D 昔からの知り合い。
　E 若くてカッコいい男性刑事（勝手に選択肢を増やすなって（笑））。4つの中だったら、Bがいいかな。刑事さんの人の好さに付け込んで情報を収集し、事件は素人探偵のあたしが解決するのさ！（無理です）

2月16日(その2)　ミステリ・フロンティアの近刊予定が発表になりました。私が知らないお名前も。

2月17日　読みたい本がたくさんあって、一日が100時間ぐらいあればいいのにと思います。

　気になる本。 三津田信三さんの『作者不詳』（講談社ノベルス）。大森望さんが褒めてたんですよね。marikunさんも大プッシュしてましたっけ。何より本の装幀がインパクト大。でも『ホラー作家の棲む家』から読んだほうがいいのかな？
　鳥飼否宇さんは『昆虫探偵』（世界文化社）が読みたいです。短編それぞれの題名が名作のパロディーで実に面白いじゃないですか。でも世界文化社って、文庫化される時はどこから出るんだろう？
　近所の本屋さんでは、西尾維新さんの『きみとぼくの壊れた世界』（講談社ノベルス）が発売以来ずーっと「当店のベスト10」に入っています。売れてるんだなあ。ネット上でも評判の西尾さん、とりあえず1冊読もうと思うんだけど、これにしようか戯言シリーズにしようか思案中。でも、ひいろさんの『きみと〜』の評価は低かったし、ううん、迷うなあ。
　佐藤友哉さんの『水没ピアノ』（講談社ノベルス）は題名にぞっこん。でもこれ、シリーズの3冊目みたい。やっぱ最初から読んだほうがいいんだろうなあ。
『葉桜の季節に君を想うということ』と『未明の悪夢』は今手元にあります。だから田舎の図書館って好きよ（＾＾）。何とか時間を作って読みたいです。
　大倉崇裕さんは『三人目の幽霊』（東京創元社）が文庫化されてからゆっくり読み始めたかったんだけど、『七度狐』、図書館で借りてくるかなあ。
　他にも、京極さんだって森さんだって読みたいし、あ、来月菅浩江さんの『永遠の森』（ハヤカワ文庫JA）が出るんだ！推理作家協会賞受賞作、これは買いたいぞ。畠中恵さんの『しゃばけ』（新潮文庫）も楽しみ。
　でもって、今読み始めてるのは柄刀一さんの『ifの迷宮』（光文社文庫）。どういう脈絡やねん！　いえね、『OZの迷宮』が昨年評判良かったので、題名が似てるこれって続き物なのかしら？だったら最初のから読んだほうがいいよねと、とりあえず本屋で手にとってパラパラと。したら宮部みゆきさんの解説に綾辻さんのことが書いてある！レジ直行です（笑）。

　AKIRAさんのHP「ハンモックに揺られて」と相互リンクしました。掲示板の常連AKIRAさん、これからもどうぞよろしくです。あ、日記に書き忘れていましたが、四季さん、ちかさんがそれぞれサイトをお引っ越し。「JardinSoleil」も「摩天楼夜想曲」も、毎日お邪魔させてもらってます（＾＾）。

　綾辻惹句を久しぶりに更新。『殺人鬼 II 』『鳴風荘事件』いずれもノベルス版の帯が新たに判明しました。あとは『水車館の殺人』『時計館の殺人』『緋色の囁き』『暗闇の囁き』『眼球綺譚』（いずれもノベルス版）の帯が分かれば完成なんだよな。まだまだ情報、お待ちしております。

　わあ、武垣さんのサイトがリニューアルされている〜。写真の美術館、ググって15分後に発見。えらい？（自分で云うなって）ここは‥外観も素晴しいけど、中の展示もメチャメチャ見たいなあ。おっ、ミュージアムショップには、綾辻さんも持ってるアレが売ってるぞ！

2月17日(その2)

　どーでもいーことを長々と書いておいて、肝心のことを忘れていました。今日付の朝日新聞・文化総合欄に京極さんの記事が載っています。「現代の滝沢馬琴」、作家というより職人なんですね、京極さんは。うんうん。
　以前ご紹介した球体関節人形展についても「まがまがしいエロス」と紹介されていました。野間美由紀さんもいらしたようですね。私も見に行きたいなあ。　

2月18日　綾辻惹句をまたまた更新。青猫さん、ぱぴるすさん、情報ありがとうございました。

　ドナルド・J・ソボル『まだまだ2分間ミステリ』（ハヤカワ文庫HM）読了。
　ハレジアン博士が活躍する推理クイズ第3弾。私の戦績、61問中48問正解。今回は簡単でちょっと物足りなかったなあ（偉そうに（笑））。

2月19日　綾辻惹句をまたまたまた更新。雄大さん、情報ありがとうございました。

　イーエスブックス 京極夏彦「怪し」の世界大特集（情報元：大極宮）。たまごっちは、新種が3月に発売になるんですよ、京極さん（笑）。

　大矢さん隠し日記（2/13）の「役に立たない特技大賞」を読んで。うちのダンナも耳動かせます。テレビでは見たことあったけど、生で見るのはダンナのが初めてだったので、結構感動しました（少しは役に立ったのかも）。
　自分がとっさに思いついたのは「イオン化傾向がそらで云える」と「炎色反応、どの金属がどの色かを覚えている」。でもこれ、化学の授業で習ったことを忘れてなかったってだけで、特技とはいえないよなあ。かりかるなっと、まぐあるあえん、てつにすずなますいそどう、すいぎんはっきんイオン化傾向。炎色反応は「かすりかなばく」って覚えました。懐かしい。周期律表も覚えた気がするけど、こちらはすっかり忘れちゃったな。

「サブリミナル」という単語を聞くと、私の頭の中にはお気楽なマンボのリズムと焦った顔の東幹久が浮かびます（笑）。「世にも奇妙な物語」で昔やってたんですよね。ちょうど時期を同じくして宮部みゆきさんのある長編を読んだこともあって、余計印象に残ってしまったみたい。

2月20日　春みたい。あったかいな。鼻がクシュクシュしてきました。

　推理作家協会会報2月号、リレーエッセイは二階堂黎人さん。次回は松尾由美さんだそうです、乞うご期待。

　芥川賞・直木賞授賞式、ニュースでちらっと見ました。辛うじて京極さんの紋付袴は分かりましたが、江國さんなんて身体半分も映りゃしない。なんだか可哀想。

「読まずして批判するべからず」改めて肝に命じておこう、と某所を見て思いました（そこで標的になっていたのはゲームでしたけど）。

2月21日

　流行のピークは過ぎたようなので、もう大丈夫だろうと思ったら、次男くん夕方突然発熱。インフルエンザでした（泣）。家族にうつっていないことを祈ります（今さら遅いだろうけど）。皆さんもお身体お大切に〜。

2月22日

　インフルエンザは、早い段階で特効薬を飲めば高熱を出さずにすむのだそうで。次男くん、37度台でなんとかおさまっています。お医者さんに感謝。

　久々にFLASHをいじりました。新規予告編、スタートです（これ始めると、綾辻作品の再読が始まっちゃって、日常生活に支障が（笑）。本人は至福の時間が過ごせてにこにこ、なんだけどね）。

2月23日

【名探偵度チェック：5】（御器所千種さん）刑事が今日の正午頃のアリバイをきいてきた。あなたの答は？
A　職場の同僚とカフェでランチ。
B　一人で弁当を食べてました。
C　わ、私が疑われてるんですか?!
D　11:30発の特急に乗ってました。これがホームで撮った写真です。
　消去法でいきましょうか。A：現在無職なので職場の同僚なんていない、よって×。B：自分一人の時に、わざわざ食事にお金はかけない（貧乏性なんです）、なので×。D：特急なんて乗りません、鈍行でいきます（貧乏性なんです）、これも×。残ったのはCでした。

　今度は水車館です、お楽しみください。

2月24日

　だからインフルエンザの子供（薬が効いてて熱はないので、至極元気）がいると、外に出られないんだって。というわけで、今度は迷路館です（カルタも描けよ）。

2月24日(その2)

「青ネギ」って、何？関東では「長ネギ」しか売ってないよ（e-NOVELSの「食は応酬にあり第9回「焼き飯」」より）。ネギの青い部分のことかな、それとも、ばんばんばん、万能ネギ♪みたいな小口ネギのことかな。ところで万能ネギと「わけぎ」は、別物？　疑問噴出（いやそれほどのことでは）。
　ところで今回のエッセイには「食事の時に納豆の話をしないで欲しい」というくらい納豆嫌いの綾辻さん」が登場（わー）。そうか納豆嫌いなのか、まあ関西人だからしょうがないよね。ちなみに私は納豆大好き。納豆卵かけご飯は毎日食べてもOKです。

　本日付の朝日新聞に、大極宮自作朗読会・九州公演の模様が載っていました（一面広告？）。11月に第4回公演の予定があるそうです。場所は東京。演目は変わるみたいですけどね、楽しみです。

2月25日　我ながら良くやるぜ、人形館です。

「ネギ」「納豆」にたくさんの反応、ありがとうございました。

2月26日　島田荘司さんの講演会は、会場と時間が変更になったようです。

島田荘司特別講演会「本格ミステリーとは何か。その意味」
　日時：4月16日（金）18：00開場　18：30開演
　場所：文京区民センター3F（東京都文京区本郷4-15-14　03-3814-6731）
　講演会入場：3000円　懇親会参加：4000円

　大矢さんの隠し日記（2/24）に「虚乳がチクチク痛むのよ」とありましたが‥巨乳じゃなくて「虚ろ」だったのか、がーんがーん（いやただの変換ミスだと思いますが）。

　人形館、微妙に修正。

2月26日(その2)　歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』（文藝春秋）読了。

　未来に向かって生きる希望がわいてくる、そんな小説でした。他所のミステリサイトでさんざん「騙されたー」「やられたー」といった感想を目にしていたので、その部分に関しては「おおっ、これがそうか」と。もちろんびっくりさせられたんですけど、ミステリ的には、じっくり再読して作者の技の凄さや細部の苦心の跡を味わってから語りたいな、これは。でも残念ながら図書館の返却期限は明後日なので、お楽しみは文庫化の際に（って、本格ミステリ・マスターズって文庫化されるのか？）。
　一番心に残ったのは、サプライズそのものより最終章「約束」でした。「補遺」（単なるオマケではないので、本編読了後に読むようにね）も面白かった。歌野さん、ネットでいろいろ調べたんだろうな。
　ただ、題名はちょっと疑問。「葉桜」は初夏の季語なんだけどなあ。

2月27日　さあ止まらない（笑）、時計館です。

　おっ、『eRotica』（講談社）の予約受付が始まりました。e-NOVELSと小説現代誌上で連載されていた官能小説のアンソロジー、発売は3月15日予定だそうです。
　収録作品は、 津原泰水「魔季」 　山田正紀「愛の嵐」 　京極夏彦「百鬼夜行　大首」 　桐野夏生「愛ランド」 　貫井徳郎「思慕」 　皆川博子「枯榴」 　北野勇作「あの穴」 　我孫子武丸「危険な遊び」 。

2月27日(その2)

　♪どうにも止まらない〜、リンダ困っちゃう（なんなんだ（笑））。これで館シリーズ出揃いました。
　そろそろ時期的に横溝正史ミステリ大賞が決まる頃かな。角川HPに速報が載ります。綾辻さんの選評が楽しみ。

2月28日

　米澤穂信さんの新刊サイン本、紀伊国屋書店新宿本店、紀伊国屋書店新宿南店、あと一部の三省堂書店（東京の？）に置いてあるそうです（情報元：汎夢殿）。お近くの方は覗いてみてね。私は既に東京創元社に注文しちゃったので、届くのを待つばかり。まだかなまだかなー♪、学研のおばさん、まだかなー♪（いや、今学研のおばさんに来られても困りますが）。
「私のサインは、乙一氏のサインの実に23倍の字画があります。これはお得」に、大爆笑。

　第24回横溝正史ミステリ大賞、決まったようですね。選評は「野性時代」「本の旅人」5月号に掲載されます。Web上では公開しないのかな？

2月28日(その2)

　今朝初めて「セーラームーン」実写版を見ました。セーラー戦士の女の子たちはキャラ通りの雰囲気で、変身後のコスチューム（カツラも含めて）も意外に違和感なし。へぇ〜、結構やるじゃんと思っていたら、最後の最後に猫のルナが登場。
　ぬっ、ぬいぐるみですか〜っ！（笑）　思いっきりコケましたよあたしゃ。どうせやるなら猫も実写にすればいいのに（でも難しいか、撮影が）。

　次男くんのインフルエンザでばたばたしている間に、庭の梅が咲いていました。最近、暖かいね、暖房費節約できて嬉しいけど。

2月29日　有栖川有栖さんサイン会のお知らせ（情報元：ミステリー’ｚ）

　アシーネ・鶴見駅ビル店リニューアルオープン記念のサイン会です。詳細はこちら。
　　日　時：3月6日（土）15：00〜
　　場　所：アシーネ鶴見駅ビル　6Fプラザ（横浜市）
　　問い合わせ：045-505-2721
　　備考：5Fアシーネにて著書購入者に整理券配布（先着順）なお店鋪改装中につき3月5日（金）まで休業中。

　ポンツーン3月号「ミステリーの書き方」。今回は乙一さんと折原一さんです。
　乙一さんの小説って、「どうしてこんな設定思いつくんだろう！」みたいな独特の世界が展開されることが多いので、「感性のおもむくままに書いてる人」って勝手に思い込んでいたのですが、最近のインタビュー記事（露出、増えたよねー、嬉しいけど）を読むと、小説を書く確固たる理論がご本人の中にしっかり出来上がっていて、しかも物語の初めから筆の走るままに書いているのではなく、外枠をしっかり組み立ててから書いていることが分かって、ちょっと意外でした。今回のエッセイもとても理論的で理系チック。
　一方の折原さん。「一作家、一叙述トリック」なんてことを折原さんがおっしゃるとは、ものすごいサプライズでした（笑）。でも確かにそういう面はあるよな、と深〜く納得。