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 Ayalist 4月の日記(前半)

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4月1日 今日一日、嘘もつかんと終わってしまったなあ。

 今月の綾辻さんは、月半ばにイベントが集中。
 まずは12日発売の「野性時代」5月号に、第24回横溝正史ミステリ大賞の選評が掲載。15日は「IN・POCKET」4月号が発売、『暗黒館の殺人』はいかなる按配に? そして17日は京都にてトークショーです。

 宇多田ヒカルのベストを購入。これからゆっくり聴きます。

4月1日(付け足し)

「大森望 豊崎由美スペシャルインタビュー 芥川賞、直木賞メッタ斬り!」。今日はお二人のトークショーもあったんですよね。レポ、期待しています>行った人誰か。

4月2日

 大(Oh!)水木しげる展関連イベント in 鳥取 京極夏彦特別講座のお知らせ(情報元:大極宮)。
 日 時:2004年5月9日(日) 14:00〜15:30
 会 場:鳥取県立博物館 問合先(TEL)0857-26-8042
 入場料:無料(定員250名)
 申 込:往復ハガキに住所・氏名・連絡先電話番号
     ・参加希望イベント「京極夏彦特別講座」と明記
     返信用ハガキに送付先の郵便番号・住所・氏名を記入し、応募
     応募者多数の場合は抽選
      〒680-0011
       鳥取市東町2-124 鳥取県立博物館宛
 申込締切:4月9日(金)当日消印有効

4月2日(その2)

 次の更新は5日以降になります(ここ一ヶ月の間に法事が三回もあるんです。ぜい)。掲示板のレスもその時に。

 畠中恵さんの『百万の手』(ミステリ・フロンティア)、東京創元社のHPでサイン本の予約を受け付けていましたが、あっという間に定数に達してしまったようです。いや早かったなあ。

4月5日 桜がキレイ、春満開ですね。

 明日の「めざましテレビ」に『文学賞メッタ斬り!』が取り上げられるのだそうです。軽部さんがしゃべるのかな。

4月6日

 約一年ぶりのメフィスト賞受賞作、矢野龍王『極限推理コロシアム』(講談社ノベルス)は今月発売。テレビドラマ化もされるそうです、景気のいい話ですね。辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』は初の3分冊、3ケ月連続刊行(って、何月から?)。ちなみに、雑誌「メフィスト」は今月12日発売。

 北村薫さんサイン会(情報元:東京創元社 詳しくは三省堂書店のこちらでどうぞ)
 日 時:4月16日(金)18:00〜
 場 所:三省堂書店有楽町店 予約・問い合わせ先:03-5222-1200
 上記書店にて、北村薫『朝霧』(創元推理文庫)を予約・もしくは購入した人先着150名に整理券が配付されます。
 文庫でサイン会開催してくれるのなんて、東京創元社くらいだよね。予価588円(税込)、金欠の学生さんでも大丈夫(^^)。4月10日刊行って版元のHPには書いてあったけど、三省堂書店HPには4月8日発売予定とありました(10日になったそうです)。サイン会にぜひとも出席したい人は、予約するのがいいかも。

 今朝のめざましテレビ、見ましたよ(見られなくって残念でしたね、matsuoさん)。キャスター3人とも本は未読のようでしたが、大塚さんが「裏話が面白そうですね」と的確にコメントしてくれてました。

 ダ・ヴィンチ創刊10周年記念特集号。京極さんのCDも魅力的だけど、自分にとっては米澤穂信さんの写真入り記事が一番嬉しかったり(二番目は西原理恵子さんのインタビュー)。

 江戸川乱歩賞創設50周年を記念した新刊『乱歩賞作家』(講談社)。平成以降の受賞者19人の、書き下ろし中編小説を収録したアンソロジーです(情報元:講談社ミステリーの館2004年4月号)。巻タイトルと収録作家(順不同)は以下の通り。
「赤の謎」 長坂秀佳・真保裕一・川田弥一郎・新野剛志・高野和明(4月下旬刊行予定)
「白の謎」 鳥羽亮・中嶋博行・首藤瓜於・三浦明博・福井晴敏
「黒の謎」 阿部陽一・鳴海章・桐野夏生・不知火京介
「青の謎」 藤原伊織・渡辺容子・野沢尚・池井戸潤・赤井三尋
 うわあ、私が読んだことあるのって真保裕一さんだけだ(恥)。福井晴敏さんは、ポンツーンのエッセイが面白かったので、小説も読んでみようと秘かに思っていますがまだ買ってない‥。

4月7日
【名探偵度チェック:10】(御器所千種さん)ここまでやってみてどうだった?来週は診断結果の発表よ!
A これで何がわかるんだ?  B 問7が2回あったよね?
C 暇つぶしにはなったかな  D とりあえずカツ丼を注文
 BかDかで迷いました(笑)。Bにしよっと。

 政宗さんの日常系日記経由で知った「インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞国内編」の結果。政宗さんは「哀しくなってしまった」と書かれていますが、うわあほんとだ。全体の投票数の少なさ、にもかかわらずこの1位の得票数、ネットの限界を見た気がしますね。こういう形で1位になっても、少なくとも私は読んでみようという気にはならないなあ。
 これとは全く別に、政宗さんのサイトでは「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2004」(本格ミステリ大賞の投票を読者が行う企画。もちろん候補作5作を読んだ上で)がもうじき始まるそうです。昨年は投票総数は少ないながらも、本家とは全く違う結果が出て、この企画の意義を感じました。今年はどうかな(5作読むのを早々に諦めているmihoroさんはすっかり傍観者)。

4月7日(その2)

 東京創元社のピンバッジが届いてこれで3つめ(^^)。ここまできたらコンプリートをめざすぞ。

 大矢さんの隠し日記に出てきた約数の問題。昨日一日悩んだけど、これってどうやって解くんでしょうね、皆目見当がつきません。それにしても、1,111,111=4,649×239だなんて、ン十年生きてきて初めて知ったよ。ちなみに、1,111,110=2×3×5×7×11×13×37(なんだか、一昔前の御器所さんの問題みたい)。

4月8日 北村薫さんトークショー&サイン会開催のお知らせです(情報元:ミステリー’z

新作『語り女たち』(新潮社)刊行記念 トークショー&サイン会
 日 時:4月22日(木)18:00〜
 場 所:三省堂書店 神田本店 隣 第2アネックス4階特設会場
 問合せ:03-3233-3312
 備 考:整理券は、先着100名
これ「かたりめたち」って読むんですよねたしか。

 東京創元社HPがリニューアル。真っ黒じゃなくなっちゃったけど、なかなか見やすくていいですね。で、ちょこっとウチもレイアウトを真似してみました、どうかな。

4月9日

 本格ミステリ作家クラブHPに「執行部・4月の一言」というコーナーが。毎月更新されるそうです。でも綾辻さんは執行部のメンバーではないので、わたくし的には興味津々ってほどでもないのですが。

 今日は長男くんの入学式でした。明々後日(”しあさって”ってこう書くのか、変換してびっくり)は次男くん。それが終われば少しは一息つけるかな。

4月10日

 どきどき。トークショーの日まであと一週間ですね。mihoroさんは、あんな予定やこんな予定をうっちゃって、無理矢理参加するつもりでおります。

 北村薫さんの講座があります(情報元:有栖川探偵小説事務所)。このところ、立続けにサイン会やら講演会やら、北村ファンは大忙しですね。
「21世紀文学の預言者 芥川龍之介展」講座 (詳しくはこちら
日時:2004年5月1日(土)13:30 開場 14:00 開演
講師:北村薫
演題:私と芥川龍之介
場所:神奈川近代文学館 展示館2階ホール
価格:一般1000円(友の会会員800円)
定員:220名
 ちなみに、8日(土)は佐江衆一さん(作家)による「鵠沼と芥川龍之介」、15日(土)は森まゆみさん(作家)による「田端の王子さま」という講座があります。鵠沼(読めますか?ふっふっふ)って、私の実家の近くの鵠沼のことかな。

 政宗九の視点で始まった「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2004」。本格ミステリ大賞の投票を読者が行う企画です。候補作5作読了済みの人は、参加してみてはいかがでしょうか。締切は5月10日(月)24:00です。
 本選について。mihoroさんは5作中2作しか読んでいませんが、今年の綾辻さんはどれに投票するのか興味津々。過去三回は何とな〜く予想できたんだけど、今回は難しいな。

4月11日

 ミステリ叢書の項をいくつか更新。ミステリー・リーグの今月の新刊『イニシエーション・ラブ』は、いろんな人の感想を読むと、仕掛けがあって面白そうですね。本格ミステリ・マスターズは、一年半前から題名が出ていた『紅楼夢の殺人』がいよいよ来月刊行か。ミステリーランドは、4月刊行予定の作品のイラストレーターも判明(高田崇史さんのは推測ですが)。綾辻さんの巻も今年か来年あたりに出ると思うんですけど、イラストは誰なのかな(わくわく)、背表紙はやっぱり赤か黒でしょうか。ミステリ・フロンティアは、米澤さんのをまだ積んでいるんだよね、ああ、読むのが楽しみだ(^^)。
 あと、有栖川さんらが監修する、小学館&e-NOVELSの新本格書き下ろしミステリー・シリーズ。これってまだ始まらないのかなあ。

『どんどん橋、落ちた』に収録されている「意外な犯人」のネタが、9日に放映された「5分で解けるトリックストーリー」で使われていたそうな。ちゃんと綾辻さんの名前もクレジットされていたそうです。作家以外のお仕事の項に追加しておきました。

 読書は『贈る物語Wonder』をちょっとずつ読んでいます。期待していた「ニュースおじさん」はドラマ化バージョンと結末が違う〜(がーん)。ドラマの方がブラックで好きだったよお。

 青猫さんの青猫屋敷、三周年おめでとうございます。409号室にちなんで4月9日がサイト開設日なんだよね。かねてより予告されていた映写室という新コーナーがオープン、ホラー映画がお好きな方はぜひ。ブックオフにあった『フェノミナ』DVDは、昨日行ったら売れちゃってました、がっかり。

4月11日(その2)

 『文学賞メッタ斬り!』bk1出張版(最近メッタ斬りの話題ばっかですねえ(笑))。対談部分はそれほど目新しい感じはしなかったけど、おふたりの最近の注目作が載っているので要チェック。山尾悠子『ラピスラズリ』や梨木香歩『家守綺譚』は、私も気になっていた作品です(守備範囲外なのにね)。あと「辻仁成メッタ斬り!」や「DEEP LOVEメッタ斬り!」は、ぜひ読んでみた〜い(笑)。

4月11日(その3)

 JDCさんに教えていただいた『新装版 虚無への供物』(講談社文庫)帯の推薦文。上巻を京極さんが、下巻を綾辻さんが担当しています。詳しくは講談社BOOK CLUBを見てみてね(「虚無への供物」でサイト内検索すると早いかも)。

 押し入れと化していた二階のひと部屋をちんたら改装中(長男くんの部屋にする予定なんだけど、新学期に間に合いませんでした(笑))。古いものが出てくるわ出てくるわ。1993年のハヤカワ文庫のブックレットに谷山浩子さんが文章を寄せられていて、それによるとこの年リリースされたアルバムの1曲目は「永久に終わらない夏休み」をイメージした曲なのだとか。93年リリースって‥「天空歌集」だよね。えっ、「休暇旅行」って夏の歌だったのか、意外!

4月12日

 ぎゃー、BS2の森博嗣さんの番組、ころっと忘れてて、気がついたのが23:30。慌ててテレビをつけたけど、お目当てのコーナーはもう終わってしまった後でした。がっくり。
 何をしていたかというと、子どもの算数セットの名前書き(分かる人は分かる、この大変さ(笑))。まあいいやー、またいずれ機会があるでしょう(あるのか?)。

 10日、大阪で行われた有栖川さんらのトークショー、ともっぺさんはご夫婦で参加されたのですね(4/11日記参照)。りほさんは関東から高速バスで。私も綾辻さんに「わざわざ遠くから」って云われたことありますよ(笑)。エッセイページの更新、期待してます。

4月13日

 2004年本屋大賞 結果発表。ノミネートされた10冊は全部読んでみたくなりますね。本屋大賞、これからもずっと続けてほしいな。

「I LOVE YOU」で ♪ああ早く 9月になれば‥と歌ってたオフコースの小田さんが本当に九月に結婚してしまってびっくらした昔をふと思い出しました、ってそんなことはどーでもいいんですってば。

『暗黒館の殺人』ノベルス9月刊行予定!

 うおー、奇しくも『十角館の殺人』刊行と同じ月ですね。あれから17年、前作『黒猫館の殺人』からは12年と少し、ついについに館の新作が読める日が現実のものに!ああ早く9月になればウォウォウォ‥(歌わなくても)。

「野性時代」5月号に第24回横溝正史ミステリ大賞の選評が掲載されています。それから、「メフィスト」小説現代5月増刊号には「追悼 装丁家辰巳四郎が遺した名作たち」という特集が。

【名探偵度チェック:診断結果】(御器所千種さん
 私の解答はADBBCCDDDBB、BとDが多かったです。
「Aが多かったあなたは、極めて冷静、且つ良識的な判断ができる人です。そんなあなたには「刑事」がお薦め。真正面から犯罪と対決しましょう」ふうむ。来週は「Bが多かったあなたは‥」が載るのでしょうか、要チェック。

4月14日 17日、Ayalistの面々に会ってみたいな、という方はメールくださいな。

 大森さんが4/8の日記で「昔は心の中で思ってても、人として言っちゃいけないと口にしなかったはずのこと(香山リカが言う、身も蓋もない正論)が、平然と口にされる風潮があるような」と書かれていて、そうそう!と膝を打ちました。ネットのせいかどうかは分からないけどね。
 例えば福井健太さんの書き方(4/8)は好きになれない、せめて杉江松恋さん(4/10)くらい気を遣ってしかるべきなんじゃないかと、思ったのでありました。

 一昨日の日記でりほさんに「エッセイページの更新、期待してます」と書いたら、「トークショーのレポ期待してますね(笑)」と返されてしまいました。
 実は、明日発売のIN・POCKETで『暗黒館の殺人』が完結していたら、17日までに何としてでも読み終えて感想を綾辻さんに届けたい!って考えているんですよ。うわあ、また徹夜明けでイベント突入か?(笑)『最後の記憶』サイン会の時は感想を直に渡したいがために前日夜通し単行本を読んでたし、花園大学の講演会の時は前夜借りてた安楽椅子探偵のビデオを繰り返し見ててへろへろだったし。そういう運命なのか?>自分。
 なのでレポ、あんまり期待しないで下さいね(長い言い訳じゃ)。

4月15日

 4年前『暗黒館の殺人』の連載が始まった頃、講談社にメールを出したことがあります。「結末の意外性を非常に重視する綾辻作品。しかし連載だと、たまたま手にとって読んだ回が物語の解決編部分だった、という不幸な読者が出てくるかもしれない。解決編の手前まで行ったらいったん連載を休止して、単行本刊行と同時に最終回を掲載、というような形にはならないものでしょうか」こんな内容だったかな。
 なんと編集部からお返事をもらったんですよね。それには「『暗黒館の殺人』の単行本の出版は、インポケットに解決編が掲載されるのと同時期になるよう、進めています」って書いてあって。当時の無知な私は「おお、そうかそうか」と喜んだんだけど、今になって考えるとこれ、あり得ないよね。だって、連載と同時進行でゲラの校正をしないといけないわけだもん、絶対無理。
 で、4年後。やっぱりあり得ませんでした(笑)。今月のIN・POCKETには暗黒館一挙100ページ掲載(うわあ)、そしてついに来月最終回だそうです。ノベルス刊行は3ケ月半後の9月。分量多いからゲラ読むのも一苦労だろうなあ。

 鷺沢萠さんが亡くなったことを朝のニュースで知って、もうびっくり。35才って、私より若いのにどうしちゃったのいったい(後から自殺だったとの報が。さらにショック)。「野性時代」5月号には酒井順子さんとの対談が写真入りで載ってるのに、これ発売になった時には既にあっちに行っちゃってたんだなあ。
 麻雀つながりの綾辻さんも、さぞかしショックだったことでしょう。

 

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