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 Ayalist 11月の日記(前半)

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11月1日 日記の背景、何だか分かります?もっとピョンピョコ跳ねてるイメージなんですけどね。

 11月の綾辻さん。9月10月は怒濤の勢いでしたけど、さすがに落ち着いてきました。下旬に出る「小説新潮」(新潮社)と「ポンツーン」「星星峡」(幻冬舎)に第5回ホラーサスペンス大賞の選評が載る予定。ミステリチャンネルでは『安楽椅子探偵とUFOの夜』がいよいよ登場です。

 喜国雅彦『本棚探偵の回想』(双葉社)読了。ネタそのもののインパクトは『本棚探偵の冒険』の方が大きかったけど、どっこい今回もたくさん笑わせていただきました。「秋は読書」いいですねえ。「どっきりドキドキ」ものすごい凝った仕掛けだ(笑)、日テレもびっくり。「本棚探偵の敗北」自分はブックオフでよく同じことをやってます(角田喜久雄じゃないけれど)。いつの日か第3弾『本棚探偵の帰還』を。期待してます〜(^^)。

 日記に本の感想を書くのは実に2ケ月ぶりという‥その間何をやってたかというと、館の再読と暗黒館。お陰で頭の中にカラスが棲みつきましてね、綾辻さん以外の本を読もうとすると「チガーゥ、チガーゥ」と鳴くんですよ(笑)。
 ところで暗黒館、せっかく連載時の雑誌も持っているんだから、本にする際にどのくらい直しが入ったのか、二者を読み比べてみようと思ったのですが、挫折。だって前口上までですでに30箇所も変わっているんだもん(笑)。(証拠

 米澤穂信さん新作予定(汎夢殿情報)。
  「Do you love me?」(「ミステリーズ!EXTRA」収録 11/24発売予定)
  『春季限定いちごタルト事件』(創元推理文庫)12月発売予定 連作短編
  『四人四色学園祭(仮)』(角川書店?)来年早いうち発売? 長編(古典部シリーズ)
  『未定』(東京創元社)晩春発売? 長編

 角川映画「妖怪大戦争」エキストラ大募集大極宮情報)。

 山口雅也さんトークショー(ミステリー’z情報)
『チャールズ・アダムスのマザー・グース』(国書刊行会)刊行記念
 日 時:11月8日(月)18:30〜
 場 所:三省堂書店 神田本店 8階特設会場
 問合せ:03-3233-3312
 備 考:整理券は先着80名

 このミステリーが多分すごい!(国内編)海外編もあります。

11月1日(その2)

 作家の読書道、第36回は恩田陸さん。今年も相変わらず恩田さんはたくさん本が出てますね。IN・POCKETに連載されてたエッセイ『「恐怖の報酬」日記』も2005年1月に刊行予定。

 作家さんの日記に「このミス」アンケートに答えた、なんて記述が出てきて、ネット上で「このミステリーが多分すごい!」なんて企画も始まって、ひたひたと年の瀬の気配を感じる今日この頃。読書週間でもあります。栃木は全国でもトップクラスの「本を読まない県」なんだとか(ソースは不明)。学生さんはいざ知らず、栃木の社会人が本を読まない理由はひとつ思い浮かびますけどね、「通勤手段が電車じゃなくて車だから」。

 京大ミス研の会誌「蒼鴉城30号」に綾辻さんが寄稿(りほさん情報、詳細はこちら)。他にも小野さん、我孫子さん、法月さん、麻耶さん、大山誠一郎さんらが。私が持ってる蒼鴉城には、最後にほーんの一言だった(笑)けど、今回は「三十周年に寄せての特別寄稿」、もうちょっと分量があるのでしょうか。

11月2日

 少し前になりますが、四季さんの日記で見かけた企画「あなたの棺桶本を教えてください」すごいインパクトのあるネーミングですね(笑)。あの世まで持っていきたいほど好きな本、私はもう決まっています、『アヤツジ・ユキト1987-1995』(講談社)。初めてサインをいただいた本ですし、思い入れも深いのよね。綾辻さんの小説本も、持っていきたいのはやまやまですが、燃やして灰にしてしまうよりは、遺して子々孫々読み継いでいってもらう方が嬉しいので、これらはパス。
 ちなみに、本は大丈夫だと思いますが、燃えにくいもの(金属とかプラスチックとか)を棺桶に入れると、そこだけ温度が変わって骨が綺麗に燃えない可能性があるので、断られることがあります。どうしても故人に持たせてあげたい場合は、小物でしたら燃やさなくとも骨壷の方に入れることもできるんですよ。火葬場マメ知識でした(笑)。

11月2日(その2)

 私のパソコンの傍らにはずっと『暗黒館の殺人(愛蔵版)』が置いてあるのですが、「やっぱりこれも棺桶に入れてもらわないと」「うーん、だったら他の「館シリーズ」も」「囁きシリーズもないと寂しいな」「そうだ!『殺人鬼』は必携だ」「サイン本は全部入れてもらおう」‥どんどん棺桶本は増えるばかり(笑)。「いっそのこと、献花の代わりにT献本Uをしてもらおう(献本はそういう意味ではないと‥)」本で埋めつくされた私の棺、蓋をして釘を打って、さあ出棺です‥「おっ、重くて持ち上がりませんっ!」最期までギャグかいな(笑)。

 ようやく館シリーズ既刊6冊(ノベルス)の新帯を見つけました!残念ながら迷路館だけ欠けていたのですが、惹句のメイン部分はどうやら発売時と同じ。著者近影と略歴が、カバー裏から見返しに移動。十角館は写真も違うものになっていました。
 ともあれ、県内の書店をあちこち廻って新帯のノベルスが揃っていたのはここ1店だけ。偉いぞ紀伊國屋書店!‥と褒めようと思ったら、『暗黒館の殺人』に付けられた手書きポップが
“「館伝説」ついに完結! 綾辻行人「館シリーズ」12年ぶりの新刊『暗黒館の殺人』”
 勝手に完結させるなって!まだ続くのよ!!(笑)

11月3日

 貫井徳朗さんのムック本『貫井徳郎症候群』、昨日店頭で見かけました。瀬名秀明さんとの対談はとても面白かったけど、ものすごく気になったのがT『殺人症候群』は黙殺されたUと著者に認識されていること。ネット上で「感動した」「今年(2002年)のベスト」と絶賛しているサイト、いっぱいいっぱい見かけたのに。
 ミステリど真ん中の作品はまだましです、このミスや本格ミステリ・ベスト10みたいな企画本があるから。でも例えばホラーは?ジャンルミックスな作品は?新人賞はあってもデビュー後となると、公には評価する舞台すらないんだよね。まあ、直木賞なんて超ビッグなのはあるけど、選考の不可思議さは『文学賞!メッタ斬り』で指摘された通りだし、ひとり一回しか受賞できないし。あとはもう悲しいかな売り上げぐらいしか評価の手段が‥。
 そういう中で「本屋大賞」が登場したことは、読者の声を著者に伝えるという意味においてもすごく意義深かったんじゃないかと思います。先の対談に戻りますが、一冊の本との出会いが例えばミステリにはまるキッカケになったり、読者の進路を左右したり。売り上げだけでは量りしれない宝石を本はたくさん秘めてるんだよね。
 我々はせめて、「この本はすごい!」と思ったら、積極的に表に出しましょう。HPや掲示板で宣伝しましょう、読者ハガキを出しましょう。伝える手間を惜しまなければ、きっと著者や出版社に届くはずだと信じたいです。

11月3日(その2)

 おおっと、講談社ミステリーの館によると、次号の「メフィスト」(来月発売か?)には綾辻さんと奈須きのこさんとの対談が載るそうです。

11月4日 ちょっと古いですけど、京都新聞朝刊(10/13)に綾辻さんのインタビュー記事が。お、写真も。

 大丈夫ですか新津きよみさん(笑)(折原さんの日記11/04より)。野木とか白岡とか、位置関係が良く分かる場所なだけに余計ウケました、って云っちゃあ失礼ですけど、ともあれ無事にお家に帰れて、良かった良かった。

 先日尾道で行われた有栖川有栖さんの講演「ミステリーの輪郭」レポ(有栖川探偵小説事務所)、とっても面白かったです。りほさんいつもありがとう。しかし愕然としたのは、「猿の手」を今年になってから読んだのにすっかり忘れてる自分!(宮部みゆきさん編集の『贈る物語Terror』に収録)私の解釈は、意外にも北村薫さん派ではなく有栖川さん派でした(あれほど論理的に突き詰めて考えたわけじゃないですが)。
 ところで自分がホームズの短編で一番印象に残ってるのは「唇の捩れた男」です。論理よりびっくり、なのかな。

 今日は本屋に「財布のヒモをゆるめまし妖怪」が降臨しまして(笑)、思いっきり散財。でもいいの、どれも欲しいと思った本だから。球体関節人形の写真集は「怖い」「不気味だ」と家族には大不評(えーん)。
 森博嗣『星の玉子さま』(文藝春秋)読了。森さんの絵、可愛くて大好きです。タッチも色遣いも素晴しい!「四通りの読み方」という発想も素晴しい! 久々に感想メールを著者宛に送ろうかな。

11月5日

 原書房の「あなたが選ぶ本格ミステリベスト10」、今日が締め切りですよ〜(って、この日記をアップしたのは6日朝、もう締切られちゃいました)。

 今さらながら、地元の図書館のネット予約サービスに登録。とむこさんもだいぶ前におっしゃってたけど、オンライン化されて本当に便利になりました。今では小学校の図書館も、記入式の図書カードはなくなっちゃって、でもそれはそれでちょっと寂しいような気も。次男くんが借りてきた本に何年も前の長男くんや長女さんの名前を見つけたりできるから、記入式も楽しい一面があったのですが。4年生の時図書委員だった長男くんは「オレが委員だった次の年からピッ!てカードになったんだよね」「それまでは借りる時、名前を両方(本と自分のカード)に書かなくちゃならないから、面倒くさくて面倒くさくて」「でも(委員が)ハンコ押す仕事はすっごく楽しかったんだよね」と申しておりました。

11月6日 瀬名秀明さんと角川書店との間に、一体何が? ホラー大賞でデビューした方なのに。

 真冬さんの変幻自在ページがURL変更。こういうお知らせは嬉しいですね。Ayalistを開設して四年、その間に閉鎖したり休止状態になったサイトも少なからずあり、そういうリンクの修正時にはちょっぴり感傷的になってしまうのですが。

 宮部みゆき『鳩笛草』(光文社文庫)読了。宮部さんの本は文庫であらかた持っていますが、ここ何年かはちょっと遠ざかっておりました(さしたる理由があるわけではありませんが。なので未読がずいぶんたまってきちゃったなあ‥)。「オール読物」の対談に出てきたT宮部さんは松本清張さんの長女Uという例えには「なるほど!」と膝を打ちましたね。
 いわゆる超能力を持って生まれてきてしまった、ふつうの人々の物語。うわあ、『デッド・ゾーン』に『ファイアスターター』だあ!(両方ともキングの傑作、大好き)望む望まざるに関わらず特殊な力を持って生まれついてしまったら、ただ隠すだけでなくそれを活かして生きたいとは思わないのか。自分に置き換えて思わず考えてしまいました。

11月7日

「宮部みゆきさんは松本清張さんの長女」で、同時に綾辻さんにとっては「才能を持っていってしまった双子のお姉さん」。綾辻さんの「東京のお母ちゃん」は皆川博子さんで、皆川さんの「業界内長女」は篠田節子さんで‥なんか複雑な家系図ですねえ(笑)。

 江南孝明くん、お誕生日おめでとう。1964年11月7日生まれの江南くんも今年で40歳。今でも稀譚社で編集の仕事をしているのでしょうか。それとも中村青司の館を探して全国を歩き回っているのでしょうか。それとも、もうとっくに死んでいるとか(今後の館シリーズの展開次第ですね)。

 来週は源さんですか、うう‥。

11月7日(その2)

 ひいろさんの「ほんのひといき」がURL変更。ジオシティーズの皆さんは移行作業、大変ですね(自分もですが)。

 みすらぼの「このミステリーが多分すごい!(国内編)/(海外編)」が仕切り直し。既読の作品に限定(その方がいいですね)。複数作品への投票はOKですが、一作品への組織票(二重投票)は不可。さあ、皆さん投票しよう!

「このミステリーが酷い!」は‥う〜ん、こういう企画は引いちゃうなあ。内輪でやる分にはいいかもしれないけど、ネット上で大っぴらにやるのはちょっと。

11月8日 日記の背景は「満月ポトフー」なんです。え、見えない?(汗)

11月9日

 『星の玉子さま』プレゼント先応募というのは、広報活動の一環だったんですね。著名人優先か、ちょっと趣旨を勘違いしておりました。版元ではかなり物議をかもし出した模様、さもありなん(笑)。綾辻さん宅にも2冊(綾辻さんと小野さんに)届けられたようです。
 たくさんの人に読んでもらいたいんだったら、英訳すればいいのに(森さんだったら楽勝なのでは)。英語が読める人間は、日本語が読める人間より桁違いに多いんだからさ。それにこの内容、今のアメリカ人にぜひ読ませたいと私は思うぞ。

 みすらぼの記事がずいぶんと消されているらしいです。薄々現象には気付いていましたが、消した人はどういう意図でやってるんだろう。“ノイズ減らしは消すことよりも、情報を増やすことで埋もれさせたい”なるほどなあ。

11月10日「幽」2号は12月10日発売だそうです。綾辻さんの短編が掲載されます。

 伊藤比呂美『万事OK』(新潮社)読了(ミステリじゃありませんが)。伊藤さんには一日も早く本当のお祖母さんになっていただきたいです。40代でこれだけ含蓄のある的確なコメントをされるんだから、さらに年を重ねりゃ鬼に金棒。楽しみにしています。

(以下二つはみすらぼ情報)進井瑞西さんの2004年度ワセダミステリクラブ主催「貴志祐介講演会」レポ。とても分かりやすくまとめられています。印象に残ったのは「あくまでもエンターテインメントであって、犯罪の教科書ではありませんし」「本格ミステリは思考のベクトルが過去に向かっているので異質」「『選挙でポン』(笑)」。『硝子のハンマー』は読んでみたい本のうちの一冊。

 本よみうり堂「教えて!いちおしミステリー本」。投稿の締切は11/30です。

11月11日

『エラリークイーンPerfect Guide』(ぶんか社 12/02発売予定)に綾辻さんの特別寄稿が載るそうです(みゅうさん情報)。ミステリマガジンのクイーン特集は買い損ねたので(カーは買った)、この企画はちょっと嬉しいかも。

「ファウストVol.4」刊行記念 滝本竜彦さん、佐藤友哉さん、乙一さん、北山猛邦さんサイン会のお知らせです(もうあちこちで情報流れてますね)。
 日 時:11月28日(日) 13:00〜15:00
 場 所:ブックファースト渋谷店
 問合先:03-3770-1023
 最近乙一さんの本が出ないなあ、と思っていたら、そうか「ファウスト」で書いてたんでした。

 最近のアクセス解析は便利で、どんなキーワードで検索してこのサイトに辿り着いたかが一目瞭然。前にも書きましたが、Ayalistの場合は八割方が「綾辻行人」「綾辻」なので面白味がないといえばないんですけど、中には日記にちょろっと書いたキーワードに敏感に反応していらっしゃる方がちらほら(最近だと「星の玉子さま」とかね)。森さんや京極さんの名前は特に反応がいいです(たいしたこと書いてなくてゴメンなさい、という気持ちになりますが)。一度だけ「浜松ホトニクス」というのがあったなあ、私そんなの書いた覚えないんですけど、何で?(笑)

 このミステリーが多分すごい!(国内編)、 仕切り直し前の投票で出だしトップだった作品、今度は項目にすら入ってないよ、なんだったんだあれは(今見たら辛うじて項目には入ってました)。

11月11日(その2)

 うわあ、30年間の面白ネタを3分冊にまとめて刊行だって!はみだしYOUとPIA傑作選『はみだし天国(1)』を本屋で見つけて喜ぶ私。私の青春時代は常に「ぴあ」が傍らにありましたからねえ、思い入れも深いのよ。一時期投稿にも凝っていて、6週連続でネタが載ったこともあるぞ(単に雑誌の採用本数が多かったってだけのことなんだけど)。1986年に出た『はみだし天国』『はみだし地獄』はもちろん買ったし、その前の『はみだしキャンディー』(千歳飴のように細長い本!)だって持ってます。さらには自作の傑作選も小さいメモ帳2冊分作りました<暇人(笑)。今となっては、どんなに落ち込んだ時でもこれを読むとつい笑ってしまって復活できるという「人生必携の特効薬」となってます。わはは。

 自作と云えば、森博嗣さんの名言集も自分で好きな言葉を選んで編んでみたいですね、『的を射る言葉』自作版って感じで。暇さえあれば‥(老後の楽しみか)。今は森さんの『工作少年の日々』を再読中(何冊平行して読んでるの自分‥わ、6冊!)。「キラリと光る精巧なボルト(特注品なので高価)が大量のパッキング(細く切ってくしゃくしゃにした紙みたいなの)に包まれて入ってる」そんな感じの本ですよねこれ。パッキングは、微妙な駄洒落や何にも考えないでぱこぱこキーボードをたたいて書いたとしか思えない文章のあたりで、でもそれらが不要かと云うと全然そんなことなくて。パッキングなのにものすごく綺麗な色がついていたり、食べると美味しかったり(!)、パッキングに喜んでいたら包まれていたはずの大事なボルトが床に転がっていたりして(おい)──そんなイメージ。今年の森さんの本は、これといい『星の玉子さま』といい、私にとっては大当たりでした。

11月12日

 近況報告(11/10)の副題にドキッとしましたよ米澤さん(笑)。『春期限定いちごタルト事件』(創元推理文庫)は12月発売だそうです。好きな作家の本が好きなレーベルから出る、嬉しいですねえ。

 宮部みゆきさん編集の『松本清張傑作短編コレクション(上中下)』(文春文庫)、1冊くらいは読んでみたいと思ってます。

 ミステリー’zの読者アンケート『建ててみたい館・ベスト3』、締め切りは11/28。私は「暗黒館/霧越邸/流氷館(斜め屋敷)」で投稿してきました。『あなたにとって名探偵とは?・ベスト3』なんてアンケートもありますよ(というかこちらがメインらしい)。

11月12日(その2)

 ファウストvol.4刊行記念のサイン会は、書店側の体制が整っていないのかな? 講談社の告知ページも消えちゃったようだし。あと2週間しかないけど大丈夫なんでしょうか。

 あれ、メールマガジンファウストによると、トークライブ開催だって。ってことは、サイン会はなくなったの?<いえ、サイン会もやります(後日記)
「Live at 『ファウスト』@講談社」乙一・北山猛邦・佐藤友哉・滝本竜彦トークライブ
 日 時:11月27日(土)14:00開場 14:30開演予定(一時間半程度のイベント)
 場 所:講談社 N201会議室 東京都文京区音羽2-12-21
     (地下鉄有楽町線 護国寺駅6番出口 徒歩1分)
 応 募:faustevent@kodansha.co.jp
     件名「Live at 『ファウスト』@講談社 参加希望」として、
     郵便番号・住所・氏名・性別・年齢・電話番号、
     イベント参加にかける“心意気“をひとこと明記の上、送信。
 締 切:11月16日正午。抽選で200人に11月22日までに招待ハガキを送付。
 当日はその招待ハガキと引き換えに入場手続きを行う(入場は無料)。

11月12日(その3) 新車(でかい)が来て3週間、今一番欲しいのは小型のバイクです(笑)。

 伊藤比呂美『おなかほっぺおしりトメ』(PHP研究所)読了。愛読している比呂美さんのエッセイ、プチタンファンに連載されている頃(7年も前になるのか)毎月楽しみに読んでました。今度はカリフォルニアでの子育てのお話。名著『良いおっぱい悪いおっぱい』のカノコちゃんももう高校生、時の経つのは早いもんです。T成長促進の呪文Uううむ、日頃怒鳴り散らしている母としては耳が痛いぞ。
 そしてこの本を読んだ人のほとんどが思うであろう‥「西さんは今、どうしているんだろう?」。

11月13日 爆笑問題のススメに乙一さんが出演決定(みゅうさん情報)。

参考URL ttp://www.stv.ne.jp/tv/susume/pr/index.html
 番組では質問&お悩みメールを緊急募集。締切は11月18日(木)です。
1.乙一さんに訊きたいこと(作品についてではなく、本人への質問)
2.あなたのお悩み相談
応募先 bakushou@stv.ne.jp (質問は1,2どちらか一つでもOK)

11月14日 なまもの!に『暗黒館の殺人』書評がアップされています。

 大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』(東京創元社)読了。政宗さんが絶賛していらしたので俄然読む気になりました。二つの短編と一つの中編から成る連作集。
 物語のすべてがトリックに捧げられていると云ってもいいくらい、これは潔い小説だなあ。守秘義務はどうなってるのとか思わないでもないんだけど、ここまでやってくれたらもう「お見事」の一言。名探偵一人に後は雑魚、じゃないところも嬉しいです(おバカなワトソンは苦手なの)。

「もう刀の時代は終わった、これからは丸太の時代だ」(違いますって)。それにしても、小林隆の名演技がすべてを表現してるのに、なんで余計なCG入れるかなあNHKの演出!もう!(と両手グーで振り下ろしてお孝さんのマネ(笑))。

11月15日

 栃木は雨、あんまり寒いんでファンヒーターとこたつを出しました。こうやって暖をとれる我が身の幸せをしみじみ。ガンバレ新潟。

 e-NOVELSに「東京創元社「ミステリーズ!」連動企画 競作短編『川に死体のある風景』特集ページ」が登場。参加作家のコメントが載っています。初回の歌野晶午さんに関しては、識者による「オススメの歌野晶午作品」というページも。
 綾辻さんはと云うと、ずいぶんとまあ甘えたコメントを(笑)。ええと、この順番で行くと雑誌に載るのは6月発売の号で、e-NOVELSの方は7月、ということになるのかな。

 読売新聞に掲載された『暗黒館の殺人』書評はこちら(りほさん情報)。
参考URL ttp://www.yomiuri.co.jp/book/review/20041115bk0a.htm

 

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