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 Ayalist 12月の日記(前半)

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12月1日 日記の背景は「♪ も〜みの木〜」。

「このミステリーがすごい!2005年版」(宝島社)は12月8日(水)発売予定。貴志祐介さんと法月綸太郎さんの「お久しぶりに新刊が出ました対談」(今年はこの二人以外にも、綾辻さんといい原寮さんといい(辻も寮も漢字が違うんだけど)、待ちに待った新刊が!っていう作家さん、多かったですね)や垣根涼介さんインタビューなど見どころ満載──と宝島のHPに書いてありましたが、個人的には「作家の隠し玉」と『暗黒館の殺人』の順位が大いに気になるところです。
 ところで「2005本格ミステリ・ベスト10」(原書房)はいつ発売なの? 昨年は原書房さん、気張ってこのミスの前に出していたと思うのですが、今年はどうなっているのでしょうか。

 12月の綾辻さん。
 昨日紹介した辰巳四郎展が12/22まで開催。
 12/02 『エラリークイーンPerfect Guide』(ぶんか社)特別寄稿
 12/上旬「メフィスト」小説現代1月増刊号 対談 綾辻行人×奈須きのこ
 12/上旬?「2005本格ミステリ・ベスト10」(原書房)作家の予定&暗黒館は何位に?
 12/08 「このミステリーがすごい!2005年版」(宝島社)作家の隠し玉&暗黒館は何位に?
 12/10 「幽」vol.002 連作短編掲載
 12/25 「IKKI」2月号 佐々木倫子×綾辻行人「月館の殺人」連載開始 特別付録あり

 麻耶雄嵩『螢』(幻冬舎)読了。「こんなん一回読んだだけじゃ分からんよ!」って一瞬思いました(落ち着いて考えたらちゃんと分かりましたが)。うわあ、凝ったこと考えるなあ。冒頭から、のどに刺さった魚の小骨のように引っ掛かり通しのことがいくつかあったのですが、思いもしない方向から解決。そうかこういう手があったか、やられました。ラストの趣向はすんごい好き。

12月2日

 今年もやりましょう、「2004年 綾辻先生への応援メッセージ」。皆さまの書き込み、お待ちしております。忙しい師走ですが、なにとぞよろしく〜。
 もうひとつ、通常掲示板では「2004年 私はこの本が良かった!」も募集中。

「2005本格ミステリ・ベスト10」発売になっているようですね。「エラリークイーンPerfect Guide」と併せて、探してこようっと。

12月3日

 忙しい忙しい、と云いつつ「2005本格ミステリ・ベスト10」「エラリークイーンPerfect Guide」は買ってきました。ああ、“国内ミステリ・刊行リスト”に綾辻さんの名前がある〜(そんなところで感動しなくても)。本ミス、アンケート回答のひとつひとつに一喜一憂。暗黒館が褒めてあると「わーい(^^)」そうでないものには「‥‥」、お陰で今年は読んでて消耗するったら。ネット読者の投票には参加できなくてごめんなさい、でも来年も新刊旧刊関係なく読みたいもの優先でいきます私は(そんな開き直らなくても自分)。

12月4日 開設して4年、ようやくAyalistも‥どこが変わったか分かります?

 今日は法事で千葉県の銚子へ行ってきました。ウニの炊き込みご飯がめちゃめちゃ美味しかったです(^^)。

12月5日「本ミス」は、巻末に関連URLリスト(アンケート回答者のHPとかの)を付けてほしいぞ。

『暗いところで待ち合わせ』映画化の話より、『笑う大天使』映画化の話(主演は上野樹里、史緒さん役か?似合いそうだぞ)にビックリしているmihoroですこんにちは。どうせなら犬のダミアンも出してくれ(笑)。

 Junk Land 更新再開待ってました! で、今年もやります「GooBoo本格ミステリ ベストセレクション 2004」。キャッチフレーズは“純度100%の本格ミステリベスト”だそうです。
 都鞠さんがNever Fadeで書かれている“『暗黒館の殺人』について”も読みました(なかなか鋭い考察かと)。うーん、最近の自分は、あまりに本格ミステリの定義が人によってバラバラで幅があるので、なんかどれを本当の本格と云って良いのやら分からなくなっちゃって、でももともと自分は本格を語るには100年早い(そう云い始めたのが去年なので、残り99年くらいか?)未熟な読者なのでどうでもいーかーと、かなり投げやりな気分です(笑)。いいの私は綾辻さんの小説が読めればそれで。もう相変わらず「チガーウ、チガーウ」と鳴く脳内カラスがうるさくって(笑、*******館でも鳴いてました)。

12月5日(その2)

 佐野洋さんが「見事なまでに論理的」「読者を退屈させず、次々に驚きを盛り込んだ手腕を評価」(以上、朝日新聞12/02)、辻真先さんが「キャラクターの書き込み、テーマの強さが、甘い話をベタになる一歩手前で踏みとどまらせた」「好ましいミステリ」(以上、「2005本ミス」アンケート回答)、大先輩にこれだけ褒められるとはすごい幸せな作品なのではないでしょうか。律さんも褒めていらしたし、俄然読みたくなってきたぞ、石持浅海『水の迷宮』。

 今年の本格シーンは「惑星直列」、この一言で表される気がします(言い出しっぺは綾辻さん?)。裏を返せば、いかに京都勢が期待されながらも長いこと長編を刊行していなかったか(笑)。
 このミステリーが多分すごい!(国内編)でもずっと「暗黒館」「生首」「螢」の三つ巴状態が続いています。締切は8日、投票がまだの方は今のうちに。

「2005本ミス」に出ていた作家さんの予定、ミステリ叢書の項に書き足しました(ミステリー・リーグ、本格ミステリ・マスターズ、ミステリーランド、ミステリ・フロンティアなどなど)。

 柚子は石原さとみがいいと思うがどうか?>『笑う大天使』。忙しすぎてスケジュールが合わないかな。和音は誰がいいかなあ。

12月6日

『本格ミステリ01』が文庫になって登場。今月半ばに出るのが『紅い悪夢の夏』、来年1月が『透明な貴婦人の謎』、2分冊です。でもって、2冊を買って帯のマークを送ると、当選者10名は来年の本格ミステリ大賞公開開票式にご招待!もしかしたら『暗黒館の殺人』が本格ミステリ大賞に選ばれる決定的瞬間をこの目で見られるかも(気の早い)これは行かなくては!(当たらなくっちゃ行けません)買って応募しなくては!(みゅうさんみすらぼ情報)
 それから、本格ミステリ作家クラブのシンボルマークが出来たそうです。どんなのかな。上記ご招待企画のことを「ささやかですが読者プレゼント」って書いてありましたが、ご招待プラス人気ミステリ作家のエスコート付き、サインもOK‥全然ささやかじゃないですよ、超豪華(笑)。

12月6日(その2) 恋月姫新作ドール展覧会「ルナティック・パンテオン〜月の神殿」(詳しくはこちらを)

 会 期:2004年12月1日(水)〜25日(土) 12:00〜20:00(無休)
 会 場:ARTZONE(アートゾーン)
      京都市中京区河原町三条下ル 一筋目東入る大黒町44VOXビル1、2階
      TEL・FAX 075-212-9676
 入場料:1000円
 実は、昨日行われたサイン会には綾辻さんがいらしていたそうで!(詳しくはこの方の日記を)「1、2、3フィニッシュ」というのは、私も嬉しかったです。やっぱり京都勢はすごいなあ(我孫子さ〜ん、待ってますよ〜)。
 ドール特装本は‥な、ななじゅうごまんえんですか。でもいいなあ、欲しいなあ。あんなお人形が家にいたら、一日眺めているだけで終わってしまいそうだけど(笑)。お婆さんになって暇になったら、球体関節人形の教室にでも通おうかしら(貯金しなくちゃ)。

12月6日(その3)

「ダ・ヴィンチ」1月号は“2004 BOOK OF THE YEAR”発表号。『暗黒館の殺人』は総合第14位、ミステリー&エンターテインメント部門第5位、男性作家部門第14位でした。来年発売になる2月号では綾辻行人×佐々木倫子の特集があります、お楽しみに。
 2005年の各出版社の予定の中では、我孫子武丸さんの“本格警察小説”(本格ミステリ・マスターズ)が個人的には期待大。でも巻末に載るインタビュー受けたのって、かれこれ1年半も前なのでは?(笑)

 ミステリチャンネルでは、またまた『安楽椅子探偵』を再放送。今度は出題編・解決編を同じ日に続けて楽しめます(りほさん情報)。毎週土曜日12:00から。
12/11(土)「安楽椅子探偵登場」 12/18(土)「安楽椅子探偵、再び」
12/25(土)「安楽椅子探偵の聖夜」 1/01(土)「安楽椅子探偵とUFOの夜」

 谷山浩子コンサート フル動画配信うたたねこさん情報)。12月11日鹿児島みなみホールで行われるコンサートの模様をパソコンで見られます(Macはダメですか、ああそうですか‥)。
 チケット購入期間 11/31〜12/17 前売り735円/7日 当日945円/7日
 配信期間 2004/12/17 正午〜2005/01/17

12月7日

 釈迦に説法、大矢さん相手に新選組話(先のメールでは素人風情がつい熱くなってしまって、お恥ずかしい)、綾辻さん相手に本格ミステリ談義(そんな機会は一生ないですってば)。

 ところで「惑星直列」がミステリ界の流行語大賞ですか大矢さん。たしかに「ダ・ヴィンチ」にも取り上げられていましたね。“一部の読者の間で「惑星直列」と囁かれている”みたいに書いてあったけど、私が初めてこの言葉を目にしたのは、e-NOVELSの読物「e-NOVELSへの道!」第179回。これを読む限り、云い出したのは綾辻さんみたい。綾辻さん、流行語大賞おめでとう(勝手に祝ってます、ぱちぱち)。

 有栖川有栖『ペルシャ猫の謎』(講談社文庫)読了。他の長編を読む合間にちょこちょこ併読してました。軽い気分で読めるのもいいし、“異色作”というのも結構好み。「わらう月」が良かったな。「赤い帽子」は内容の割には長過ぎると思うけど、題名と幕切れの唐突さがいいです。

連絡しなければリンクしてはならない、というのはいい加減やめてもらいたい”というみすらぼのコメントを読んで思ったこと。ブログがこれだけ普及してくると(新聞で特集が組まれていたほどです)、トラックバックもあたりまえ、リンクフリーもあたりまえ、という風潮にだんだんなって来るんじゃないかなあ。作家さんって文章でご飯食べてる人々なので、自分の書いたものが無償で使われることに一般人より抵抗があるのかも。でもそういう人が「おいてや」なんて書いてちゃマズいよねえ(「おいてや」が正しいと思います)。

12月8日

 初めて「このミス」を買いました(笑)。今までは‥立ち読みしてましたすみません。本ミスでの「1、2、3」位が、このミスでは「1、7、11」位、この差はなんやねん(笑)。
 作家の隠し玉では、『月館の殺人』大宣伝。他は“『暗黒館』の反省に基づき、このような場でのタイトルの予告はもういたしません”あっさりかわす綾辻さん。たしかに、このミスに「作家の隠し玉」なるコーナーが登場してから8年間、『暗黒館』の名が途切れることなく予告され続けていたというのですから、まあ‥。でも読者としてはちょっとつまらないですね、来年からは気が変わって予定を公表してくださるといいな。

12月9日

「このミス」を真面目に読んでます(結構読むとこ多いのね、ってほら、なんせ初めて買ったから(笑))。インタビュー&対談は面白かったな。印象に残った単語は“GOTH 貯金”“『黙の部屋』”“『四日間の奇蹟』映画化”。読みたいと思った作品は『銀輪の覇者』『姉飼』『昆虫探偵』あ、最後のは今年の作品じゃないけどね。『キマイラの新しい城』も読んでおこうかなあ、伊坂幸太郎さんは文庫待ちかなあ。

 今年はライトノベル関係のムック本も多いですね。夏に出た「ライトノベル完全読本」(日経)を筆頭に、「このライトノベルがすごい!2005」(宝島社)「ライトノベル完全読本II 」(日経)、大森望さんと三村美衣さんが書かれた「ライトノベル・めった斬り!」(太田出版)。ランキングをやってる本は、シリーズものの扱いがまだこなれていないように見受けられますが、今後どうなるのか、というかラノベの勢いはこれからも続くのかな? 絵を担当しているイラストレーターもちゃんと取り上げられているところが、“画像の人”mihoroさんは嬉しいっす。

 へえ、「このブログがすごい!2005」(宝島社)なんて本も出るんだ(12/20発売予定)。書店で見かけた「日本一怖い!ブック・オブ・ザ・イヤー2005」(ロッキング・オン)は、てっきりホラーのランキング本だと思っちゃった(大笑)、違いましたね。

 法月綸太郎『生首に聞いてみろ』(角川書店)読了。自分が「本格ミステリ」と聞いて一番最初に名前が思い浮かぶ作家は、実は法月さんなんですよね。年末のミステリランキング、今のところ2冠です(ぱちぱち)。週刊文春のランキングはどうでしょうか。
 無駄なパーツがひとつもない、実に端正なミステリ。初出が雑誌連載だったので、各回ごとのサスペンスフルな盛り上げも意識して書いた、というようなことを以前のインタビューでおっしゃっていたと思うのですが、まさしくその通り。短いインターバルで小波が押し寄せるように物語が動くので、飽きさせないんですよね。お見事。終盤のカタルシスという点では地味目かもしれませんが。
 蛇足ですけど、今回の綸太郎(作中人物の方)は、あまり悩みませんでしたね(笑、といっても、作品全部読んでるわけじゃないんですが)。男女のどろどろした関係がプロットに出てくるのも(不倫とかなんとか)法月さんらしいや。
(しかし、どうして二階堂さんはこの作品を“本ミスの1位は不思議、このミスならともかく”と考えるんだろう?(恒星日誌12/03)、私はむしろ、このミス1位が意外だったけど。二階堂さんの本格観をぜひ聞いてみたい気がしました(カーがすべて?))

12月10日

 大失態(><)。おススメ本のコーナー2004年のところに、2003年のデータを間違えて載せたまま1年近く放置しておりましたゴメンナサイ。えーん、掲示板過去ログは残ってないし、せっかく今年の1月に書き込みで参加してくれた皆さま、申し訳ないっ。これに懲りずに「2004年 綾辻先生への応援メッセージ」「2004年 私はこの本が良かった!」参加お待ちしております。どうぞよろしく。

 昨晩は政宗さんのねとらじを聴いておりました。政宗さんは「このミス」を創刊号から持っていらっしゃるそうで。でもって創刊号では鮎川哲也さんがアンケートに参加していらしたそうで(『迷路館の殺人』に投票していたらしい)。最近のこのミスは作家さんの投票はないんですね、公平を期すため?

 京極夏彦さん講演会「『見えない世界』の文化的実在とその表現」(みゅうさん情報)
 テーマ:「『見えない世界』の文化的実在とその表現」(詳しくはこちらを)
 日 時:2004年12月15日(水)17:00〜
 会 場:京都精華大学明窓館201教室

 蒼鴉城30号通信販売。三十周年に寄せての特別寄稿(綾辻行人・小野不由美・我孫子武丸・法月綸太郎・麻耶雄嵩・大山誠一郎)が載っています(どのくらいの分量かは分からないんですが‥)。

 四季さんの日記(12/07)を読んで、「自分のアンテナを大切に、本当に読みたい本だけを選んでいきたいなあ」「生きてる間にあと何冊読めるんだろう…」のあたり、大いに共感。いえ、四季さんは私よりずっとお若いと思うのですが。
 ミステリ系サイト(一応)を運営していて、自分のミステリ読書量がもっともっと多ければ〜と常々心苦しく思ってはいるんですよ。特にミステリは「ネタバレ」というネックがありますからねえ、読んでいないと、例えばオフの集まりにも気軽に参加できないし。本格ミステリの古典も読みたいけれど、とても全部は読み切れない、なのに新刊はどんどん出て、ああ‥。
 でもまあ、最近は「あたしはあたしの道を行く」と開き直っております。はい、スタンスは「よその子」(by 浩子さん)で。外側からミステリの行く末を見つめて祈っている、なんてね。

 谷山浩子アルバム「月光シアター」2月23日発売!(うたたねこさん経由)それから青猫さんのコンサートレポにもあった「谷山浩子の幻想図書館Vol.3〜アタゴオルは猫の森〜」。幻想図書館はDVD化しましょうよお。

12月10日(その2)

「幽」vol.2、綾辻さんの短編「丘の向こう」が掲載されています。有栖川さんや恩田陸さんのインタビュー記事もあり。「メフィスト」はまだ出てないのかな。

12月11日

 政宗さん経由で覗いたINOさんの「『Q&A』帯画像」に大笑い。個人的には「人違いです」がツボでした。
 ところで、最近のカッパ・ノベルスの装幀も『Q&A』と同パターンですよね、本の表紙は真っ白で題名と作者名だけ、絵は帯の方にあるという。ああいう帯(ってか、すでに2枚目のカバーだよね(笑)。紙も普通の帯より遥かに上質だし)って、図書館やブックオフでは外しちゃうのかな?外さないでほしいなあ。“究極の帯”とも云える『スカイ・クロラ』単行本の場合は、外さずに置いてあるみたいだけど。
 話は少しずれますけど、帯が付くことを見越した表紙のデザインって、好きじゃないです。最近多いんだよねえ、表紙の下1/4(帯で隠れるあたり)に何にも描いてないってのが。帯外しちゃうと、間抜けなことこの上ない。

 次男くんがラジオで聴いて覚えた歌を大声で歌っています。「♪ ぼくらはいつも 死んでるしー」違う違う、「以心伝心」だってば(笑)。

12月12日

「ハウルの動く城」観てきました。ストーリーは?つじつまは??と思う部分も多々ありました(長女さんも「意味が分からない」と云ってましたし)が、冒頭の「飛ぶ」シーンでmihoroさんは涙がぶわーっと(曲に泣かされたのかもしれません)。ソフィーの見た目がくるくる変わるのは全然オッケーなんですけどね。「カカシと犬が良かったね」これまた親子でよく意見の合うこと(笑)。声優はみーんな良かったです。

12月12日(その2)

「このミステリーが多分すごい!2005年版(国内編)(海外編)」結果が出ました。国内編は「生首」「暗黒館」「螢」の順位が見る度目まぐるしく入れ代わって大接戦、面白かったです。この3作+「イニシエーション」「天城一」あたりが本格ミステリ大賞候補作でしょうかね(予想)。

 今日の朝日新聞には自作『スキップ』について語る北村薫さんが。新聞と云えば、年末になると「今年を振り返って」といった記事も目立ちますね。下に挙げたものは『暗黒館の殺人』についての記述あり。
毎日新聞(12/01)この1年・10選 ミステリー久々の読み応え
参考URL ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/archive/news/
2004/12/01/20041201dde014040012000c.html
読売新聞(12/07)今年のエンターテインメント
参考URL ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20041207bf02.htm

 あー、終わっちゃいましたね「新選組!」。あの植木屋は何者?と思ったら、かつて(昭和40年代)テレビ映画「燃えよ剣」「新選組血風録」で沖田総司を演じた島田順司さんという方だったのですか。当時の土方歳三役・栗塚旭さんは歳三の兄役で今日も出演されていました。なんという粋な配役。役者さん自身も往年のファンも嬉しかったんじゃないかなあ。お、公式サイトにも載っているようですね。
 かたくななまでにドラマ中に安易な回想シーンを用いなかった「新選組!」、なので「完」の後のひととき、走馬灯のように連なる過去の名場面は効果満点。沖田の顔が丸いよ!山南さんが生きてるよ! 京へ旅立つ、希望に満ち溢れた場面がラストカット。スタッフ&キャストの皆さん、一年間ありがとう!
 お、総集編の日程も決まっているぞ、これも見なくては。12/26(日)「第1部 武士になる!」16:45〜17:59 「第2部 新選組誕生」19:30〜20:44 「第3部 愛しき友よ」21:00〜22:14 あと、12/30「あなたのアンコール」番組内で「友の死」も再放送。

12月13日

「ミステリーズ!」も「メフィスト」も見つからない(後者はまだ出てないのかも)、某雑誌の記事は来週号か。なんだかついてない一日。
‥と思ったら、e-NOVELS通信連載の「私の愛用品」第34回に、ついに綾辻さん登場!うわあい‥と喜んだのもつかの間、読み終わったらなんだかこちらまで切なくなってしまいました(泣)。(e-NOVELS通信バックナンバーはこちらから)

 東野圭吾『怪笑小説』(集英社文庫)読了。ミステリではないですね、東野さんが真面目にお笑いに取り組んだ(そういう感じがするのよ)短編集。笑って笑って、ふと気が付くと自分が笑われているような身につまされる感じが何ともはや。あとがきと真保裕一さんの解説はお徳感大。

12月14日 INOさんの真似をして、帯で遊んでみました(勝手に書影を使ってゴメンナサイ)。

▽ なぜ時計館?(本の厚みが同じだったんです)
▽ 自分で驚いてどうする(笑)。
▽ このミス1位はそういう話だったのか!

12月15日 こうなったら島田潔に倣って「今日の一本」を実践してみては?>綾辻さん。

「GIALLO」2005.WINTER の「海外ミステリー オールタイム・ベスト100」、総勢157名によるマイベスト7は読みごたえあり。綾辻さんの回答もありますよ。

12月15日(その2)

 週刊文春ミステリーベスト10ユシュケさん情報)、明日発売でしたねそう云えば。『暗黒館の殺人』3位です。

 ああ〜っ、私もかつくらのメモリアル小冊子応募者全員サービス、出すの忘れたよ(この方も忘れてます)。

 

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