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3月16日

　前にも書いたかもしれないけど、はてなアンテナは更新時間をどうやって捕捉しているんでしょうか。更新されているのに上がってくるサイトと全然上がってこないサイトと、あるのよね。拙サイトは最近、手動更新チェッカーを使っているのですが、登録して下さっているアンテナユーザーさん、いかがでしょうか、Ayalistはちゃんと上がってきてます？

　悲しいときー。昨日書店にて定価で買った本を、今日ブックオフの棚で見つけてしまったときー。＜これはありがちですよね。新刊で買った本を読まずに積んでるうちに日が経って、ブックオフに出回るようになっちゃった、ってのもよくあります（苦笑）。
　悲しいときー。神経衰弱をやったら子供に負けてしまったときー。＜記憶力は日々減退します。ミステリ読みにとってはイイかもね、ネタバレされても何年か経てばきれいさっぱり忘れられる、同じ本を何度読んでも驚ける（笑）。
　悲しいときー。赤信号を無視して横断歩道を突っ切ってきた自転車のおばさんにクラクションを鳴らしたら、「馬鹿っ！」と逆に怒鳴られてしまったときー。＜これは悲しいというより「なんじゃあこんにゃろめ」と思いましたよ（笑）。

　本の値段を高いと思うか思わないか、これってとても主観的な問題なので、以下は軽〜く聞き流して下さい。あくまでもmihoroさんの場合は、って話ね。
　小説でもそれ以外の本でも、自分の場合は「2000円」のところに大きな壁がありますね。1冊の値段がこれを越えると、かなり気合いを入れないとレジに持って行けません（笑）。
　繰り返し読むものほど、高いと感じる度合いは薄まります。だから、一番「高〜（＞＜）」と思うのは文芸誌ですね（笑）。綾辻さんの記事が載っていると、やっぱり買ってしまうわけですよ（笑）。でも、他の作家さんの連載や短篇は一冊にまとまってから読みたい人なので、雑誌掲載時は見ません。となると、読める箇所は記事と特集と広告くらい。記事1ページのために800円‥レジで涙ぐむ私（誇張あり）。「メフィスト」と「ミステリーズ！」は、そんな立派な上質紙使わなくていいですから、安くして下さいせめて1000円以内に（涙涙）。

3月17日

　日常生活煮え煮えで焦げ付いてきたので、気晴らしに映画鑑賞。「オペラ座の怪人」を観てきました。これはぜひとも舞台が観たくなりますねー。劇団四季‥と思って調べたら、汐留で公演中じゃないですか。おお。

3月18日　長女さん卒業式。晴れてよかった（^^）。

　今日は画集を2冊紹介。
　多賀新/志村有弘『銅版画 江戸川乱歩の世界』（春陽堂）。春陽文庫の江戸川乱歩文庫30冊の表紙絵が解説付きで紹介されています。絵の解説ではなく乱歩の小説の解説なので、未読の私はネタバレが怖くて読めないのですが（笑）。
　子供用にリライトされたポプラ社の乱歩全集がミステリの入り口だった私は、これらの原本である乱歩の小説を読むのをそれはそれは楽しみにしていて、老後の楽しみにとってあります（笑）。『影男』『黄金仮面』『魔術師』『蜘蛛男』『人間豹』『黒蜥蜴』‥ああ、題名を羅列するだけでワクワクしてきます。
　で、本を1冊2冊‥と少しずつですが揃えていきました（すみませんブックオフで（^^;;））。創元推理文庫の乱歩は、1巻から順に並べると背表紙が一続きの絵になる趣向があるんですよね。それがとても気に入り、創元で集め出したんだけど、しばらくしてから春陽文庫の存在に気付きました。うわあ、グロテスクでいい絵だなあ、こっちにすれば良かったかなあと少々後悔。でも今回画集を買ったことでこの悩みは解決。
　光文社文庫で乱歩全集が刊行され始めた時もかなりショックでした（笑）。創元は、本の内容と表紙絵の関連性が全然ないのが難点。光文社文庫の表紙は、内容を的確に捉えたオブジェ（勝本みつるさんという方の作品なんですね）で、装幀もシャープで素晴しい。えーんこっちにすれば良かったかなあとまたまた後悔しています。でももう、創元で15冊くらい揃えちゃったからなあ‥。同じ内容の本が違う出版社から同時に出ている場合、どちらを買うかって装幀で決めませんかね？こういうことで悩むのは私だけ？？
（ところでこの日記では、作家さんの名前の表記を「○○さん」に統一しているのですが、乱歩だけは「江戸川さん」って書くと違和感ありまくり（笑）。）

『中原中也 花と言葉の詩画集１』（ポプラ社）。若林佳子さんの押花絵はとてもカラフルで綺麗なのですが、押花ってよく考えると花の屍なんだなあ。「北の海」や「サーカス」は収められています。肝心の「昏睡」がないのは大変残念ですが（何のことだか分からない方はぜひ『暗黒館の殺人』をお読み下さいね）。

3月19日　映画『ZOO』観ました〜（^^）。

　少なくとも原作ファンの期待は裏切らない出来だったと思います。詳しい感想は、後ほど。

3月20日　あたまいてー。ちとひと休みー。

3月21日　お休み。

3月22日

　長女さんが春休みに入ってしまったので（泣）、のんびりもできず。金曜からは長男・次男くんも家にいるんだー。週末は法事だー。ふにゃー。

　学生時代の国語の教科書って、もらったその日に全部読んでました。読むのすごく楽しみだったなあ（国語の授業は苦手でしたが（笑））。中学、高校時代で印象に残っているのは、
　星新一「おーい　でてこーい」── 星さんのショートショートとの出会いは、教科書だった気がするのです。この後何年かはずーっと、読書といえば新潮文庫の黄緑の背表紙（つまり星作品）一辺倒だった私。
　夏目漱石「坊っちゃん」── 教科書には最初の部分しか載っていませんでしたが、すんごく面白くて、家にあった本を見つけてきて続きを読みました。家の本は古くて旧仮名遣いだったので、うへえと思いましたが（笑）、それでも最後まで読んじゃったなあ。
　葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」── これは衝撃的でした。ラストの一文まではっきり覚えています。
　教科書って何種類もあるし、年代によっても取り上げられていた作品って全く違うと思うんですよね。皆さんは教科書で出会ったお気に入りの作品、ありましたか。

3月22日(その2)

　ぷれ企画「MYSCON6くじ」。MYSCONに参加しない方でも応募できます。私は「我孫子／歌野／D・J・ソボル／倉知／横溝／綾辻」で応募しました。え、倉知さんはどの作品かって？だってほら、短篇でもいいって書いてあったからさ（^^）。

3月23日

　森博嗣『工学部・水柿助教授の逡巡』（幻冬舎）読了。面白いっ。ふざけているけど面白い〜。ミステリヲタや出版業界への皮肉（客観的事実を述べているだけなんだけど）にもついつい笑ってしまいました。ラストに至っては、ズルいくらいに晴れやかな読後感。やっぱ森さんは「逆上がりが苦もなくできる人」なんだなー。

　この「逆上がりが苦もなくできる人」というのは、「ミステリーズ！」vol.09（2005.2月号）に掲載されている太田忠司さんのエッセイ「私がデビューしたころ　僕は逆上がりができない」から引用したフレーズ。太田さんのエッセイはものすごく心に響きます。『僕の殺人』のあとがきも、HPの「ものかきへの長い道」も、ずっしりくるけど大好き。

3月24日　今夜はねとらじで政宗ラジオ。聞かなくっちゃ。

3月25日

　何度も足を運んで下さった方々、更新してなくてすんません。ここ2、3日はネットもできない状況になるので、来週前半には復活‥できるかな。忙しい忙しいと云いながらも「IKKI」はしっかり買ってきました（笑）。今回は綾辻さんの一言コメントもあり。映画「ZOO」の詳しい感想はそのうちどっかに書きます。上映館も前よりだいぶ増えたような。それからYahooで動画の販売もするんですね。あ、小説すばるの乙一さん（髪伸びたなあ）と古屋兎丸さんの対談、読みました。二人で萌えのポイントを確認しあっているのが面白かったです（笑）。『迷宮逍遥』（角川文庫）の解説も読みました。『ちーちゃんは悠久の向こう』を勢いで買ってしまってとりあえず久美沙織さんの解説は読んだよとか、「SAW」のDVDが安く売ってたんで勢いで買ってしまったけど観られるかしら（汗）とか、じっくり腰を据えて『スイス時計の謎』を読みたいよおとか、まあそんな毎日です。心の拠り所は小林涼子ちゃんの「おっしゃー！」でしょうか（笑）。

3月28日　すみません頭痛が（花粉のせいかも）。

3月29日　水玉模様のmihoroさん（笑）。

　いくら寝てても家にこもってても頭が痛いのには変わりがないので、ええい遊びに行っちまえー（無謀）。いや実は、某テーマパークの格安チケットを去年購入したもののなかなか行く機会が作れず、そうこうしているうちに有効期限が今月末日！　6,000円を無駄にしてはいかんと、子ども3人連れて行ってきました。とっても楽しかったです。でも体調急降下の自己サインであるジンマシンが夕方ついにぼこぼこぼこ。頭の中の小人さんは相変わらずがんがんがん。
　書きたいことはいろいろあるのですが‥本仮屋ユイカちゃんはかわいいなあとか（ミステリの話ちゃうやん（笑））。

3月30日

　字を読んだり書いたりするのはしんどくても、絵は描けるのか自分（笑）。いや、私が絵まで描けなくなったら末期症状だよなあ。アンドレばかり秘かに更新（笑）。
　ご心配下さった方々、どうもありがとう。とりあえず来月からの復帰を目指します。春休みなんで週末は帰省します。それではみなさま、また来週〜　んがぐぐ。（「んがぐぐ」を検索したら（＜そんなのするなよ（笑））17,400件もヒットしました、びっくり。）

3月31日　お休み。