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7月16〜18日 お休み。
7月19日 ふっかーつ。<『月の砂漠をさばさばと』に出てきた男の子みたい(笑)。
芦辺拓『死体の冷めないうちに』(双葉文庫)読了。自治警特捜の活躍を描いた7つの短篇から成る作品集。どれもトリックがとても面白かったです。警察のダメダメぶりも、案外シャレにならないかも。
『I LOVE YOU』(祥伝社)の覆面作家は、あの人でしたか。俄然読む気が出てきたぞ。今一番気になっているのは『前田建設ファンタジー営業部』かな(みすらぼ日記より)。
夕刊フジの犯人当て連載はいずれ本になるらしいので、それまで待とうっと(e-NOVELS我孫子さん情報)。我孫子さんと云えば、「小説すばる」に短篇が出てたなあ、チェックしなくちゃ。
「夏の100冊フェア企画「発見。角川文庫」」に参加。私の割り当ては『バッテリー』、よし、既に買ってあるし、読むぞ。
「2005インターネットで選ぶ本格ミステリ短編ベスト」読み終わったら参加するつもりですが、締め切りが7/31なので、ちょっと微妙。
9日のオフ会レポ、書けましたー。「TRICK+TRAP」&みやびさん歓迎オフ会、こちらからどうぞ。
7月20日 映画「姑獲鳥の夏」観てきました(^^)。感想は後ほど。パンフレットに綾辻さんの推薦文が載っています。
7月21日
観てから1ヶ月近く経っちゃいましたが、映画「ハサミ男」の感想を書きました、こちらからどうぞ(内容はmixiとほぼ同じです)。期間限定公開。
7月22日 早く終われよ夏休み(主婦の願望)。本もろくに読めません。ああ。
京極堂シリーズは、良く考えたらまだ2冊しか読んでないんですよね(汗)いかんな。それはともかく、個人的には「姑獲鳥の夏」より「魍魎の匣」を映像で観たいので、映画続編製作の企画がポシャらない程度にはヒットしてもらわないと困るのだ(笑)。でもなあ、ヒットの鍵は「原作ファン以外の人がどれだけ多く観てくれるか」にかかっているような気がするので、うーむ、ちょっと難しいかもなあ。
続きを読みたい方はこちらへ(小説のネタバレはしていません)。昨日の「ハサミ男」感想と同じく、期間限定公開。
7月23日
みゅうさんが取り上げてくれなかったら、一生気がつかなかったかも。「本格ミステリ・ベスト10
読者投票」の詳細がアップされています。しかしなあ、半年も経って今頃ってのはどういうこっちゃ(アップされないよりはいいけど)。しかも読みにくいことこの上なし(せめて名前の前は一行あけてくれ)。投票してくれた読者に対する誠意はいずこ。
在仙作家推薦本紹介コーナー。「伊坂幸太郎書店」の写真は、棚の下の部分を写してほしかった(著者の本より、著者がお薦めしている本を知りたかったから)。選んだ本人も、売れ行きが気になって時々売り場を見に来ているそうです。仙台の人がうらやましい。
安田ママさんによる「SF大会HAMACON2
レポ」。「ファンレターは必ず、出版社に手書きで出すこと」が印象的。
「前田建設ファンタジー営業部」は、本がなかなか見つからないので、HPの方を
つらつら読んでいます。「ファンタジー」という名称とは裏腹の冷静かつ具体的なアプローチがたいそう興味深く、刺激的ですらあります。
みすらぼ日記にもあったけど、「◯◯建設
ミステリ営業部」ってのも面白そうですよね。皆さんは何を作ってもらいたいですか? 私はやっぱり、館シリーズの館を十角館から順番に。あとは島田荘司さんの「斜め屋敷」ですね。
7月24日
昨日の地震、私はとある書店にいました。本が落ちるなどの被害はありませんでしたが、やはり怖いですね。それにしても、かわいそうなよしさん。
7月25日 すんません、またパソコン不調のため、しばらく潜伏します。参ったなあ、夏は苦手だ<関係ありません。
7月26日 MYSRECのレポがそろそろあちこちで読めるようです。終わったとたんに地震で、大変でしたね。
蒸し暑い〜。栃木は雨が急に強く降ったり小降りになったり‥を繰り返しています。今現在、台風7号は房総半島に上陸中。
「IKKI」9月号は、凝った「月館の殺人」双六が付録に付いています(でも連載はお休み)。「金魚屋古書店」が楳図かずおさんの回だったので、一所懸命読みました。
7月27日
『犬はどこだ』サイン会を行いました(汎夢殿情報)。ちゃんと文章も読めます(笑)、クリック、クリック! 「ミステリーズ!」10月発売号には小市民シリーズの短篇が載るそうです。そう云えば『犬はどこだ』創元に注文したけどまだ届かないぞ。なんで版元なのに発送が遅いのでしょう(いつも疑問)。
7月28日 よっしゃ。暑いけれどもがんばるぞ。
朱川湊人さん直木賞受賞記念サイン会
[東京]日時:8月5日(金)18:00〜
会場:紀伊國屋書店新宿本店 2階特設会場 03-3354-0131
備考:要整理券 先着150名(詳細はこちら)
[大阪]日時:8月6日(土)12:00〜
会場:旭屋書店本店 本店1階特設会場 06-6313-1191
備考:要整理券 先着100名(詳細はこちら)
[名古屋]日時:8月6日(土)15:30〜
会場:星野書店近鉄パッセ店 052-581-4796(詳細はこちら)
直木賞の選評が載るのは、来月の「オール讀物」でしたっけね。
7月29日
本格ミステリ作家クラブ編『本格ミステリ05』(講談社ノベルス)読了。政宗九さんの企画「2005インターネットで選ぶ本格ミステリ短編ベスト」にmihoroさん初参加。感想は、あちらの結果がアップされてからこちらに書きましょう。
緑川聖司『晴れた日は図書館にいこう』(小峰書店)読了。分類としては児童書になるのかな、でも戸川安宣さん大推薦、ネットの書評サイトでも話題の一冊。北村薫さん風、いわゆる日常の謎系列の物語です。
太田忠司さんがうつのみやこども賞を受賞、講演会が行われた時、片手では抱えきれないくらい何冊もの本を借りて手提げに入れてた小学生が会場にいて、わあ、あんなに読むんだ、本が好きなんだなあ、と嬉しくなったことを思い出しました。読書っていいな、図書館ってステキなところだなと思わせてくれる作品。司書の美弥子さんの子どもへの接し方がとても上手で、親の立場の私が読んでも学ぶところが大きかったです。
ネットをたゆたっていると、図書館に対する批判的な意見もとかく目にしますが(それも作家さんが率先して云ってたりすると、ちょっと悲しい。著作権とか経済的なこととか、分からないでもないですが)、自分にとっては図書館、大好きな場所のひとつです。
7月30日
朱川湊人『花まんま』(文藝春秋)読了。涙がせり上がってくるもの、じっとりと重いもの、短篇それぞれに異なるカラーがあるものの、共通してどこかしら懐かしさを感じさせるのがこの著者の特長ですね。お気に入りは「トカビの夜」「摩訶不思議」。朱川さんの紡ぎ出す日本語はとてもまろやかで美しいので、直木賞選評ではそのあたりにも触れられていると嬉しいな。
7月30日(その2) 今日は町の花火大会。数km離れた我が家からも良く見えます。
‥って、← わざわざ載せる程の写真でも(笑)。肉眼では手のひらサイズくらいに見えたんですけどね。眼球に勝るレンズなし。
写真ついでにこんなのも。今年もたくさん咲いてます。一晩きりなのがもったいない。
ダンナの実家のある町でお祭りがあるので、家族のうち3人は泊まりに行ってます。土日部活の長女さんは留守番、私も付き合って留守番。
「よしっ、二人でホラー映画を観よう!」(笑)ということで今晩は『箪笥』DVDを鑑賞することに。ひゃあ。
7月31日
昨日の続き、『箪笥』の感想を。「号泣ホラー」なんてキャッチコピーが付いていますが、号泣はしませんでした。ホラー‥たしかに怖いシーンもありますけど、ポスターのこの写真が一番血まみれです、中身はそれほどでも(もっとも、身近にああいう箪笥があったら、心穏やかではいられないだろうけど。日本人で良かった)。怖いというよりはたいそう哀しいお話でした。映像よし、音楽よし、女の子可愛い、mihoroさん大満足。
ミステリ読みの目で観ると、表現としてはアンフェアだと思う(一緒に観た長女さんは、終わりの方でしきりに「意味分かんない」を連発していましたし)んですが、でもこれはこれでいいのかな。大まかな筋はちゃんと分かりましたよ。
吉村達也『姉妹
一Two Sisters一』(角川ホラー文庫)読了。「映画の謎は、全てこの小説で明らかになる!」とあったので、読んでみました。たしかに、細かい設定は分かりやすかったかな。韓国の童話『薔花紅蓮伝』については、特に知らなくても大丈夫だと思いましたが。でも「DVD鑑賞が一般化し、瞬時に希望の場面に戻れるようになったから、映画であっても伏線を伏線として意識的に注目させるような演出はしない」というのは、映画の観客に対していかがなものでしょうか。ビデオカメラも髪留めも一回観ただけじゃ分からないって。
それほど怖くなかったと書きはしましたが、観終わった後、長女さんが一言。「お母さん、うちの台所の流しは、下に隙間がなくて良かったね」ひえ〜〜っ!<観た人ならお分かりになるかと。
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