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 Ayalist 2006年5月の日記(前半)

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5月1日 いきなり真夏日。なんなんだこの暑さは。

5月2日 昨日とは打って変わって、雨しとしと、薄ら寒い日。風邪などひかぬよう、皆さんも気を付けてね。

5月の綾辻さん。
 初旬   本格ミステリ作家クラブHP「今月の本格トピックス 執行会議メンバー・今月の一言」
 2〜3日  探偵ナイト『マスクジョーカー決定戦〜殺意のオン・ステージ』東京公演
 6〜7日  探偵ナイト『マスクジョーカー決定戦〜殺意のオン・ステージ』京都公演
 12日(金) 本格ミステリ大賞公開開票式
 25日(木)「IKKI」7月号 『月館の殺人』綾辻行人インタビュー
 27日(土) 歌野晶午、黒田研二、大倉崇裕、佳多山大地、綾辻行人、有栖川有栖『川に死体のある風景』(創元クライム・クラブ)刊行
 今日はいよいよ探偵ナイトが開催されます。綾辻さんとヒロ・サカイさんもゲスト出演されるらしいです。参加者の皆さん、名探偵賞目指して頑張ってくださいね!(そしてその模様を掲示板にてご報告くださると嬉しいな)
 27日発売の『川に死体のある風景』は、各著者のあとがきエッセイが付いているそうです。わお。

5月3日

 今年に入ってから更新をサボっていたエッセイなどの項、ようやく書けました。っても、ほとんど項目だけなんですけどね。『月館の殺人』雑誌の柱の部分にあった原作者コメント「作者一喜一憂」を一挙にご紹介しております(著作権はいいのか?ギリギリ引用の範囲か?)ので、興味のある方はどうぞ。

5月4日

乙一FAN!ホームページ6周年特別企画エッセイ」。えー、ネタじゃないの〜?と訝ってしまう私は、もっと素直になったほうがいいんでしょうか。まとりあえずおめでとうといっておこう。

 この質問自体はともかく、最後の質問者のコメントに目が点。「文庫という書籍の状態では保存が効かない」食べ物じゃないんだから、保存は効くと思いますが。「すぐにゴミ箱に捨てられてしまいそうで」文庫本をゴミ箱に捨てるんですか?えーそんなのしたことないよー(ブックオフに売ったことはあるけど。あ、間違って文庫本を洗濯機で洗って紙屑の塊にしちゃった時はさすがに捨てましたが。)

5月5日

 黄金と云えば?「黄金週間」「黄金仮面」「黄金バット」「黄金期の本格ミステリ」「黄金虫」「黄金の9人」「青空の10人」(あれ?)

5月6日

 本格ミステリ作家クラブ「今月のトピックス」、綾辻さんがハマっておられる「Ali Project」はこんな方々。私は恋月姫さんのHPで初めて見ました、音はまだ聴いたことないけど。そう云えば綾辻さん、マリアの心臓には行ったことあるのかなあ(サイン会の時、訊こうと思って忘れてました)。

 古川日出男トークショウ(by 一人囃子さん)。「一瞬にして、会場内中に鳥肌が立ったような、そんな空気が流れた」うわあ、私もその場に居たかったなあ。古川さんはたしか、推理作家協会賞を受賞された時もご自分の掌編を朗読されたんですよね。カッコええ‥。

 探偵ナイト東京公演に参加された方のブログ、その1その2。今頃は京都公演真っ最中ですね。掲示板に書き込みいただいた情報によると、京都公演は「某作家さんがゲスト参加」とありましたけど、先のブログを読むとこれは有栖川さんのことみたいですね。

5月7日「日曜喫茶室」完全版完成。協力してくださった青猫さん、どうもありがとう〜。

5月8日

 本日発売「プレザンテ」3号の特集「夏に聴くホラーサウンド」に、綾辻さんの寄稿記事がちょこっと(写真あり)。ファミリーマート(北海道・青森を除く)で売ってる雑誌と事前に聞いていたので、フリーペーパーに毛の生えたような代物を想像していたら、オールカラーのえらい立派な雑誌だったんでびっくり。特集も60ページくらいあって、読みごたえ満点。津原泰水さんや小林泰三さんも登場してます。

5月9日

 恒川光太郎『夜市』(角川書店)読了。ホラー大賞受賞作。このデビュー作が直木賞候補にもなりましたね。ホラーな部分より、構築した異世界の設定の上手さに感心。物語の一ピースにすぎないと思い込んでいたものが、後半俄然意味を持ってくる、その展開が好きでした。書き下ろしの「風の古道」も評判いいようですが、私は「夜市」のほうが好みかな。

 先月後半の日記の壁紙は「ねこの森には帰れない」描き直したよバージョンでした。今月は「たんぽぽ食べて」。五月晴れとはほど遠い、邪悪な背景ですね(笑)。

 不思議な画像その1その2。なぜ動いて見えるのだ?

「中学生はこれを読め!500点」。500冊全部に感想コメントがついているのが良心的。昨今、本来ガイド役となるべき教師や親が本を読んでませんからね(苦笑)、こういうリストもまあ、何を読んだら(または読ませたら)いいか分からない人には役立つでしょう。なにも500冊全部読まなくても、この中から10冊20冊と読んでいくうちに自分の嗜好が分かってくる、それでいいんじゃないかなあ(もっとも若いうちは「自分はこれが好き!」とあまり決めつけないで乱読するのがいいですよ)。

5月10日

 こういう商品があるのは知ってたけど、文庫本付きのがあるのは知りませんでした、『クリスピー物語』。しかしこの作家陣、けっこう濃くないですか?(笑)

 以下は講談社メールマガジン「ミステリーの館」5月号より。

▽ 明日発売の『本格ミステリ06』(講談社ノベルス)収録作品。
 霧ヶ峰涼の逆襲 東川篤哉
 コインロッカーから始まる物語 黒田研二
 杉玉のゆらゆら 霞流一
 太陽殿のイシス(ゴーレムの檻 現代版) 柄刀一
 この世でいちばん珍しい水死人 佳多山大地
 流れ星のつくり方 道尾秀介
 黄鶏帖の名跡 森福都
 J・サーバーを読んでいた男 浅暮三文
 砕けちる褐色 田中啓文
 陰樹の森で 石持浅海
 刀盗人 岩井三四二
 最後のメッセージ 蒼井上鷹
 シェイク・ハーフ 米澤穂信
「攻殻機動隊」とエラリイ・クイーン 小森健太朗

▽「群像」6月号に、安藤礼二さんの「『虚無への供物』論」掲載。円堂さんがその感想を書いておられます

▽『暗黒館の殺人』台湾にて今秋刊行。ところで話は変わりますが、復刊ドットコムの『一刻館の思いで』という題名を見て、とっさに私が思い浮かべたのは『めぞん一刻』ではなく『一刻館の殺人』(笑)。著者は綾行人さんですが‥って、このネタを分かる人も、もしかしたら少なくなっちゃってるのかしら。『小説たけまる増刊号』に載ってたんだけど、絶版になっちゃって‥え?違う?あれまあ、今でもちゃんと売ってました(大失礼)。『たけまる文庫謎の巻』『〜怪の巻』という2冊になって文庫化されてはいますけど、親本はグラビアありコラムあり、我孫子ファンなら絶対親本がお徳です。えーと、「一刻館」とあともう一個は何だっけ、そうだ『山水館の殺人』だ!(笑)

5月11日

 通常掲示板のほうで「ネタバレ厳禁!」なんて云ってた自分が一番気を付けなければいけませんでした。ネタバレOK掲示板「こころおきなく。」で、件名に名前が書いてある作品以外のネタバレがある書き込みに気付かず、放置しておりました。すみませんすみません(被害にあわれた方、本当にごめんなさい)。すべてのログをこれから確認しますので、しばらくの間「こころおきなく。」を休止します。ご協力お願いいたします。

5月12日 本日10時頃より、臨時掲示板にて実況めいたことをやる予定。

 上手くできなかったらゴメンなさい、後でレポも書きますので‥。

5月12日(その2)

 本格ミステリ大賞の公開開票式に出席してきました(ハガキが当選したのです)。レポも書きます。でもとりあえず一回寝ます。あまりにたくさんの作家さん方を一度に見たため脳がオーバーヒート、湯気が出てます。シューッ。

5月13日

 政宗九さんの「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2006」結果が発表になっています。今年の投票者は21名。数だけ聞くと少なく感じるかも知れませんが、コメントが21人分集まるとすんごい読みごたえがあります。めちゃめちゃ面白い!某所の「〜は本格か」論争なんかよりよっぽど前向きで面白い!(でも多少ネタバレぎみの部分もあるので(選評だから致し方なし)、5冊全部読み終わってからのほうが、いいかな。)

5月13日(その2)

 杉江松恋さんの本格ミステリ大賞記者会見レポ。昨日の興奮がよみがえります。杉江さんは開票が終わった後の休憩時間中にさっそうと現れて(金髪まじりのすごく大柄な方だったんで、目立った)、幾人かに「ニッポン!」「ニッポン!」とからかわれていました。

「野性時代」7月号より連載開始、綾辻行人『Another』。長編ホラーです。毎月綾辻行人が読めるぞ(^^)。ところで今発売中の6月号には「北村薫×宮部みゆき×戸川安宣」鼎談が載っててなかなか楽しかったです。ラジオドラマ、いいなあ。

5月14日

 まだ途中ですけど、「本格ミステリ大賞 公開開票式」レポです。開票が終わったところまで書けました。残りは随時アップします。

5月15日 一人囃子さん経由で知った、『ぼっけえ、きょうてえ』映画化。全編英語劇!岡山弁じゃないんですか、なんと。

『魂萌え!』映画化。原作も読んでみたいぞ。

 日本推理作家協会賞受賞作全集68『時計館の殺人』(双葉文庫)6月15日発売みゅうさん情報ありがとう〜(^^)。

「野性時代」次号予告にちゃんと綾辻さんの名前、出てます。

 

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