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 Ayalist 2006年9月の日記(前半)

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9月1日 どこが「夢のスープ」?という日記の背景絵、螺旋階段が描けません(><)。ひらいたかこさんはすごいなあ

▽ 9月の綾辻さん。

初旬   本格ミステリ作家クラブHP「今月の本格トピックス 執行会議メンバー・今月の一言」
04日(月) 第16回なぞがたりなばり 綾辻行人講演会 申込み開始 こちらからどうぞ
12日(火) 「野性時代」10月号 『Another』連載第4回
15日(金) 「GIALLO」2006 AUTUMN 綾辻行人読切中篇/イラストルポ「作家の仕事場」
21日(木) 京都大学未来フォーラム 綾辻行人講演会

 京都の講演会、私は行けませんので、皆さんのレポを期待しています、どうぞよろしく。

▽ 事後報告ですみません、LOTTEの新聞広告「忙中ガムあり」、日経新聞朝刊8/10付と8/24付に綾辻さんのエッセイが掲載されました。来月LOTTEのHP内でも紹介されると思いますので、その時またお知らせしますね。

▽ 本格ミステリ作家クラブHP、第六回本格ミステリ大賞の全選評が掲載されました。

▽ 東京創元社のミステリ・フロンティアは元気ですね(^^)。先月は、山之内正文さんの『八月の熱い雨』と鳥飼否宇さんの『樹霊』二冊が刊行。この後も、蒼井上鷹『ハンプティ・ダンプティは塀の中』、石崎幸二『首鳴き鬼の島』、大崎梢『晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ・出張編』、翔田寛『競馬狂ハリスの最後の不運』、道尾秀介『シャドウ』などが予定されています。堺三保さんや米澤穂信さんはその後かな。

9月2日 季節の変わり目について行けずに寝込んでおります。

9月4日 週末、ダンナが家事をやってくれたら家の中も台所もとってもキレイ。一生寝てようかしら(笑)。

▽ 第16回なぞがたりなばり講演会、受付を開始しました

第16回 なぞがたりなばり講演会
 講 師:綾辻行人
 テーマ:「江戸川乱歩にあこがれて」
 日 時:10月28日(土)
      13:00 開場
      13:30 開演(講演、質疑応答)
      15:30 終演予定
      15:45 サイン会
      16:15 終了予定
 会 場:名張市武道交流館いきいき 1階多目的ホール(地図はこちら 名張駅東口よりシャトルバス送迎あり)
      名張市蔵持町里2928 Tel 0595-62-4141
 定 員:200名
 参加料:1000円(18歳以下500円)
 申込み:
 【前売入場券】
  1)市役所1階まちづくり推進室と市立図書館で現金販売
  2)メールによる申込み machi@city.nabari.mie.jp(件名:第16回なぞがたりなばり申込み)
  3)FAX(0595−64−2560)、郵送による申込み
  ※2、3の場合は、住所、氏名、必要枚数、電話番号と託児(生後6ヶ月以上就学前児童まで)希望の有無を明記
   折り返し予約券または予約受付済メールが送付されるので、当日持参すること
   託児希望の申込は10月13日(金)締切。
  ※電話での申込みや予約はできない。
 【当日券】
  定員に余裕のある場合のみ、当日券を会場で販売(託児希望は除く)。

 当日は、綾辻さんの著書の販売あり。
 講演終了後、サイン会もあり。会場で購入した本以外でも、持参した本でもOK。

 講演終了後、質問時間あり(事前に質問受付中)。質問票は入場券販売時に手渡されるが、直接質問をメールやFAXで送るのも可。

▽ 票を数えて分析なんぞしている暇があったら、「これぞ本格!」という作品を書いてくれたほうがみんな喜ぶと思うんですけど>二階堂さん。本格ミステリの評論が終焉を迎えようとそうでなかろうと、綾辻さんが書きたいと思う作品を書けて、それを出版してくれる状況が続いてくれれば、私はそれで充分。殊能さんってば「除名や粛清をくらう前に退会しておいたほうがいいかな」なんてそんな物騒な(笑)。

9月5日 うさうさ「左脳右脳占い」。私は「うさ女」でした。どれどれコメントを読むと‥

 女らしくは全然ないんだけど(笑)、「好奇心旺盛でフットワークが軽く」「ある程度消化するとすっと熱が冷めることもままある」は当たってるなあ。以前に読んだ小説を思い出す時も、文章そのものではなく場面を映像化したものが頭に浮かぶのよね、インプット右脳だからかな。

「踊る」スピンオフ四シリーズを10月に一挙放映。「木島丈一郎」がTVで見られるよ〜>都鞠さん。

▽ アンソロジー『川に死体のある風景』(東京創元社)読了。『本格ミステリ06』では「おお、こんなところにも本格が!」的な、視野が広がる楽しみが味わえましたが、このアンソロジーは本格度ずっと高し!本格ならではの醍醐味を堪能できました。トリックに感嘆したり、文章に翻弄されたり。この執筆陣ですから当然といえば当然ですが、ああ楽しかったー。

9月6日「ダ・ヴィンチ」10月号に宇山日出臣さんの追悼特集。綾辻さんの寄稿もあります。皆さんの文章を読んでいたら、またじわ〜っと‥。

▽ これは朝日新聞の記事より、「不思議なものへの感性「新本格」生みの親、故宇山氏」

▽ 加納朋子『コッペリア』(講談社文庫)読了。あくまで私の趣味で云うとですが、「ミステリ部分はなくてもいいや」と思ってしまったくらい、前半の人形を中心に据えた人間ドラマに心奪われました。ところで、蝋人形ならともかく、実在する人間にそっくりな球体関節人形っていうのは見たことないなあ。漫画にそっくり、というのならあるけど。

9月7日 今年も家の中にカネタタキが棲息中。チンチン鳴いてもメスは来ないよ、早く外に出してやりたいんだけどなあ。

『文学賞メッタ斬り!リターンズ』刊行記念トークイベント‥ってこれまた9月17日ですか、16日は新宿にいるのに〜(涙)。
 日 時:2006年9月17日(日)16:00〜18:00
 場 所:西武池袋本店イルムス館8F コミュニティ・カレッジ3番教室
 入場料:1,000円(税込)リブロ池袋本店B1F注文カウンターにて発売中
 問合せ:03-5949-2010(代表)
 出 演:大森望×豊崎由美 ゲスト:中原昌也

「岡山の書店で全国最大級の古書市」。絶版の文庫本がずらりだって。『アヤツジ・ユキト 1987-1995』はあるでしょうか。

▽「野性時代」で連載されてたサイバラさんの『いけちゃんとぼく』が絵本になりました(本屋で見たら、大きくてびっくり)。サイバラさんのインタビューはこちら。おっきくなったりちっちゃくなったりする「いけちゃん」好きだなあ。

▽ 雷がおさまったと思ったら、突然雨音が。もうすぐ日付けが替わります。

9月8日 大森さんによると「騒動のおかげでCRITICAは売れまくってるらしい」(8/22)。それはそれは(笑)。

「空飛ぶハードディスク」。すごいなあ、そんなに回転してるのか。

▽ 理論社ミステリYA!。綾辻さんは入ってないけど、この執筆陣はすごく魅力的。ところで「YA」はヤング・アダルトと読めばいいのかな。「理論社ミステリーや!」じゃ、関西弁になってしまう(笑)。
【刊行スケジュール】
2007年3月より刊行を開始。隔月刊行(もしくは月刊)で順次巻数を増やしていく予定。
【刊行予定・ラインナップ】
第1回配本
 折原一『タイムカプセル』
 山田正紀『少女と恐竜』
 芦辺拓『月蝕姫のキス』
第2回配本
 芦原すなお『カワセミの森で』
 永井するみ『カカオ80%の夏』
第3回配本
 篠田真由美『王国は星空の下 北斗学園七不思議』
 柳広司『漱石先生の事件簿』
第4回配本
 鯨統一郎『ルビアンの秘密』
 牧野修『水銀奇譚』
第5回配本
 新津きよみ『君の声に恋をして』
 海堂尊『医学のタマゴ』
【執筆陣(五十音順)】
あさのあつこ 有栖川有栖 井上夢人 大倉崇裕 太田忠司 小川洋子 奥泉光 恩田陸
霞流一 岸田るり子 北森鴻 倉知淳 近藤史恵 坂木司 柴田よしき 朱川湊人
田中芳樹 柄刀一 松尾由美 真瀬もと 皆川博子 柳原慧 若竹七海 ほか

9月9日(通称)やる気のないダース・ベーダーのテーマは、栗コーダー・カルテットの曲だったのか!このベスト版は欲しいぞ。

▽ TRICK+TRAPで、青井夏海さんの『星降る楽園でおやすみ』(中央公論新社 税込1575円)、大崎梢さんの『晩夏に捧ぐ』(東京創元社ミステリフロンティア 税込1575円 9月29日発売)サイン本販売。申込み締切は9月14日です、詳細はこちらからどうぞ

9月10日 本格ミステリ作家クラブ「9月の本格トピックス」更新。宇山さん宇山さん宇山さん‥。

▽ 同じく本格ミステリ作家クラブHPに、佳多山大地さんによる『容疑者Xの献身』評が(こちらのページ。『容疑者〜』及び『火車』未読だと全文読めませんが)。さんざん妙なふうに騒がれちゃったけど、本格だろうがそうでなかろうが、『容疑者〜』はとてもよく出来た小説だと思います。未読の方は変な先入観を持たずに、ぜひご一読を。そんなに分厚くありませんからサラッと読めちゃうし、シリーズ前作(『探偵ガリレオ』 『予知夢』)を読んでなくても、ネタバレはありませんから大丈夫。え、文庫化を待ちたい?それだと来年か再来年になっちゃうかな。話題作だったから意外と早く文庫になるかもね。
 宮部みゆきさんの『火車』もすごい小説だったなあ。親本が出たのが14年も前だから、若い方は読んでいらっしゃらないかも? こちらは文庫になっていますので、ぜひ〜。

9月13日 ドラマ『カクレカラクリ』は録画中。お、ひらっちが出てる〜。

▽ 第16回なぞがたりなばり講演会、掲示板にも書いていただいたように、受付開始から一週間で70名の申込みがあったとか。すごーい! 迷っている方は早めに申込んだほうがいいかもです。

▽ 12日、「野性時代」10月号発売。ですが『Another』は休載なのかな。そっか先月はいろいろ大変だったから‥

「空手初段の“文学少女”桜庭一樹さん」ってすごい紹介の仕方だなあ。『少女七竈と七人の可愛そうな大人』は近々読む予定。

▽ 約束ひとつすっ飛ばして大顰蹙を買ったり、仕事でポカをしたり、かと思うとこんなお友達が増えたり、何かと浮き沈み激しい今週のmihoroさんです。週末に大きな予定があるんだけど、急に涼しくなったせいで体調急降下。やばいぞ自分大丈夫か。あ、ぬいぐるみは『ぶたぶた』のモデルになった「ショコラ」だよ。県内で売ってるお店を見つけたのでした。

▽ 坂木司『青空の卵』(創元推理文庫)読了。米澤穂信さんの作品がほろ苦いビターチョコだとしたら、こちらは甘々ミルクチョコでしょうか。謎を解決する糸口の見せ方とかひっくり返し方とかにセンスを感じました。それにしてもよく泣く主人公たちだなあ、自分の歪みにちゃんと気づいているから、嫌いではないけどね。

9月14日 トップの言葉を書くために『エイリアン通り』をひっぱり出してきたら、ついつい読みふけってしまいました。名作!

▽ 来週は京大での講演会ですね。既に申込みが450名を越えているとか。定員500名ですから、まだの方はお早めに。なぞがたりなばりといい、綾辻さんの人気はすごいなあ。

▽ 明日発売の「GIALLO」、すでに目次が出ています
   大好評イラストルポ「作家の仕事場」──綾辻行人の書斎 磯田和一
   特別短篇──八月三日その夜の出来事 「洗礼」(前篇) 綾辻行人
 短篇は前・後篇のようなので、私は後篇が出てからまとめて読もうと思ってます。光文社だから「患者シリーズ」かなと、漠然と予想していたのですが、この副題だと違うみたいですね。

9月15日 新刊どころか小説本すらあまり読んでいない(週1冊ペースがやっと)今年の私には無縁の企画ですが‥

 原書房の「2007本格ミステリ・ベスト10」今年も読者投票があるそうです。探偵小説研究会にも告知が。今年は過去10年(1996-2005)の作品を対象とした「オールベスト・ランキング」も行うとか。締切は10月4日。通常(今年分)の投票フォームは‥まだ用意されていないかな。
 来年は「新本格20周年」‥というより私にとっては「綾辻行人デビュー20周年記念」の年。どんどんぱふぱふ。

▽ 探偵小説研究会「二階堂黎人様のご質問への回答」。さあ黎人様次はどうする?

▽ 西原理恵子『いけちゃんとぼく』(角川書店)。暖かい、包み込まれるようなマンガでした。ラストは「へえ、そういう話だったのか」とちょっとびっくり。いけちゃんみたいなお母さんになれたら、いいなあ。

 大山誠一郎『仮面幻双曲』(小学館)。トリックには大いに感心、伏線の拾い方もきちんしてますね。欲をいえば、昭和20年代という時代を感じさせる描写や会話をもっと盛り込んでほしかったな。途中、読者の関心をトリック以外の部分にも向けさせることが出来ていれば、終盤のサプライズがより大きくなったのではないかと。正直、論理的にではないにしろ、犯人の予想がついてしまったので。

▽「GIALLO」磯田さんの書斎探訪ルポで「本棚に隙間がある」人は初めて見た気がします(笑)。そのくらい綾辻さんの家は広いんですね。話には聞いていたものの、庶民の私はびっくりを通り越し、唖然。25畳の書庫と15畳のギター(演奏)ルームと16畳のシアタールームと‥って、これほんとに個人の家? 
 小説のほうは「どんどん橋」系列の、かなり難易度の低い犯人当て小説、だそうです。後篇の載った冬号が出てから、まとめて読もうっと。

 

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