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 Ayalist 2006年11月の日記(前半)

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11月1日 今週中に終わるでしょうか、がんばります。

▽ 11月の綾辻さんは、「野性時代」の連載と本格ミステリ作家クラブの今月の一言、今のところそのくらいかな。

『貼雑年譜』立ち読みで中身が覗けるよ。

「ケータイ文化圏とネット文化圏の深い溝」ネットユーザーは実は特殊な人種、そうかそうなのか。そういえば、J-ミステリ倶楽部も終わっちゃったし、Ayalistで作ってみようかな、携帯サイト。

「『東京タワー』が200万部突破」。ドラマ化映画化本屋大賞、売れる要素ばっかりだもんなー。“小説”とはあまり思えないんだけど、でもこれぞ「著者がどうしても書かずにはいられなかった」物語で、だからこそ人の心を打つんだと思います。

▽「電車の中でひとは何を読んでいるのか、探偵する話」は、『三四郎はそれから門を出た』でいいのかな?>葉月さん。よっしゃ、読むぞー。

11月2日 

▽ 古処誠二さんの『UNKMOWN』が、今月10日に文春文庫で出るそうですが、メフィスト賞受賞作なのになんで講談社文庫じゃないんでしょう? 『少年たちの密室』も『フラグメント』という名で新潮文庫から出てるし。なんでかなあ。
 今月の文庫新刊は、角川ホラー文庫の『姉飼』が楽しみ。この表紙は七戸優さんですね、ふっふっふ。
 そうだ、『Star Salad』も買わなくっちゃ。

「米澤穂信の“青春以前小説”」(円堂さんの日記より)。「小説すばる」のインタビューはまだ読んでなかった、「活字倶楽部」のは読んだけど。秋期限定はモンブランからマロングラッセに変わったようですね。

11月3日 

▽ 第16回なぞがたりなばり講演会、講演部分のレポ、書けました〜。あとは質疑応答とサイン会のことを書けば完成ですっ。そういえば、レポを書き始めたのがちょうどハロウィンの時期だったので、乱歩と全く関係のない背景絵になっちゃって、すみませんです。
 今回の講演会の名言は、すえひろさんが掲示板に書いてくださった「出会う人は出会うべくして出会う、そして出会ってしまった人は深く愛してくれる、それが本格ミステリ」ですね。ちなみにこの後の質疑応答では、初めて明かされる『殺人鬼 III』の構想とか、「安楽椅子探偵」解答のコツとか、興味深い話がいくつも聞けたので、お楽しみに。

11月4日 米澤穂信講演会レポ(名無しのオプの鳥頭読書日記)。秋期限定は「ひぐらしのなく頃に」までですか、そうですか(^^)。

11月5日「なぞがたりなばり」レポート、書けました

 綾辻さんに関しては、小説のみならずエッセイやインタビューの類いもほとんど目を通しているので、おっしゃる内容がパッと分かって、テープ起こしの作業もとっても楽。これが綾辻さん以外の方になると、単語そのもの(書名とか)から調べなくては書けなかったりして、大変なのでした。ゆっくりはっきり喋ってくださるので、聞き取りやすいのもありがたいなあ。レポ書きって一仕事だけど、ある意味「至福の時間」です。

11月6日「2007 本格ミステリ ベスト10」本日24:00投票締切です。今年は何がベスト10に入るのか、いまいち予想がつかないなあ。

11月7日 ミステリーランドの新刊が出ました。山口雅也さん『ステーションの奥の奥』。

▽ 道尾秀介『背の眼』(幻冬舎)読了。著者と私、怖さのツボが似てるんじゃないかな、ホラーな部分の文章のリズムが絶妙で、楽しまさせていただきました。読む前は地味に思えたタイトルが、今では怖いのなんのって。文章にただようそこはかとないユーモア、伏線を丁寧に回収する様もとっても好き。
 三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』(ポプラ社)読了。「エッセイがとても面白い」と常々評判を聞いていて、それプラス題名と装幀に惹かれて手に取った一冊。なるほど、何度も声に出してガハハと笑っちゃいました。平等な視点と、物事に対する素直さがいいなあ。 

11月8日 本格ミステリ作家クラブ「今月の一言」。ああ、台湾の記事もまとめなくっちゃ。

▽ 鮎川哲也賞・ミステリーズ!新人賞贈呈式レポ。今年は写真はなしですか‥。

▽ こんなのあるんですね、「読ませ大賞」

▽ ひらいたかこ個展、12/1〜9 飯田橋Puppet House Galleryにて(情報元:パン屋のないベイカーストリートにて)。「ミステリーズ!」の表紙を飾った立体作品や、繊細なタッチの美しい原画‥うわ、見たいなあ。

11月9日 taipeimonochromeで、台湾の雑誌「野葡萄」に掲載された綾辻さんの記事を翻訳してくださってます。こちらこちら

 元記事を書いた方、赤いスニーカーはコンバースじゃないと思うし、「辻」の字が点二つなのは画数の問題だと‥というのは、図々しくもコメント欄に書いちゃいましたが、もうひとつ、「特に好きな作家といえばクリスティ」もちょっと「え?」と思いました。十角館はたしかに『そして誰もいなくなった』へのオマージュといえる作品ですけど、欧米の好きな作家を訊かれて「クイーン」と答えている綾辻さんほうが印象深かったもので。

11月10日 明日発売の「野性時代」12月号、新創刊3周年記念「新境地短編」の執筆者がすごいったら。

あさのあつこ、有川浩、有栖川有栖、いしいしんじ、石田衣良、伊藤たかみ、歌野晶午、冲方丁、大崎善生、加納朋子、小池真理子、重松清、朱川湊人、鈴木光司、辻村深月、恒川光太郎、中山可穂、梨木香歩、西村賢太、橋本紡、畠中恵、坂東眞砂子、三崎亜記、道尾秀介、米澤穂信
‥もしかして、短篇というよりショートショート? だってこの他に通常の連載もあるんだよ、ページ数が膨大になっちゃう。‥ってまあ、明日実物を見れば分かることです。

11月11日「野性時代」12月号発売。『Another』連載第5回です。

▽ 携帯電話をお持ちの方にお訊きします。表示は、全角で横何文字でしょうか(良く知らないもので‥)。
というわけで、お久しぶりのアンケートです、どうぞよろしく。(11/12〜11/20)

11月12日 

▽ 検索で見つけた、他の方のなぞがたりなばりのレポ。終わりの方に、あの日の要約筆記にもふれられていて、うーむ、私は「たとえ誤字が多くても、ああいうことはやらないよりはやったほうがいい」と思うんですよね。手話通訳と要約筆記がデフォルトである講演会、こういうのが当たり前な世の中になってほしい。編集さんがいらしてたんだから、字をチェックする目的で横に座ってもらうとか、より良くする方法はあると思うんだよなあ。

11月13日 

▽ 一人囃子さんによる「リーディングカンパニー」レポ。彦根城って(笑)。あの文士劇は‥ううむそういう評価でしたか。私はひたすらDVD化を待っているんですけどねー。

「来年新創刊となる本格ミステリ小説評論本」「作家氏のグラビアの撮影」、ちょっと気になります。

▽ 愛田真夕美『マリオネット』(白泉社文庫)一巻の解説は谷山浩子さん(みゅうさん情報)。愛田真夕美さんの絵が好きで、劣等生徒会の頃から愛読してました。『マリオネット』は、正直「黒のコレット」あたりになるとストーリー的には‥だったけど、初期の短篇は密度が濃くて大好き。コミックスは持ってるけど、文庫も買おうかな。今月は『パズルゲーム☆はいすくーる』14巻も出るんだよなー。

11月14日 

▽ ここ2、3日で欲しいと思った本をつらつらと書き出したら、25冊にもなっちゃったけどさあどうしよう、一度にはとても買えないぞ。ポイント目当てでネット書店をつい利用してしまうんだけど、地元の本屋さんも使わないと、ますます私の好みの本を入荷してくれなくなっちゃいそうで‥悩むところです。

11月15日(昨日の続き)まずは9冊をネット書店で買うことに。ぽちっ。ああ、お金が飛んでいく‥

▽ 画像が小さくて見にくいけど、多分綾辻さんの推薦文だと思います。(あちゃ、時間が経つと帯なしの画像になっちゃうのね。なんだよー)

▽ 講談社BOX、昨日初めて書店で実物を見ましたけど、なんだかヤワな銀の箱ですねえ。すでに角が痛みまくってましたよ。

▽ おおっ、『向日葵の咲かない夏』応援企画。今『骸の爪』を読んでいるところです。『シャドウ』も楽しみ。

 

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