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 Ayalist 2007年1月の日記(前半)

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1月1日 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

▽ 1月の綾辻さん。本格ミステリ作家クラブの「1月の本格トピックス」、12日発売「野性時代」掲載の『Another』、「活字倶楽部」2007年冬号(25日発売)掲載の「人気作家大アンケート」、あとは‥情報が入って来たらお伝えします。

1月2日『人形月』特装版付属フィギュア用の衣裳。そうだよね、この値段だよね。買えないので真似して作ってみようっと。

▽ おっと、早速書き忘れておりました。理論社ミステリーYA!の“綾辻行人&牧野修「ナゴム・ホラー・ライフ」”、1月25日よりスタートです。

▽ 元旦はお店はお休み、というのはもう過去のことなんですね。近所のショッピングモールは駐車場満杯で道路大渋滞。郵便局は年末年始開いてるし、働いている皆さんご苦労さまです。

▽ 今年も「はてな年間100冊読書クラブ」に参加します。昨年は73冊(絵本も入れてこの冊数、小説だけだと週一冊ペースでした)と、目標を達成できなかったので、今年は‥まあ、のんびり頑張ります。「ミステリの古典を読むぞ」という目標も、今年こそ。

1月3日 

▽ 迷惑メールが山のように来るので、受信にフィルターをかけていたのですが、必要なメールまでそちらに振り分けられていたようで(><)。「メールを出したんだけど、返事が来ないよ〜」という方々、不義理をしてしまって申し訳ありません。ここ一週間で届いた分には速攻お返事出しますので、お待ちくださいね。

▽ 世間の評判はどうであろうと、ついつい見てしまう年末の紅白。夏川りみの手話を交えた「花」と、「千の風になって」が良かったです。ちなみに我が家の一番人気は三宅アナウンサー(笑)。「声が聞きやすいよね」「人柄も良さそうだよね」と長女さんにも受けてました。

1月4日 新年最初の読了本が『姉飼』ってどうよ(笑)。

 というわけで、遠藤徹『姉飼』(角川文庫)読了。単行本が出た頃に冒頭だけ読んで、当時はそのすさまじさに仰天したものでしたが、平山さんの『〜メルカトル』を読んだ今となっては、なんか普通に思えちゃう(笑)。まわりはどろどろでも芯は愛しかったり切なかったり。四篇の中では「ジャングル・ジム」がすっごく好き。

1月4日(その2) 

▽ 隣市の新古書店で「文庫3冊500円フェア」をやっていたので、ここぞとばかりに『ミニ・ミステリ100』(定価1,200円)を買った私は、良いお客?悪いお客?(笑)

▽ 同人誌『幻影城の時代』発売は今月半ばもう出ているそうです、すみません。書肆アクセスって‥ここですね、ブログでも紹介されてます
 私はTRICK+TRAPに注文して送ってもらおうかな。戸川さん、年末は入院されていたそうですが、もう大丈夫なのでしょうか。

▽ ほんとだ、執筆者の名前が表紙に全部載ってる。今年は分冊じゃなくて一冊なのか。

▽ 第136回芥川賞・直木賞候補作。朝日新聞は「本紙で連載された『ひとがた流し』が候補に」と嬉しそうに書いてました。『失われた町』は装幀が素敵ですよね(候補作、どれも読んでないのでそれくらいしかコメントのしようが)。北村さんがんばれー(いや今さらどう頑張れと)。ツモ爺は選考委員を退任、メッタ斬りでの弄りを見られなくなるのはちょっと残念。

1月5日 

▽  海燕さんが絶賛していた「電話がなっている」目当てで、赤木かん子編 SFセレクション(5)『地球最後の日』(ポプラ社)読了。これはSFというよりは、起こりうるかもしれないホラーだね。すっごく面白かった、五篇ともずっしり心に残りました。
「電話がなっている」は、一部で「トラウマ児童文学」として有名なんだそうですが、女の子があまりにいい子すぎるというか、都合良すぎる点がちょっと不満。でもラスト2ページの恐怖はただ事ではありませんでした。編者による解説はネタバレなので先に読まないでね。

1月6日 雑誌の情報、二つ。

▽「文藝」春号(河出書房新社)の恩田陸特集。「Q&A 綾辻行人・津原泰水・中村航・森見登美彦・本屋大賞実行委員会からの44の質問」、綾辻さんから恩田さんへの質問が載っています。

▽ ものすごく当たり前のことなんですが、綾辻邸は小野不由美邸でもあるわけですよね(笑)。「yom yom」vol.1に「私の本棚 すべての本を一列に並べよ」という小野さんのエッセイが載っています。写真もこれ、例の地下書庫ですよね、「GIALLO」のイラストルポと同じだもん。それにしても豪邸だよなあ。隠し通路や密室もあったりして。館の次作はいっそのこと自宅を舞台に(笑)。

1月7日 もう七日も経っちゃったのか。

 せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草。なずなが「ぺんぺん草」というのは知ってたけど、ごぎょうは「ははこぐさ」、ほとけのざは「たびらこ」のことなのか。春になると庭に咲いてるよ、あれ食べられるんですね、へぇ〜。
 ちなみに秋の七草は‥桔梗?萩?あとなんだっけ、ええと‥(撫子、薄、葛、藤袴、女郎花でした。すぐ調べられるから、ネットって便利)。

▽「書評家のために本があるのではなく、本のため、それを読む人のために書評家がいる。それが原則だ。」かっこいいなあ、杉江松恋さん。

1月8日 子どもたち冬休み最終日。ちっとも宿題の片付かない次男くんに一日中怒りまくって疲れました。ぜい。

▽ 映画『魍魎の匣』製作発表会みゅうさん情報)。椎名キッペイですってよ、大矢さん

▽ 本格ミステリ作家クラブ「1月の本格トピックス」更新。北村さんの書かれた序文がたいそう気になります。

1月9日 TRICK+TRAP、近々閉店。こ、これは‥新年早々、泣きました。mihoroさん、月末上京決定。

1月10日 長男くん私立高校合格(よしっ)。残るは本命の県立です。がんばれがんばれ。

▽  先日読んだSFセレクション、図書館にあったのをいいことに、他の巻も勢いでごっそり借りて来てしまいました。ちょっと失敗したかなーと思いつつ(笑)(家に積読が山ほどあるのに‥ミステリ読みたいのに‥ああ‥)、ちまちま読んでいます。
 で、早速『時空の旅』(ポプラ社)読了。mihoroさん的にはもう、星新一ばんざいなわけで。「午後の恐竜」シニカルかつファンタジック、意外な結末も楽しめて云うことなし。「大英博物館の盗賊」「トインビー・コンベクター」も、おっと思わせる展開があって良かったな。

▽ これから読みます、とりあえず紹介。「メッタ斬り!版 第136回 芥川賞・直木賞選考会」。

1月11日 

▽ TRICK+TRAP、閉店日は2月12日(月)。私は、今月末か来月頭にお店に行く予定。さてその際に、お礼の気持ちをメッセージカードにして、オーナーと戸川さんにお渡ししようと思っているのですが、もし「メッセージ、便乗させて〜」という方がいらしたら、メールで私宛(mihoro1012@yahoo.co.jp)にメッセージを送ってくださいな。責任持ってカードに印刷して一緒にお渡ししますので。
 もちろん実際にお店に行ける人はそれが一番いいし、TRICK+TRAPのメールフォームからメッセージを送るという手もあります。ブログのコメント欄に書き込むという手もあります。でももしかしたら、「個人で書き込みするのはちょっと‥」とか「遠方に住んでて一度もお店に行ったことがないんだけど、ご苦労さまでした、いつの日か再開することがあったらその時は行ってみたいですって気持ちは伝えたい」という方がいらっしゃるかもしれないので。1月25日(木)まで受け付けます。よろしくお願いします。

▽ 悩みごとが袋小路に入って深刻化すると、私の胃袋はブラックホールになります。「過食の典」(笑)。とにかく食べる。吐くまで食べる。でも実際は吐かないので、すべて身となり丸々太る。これが端から見ると、ぱんぱんに太って健康的で、悩みを抱えているようには全然見えないという‥いいんだか悪いんだか(笑)。あと、ものすごい睡魔が襲ってきて、めちゃめちゃ寝ちゃうこともあります。うーん、やっぱり健康的?

▽ バイキンマン自殺のお知らせ知ったかぶり週報経由)。実際の話、バイキンマンって、せっけんで洗うと小さくなっちゃうんだよ(うちにビデオがあります。シャボンダマンが出てくる回だったかな)。手のひらサイズに縮んだバイキンマンが、背中の羽でぱたぱた飛んで逃げていく、そういうシーンがありました。

▽ メッタ斬り!予想、すごいですね、「考えても無駄なんです。いちばん確実に予想するには、中身はもちろん、作家名も作品名も見なくていい。芥川賞なら発表媒体(「文學界」かどうか)、直木賞なら版元(文藝春秋かどうか)だけ見ればOK。これで7割以上は当たる」だって(笑)。選考委員や関係者がこの記事読んで、そんなことないぞと発奮してくれれば良いのですが、ねえ。

1月12日 やさぐれてます(笑)。

▽「野性時代」2月号。『Another』連載第7回です。皆川博子さんと桜庭一樹さんの対談が「魂の姉妹対談」と銘打たれていましたが、ということは桜庭さんは綾辻さんの「業界内叔母さん」?(笑)

▽ 谷山浩子のオールナイトニッポン、1月20日27時〜 一夜限りの大復活! ひええ懐かしい、木曜二部だったんだよねー。当時の私は、文化放送のセイヤングよりニッポン放送のオールナイトニッポン派でした。月曜中島みゆき、水曜タモリ、木曜ビートたけし。明石家さんまが二部やってたんだから、昔の話だなあ(笑)。

1月13日 大森望さんによる「100年500人 SF/ミステリ関係者生年表・暫定版」。一番若いのは‥カケルくんだー。

▽ SFセレクション(2)『ロボットvs.人間』(ポプラ社)読了。やっぱりアシモフはすごいなあ、星新一も手塚治虫もすごいなあ。切ない話の多い中、論文調の「未来世界の構築」は異質、でも歯ごたえあり。ロボットものといえば清水玲子がいるのにーと思っていたら、解説でちゃんと触れられていました、さすが赤木かん子さん。
 続いて、SFセレクション(3)『宇宙の孤独』(ポプラ社)読了。作者の想像力は宇宙より広いかもと感心させられた「棺」。「ヴァーニスの剣士」は笑ったなあ、訳文も上手いね。

1月14日

▽ オムニバス・ムービー『B』DVD完成、絶賛発売中。おおっ、いつの間に。綾辻さんの「バースデー・プレゼント」の映像化です。ご本人も出演されてます。

▽「幻影城の時代」昨日届きました。立派な本ですね、執筆陣も豪華だし。活字がずいぶんと大きい気がしますが、これは仕方がないのかな。

1月15日 あれー、今日は講談社文庫の発売日じゃなかったのか‥。

▽ あかぎかんこ『この本読んだ?おぼえてる?2』(フェリシモ出版)読了。本の探偵シリーズの中で一番面白そうだった「教科書で習ったお話編」を読んでみました。新しい国語の教科書をもらうと、まずは端から端まで読む。特に物語はじっくり読む。そういう子どもだったので、あの頃のワクワク感がよみがえって来ました。昔読んだお話をもう一度っていう人、多いんだなあ(^^)。赤木さんの文章はたまーに暑っくるしい時もあって、また取り上げられていのが自分が昔読んだものより、自分の子どもの教科書で読んだものの方が多かったのはちょっと残念だったけど。

 私が覚えている教科書で習ったお話って、
「走れメロス」太宰治 「坊ちゃん」夏目漱石 これは中学の時だよね。
「大造じいさんとガン」椋鳩十 題名ははっきり覚えてるけど、内容は‥(汗)。
「白いぼうし」あまんきみこ ああ、夏ミカンの匂いがする‥。
犬とニワトリが出て来て、「見てるだけ見てるだけ」っていうやつ(題名が分からない)。
長いタケノコがでてくる話(挿絵は何となく覚えてる)。
「竜飛岬」青函トンネルを掘る話だったような。 「キュリー夫妻」伝記も教科書で読んだような。
「二つの面」久保喬 うわあ、「小学校国語 教科書題材データベース」なんてのがあるのね、そこで検索して作者名が分かりました。この話ははっきり内容も覚えてます。
 小学校一年生の一番最初は「さくら さくら あさのみち ことり ことり あおいそら みんななかよし一年生」これ、メロディーもついてたよ(笑)。 

▽ 今晩は『マリオネット(4)』を読みまーす。コレット以降の物語は読むの初めてかも。わくわく。

 

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