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3月16日 日記の背景は「絵はがきの町」です。
▽ MYSCON8、昼の部ゲストは、海堂尊さんと桜庭一樹さん。インタビュアーは大森望さん。『赤朽葉家の伝説』は、TRICK+TRAPでお会いした松浦さんも大プッシュされていたので、そのうち読むぞ、と。
事前予約受付は、明日から始まるようです。夜の部は、インタビュー等の全体企画は設けずに個別企画で構成とか。
▽ 江國香織『ぬるい眠り』（新潮文庫）は、『きらきらひかる』後日譚となる短篇を収録、ですって。わあ、読まなくちゃ。
3月17日「GIALLO」近隣の書店には置いてないんだよなあ。定期購読するほどは読まないし、まいったなあ。
▽「おっ、「小説すばる」に面白そうな対談が載ってる〜（東野さんとか福井さんとか北村さん・法月さんとか）」新聞広告で知り、本屋へ行って該当記事をチェック。で、そのまま帰ってきてしまいました。したら、綾辻さんのコラムが載っていたとみゅうさんに教えられ、あわてて深夜もう一度本屋へ。
「小説すばる」4月号、綾辻さんの「特別料理」というエッセイが載っています。
3月18日 余部鉄橋といえば『夢千代日記』。そうか架け替えられちゃうのか。
▽ 理論社ミステリーYA！、近所のTSUTAYAになんと、初回配本の三冊が特製POP付きで平積みになっててびっくり。嬉しいなあ（金原瑞人さんの日記3/06によると、それぞれ初版三万部だそうです）。杉江松恋さんは、次回配本の永井するみさん『カカオ80％の夏』について「永井さんは絶対にこれを連作で書かなければならない。でないとおそらく、私から恨まれるであろう。」という、絶賛なんだか脅しなんだか分からない（笑）感想を書いていらっしゃるし、山田正紀さんの『雨の恐竜』も、すごく褒めてる文章をどこかで読んだような（すみません、思い出したら書きます）。
ミステリーYA！、創刊記者会見の模様（とある作家秘書の日常）。注目されてますね、今後も楽しみです。綾辻さんも書いてくれるといいのになあ。
3月19日 e-NOVELSに石持浅海さん登場（次号から）。
▽ 日本推理作家協会会報3月号。囲碁同好会が静かな盛り上がりを見せているようです。斎藤純さんは、50歳にして「一日100キロくらいはペダルをこげる」すごいなあ。リレー・エッセイは、内田康夫さん→森村誠一さん→夏樹静子さんと、なんとも豪華な面々が続きます。次回は赤川次郎さん。
その夏樹静子さん、第10回日本ミステリー文学大賞
受賞の言葉。どんな著明な作家さんでも、こつこつ書いて、書いて、書き続けて今に至る、それは皆同じなんですね。
新・剛爺コーナーは、推協設立60周年記念事業についてのエッセイ。「綾辻行人による＜殺人のための密室＞」実現しますように！
▽ Tomo-sさんによる「中村雅楽探偵全集の味わい方」。欠点と思われがちな部分もふまえながら、読みどころを的確に紹介していて、これぞ、ほんまもんの愛だね。私は“「最後の一行」の味”という部分に惹かれました。読む気にさせる評、見習いたいです。
3月20日 日記の背景は「絵はがきの町」。先月は「水玉時間」でした。
▽ 京極夏彦『狂骨の夢』（講談社文庫）、読了。
暗い海に次々と髑髏が浮かび上がり、ゆらゆら海中を漂っている、そんな印象の物語でした。まさしく題名通り。見通しのきかない闇に光を当て、それらの素性をひとつ残らず解明する京極堂は圧巻。そこまでが長いといえば長いのですが、時おり出てくる榎木津が、澱んだ水をかん回してくれるお陰で退屈しません（笑）。これ、真相を知った上で再読したら、「なるほどこの事件がこういうことで」とすべて分かって気持ちいいだろうなあ。でもとりあえず『鉄鼠の檻』に進むことにします。
3月20日(その2) 鴨ちゃーん（。＞＜。。）
3月21日 昨晩は、『鳥頭紀行ジャングル編』を読んで、追悼。サイバラと鴨ちゃんのツーショット写真、大好き。
▽ ミステリー作家戸松淳矩 あさっての日記。法月さんのエピソードが、いかにもで面白い（^^）。有栖川さんの話の続きも楽しみです。
3月22日 芦辺拓さん、ご結婚おめでとうございます（柴田よしきさんの日記）。そうか協会報1月号は、そういう意味だったのか。
▽「本格ミステリ作家クラブ通信」第26号。予選委員選評が載っています。評論・研究部門は、本になってなくてもいいんでしたっけ？（アンケート結果を見ると‥、巽さんの掲示板の書き込みまで挙がってるよ。）
▽「mixi読み逃げってダメなの？」（ITmedia）。えー、自分はROM専門なので、自分の日記に関しては読んでもらえればそれだけで満足ですけど、もし「読み逃げされた−」と怒ってる人がいたらゴメンなさい‥。
SNSじゃなく通常のサイトでも、無断リンクや断りなしのトラックバックを怒る人もいるからね。ま、郷に入れば郷に従え、相手さまのサイトでは相手のルールに従いますです、はい。
ちなみにAyalistは、リンクフリー、読み逃げオッケー（笑）ですから、気軽〜に見に来てね。昨年秋からアクセス数がだだ下がりで、ヘコんだり反省したりの日々でありますが、どうぞよろしく〜。
3月23日 しばし留守します。次回更新は26日の予定。
3月26日 ただいまであります。
▽「ナゴム・ホラー・ライフ」第3回は牧野修さん。お二人とも、熱く楽しくホラー談議をしている裏側で、相手の知らない隠し玉を見せてやろうと秘かに闘志を燃やしているのではないかしら（笑）。
▽「「毎日かあさん」しばらくお休みします」。鴨ちゃんのカンボジアの写真は、何を写してても、心のフォーカスが西原理恵子ただひとりにロックオンって感じがして。カメラは正直だなあ。
▽ SRの会55周年記念大会レポにいくつかリンク。個人的には、道尾＆米澤座談会に興味津々。
lainの極私的独白inはてな
新・三つの棺−「幻影の書庫」日記（講演会、座談会）
Jubi's Diary（3/18）
桜日記
米澤さんの感想（汎夢殿）
3月26日(その2)
▽ 驚いた勢いで掲示板に書きましたが、こちらでもご紹介。
「うつのみやこども賞」ミステリーランドが4年連続受賞！
第23回うつのみやこども賞に『銃とチョコレート』が選ばれたようです。乙一くんが宇都宮に来るのね。うわあ。
でも正直云うと、『びっくり館の殺人』が候補にならなかったのが残念。子どもたちが決める賞ではあるんだけど、子どもたちに読ませる課題図書（月の本）を選定する時点で、大人のフィルターが入るんですよね。子どもたちの感想、聞いてみたかったなあ。
3月27日
▽ 宇山秀雄氏を偲ぶトークショーが開催されます。
地下室のトークショー／その１
【新本格の20年――編集者・宇山秀雄の仕事】（詳細はこちら）
ゲスト：綾辻行人／有栖川有栖／東雅夫
日 時：5月27日（日）19：00〜
場 所：東京古書会館地下ホール
入場料：2,000円（当日精算）
定 員：80名（要事前予約）
事前予約：観覧希望のトークショーのタイトル、氏名、住所、電話を明記の上、メール、もしくは往復葉書にて申し込む。
応募者が定員以上となった場合は、抽選の上、当選者の方のみに通知。
申込締切：4月7日（土）必着
メールアドレス：chikaten@gmail.com
往復葉書送付先：〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-22 東京組合古書会館内「アンダーグラウンド・ブック・カフェ」
同日16：00からは、権田萬治氏をゲストに迎えた「7階のトークショー／幻影城の時代」も開催されます。
詳しくは、アンダーグラウンド・ブック・カフェの公式ブログ「地下室の古書展」をどうぞ。
ゲスト：権田萬治 聞き手：本多正一
日 時：5月27日（日）16：00〜
場 所：東京古書会館7階会議室
入場料：800円（当日精算）
定 員：60名
事前予約および申込締切：「新本格の20年」と同じ。
3月28日
▽「ポンツーン」4月号に、綾辻さんのインタビュー記事「トリックの仕掛け方」が載っているそうです。「ミステリーの書き方」第2期が始まったんですね。
▽ なまもの！隠し日記で行われた某クイズ、mihoroさんはもちろん「暗黒館の殺人」で出しました。回答が多いのは想定内、というか端っから当選度外視（おい）。ここで綾辻作品を書くのが私のレーゾンデートルだっ（笑）。
3月29日 もうすぐ3月が終わってしまう‥。
▽ 春休み中はなかなか自分の時間がとれなくて、読書もろくに進まず。ああまた、読み終わる前に図書館本の返却日が来てしまった、京極本は読んでも読んでも終わりが見えない、「ユリイカ」買うのを忘れてしまった、前売り買った映画を観に行く暇がない、などなど。
▽ 先日書店で、吉田良さんの『解体人形』改訂新装版を見かけた。おおっ、帯裏に『KATAN
DOLL』の予告が。これは復刊ドットコムでお知らせがあったもののことかな、とにかく楽しみ。
3月30日 作家の読書道第65回「森見登美彦さん」。サイン本プレゼントもあり（1名様だけど）。
▽ 杉江さんの日記（3/30）にある『もしもの世界』が怖すぎる（笑）。
▽ 新生「メフィスト」は4月13日に出るらしい（りほさん情報）。一年経つのは早いなあ。綾辻さんと有栖川さんの対談が載る模様。
3月31日
▽ 瀕死のパソからデータを救出して、ししゃもの滝登りーッッ（意味不明）。新しいマシンを買うべきか、っても「♪おー金もないしー、余裕もないしー」。ああまた今年も何もせぬまま3月末日が来てしまった。来年こそは書けるのか。サイトの不備はいつ埋める。課題山積み、とりあえず今晩はデータセーブに力を注ごう、それではまたっ。
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