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 Ayalist 2007年7月の日記(後半)

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7月16日 つい先ほどまた地震が。新潟・長野の方々、大丈夫でしょうか。

▽ 頭蓋骨の日記で、拙サイトの石田黙展レポを取り上げていただく。恐縮至極。当該ページのアクセス数が10倍に跳ね上がり、正直焦る。

▽「綾辻行人さんに訊く「アイデアはいつ、どうやって生まれるのですか」(2)」(ミステリー作家戸松淳矩 あさっての日記 7/16)。他のエピソードもぜひ聞きたいです。戸松さん、よろしくお願いします。

▽ 日記の背景は「空の終点」。

7月17日 明日のメッタ斬り感想(ボヤキ?)が楽しみだ。あーあ、誰だよ北村さんを落としたのは。

▽ 理論社ミステリーYA!のページがいつの間にかリニューアルされていた。田中芳樹さんサイン会‥は小・中学生・高校生限定。大人だって読むのになあ。

▽ 出版業界の豆知識。そんなあたり前のことわざわざ書かなくても、って内容も中にはあるけどね。「カリスマ書店員がイチ押しする、見る価値あり!の書店一覧」ううむほとんど都内の書店‥。

▽ 講談社BOX & Amazon.co.jp 共同企画「島田荘司 very BEST10」読者投票 受付中(8月31日まで。8月第1週に中間発表)。全レビューを佳多山大地さんが担当。

▽ TRICK+TRAP例会、一昨日の日記に付け足しで。
・坂木司さんの新刊が年内に二冊出る(角川書店からと双葉社から)。先頃出たばかりの『ワーキング・ホリデー』(文藝春秋)と合わせて三冊、出版社をまたいだ連動企画があるらしい。詳しくは挟み込みチラシか帯の内側を。
・恩田陸さんの「給水塔」のモデルが、世田谷区だか江戸川区だかにあるらしい。(ぞぞぞ‥)
・『チョコレートコスモス』を読まなくちゃ>自分。あ、『ドミノ』も‥
・有栖川さんの新作(学生アリスシリーズ)は、1,600枚だか1,800枚だかの大作。「全国行脚でサイン会があるでしょう」と戸川さんはおっしゃっていた。

7月18日 なんとなく笑える、ブログでささやかれる都市伝説

▽ メッタ斬り、敗戦の弁。巡回先のサイトやブログでも、北村さんが獲らないと予想した人は、一人としていなかったもんなあ。ま、それはともかく、自分の場合は作品を読まないとね。シリーズ第一作『街の灯』から読めばいいんだよね。
 そういえば、受賞作『吉原手引草』を初めて知ったのは、四ヶ月も前の杉江松恋さんの日記(3/10)だった。

▽ 第4回ミステリーズ!新人賞は、沢村浩輔『インディアン・サマー騒動記』に決定。詳細は「ミステリーズ!vol.25」(10月発売)に掲載予定。

7月19日 学生アリスシリーズ、題名は『女王国の城』(情報元:りほさん)。

▽ JDCさん経由で知った、ZAKZAKの直木賞関連記事。“北村さんの下馬評が高く、事前のインタビュー申し込みが多かったため、異例の共同会見も行われた”のに、この結果かい。
 選考経過はこちらにも(朝日新聞)

▽ 加納朋子さんのミステリーランド新刊『ぐるぐる猿と歌う鳥』サイン本販売、だけじゃないですよ、なんと「TRICK+TRAP8月例会 加納朋子先生を囲む会」開催決定!すごいですねえ。
 日 時:8月18日(土)13:30〜
 会 場:吉祥寺西コミュニティホール別館
 定 員:40名
 申し込み方法などの詳細はこちらに。例会には行けないけれど、サイン本は買いたい、というのもOK。

7月20日 

▽ 昨日紹介したZAKZAKの直木賞関連記事にも出ていたが、今回の講評は、初めて選考に携わった小川洋子さんと浅田次郎さんが担当されたそうで。でもって、浅田さんの言葉が
「(選考会が)こんなに公平なものだとは思いませんでした
 てことは、何かい?今までは公平じゃないと思っていらしたのでしょうか(笑)。
 新選考委員がメッタ斬りコンビにどうイジられるか、楽しみにしようっと(おいおい)。

▽「書評面「本よみうり堂」の裏話」。東京国際ブックフェアで行われた、角田光代さん・三浦しをんさんトークショーの模様です。へええ、そうやって本を選んでいるのか。

7月21日 

▽ 西原理恵子『毎日かあさん(4)出戻り編』(毎日新聞社)。読むと子育ての原点に立ち返れる。だから、たくさんのありがとうをサイバラさんと、健気なお子さんたちと、そして天国の鴨ちゃんに。これからも、この家族にどうぞ幸多かれと祈らずにはいられない。

▽ 綿矢りさ『夢を与える』(河出書房新社)。キラリと光る文章は少なかった気がするが、それにしても十八歳少女をこんなとこに置き去りにしますか。著者の容赦なさ、好きだなあ。

7月22日 

▽ ガスの点検で、キッチンコンロが不完全燃焼を起こしていると云われ(13年使っている代物なので、仕方あるまい)、中毒で死ぬのはイヤなので(笑)買い替えることに。さあまた出費だ、新しいPC買う日が遠のいたぞ。
 もーねー、mihoroさんのiMacは、電源が頻繁に落ちるだけじゃなく、なんか本体の上の方が10cmくらいヒビ割れてきたんですけど、どうなっちゃうんでしょうか(笑)。アーメン、アーメン。<もうじき読み終わるぞ、『百万のマルコ』。

7月23日 日記の背景は「空の終点」。

▽ 柳広司『百万のマルコ』(創元推理文庫)。各篇お定まりの展開は、さながら「水戸黄門」のように(笑)安心して楽しめた。登場する国々の変わった風習や決まりごとが、謎を解く条件としてちゃんと機能しているところがいい。ミステリが主、物語が従の推理ゲームの趣、でもこういうの好きー。

▽ ふと気付いたら、
乙一作品『ZOO』映画化、DVD化。
    『暗いところで待ち合わせ』映画化、DVD化。
    『きみにしか聞こえない』映画化、公開中。
    『死にぞこないの青』映画化、2008年初夏公開予定。
    『GOTH』映画化決定。エキストラ募集中
伊坂幸太郎作品
    『陽気なギャングが地球を回す』映画化、DVD化。
    『アヒルと鴨のコインロッカー』映画化、公開中。
    『死神の精度』映画化決定、2008年春公開予定。(金城武は合ってると思う)
    『重力ピエロ』映画化決定
    『?』(『アヒルと〜』の中村義洋監督が撮るらしい)
 まだあったら、教えてください。

7月24日 

▽「綾辻行人氏(ミステリ作家)も絶賛の本格折り紙の本です」。『本格折り紙』、私は先週末に注文。本が来るのを今か今かと楽しみに待っているところ〜♪

▽ 7/02の日記に、「発見。夏の百冊 角川文庫」のしおりは何種類あるんだろうと書いたが、本屋に置いてあるブックレットを見ると、「スタジオのセッティングを待ってる女優」「焼き鳥屋の店員」「呑み屋の若い会社員」「書類の積まれたデスク前のおじさん」「映画ポスターの前の親子」「木陰のOL」「海の家の女性」この七種類のようで。
 集英社文庫の「ナツイチオリジナルストラップ」は、頭の上に緑の本が乗ってるヤツをゲット。けっこうカワイイ。

▽「137回芥川賞・直木賞とボロボロの一日」(大森さんの日記7/16〜17)。

7月25日 

▽ ものすごーく悲しいことがあっても、頭の中で鳴り響くのが「♪ 号泣 しても いいですか〜♪」って‥泣けねーよっ!(笑)<スウィングガールズの挿入歌「失恋してもラヴィン・ユー」。

▽ 伊坂幸太郎『チルドレン』(講談社文庫)再読。これを読むと、心の中に風が吹く。ぶわーっと砂ぼこりとかが舞い上がって、目が痛かったりもするんだけど、いろんな物が吹き飛ばされて、スコンとまっさらな気分になれる。自分にとってはそんな感じの小説です(あまりに抽象的で、誰の役にも立たない感想ですな(笑))。

▽ 少し前の話になるが、TRICK+TRAP例会後に本をあさりに行ったブックオフで「会員カード廃止、10月よりTSUTAYAのティーポイントシステムに切り替わる」ことを知る。今までは、買った金額の5%のポイントが付くという、かなりおいしいシステムだったのに、新しいカードだと1%‥これは残念。
 たまっているポイントは、9月までに各店舗ごとに精算しなきゃならん(めんどくさい〜)ため、県下のブックオフを片っ端から回っては、ちょびちょび買い物をして50ポイント未満の端数を使っている。ガソリン代を考えると、得より損の方が大きいんだろうが、使わずにいられない貧乏性の私(笑)。

 というわけで、最近またまた未読の文庫が増えている。図書館から借りてきた本もたまっている。だから再読なんかしてる暇はないはずなんですがmihoroさんってばー(笑)。
 先日紹介した『毎日かあさん(4)出戻り編』も、繰り返し読んでいる。読むたび泣くということはさすがにないが、自分が最初に出会ったサイバラ本が『鳥頭紀行ジャングル編』(このアマゾン取材の後、サイバラさんと鴨ちゃんは結婚)だったせいもあってか、今回の鴨ちゃんサヨナラ編は余計にこたえる。一時期、ロクに洋服も着てない、色も緑とか紫の宇宙人みたいに描かれていた鴨ちゃんが、最初の頃の丸目のかわいい絵に戻ったなあ、なんて。

 あと『ちゃれんじ?』も何故か再読回数やたらと多し。スキーもスノボもおそらくこの先一度もやることはないであろう自分なのに、このハマり具合はなんなのだ(笑)。たぶん、東野さんがすごーく楽しんで書いていて、それが読んでるこちらにも伝染して気持ちが上向きになるからなんだろうな。

 今月末には綾辻さんのエッセイ集が出るので、これまたしばらくハマって抜け出せないこと必至(笑)。京極堂シリーズとか、虚無とか、学生アリスシリーズとか、ああいったいいつ読めばいいんだ‥。

7月26日 

▽  野間美由紀『パズルゲーム☆はいすくーる(16)』(白泉社文庫)。この表紙、みいなちゃんかと思ったら美女なのか。現在のミステリ研メンバーが出てくる「頼もしい後輩」、美女の活躍する「些細な出来事」が特に印象に残った。美女&卓馬、この二人けっこう好きなんだよね(^^)。

▽ 先日、戸川さんに「綾辻さんの新刊(エッセイ集とか暗黒館文庫とか)のサイン本販売の予定はありませんか」と訊いたところ、「綾辻さんの件、来月初めにお目に掛かりますので、話してみましょう」とのお返事が。実現するといいなあ、わくわく。
 来月初めというのはおそらく宇山さんの一周忌、ですね。

7月27日「作家の読書道」第69回:乙一さん。黒板が落ちてくる話だけじゃなかったのか!

「幻影の書庫」さんって、こんなキャラだっけ?(笑) 巷では、柄刀さんの『密室キングダム』や、西澤さんの『収穫祭』、その厚さも内容も話題になっているようだ。『収穫祭』といえばあの表紙絵、いいですねっ。折原さんの日記(7/20)に『ミサイルマン』の表紙ともども取り上げられていて、ああやっぱり折原さんとは絵の趣味が合うなあと思った。アルチンボルドにベクシンスキーね、メモメモ。
 血まみれ〜(^^)    骸骨なのか? 

▽「SFマガジン」9月号、「大森望のSF観光局」に宇山さんの話が。ってかこれ前回の続きなのか、じゃあ図書館で探して第八回も読まなくちゃ。
 拙サイトのレポがお役に立ったようで、嬉しいです。引用ありがとうございます。

7月28日      

 おおっ、エッセイ集の帯も見られるようになったよ。講談社の方のサイン会情報は、あるとしたらここここで告知されるかと。

▽ 青井夏海さんの『雲の上の青い空』(PHP研究所)サイン本販売@TRICK+TRAP。申込み締切は8月9日。

7月29日 

▽ 読売新聞の「ミステリー新時代」、第4回は恩田陸さん×福井晴敏さんという異色の組み合わせ。「作家には自己プロデュース能力が必要(福)」「映画のようにビジュアルがはっきりしてしまうとそこでおしまい、活字の場合は各人が自分の脳内劇場でいろいろなキャラクターをイメージできる、そこが小説の一番の強み(恩)」なるほどなるほど。
 次回(8/26)は、宮部みゆきさん×垣根涼介さん。

7月30日 

▽ 都心部では、そろそろエッセイ集が店頭に並ぶ頃かも。二階堂さんも早速お読みになったようで、「多角的な見地に立つ本格愛の発露」ううむ、意味が良く分からない‥。

▽『ぐるぐる猿と歌う鳥』ミステリーランドのHPに表紙画像が。

「作家と遊ぼう!ミステリーカレッジ」実施概要。わくわくしてきますね。

「星新一 一〇〇一話をつくった人」土曜サロン・第160回(推理作家協会会報7月号)。この本、読みたいと思いつつまだ買ってないんだよなあ。

7月31日 PC、落ちまくるだけでなく、一度落ちたらなかなか起動しなくなっちゃった(泣)。生きてるうちに慌てて更新。

『アヤツジ・ユキト1996-2000』『アヤツジ・ユキト2000-2006』『復刻版アヤツジ・ユキト1987-1995』
3冊同時刊行記念 綾辻行人さんサイン会

8月25日(土) 大阪 旭屋書店 大阪本店 14:00〜
電話での取り置き可。3冊中1冊買えばサインOK。3冊買えば3冊ともサインしてくださるようです。
問合せ:06-6313-1191 要整理券(先着100名)

8月26日(日) 東京 ジュンク堂書店 池袋本店 14:00〜
電話での取り置き可。3冊中1冊買えばサインOK。
3冊買えば3冊ともサインしてくださるようです(その際でも整理券は1人1枚)。
問合せ:03-5956-6111 要整理券(先着100名)

 

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