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 Ayalist 2008年1月の日記(前半) 

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1月1日 年内もう一回更新‥するつもりが、年が明けてしまいました(汗)。

2008年、今年もよろしくお願いします。子年、綾辻さんは年男ですね。2月に待望の新刊が、その他にも『Another』の連載が一冊にまとまる‥かな? 良い年になりますように。
日記の背景は「フィンランド」。

1月2日 

1月の綾辻さん。今月発売の「活字倶楽部」にコメントが載るかもしれません。

2007年に読んだ本、綾辻作品以外で特に印象に残ったものを挙げてみると、
『毎日かあさん(4)出戻り編』、『檸檬のころ』、『ちゃれんじ?』、『蹴りたい背中』、『1950年のバックトス』、『遠まわりする雛』、あと「キング・タイガー」(『小説こちら葛飾区亀有公園前派出所』所収)。あれれ、ミステリやホラーはどうしたの?ってラインナップですね(笑)。
2008年は、本格ミステリ大賞候補作(今月末か来月頭に発表になるでしょう)五作を読むために、まず学生アリスシリーズを読破する予定(当然『女王国の城』は候補になるだろうからね)。そうそう、京極堂シリーズを昨年のうちに読み終える予定だったんだけど、絡新婦の冒頭部分で挫折しております(苦笑)。もう、邪魅が文庫になるまでに読み終われればいいやー。先日本棚を整理して多量の未読本を把握したので、それらを順に読んでると、一年あっという間に終わっちゃうな(一年じゃとても読みきれない分量なのだこれが(汗))。そもそも自分は、「読むスピードがめちゃ遅い」「気に入った本は何度も何度も繰り返し読みたい」「そのくせ気になる本をついつい図書館で借りてきて、そっちは期限があるから読むのが優先となり」ますます未読本がたまるという悪循環なのでした。♪計画性もないしー、学習能力もないしー(字あまり)。

1月3日 

昨年も親子三人(私と長女さんと次男くん)で見ました「紅白」雑感、しばしお付き合いのほどを。
「紅白視聴率、2部はワースト2位」だそうですが、むしろ後半のほうが良かったなあ。新司会の鶴瓶は冒頭こそどうなることかと思ったけど(笑)、 さだまさしが出てきたあたりからの、自身の交友関係の広さや人柄のにじみ出たしゃべり、今までにない味で心に残ったよ。/紅白仕様のメドレーより、一曲をじっくり聴かせるほうがいいと思うなあ。もっとも、最後の阿久悠特集はメドレーにしてたくさんの曲を聴かせてほしかったかも。/演歌が多い(長女談)。昼間にラジオでやってた、着うたダウンロード回数ベストテンに出てきた歌手なんかは、ことごとく出演しないのね。/うわ、長山洋子、さらに歌上手くなったなあ。/その昔、欽ちゃんの番組をよく見てたので、クールファイブの面々はお馴染みさん。「明るい農村」宮本さん全然変わらないなあ。「脅威の世界」の小林さん、その髪型はどうかと(笑)。/おしりかじり虫ってそんなに面白いか?でも次男くんは喜んでました。/小林幸子、衣装というかセット(笑)の舞台裏をちらりと見せてくれたのが面白かった。/マッキーの胸の赤いのは‥エビ?(笑)/「蕾」は、紅白効果でさらに売れそうだね。

1月4日 

受験生を抱えているので、どうにも正月気分じゃなかったなあ。長男くんは昨日から部活だし、慌しい我が家です。年明けからは、テレビもまともに見てないや。

1月5〜6日 どっと疲れたり、忙しかったり。

1月7日 

今日締め切りの仕事(渡されたのは昨年末)をずっと放っておいたため、昨日からてんてこ舞いだった私。冬休みの宿題、「年末の大掃除で棄てちゃったかもしれない‥」と今頃探し始めてる長男くん。親子、なんでこんなとこばっかり似るかなあ(笑)。

「小説推理」2月号、ミステリーカレッジの「ゲーム化会議」が記事になってます。カラーページもあって、今までで一番扱いが大きいね。「オール讀物」には「回想の推理作家たち」が載るそうだけど、次号なのかな。「ミステリマガジン」は、売ってる書店が近所になくて確認できず。

内容も面白いし、題名のセンスもいいね。「空に木を加える」知ったかぶり週報経由)。

本格ミステリ大賞座談会のときに話題に上っていた、あのリレー小説『吹雪の山荘――赤い死の影の下に』がついに本になるんですね。座談会といえば、今年も北村さんはやる気満々のようで。楽しみにしています。

『KATAN DOLL RETROSPECTIVE』、綾辻さんが巻末に文章を寄稿されています。私はDVD付きのほうを買おうかなあ、装丁は通常版でもいいんだけどなあ(マリアの心臓で予約受付中)。

1月8日 

早くもこの季節がやってまいりました、メッタ斬り!版第138回芥川賞・直木賞選考会。メッタ斬りと云えば、来月公開収録トークショーも行われます。ゲストは長嶋有さん、石田衣良さん。

本格ミステリ作家クラブ、1月の本格トピックス。有栖川さんのコメントのカッコいいこと!

衝撃のある映画ベスト10(新・三つの棺−「幻影の書庫」日記)。これは思いっきり私のツボだぞきっと。参考にさせてもらいます。そうだ、「プレステージ」DVDも出てたよね、そのうち見なくっちゃ。

「ダ・ヴィンチ」の広告で知ったんだけど、『秘密』アニメ化だって、え〜っ。今月末には四巻が出るのね。

1月9日 受験生を抱え、落ち着かない日々を過ごしております。

1月10日 

講談社ノベルスの「特製ブックカバー&25年全著作リスト」全員サービスに応募するべく定額小為替を購入したら、「手数料100円いただきます」「は?」 民営化前に応募すりゃ良かったよ(笑)。
講談社ノベルス「特製しおり」25枚完全セットプレゼント。締め切りは2月末。

2008年最初の一冊はこれにしようと前から決めておりました、『深泥丘奇談』(と云ってもまだ本にはなってないんだけどね。雑誌を切り抜いたものを束ねて読みました)。
連作短篇なので骨子はもちろん共通してるんだけど、その中にもいろ〜んなタイプのお話があって、すごく面白かった。情景だけでなく、「音」がとても効果的に使われているのも好みだなあ。何度も読んでると、書かれていない部分にまで想像が広がってきて、さらに楽しいです。詳しい感想は、近いうちに「こころおきなく。」に書いておきますね。
最近歯が痛いので、かなり切実に「〇〇〇〇〇」が欲しいです(笑)。15分くらい我慢しますから、ぜひ。

1月11日 

島田荘司さんの大河ノベルがいよいよ始まりますね。連続刊行ってだけでもすごいのに、平行して『占星術殺人事件 改訂完全版』も出しているとは。驚異的な仕事量。
『Classical Fantasy Within』刊行記念サイン会(詳細はこちら
日 時:1月19日(土)15:30〜
場 所:有隣堂ヨドバシAKIBA店 店内イベントコーナー
備 考:要整理券(先着100名)
「当日は、整理券と購入された際のレシートを持って」とは書いてあるけど、買った本も持って行かなくちゃだよね、お忘れずに。

1月12日 

海燕さんのところで知った記事、「書評サイトに対する作り手側の視点」。ううむ。自分は書評サイトではないけれど、いろいろと考えさせらますね。部室で仲間内としゃべってるレベルでブログを書いてはいかんとは思うけど、つい「どうせそんなに読まれちゃいないんだ」と甘えてしまうこともあるからなあ。

1月13日 「野性時代」2月号。『Another』連載第17回です。

書店で見かけて、気になっている本。

ミニチュアかと思いきや、実際の風景らしいんだよね、これ。どうやって撮影したんだろう?


ゴージャス。空から、というところもポイント高し。

1月14日 

「直木賞のすべて」。候補作についてのハミダシ情報が面白いです。選考会は16日。

1月15日 

映画『魍魎の匣』ようやく鑑賞。テンポが非常に良く、昭和二十年代を再現したオープンセットは圧巻。姑獲鳥の時は、坂といい医院といい、ハリボテ感が抜けなかったからなあ。美馬坂研究所もなにげに凄かった。テーマ曲(東京事変の曲じゃなくて、その前にかかる曲)も良かったです。
姿勢も恰幅も滑舌もいい関君とか、回る京極堂とか、珍しいものもいろいろ見られたし(笑)。クドカンはコートを着た細いシルエットがイメージぴったり。鳥口君はたしかもっと、撮影機材を担いで歩くがたいのいい男なんだけど、しゃべりっぷりはいかにもって感じでハマってましたね。柄本っちゃんも上手いなあ。
最後まで息をもつかせずのエンターテインメントに仕上がっていましたが、私にとっての『魍魎の匣』は木場修の物語なので、それがばっさり削られたのは予想通りとはいえ、なんだかなあと。宮迫君はちゃんとがんばって演じてるんだけど、描かれ方がどうにもおざなりというか、箱に入ったり出たりの行動が意味不明。ま、あの原作をそのまま映画にしたら二時間に収まりませんからね。加菜子と頼子の絡みなんかも、詳しくは原作を読んでね、と。
あと。アレはやっぱり、みっしりしてほしかった。

映画のパンフには、京極さんはもちろんのこと、貫井さんのインタビューも掲載。そうだ、新聞広告に載っていたという綾辻さんの推薦文、結局こちらでは見つからなかったんですよね。どんな文章だったか、もし分かる方がいらしたらお願いします。

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