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 Ayalist 2008年2月の日記(後半) 

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2月16日 嬉々としてジュンク堂に電話したら「受付まだです」と云われてがっかり。

今野敏『隠蔽捜査』(新潮文庫)読了。文章のリズムが軍隊の行進みたい(笑)、ざっざっとひたすら同じペースで前に進んでいく感じ。単調ではあるが読みやすかった。物語も予想通りの展開で、意外性はないけど安心して楽しめる。テレビドラマにしたら面白そう。

2月17日 

「篠突く雨」から「『フリークス』のあとがき」を連想するヤツは私ぐらいだろう(笑)。で、日記の背景は「放課後」です。

「新しき謎の仕掛人」。このフェアを見に、地図を頼りに行ったこともない本屋へ。なるほど、著者の手書き帯を巻かれた本が並んでいました。「ミステリー界のドリアン」が受けたなあ(笑)。
で、上記ページのプレゼントに応募したらなんと当選しまして、先日「新刊ニュース」2月号が届きました。「新しき謎の仕掛人」エッセイ以外にも、恩田さんのエッセイがあったり(『いのちのパレード』裏話だよ、うわあい)、小さい冊子だけど中身は充実。今月発売の号には海堂さんや北村薫さんが載ってるようだし、これって本屋さんで普通には売ってないのかな。

殊能さんも「ケータイ大喜利」チェックしてたのか。

2月18日 

「美味しい昆虫食ライフ/虫食む人々の暮らし」(Junkland)。綾辻さんの「特別料理」の世界ですね。私は小さい頃、栄養があるからと蜂の子のバターいためを親に食べさせられたことがあります。キモチが悪いというよりは、香ばしくて美味しかった覚えが(笑)。

2月19日 「週刊現代」読みましたよ〜>カリスマ書店員さま。次回も楽しみ。

本格ミステリ大賞の候補作をぼちぼち読んでいます。今年はなんとか五作品、五月までには読み終わるかな。やっぱり本格はいいねえ(うっとり)。

と云ってるわりには、2月は映画三昧してます。TSUTAYAの半額レンタル、以前は週イチだったのが回数減っちゃって、カードで払うとTポイント増ってのもなくなっちゃって、うーむむむ。

2月20日 

推理作家協会会報2月号、道尾さんのエッセイがとてもユニーク。辻真先さんもいつものごとく、いい味だなあ。

殊能さんも「文句なしにおすすめいたします」と褒めていた、ジョン・スラデック『蒸気駆動の少年』発売記念のトークショー&サイン会が行われます
出演:柳下毅一郎さん、法月綸太郎さん、大森望さん
日時:2月24日(日)17:00〜(開場16:30予定)
場所:オリオン書房ノルテ店(立川)
備考:入場料500円。要予約。サイン対象書籍については上記リンク先を見てね。
お、今年のメッタ斬りの副題は「たいへんよくできました編」ですか(笑)。以上、久々に更新された大森さんのHPより。

2月21日 この前の日曜、新聞広げて思わず「おおっ!」と。「もう誘拐なんてしない 東川篤哉さん」(朝日新聞)。

2月22日 

先日は芥川賞の、今日は直木賞の選評をぱらぱらと立ち読み。選評ウォッチングは今後もぜひぜひ続けていって欲しいですねえ、メッタ斬りコンビに。シンちゃんもジュンちゃんも、今回は蚊帳の外って感じ?

2月23日 「ボコボコ」ってどんなんでしょう?帯の画像が小さくて読めないや。

2月24日 某OVA発売で週末は祭り状態だったmihoroさん。飛田さん神! エンディング呆然(笑)。

こっちもお祭りです。『深泥丘奇談』がモノスゴイ!(幻妖ブックブログ)。装丁もスゴイけど、中身もモノスゴイですからね。お楽しみに〜。

2月25日 池袋のサイン会、整理券配布は26日10:00から。いよいよですね。

「ことばといのち 次世代へのメッセージ」(毎日新聞)。登場作家は、大沢在昌さん、石田衣良さん、逢坂剛さん、北方謙三さん、小池真理子さん、楡周平さん、東野圭吾さん、福井晴敏さん、宮部みゆきさん、唯川恵さん。サイン本プレゼントもあります(締め切りは2/29)。

「この人の書斎が見たい!」(「月刊PLAYBOY」4月号)。いいなあ書斎。自分の部屋が欲しいよなあ(主婦のぼやき)。

2月26日 

ニュースになってます、「小野不由美 待望の新作」

ミステリーカレッジ・レポ。「オール讀物」3月号に「ミステリー作家、怪物たちの記憶 回想の推理作家たち (佐野洋×三好徹×西村京太郎 司会・大沢在昌)」が、「ミステリマガジン」4月号に「誌上再現 OK講堂の決闘 (逢坂剛×菊地秀行×樋口明雄×霞流一)」が掲載されました。これで最後かな。

2月27日 

「川上さん、桜庭さん 意欲語る 芥川賞・直木賞贈呈式」(朝日新聞)。桜庭さんがお着物だー。

石神役は京極堂ですか。どんな映画になることやら。

柄刀一『密室キングダム』(光文社)読了。名探偵って、真相の一端をつかんでもなかなかそれを披露せず、そうこうしているうちに死体が増えちゃうってパターン多いよね(笑)、でもこの小説はそうした焦らしは一切なし。次々と繰り出される密室の謎は瞬く間に解かれてゆきます。あまりに綺麗過ぎて現実味に乏しいきらいはあったけど、うん、堪能しました。
あと、柄刀さんの小説は、ハンデを持つ人との関わり方について学ばされることが多いのよね。作者の志の高さ、大いに買いたいな。
 

2月28日 うちの近所ですら一冊入荷してたので、皆さんの最寄りの書店にもあるでしょう、きっと。

というわけで、『深泥丘奇談』発売です! ばんざーいばんざーい。
ボコボコというか、ごわごわした本でした。表紙をめくると、見返し部分がえらく綺麗でびっくりします。カバーをはずすと、裏表逆というとんでもない造形にまたまたびっくり。ここまでやったなら、オフホワイトのカバー裏面にも工夫が欲しかったな、びっしり「ちちち」と印刷するとか(怖!)。
本文中にもイラストが入ってるんですね。絵を描かれた佐藤昌美さんはこの方かな
おお、早速taipeimonochromeさんが感想を書いていらっしゃいます。<覗いてみるのは本を読み終わった後の方がいいかも。「本格ミステリ的な仕掛けを愉しむ讀みを提案」とか、「楳図漫画との共通点を楽しむ」とか、いろいろな視点から楽しまれたようです。

2月29日 

bk1に注文した『深泥丘奇談』が本日到着。嬉々として袋から出したら、あれ、帯が付いていないぞっ!(怒) 交換可能ですかと問い合わせたら、送ってくれるそうです、帯だけ。ええと、その帯はどこから持ってくるの?在庫から抜いて?

マイ・ブックシェルフ『深泥丘奇談』。東雅夫さんの推薦文は、綾辻さんの対談が載ってた「幽」にあったのと同じかな。

メディアファクトリーのHP。『深泥丘奇談』の動画が見られます(と云っても、表紙と帯の言葉を加工したものですが)。

矢崎存美さんのところにも『深泥丘奇談』届いたようです。他の作家さんのページでも『深泥丘奇談』を紹介しているところがいくつか。二階堂さんは本格じゃないと読んでくれないのだろうか‥。

祖父江慎さん情熱語録(リンク先の下のほうね)。テレビを見られなかった方はぜひぜひ。ああでも、「〜!」って話し方じゃなかったなあ、もっとソフトな感じでした。
ちなみにここ、木の葉燃朗の「本と音楽の日々」というブログで教えてもらいました。このブログ経由でもうひとつ、「坊っちゃん文字組101年」。うわ、これすごーい!

情熱大陸といえば、桜庭一樹さんの回は録画したけどまだ見てないや。桜庭さんの直木賞授賞関連のエッセイは、東京創元社の「続・桜庭一樹読書日記」でも見られます。おお、宇山さんのお名前も登場。

「ポンツーン」3月号、「ミステリーの書き方」連載はまだ続くようです。今月号の神崎京介さん、ミステリーのミの字も出てこないんですが(笑)、自分の小説の書き方をとっても真摯に語っておられて、なるほど〜と思った箇所がいくつも。

今月はたくさん映画を観たなあ(含DVD)。感想はブログのほうに。しまった、今月中にレポを書き終える予定が‥(すみませんがんばりま〜す>N市のAさん)。

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