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 Ayalist 2008年7月の日記(後半) 

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7月16日 いつもは即日なのに今回は一日遅れ、テンション低ーのメッタ斬り芥&直コメント

法月綸太郎さん『しらみつぶしの時計』(祥伝社)刊行記念サイン会。8月1日(金)18:30〜 三省堂書店神保町本店 1階特設会場にて。詳細はこちらに。先着100名。

え、『赤んぼ少女』なの?『赤んぼう少女』だった気が‥。ともあれこの映画、写真を見るとけっこう怖そうです。シアターN渋谷にて8月2〜29日ロードショー。へえ、楳図さんの対談なんて企画もあるんだ。

推理作家協会会報6月号。台湾推理作家協会とかカレセンとか。

ようやく観てきました、インディ・ジョーンズ。ハリソン・フォードはタフだねえ。リヴァー・フェニックスが生きてたらなあ‥とちと思ったりも(生きてたら37歳なのか)。スター・ウォーズの最初の映画が封切られたときはまだ中学生だったので、リアルタイムで観ておらず、そのせいか思い入れもさほどではないんですが、インディ・ジョーンズは三作ともばっちりロードショー公開時に映画館で観てるんで、もうあの音楽が鳴っただけで胸がワクワクしてしまうのね。次から次へのジェットコースター的展開、適度なユーモア、蛇やら虫やら、オカルトな謎部分は荒唐無稽ではっきり云ってどーでもいい(ってか途中、「****遭遇」が混ざってませんでした?(笑))ってあたりも従来どおりで楽しめました。私は二作目が特に好きだったんだけど、あのベトナム人の少年は、今は映画のスタッフとして活躍しているようです。ほお。

7月17日 

相変わらず数ページに一度は爆笑してしまう、『文学賞メッタ斬り!2008年版たいへんよくできました編』。トークショーのゲストが、取れない作家でなく取れちゃった作家だと、こうも雰囲気に余裕があるものなのかい(笑)。大森さんのツッコミが、パソコン紛失事件のせいでいまいち冴えなかったのが残念。ゆくゆくはゲストにシンちゃんとジュンちゃんをお招きしてほしいなあ(そんな畏れ多いことをっ)。今回の直木賞で大森さんがやってた「裏候補作」、これ毎回やってほしいぞ。
 

7月18日 

子どもが夏休みに入ると身動き取れなくなるので、あわてて「クライマーズ・ハイ」鑑賞。すごかったよ〜、感想はブログにて

7月19日 ♪ぽ〜にょぽにょぽにょ‥、森見さんじゃなくてもつい口ずさんでしまいますわな。

7月20日 

梅雨明けと同時に、ひぐらしが鳴き始めました。かなかなかなかな‥、私「涼しげでいいね」、長男「さあ、惨劇の始まりだ」。そっちの「ひぐらし」かい(笑)。

映画「クライマーズ・ハイ」で主人公たちが登ってた山は、御巣鷹山のすぐ近くなんだと、ずっと勘違いしておりました(汗)。地図で見たら、群馬の北と南、全然別じゃん。原作はこの夏読みます。

有栖川有栖さん『妃は船を沈める』刊行記念サイン会。8月2日(土)15:00より、有隣堂アトレ恵比寿店(03-5475-8384)にて。電話予約可、先着100名。詳細はこちらに。少し前まで『残酷な揺り籠』ってタイトル告知されてましたが、変わったんですね。

7月21日 

小説以外の活字本ってほとんど読まない私。「情報は、出版される頃にはすでに過去のもの」って感覚があるもんで(昔の技術者はジャーナルを追いかけたもんです。今だったらネットなのかな?)。でも本屋でぐるりと周りを見渡すと、小説本ってごく一部なんだなあ。

ポニョに困惑している人たち。たけくまさんとか、chakichakiさんとか、森見さんも。そうかなあ?今回はえらいシンプルで子供向けの、分かりやすい話だと思ったけど。

夏休みなので次男とお出かけ(長男長女は、部活やらなにやらでほとんど家にいない)。なかがわ水遊園に行ってきました。大洗や葛西に比べると、水族館自体はショボくて、デパートの企画展示に毛が生えたぐらいの規模でしたが、川魚がいっぱいいたのが珍しかった。ニジマス、美味しそう〜(おいおい)。ピラルクー、デカい! 

7月22日 第6回ビーケーワン怪談大賞、本日締め切り。前回の大賞受賞者、ヒモロギヒロシさんの作品、怪談だけど笑えて大好き。

7月23日 『ミステリ・ジョッキー』明日発売です!

礼子さんも『神様のパズル』読まれたのですね。ね、あの映画化はすごいよね。あれだけ設定いじってるのに、それでも原作に忠実なんだもん。

7月24日  発売中!‥なのかな、近隣の書店には一冊もないっ。栃木のばかー。

7月25日 パン屋のないベイカーストリートにて、久々の更新。わあい。

7月26日 

読売新聞で、「スカイ・クロラ」の広告が見開き二ページ。力入ってますね。私はこのシリーズ、最初の一冊しか読んでないんだけど、その本の後半で「なるほど、これはこういう意味だったのか」と感心した二つの事柄があっさり映画のチラシでネタバレされてて、がっかり。もっとも著者的には「ネタ」とは全く思っていないんだろうなあ。映画は、音楽とCGの映像、声の役者さんもいい感じだけど、個人的には人物の絵柄が好みじゃなくって、うーん‥、でも観に行くと思います。ちなみに本は六冊、単行本でそろえました。金額的にはイタかったけど、装丁にしてやられました。

7月27日 金曜深夜に頼んだブツが日曜午前中に届いたよ。ネット書店、早!

というわけで『ミステリ・ジョッキー』読書中(^^)。連載中は、ちゃんと読んだ回あり、とりあえず前半の対談を読んで短篇は時間のあるときに‥と思ったまま時間が過ぎ去ってしまった回あり(汗)。今日は、まえがき&あとがき&第1回まで読みました。
最近、読んだ内容どころか読んだことすら忘れている作品が時々あって、年を取るってやーねー。「赤い部屋」は初読と思いきや、新潮文庫の『江戸川乱歩傑作選』は手元にあるしぜったい全部読んでるはずだぞ。大丈夫か自分!? 「乱歩は老後の楽しみ」と常々云ってたんだけど、もうすでに老後に入ってるのかも(汗)。ホームズの短篇集も中1のときに読んだっきりなんで、そのうち読み返してみたくなりました。わ、綾辻さんも「唇の捩れた男」がお好きなんですね、同じだ〜(^^)。「技師の親指」は、対談の中で有栖川さんが指摘しているように、(伏字に)ぶら下がったとしたら、指の向きが違うので語り手を疑っちゃったよ。百歩譲って切られたのが親指でも、窓の縁じゃなくて庭側に落ちるよなあ。

7月28日 8月8日、『ファウスト』Vol.7がついに発売になるようです。それに合わせたイベントがいろいろ。

◆トークセッション 佐藤友哉さんvs太田克史さん(『ファウスト』編集長)
 8月8日(金)18:00〜19:00 中野ブロードウェイ4階 KOBO CAFE
 定員20名 参加費1000円(ワンドリンク)
◆トークセッション レイトショー 佐藤友哉さんvs太田克史さん
 8月8日(金)20:00〜21:00 中野ブロードウェイ4階 KOBO CAFE
 定員20名 参加費1000円(ワンドリンク)
◆北山猛邦さんサイン会
 8月10日(日)14:00〜 中野ブロードウェイ4階 KOBO CAFE
 定員20名(少な! サイン会以外にも趣向があるのでしょうか)(商品の代金は当日会場にて)
◆トークセッション 佐藤友哉さん&北山猛邦さんvs太田克史さん
 8月10日(日)18:00〜 中野ブロードウェイ4階 KOBO CAFE
 定員20名 参加費1000円(ワンドリンク)
以上、KOBO CAFEイベントの応募はメールにて。
 送付先:kodansha-box@kodansha.co.jp
 件名:【8月8日18:00】【8月8日20:00】【8月10日サイン会】【8月10日トーク】参加希望(件名には参加希望のイベント名記入)
 必要事項:氏名、年齢・性別、住所・電話番号、参加を希望するイベント、佐藤さん・北山さんへのメッセージ
 締切:8月3日(日) 抽選の結果は当選者にのみ、8月5日(火)までに通知。

で、まだ続きます。
◆『ファウスト』Vol.7 発売記念 佐藤友哉さんサイン会
 8月9日(土)14:00〜 ジュンク堂書店 池袋本店(03-5956-6111) 整理券は先着100名(事前予約可)
◆筒井康隆さん&いとうのいぢさん Wサイン会 (筒井さんまで引っ張り出すとは。太田さん、GJ!)
 8月23日(土)15:15〜 有隣堂ヨドバシAKIBA店(03-5298-7474)
 整理券は先着150名(8月1日午前9:00より電話にて予約受付可) 当日の写真撮影・握手は不可

7月29日 

ひらめきを必要としない、暇と根気さえあれば、という類の論理クイズはけっこう好きなので、「黒い九月の手」はちゃんと犯人名、分かりましたぜ。ふふっ。
というわけで、『ミステリ・ジョッキー』読了。ひとつ注文をつけるとすれば、対談部分がもっと多いと嬉しいな。本の腹(っていうの?背の反対側ね)を見ると、白に対してグレーがやたらと多いので一目瞭然(特に第四部!)。せっかく「ネタばらしOK」なんだから、お二人の作品に対する突っ込んだ話をもっともっと聞きたいです。雑誌掲載時の紙数制限があるのなら、対談はたくさんやっておいて、「メフィスト」誌上では編集したものを、本にするときはノーカット版を、みたいにするとか。MJ特有のまったりした雰囲気もとてもいいけど、たまには脱線していいから、ボイスレコーダーを気にせずディープな話もしていただきたいなあ。二巻に期待します。あ、あと、写真は雑誌のほうがぜんぜんいいですね。本の紙より雑誌の紙のほうが印刷が鮮明っていうのは、どゆこと?

7月30日 

「ARTHUR CONAN DOYLE」「ELLERY QUEEN」「SHERLOCK HOLMES」「江戸川乱歩」「怪人二十面相」「横溝正史」「G.K.Chesterton」、『ミステリ・ジョッキー』表紙に描かれた本の背表紙、読み取れたのはこの七つ。『ミステリ・ジョッキー(2)』はどんな表紙に(気が早いよ)。

船橋ミステリ倶楽部、わあ、行きたいけどこの日は無理だにゃあ(涙)。TRICK+TRAPの戸川さんを囲んでのミステリ茶話会。9月23日(火)14時より、船橋の「Lapis Lazuli」(047-468-1512)にて。会費1000円。定員は10名なので、超える応募があったときは抽選になるそうです。応募締め切りは8月18日(月)。

7月31日 

なまもの!企画、「保毛尾田保毛男」で出そうとして、直前であ行が混ざっていることに気づきました。セーフ(笑)。

最近読んだ本。
折原一『愛読者』(文春文庫)。覆面作家・西村香=某作家をイメージして読み始めたので、すんごい裏切られた気分に(笑)。あとがきと解説も一読の価値あり。
横山秀夫『クライマーズ・ハイ』(文春文庫)。映画→原作の順だったので、映画に望月彩子が出てこなかったことにびっくり。最後まで一気に読ませる筆力に感服。
D・HIRO/芝公園公太郎『幻想遊園地』(メディアボーイ)。廃墟の写真集は、今まではぱらぱら目を通すことはあってもそれで終わりだったんだけど、これはツボでした。なんとカラフルで物悲しく蠱惑的な、遊園地の死骸。朽ちてゆく建造物を尻目に、生き生きとはびこる草木の力強さも印象的。本の題名もいいね。
   
でもって現在は、突然思い立って某シリーズを読書中。読み終わってから映画を観に行こうと。

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