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 Ayalist 2008年10月の日記(前半) 

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10月1日 Ayalist八周年。ご愛顧ありがとうございます。これからもどうぞよろしくね。

七軒書店を回ってようやく見つけました、『十角館の殺人』講談社YA!ENTERTAINMENT版。うおっ、分厚いなあ。ネット書店の書影だと分からなかったけど、実物は表紙に十角形の透明フィルムが貼ってあるというか十角形のでっぱりがあるというか、なんという名前の加工なのか分からないけど、とにかくそんなんです。カバーを外すと真っ白でつまらないぞ(笑)。挿絵はないんですね、小さいイラストが何箇所か挟み込まれている程度で。新しいあとがきはありません、ものすごくがっかり。あ、でも、はやみねかおるさんの解説の最後に「次の『水車館の殺人』を刮目して待ちましょう」とあるぞ。ということは、このレーベルで館シリーズがこの先も出るってことなのか?(よく分かりません) うーん、中学生ぐらいだったら、文庫でも読める気がするけどなあ。

10月の綾辻さん。ナゴム・ホラー・ライフの対談と本の発売はいつになるんですかねえ。本格ミステリ作家クラブのトピックス、「野性時代」の『Another』連載、中旬に発売になる「ミステリーズ!」にミステリーズ!新人賞の選評が掲載、そしてなんといっても安楽椅子探偵。
レコーダーのHDDがいっぱいになっちゃったと表示が出たので、先日から中身の整理(いらないのを消したりDVDに移したり)をしてるんだけど、この説明書が判りにくいのなんのって。次買うときは他の会社のにしようっと。きー。

背景は「イマージュ」です。え、見えない?(汗)

10月2日 

いよいよ一部地域の方は、明日の深夜に安楽椅子探偵が見られますね。そういえば関東のテレビ情報誌には記事載ってなかったけど、関西はどうでしたか。

浩子さんのコンサートアンケートのページに採用された!(20日の分)のは嬉しいんだけど、よりにもよって、コンサート前に書いた「タマで弾き語り」感想部分が取り上げられてしまいました。なんか場違い(汗)。
でもって、そのページの背景が自分の作った壁紙「COTTON COLOR」です。えへ。これ、歌詞の文字を反転させてそのまま画像にしちゃったという、厳密に云うと著作権侵害な素材なんですけど、作者が使ってくださったということはセーフだったということで。よかったよかった。

10月3日 では「安楽椅子探偵」、皆さんの健闘を祈ります。しばらく潜伏、ぶくぶく。

10月4日 

これは力作だ!桜庭一樹トークショー レポ(ぼくのミステリな備忘ログ)。浴びるように本を読んでいらっしゃる桜庭さんに対して、自分は全然なんで、桜庭さんの読書に関するエッセイ集や今回のトークショーなど、今まで遠巻きに眺めてただけだったけど、このレポ読んだら俄然興味がわいてきました。北村薫さんもそうだけど、他人を読む気にさせちゃうパワーってのはすごいなあ。

10月5日 

安楽椅子探偵、九州での地上波放映は今日の深夜なんだよね。PCの環境によっては、ネット配信(有料)でも見られますよ。自分は昨晩、夜中の二時に起きて(笑)リアルタイムでテレビ朝日を視聴、そのあと部活で早出の息子のお弁当を作り、それから録画の最初のほうだけとりあえずチェック。で、午前中は主人の実家へ出かけ、さっき帰ってきたところです。伏線らしきものは幾つか拾いましたが、さあこれがどう真相につながっていくことやら。犯人は皆目見当つきません。ま、過去全敗(泣笑)のmihoroさんですから、今回もじたばたあがいて終わるんだろうと思ってはいますが、解答提出までは楽しむぜい!
事前のアナウンスが功を奏したのか、皆さん回を重ねて慣れてきたのか、以前は「安楽椅子探偵」という検索キーワードで拙サイトにいらっしゃる一見さんが、どーっと300人くらいいらした(そして皆さん、掲示板で推理合戦していないことを知って、そのまま去ってゆく(笑))んですけど、今回はあんまりアクセス数に変動ありません。っていうか、掲示板に自分の気がついた伏線を書いて、それ読んだ人が解答にたどり着いてあわよくば賞金もらっちゃったりしたら、悔しくないのかねえ。私は最後まで一人で考えるよ〜ん(うちの家族は、ダンナは全く興味なし、長男長女は部活で忙しく、次男はたぶん理解できてない)。さあ、続きを見るかな。またしばらく潜伏します、ぶくぶく。

10月6日 犯人候補の人数がちっとも減ってくれません(笑)。安楽椅子探偵、まだまだ苦戦中。

本格ミステリ作家クラブ、今月の本格トピックス更新。11月に出る『びっくり館の殺人』講談社ノベルス版は、巻末に袋綴じで、道尾秀介さんとの対談(ネタばらしあり)が付くそうです。これは楽しみだー。「連載中の新作長編もそろそろ着地点が見えてきたところ」という報告も嬉しいですねえ。顔がニヤニヤしちゃいます。
びっくり館といえば、森博嗣さんのミステリーランド『探偵伯爵と僕』が11月に文庫になるようで。びっくり館もゆくゆくは文庫になるんでしょうね、表紙が「び」という。

10月7日 安楽椅子探偵、解答送っちゃいました。はぁ〜。

皆さんの奮闘の弁、明日の午前三時以降、よろしかったら「こころおきなく。」のほうで聞かせてくださいね。もちろん、解決編を見てからでもいいですよ。なんかもう私の興味は、犯人が誰かより、「シロナガスがっくり」「だんくん、タッチ」に続く印象的なフレーズが飛び出すか否かに向いてます(笑)。出題編はとってもシリアスだったので、解決編では思いっきりはっちゃけてほしい気も。津田寛治、上手いよなあ。運転手役の人が、明智抄の描くブ男そっくりで、気に入りました(笑)。
ところで今回の安楽椅子、記憶喪失ものをやろうと云い出したのが有栖川さんだった、というのには驚きました。だって、北村薫さんの『ミステリ十二か月』の中で有栖川さん、「記憶喪失使うミステリはダメです(キッパリ)」って断言(笑)。一方の綾辻さんは記憶に関する作品多いですからねえ、MJで「綾辻行人はよく有栖川有栖に嫌われていないなあ、と思ったりも(笑)」なんて発言もありましたっけ(多少文脈が違いますが)。もっとも、だからこそ綾辻さんじゃなく有栖川さんが云い出したのかと、逆に納得。
  有栖川さんにはこう見えるらしい(笑)。

10月8日 こころおきなく。に早速の投稿、ありがとうございます。まだまだお待ちしております!

伏線はかなり拾ったぞ!と思ってたんだけど、他所で皆さんの解答を見ると、自分がいかにレベル低いか分かっちゃいますね(どよ〜ん)。短い命でした。

「ダ・ヴィンチ」11月号に「怪談の宴」レポートが載っております。ところで私って怖いアンテナが錆びついているらしく、「てのひら怪談」とか読んでも、上手いなあとは思うけど、あんまり怖いなあとは思わないんですよね。綾辻さんが講談社での対談イベントで、「怖がれない人はかわいそう」とおっしゃったのが呪いのように背中に張り付き、そうか私はかわいそうな人なのか、どよ〜んどよ〜ん‥と地面にめりこんでおりました。
ところが。そんなニブい私でもこの本は怖いです。一日にたくさん読めません。でもすっごい本だと思います。さあ何でしょう?読み終わったら報告しますね。

10月9日 

こころおきなく。に書き込みありがとうございます!(感涙) まだまだお待ちしております。いやあ、皆さんの解答読んでると、ひとりひとりに「おお、なるほどそうか!」と思える箇所が必ずあって、勉強になります。解答以外にも、奮戦記、感想、ここが面白かった、ここが分からなかった‥などなど、なんでもけっこうですよ。「逆立ちした伊武雅刀」とか出てきちゃうところがAyalistクオリティー(笑)。
ところで、第7弾のDVDが出る頃はきっと、「「忘却の岬」ってどんな話だっけ?」「コカコーラと爽健美茶とカップヌードルがやたら出てくるヤツ」「ああ、あれね」という会話がなされるに違いない(笑)。

思いっきり地元の話なんだけど、これは笑った。「宇都宮の「餃子像」真っ二つに割れる」。もともと、「ちょっとねえ、あれはどうよ」と苦笑いされる姿形だったんで、これを機に作り直したらという声も上がっております。まあ、怪我人が出なくてよかった。

大森さんが某所ですごく褒めてた『20世紀の幽霊たち』、そうか息子だったのか。瀬名さんも大絶賛。そのうち読んでみよう。

あれ以来、浩子さんのHPがガシガシ更新されてて、めっちゃ嬉しいです。昨日は「紅もぐら」に大笑い。

10月10日 

今日って、鮎川哲也賞の授賞式なんですよね。ミステリーズ!新人賞の授賞式もあるはずなので、選考委員である綾辻さんも有栖川さんも東京にいらしていることでしょう。ということは、安楽椅子探偵解決編後の原作者コーナーは、昨日あたりに収録したのかな。さあ、諸々の謎が今晩解けますよ。

「ミステリーズ!」10月号。第5回ミステリーズ!新人賞の選評が載っています。今回の作品は選考委員満場一致で決まった「文句なしの受賞作」だそうです。綾辻さんは今回で選考委員終了、お疲れさまでした。

映画「容疑者Xの献身」、良かったですよ〜。原作ファンにもお薦め。こんなに堤真一の石神がハマるとは! 観終わった勢いで原作も三年ぶりに再読。じ〜〜ん。
でもってこの「容疑者Xの献身」、以前みゅうさんが航海日誌で書かれてましたけど、キャラメルボックスが舞台劇にするんですね。えー、どんなのになるんだろう、想像つかないや。

10月11日 連日の夜更かしでダウン。年とるってやーね。


私にとっては「奈落椅子探偵」だわ。ああでも、関東は今日の深夜に解決編が。起きられるかな。

10月12日 お月さまなんて大っ嫌いだあ〜っ だあ〜っ だあ〜っ

安楽椅子探偵、地上波での放映は終わりました。皆さま、いかがでしたか。mihoroさんの指摘した犯人は、解決編の一番最初に犯人候補から外れてしまいました(笑)。はい、今回玉砕。私は単純な人間なんで、当たれば嬉しいし、外すとひたすら悔しい。
綾辻さん曰く、安楽椅子探偵シリーズは出題者とのコミュニケーションなんだそうです。出題者の意図をいかにくみ取るかという。ということは、私は外国人?宇宙人?いや、人と石、くらいに言葉が通じてないような。と云いつつ、また次回も懲りもせず出題編に取り組むんだろうけど。石、がんばりま〜す。

読者参加型犯人当てミステリー『Rの刻印』。どっかで見たことあるなあと思ったら、そうか、ミステリフェスティバルを主催したE-Pin企画のなのね。帯の推薦文を綾辻さんと有栖川さんが書いておられます。最優秀賞はエジプトナイルクルーズツアーにご招待。うーん、エジプトは新婚旅行で行ったからなあ。

10月13日 「野性時代」11月号。『Another』連載第25回です。

掲示板にて情報をいただきました。まだ実物は見ていないんですが、斎藤文彦『みんなのプロレス』(ミシマ社)帯に綾辻さんが推薦文を寄せられています。テレビ朝日では、安楽椅子探偵の前の時間帯がプロレス中継だったんですよ。ああそう云えば綾辻さんもプロレスファンだったなあと思い出していたところだったので、タイムリーな情報でした。

我が家の子どもたちは幼い頃から安楽椅子探偵シリーズを見ているせいか、「出題編はシリアスでよく分からない、だから見ない」「解決編はおちゃらけていて楽しい、なのでそっちばかり見る」。なんだか育て方間違った気がしないでもないんですが(笑)。
今日も、私が忘却の岬の解決編を見ていたら、娘が「こっちも久しぶりに見ようよ」とDVDの一巻を棚から出してきました。そして当然のごとく解決編から再生(笑)。ああやっぱり、最近の白バックの純粋推理空間より、一巻や二巻の頃のほうが自由度があって面白いよ。綾辻さんは白バックがお好きらしいけど(何巻目かの原作者対談でそう云ってた)、私は昔のほうが好きだなあ。黒子もずっと出ずっぱりで、みんなで大笑い。寝るなー、歯を磨くなー、風呂に入るなー。

庭の梅の木にイラガの幼虫大発生。こやつは枝を揺らそうが火はさみでつつこうが、動きゃしません。鈍いんだか肝が座っとるんだか。集団でいる時期は過ぎて葉っぱごとに散らばっちゃってるんで、週末薬を撒かなくっちゃ。

10月14日 

これは‥!くりくりしたクレイアニメなんだけど、ドがつくスプラッター。「チェンソー・メイド」(たけくまメモより)。うわあ、殺っちゃんでこーゆーの作ってみたいっ。

8日の日記で書いた本は、これ。『初音怪談』(角川書店)。
 
実話なんだそうです。前半はかなり怖かったんだけど、どんどん怪異が日常に侵蝕してきて、なんとも云えない気持ちに。特に中盤の「お兄ちゃん」。自分も左右の顔が違うんで、すごくシンパシーを感じてしまいました。怖いだけじゃない、怒ったり感謝したり、いろんな感情がごく当たり前にやってきて、うん、その普通さが好きだなあ。続編もあるらしいので、楽しみです。

10月15日 読書の秋。気合い入れていっぱい本を借りてきちゃったけど、こんなに読めるかな。

安楽椅子探偵公式サイト、フォトギャラリーがアップされています。うーむ、ブログの更新はもうないの?監督の裏話とかもっと読みたいです。

長男・長女の通う高校は三学期制、次男の通う小学校は二学期制。ちぐはぐで面倒くさいなあ。秋休みって云っても三連休プラス二日しかなくて、次男くんのお休みは大したこともしないうちに終わっちゃいました。でも長男長女が昨日から中間試験で、お弁当も部活もないのが、ちょっと楽(^^)。

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