←前の日記  次の日記→     日記index

 

 

 

 Ayalist 2008年12月の日記(前半) 

Home 

12月1日 なんじゃこりゃあ(笑)>背景。

映画「ブタがいた教室」を観てきました。テンポ良く、音楽もうるさすぎず(やたらBGMで説明しようとする映画、最近多いからなあ)、一本の映画としてなかなかよく出来ていたと思います。子どもたちの自然な演技を引き出した手腕もすごい。内容についてもいろいろ考えさせられたけど、こちらは多くの人が感想として書いているだろうから、後ほどまとめてブログのほうで。

毎日かあさん、来春アニメ化(毎日jp)。うーむ、あんまり期待しないでおこう(笑)。『毎日かあさん』五巻はそろそろ出るようで、そちらのほうが楽しみ。

思い出の書店、コメント募集(パン屋のないベイカーストリート)。自分がパッと思い浮かんだのは、実家の側にあった有隣堂。歩いて行ける距離に品揃えのいい本屋さんがあって、思えばあの頃は恵まれていたんだなあ。

これはうらやましすぎるぞ、覆面作家・坂木司の覆面サイン会(ぼくのミステリな備忘ログ)。

朝日新聞に「ひと」というコラム記事があって、明るいニュースで話題になった旬の人が取り上げられるんだけど(賞を受賞した作家とかね)、30日のそこには「ドアラさん」が(笑)(ここで記事が読めるみたい)。「窓際からのし上がった苦労人」(人なのか?)、「バック転を連発して奔放に振舞ったら子どもが遠のく」、「発言は筆談」など、妙に真面目に書かれてて笑えました。

ピンバッジ、すっごく出来がいいですね(有栖川探偵小説事務所の事件録)。私も注文したんで、手元に届く日が楽しみ〜。

12月の綾辻さんは、アンケート回答が載るランキング本発売とか、「メフィスト」とか「幽」とか、あと講談社から『幻影城の時代』完全版が出ます(目次はこちら)。体調、少しはよくなられてるといいですね。あ、年末なんで「綾辻先生への応援メッセージ」掲示板をまた作ろうと思います、もうちょっと待っててね。

12月2日 年末恒例、綾辻先生への応援メッセージを募集します!こちらからどうぞ

推理作家協会会報11月号より。台湾ミステリ事情。当日出席された大森望さんの日記(9/20)にもこれに関する記述があります。
リレーエッセイは貴志祐介さんが阪神つながりで有栖川さんに回されたので、さあいよいよその次綾辻さんのところに来るかも?

坂木司さん最新作『短劇』(光文社)サイン本販売のお知らせ (パン屋のないベイカーストリート)。(申込みのメールには電話番号も書いてください、だそうです)

12月3日 応援メッセージに早速書き込みが!ありがとうありがとう。

文春ミステリーベスト10がネット上で発表になりました(早!)。『告白』すげー。海外ものは毎年スルーだったんですが、今年は『チャイルド44』『二十世紀の幽霊たち』をそのうち読もうと思ってます。文庫だしね。
「本ミス」、近所の書店をハシゴしましたが見つからず。店員さんに聞いても入荷してないって云うし(某所のパロは某掲示板で見たのを参考に書きました)。文春は明日発売号? このミスもそろそろ? 明日また本屋に行ってこようっと。

12月4日 応援メッセージ、よろしくお願いします〜。

週刊文春(12/11号)、発売になってました。ランキングのほうは昨日ご紹介しましたが、作家さんや評論家さんや書店員さんの推薦コメントがたくさん載ってますのでぜひ。
「本ミス」、ようやく見つけました。私がよく行くT書店では相変わらず入荷の気配すらありませんが、別のお店で発見。綾辻さんは、「ミステリ作家オススメ映画アンケート」「新作近況会」の二つに回答を寄せられています。わあい。来年は『Another』『ナゴム・ホラー・ライフ』が本になる予定。館シリーズ次作の準備もそろそろ始めるかも、だそうです。
今、「新作近況会」をざっと読み終わったんだけど、小説のしょの字も出てこない倉知さんとか、たった二行の爆弾発言(?)鯨さんとか、麻耶さんの『隻眼の少女』って以前本格ミステリ・マスターズで名前が上がってたけどあの叢書が復活するのか?とか、一番面白そうだと思ったのは山口芳宏さんの『100人館の殺人』かな(笑)。

裏でやってた年末恒例企画を、表でもこっそり公表(笑)。お遊びベスト10、大矢さんあたりに喜んでもらえればと。

12月5日 あっ、ナゴム・ホラー・ライフ最終回対談が公開されてる〜。

12月5日(その2) このミスの「私のハマっている○○」で綾辻さんが書かれていたホラーバーはこちら

12月6日 応援メッセージ、期間が二週間しかありませんので、どうぞお早めに。

年末ランキング本も四冊出揃いまして、あとは「本格ミステリー・ワールド」が19日頃に出る模様。ところでランキング本って四冊も必要なんでしょうか。今年はベストワンがみんな同じってワケじゃないし、順位もそれぞれに違っているのに、なーんか似たり寄ったりな印象。「本ミス」の意義は分かるんですが、「このミス」「文ミス」「早ミス」はそれぞれどう違うのかよく分からないよ。
あと、「本ミス」の順位とネット投票の順位も例年に比べると近かった気がするなあ。あんまりかけ離れてても問題だと思う(識者と一般読者の受け取り方がかけ離れてるってことだからね)けど、うーん、まあこれはいい傾向なのかしらん。

なんか殺っちゃんがスネてます。え?「ナゴム・ホラー・ライフ」の中で綾辻さんが「もうあまり書く気がなくなっている『殺人鬼』」とおっしゃったのが気に入らない? いいじゃん、『殺人鬼ビギニング』なら書いてもいいってよ。なになに、需要がないから書く気が起きないって云ってたのに、牧野さんが書くのは構わないのかって?いや別にそこまでは云ってないと思うけど。おい、そんなヤケになっちゃ‥うわあ(がし、べき、ぐしゃ、どさ、以下略)。

12月6日(その2) 殺っちゃんが暴れたせいで、右手首捻挫(半分ウソで半分ホント)。

「幽」での連作、最新作は「コネコメガニ」。これは早口言葉でしょうか(笑)。蟹なのかなあ、米米じゃないし、米を捏ねるんでもないし、コネを込めるの?楽しみです。

12月7日 

ここで文庫新刊情報を見ていたら、「1月上旬 『エジプト十字架の謎(新版)』(創元推理文庫)」、「1/24 『Xの悲劇』(角川文庫)」。おや、ひそかにクイーン祭り? そう云えば『スペイン岬の謎』も何年か前に新版出たよなあと思って調べてみたら、創元ではなくハヤカワのほうでした。

12月7日(その2) 応援メッセージ、よろしくね〜。

「ダ・ヴィンチ」1月号は「特集 BOOK OF THE YEAR 2008」、『深泥丘奇談』もちょこちょこ顔を出しております。各社の隠し玉では、角川から綾辻さんの『Another』が紹介されていました。ボリューム‥はそんなになくてもいいんだけどなあ(極私的感想)。
今さらながら、万城目さんの篤史エッセイが連載されてることに驚いたり、森博嗣さんが『トーマの心臓』ノベライズという話に感心したり(しかも最初の依頼者は宇山さんだったという)。

12月8日 しまった忘れてました、映画「ブタがいた教室」の感想を今頃書いてます。

12月9日 「ミステリーズ!」最新号に、短篇賞授賞式のレポが。綾辻さん絶賛の講評の模様も。

手持ちのVHSをがしがし整理中。ようやく上手にDVDにダビングできるようになりました(遅すぎ)。十年以上前のドラマや歌番組を見て、娘は「なんでこんなに前髪立ってるの?」と驚いています(笑)。

12月10日 一年遅れのガリレオ祭り締めくくり、「原作VSドラマ」。単なる感想ですがブログにて。

12月11日 応援メッセージ、皆さん書き込みありがとうございます。まだまだお待ちしております。22日締め切りだよん。

「メフィスト」発売。ミステリ・ジョッキー第六回「謎の手ざわり」です。今回取り上げられた短篇はどちらも、短くて、でも雰囲気あって、好きだなあ。元の本が両方とも品切れ重版未定なのは残念だけど、だからこそ誌上で読めるのはありがたいことです。お二人のお話も楽しいし、ミステリ・ジョッキー、ますます快調(ミステリ成分が足りないやい、とお嘆きの人もいるかも知らんけど、私は満足)。

12月12日 

近所のT書店での話。新刊コーナーの横に、「ミステリが読みたい 2009」と大きな看板が。その左右には国内&海外版ベスト10が列記してあります。へえ、「このミス」じゃなくて「早ミス」コーナーなんだ珍しいなあと近づいてみると、棚の一番上の目立つところにどーんと並べてあるのは、「このミス」。‥??? 『ゴールデンスランバー』から順に並べてある本を見ると、『新世界より』、『相棒』、『おそろし』‥えーと、とりあえずいろんなランキング本に載ってた本を並べてみましたってコンセプトなんだろうか。ま、ミステリのコーナーを設けてくれただけでもありがたいですが。

12月13日 「野性時代」1月号、今月の角川文庫編集長は森見登美彦さん。『Another』は休載です、残念。

深いテーマに挑む文庫『相棒』(朝日新聞)。ノベライズを手がけた碇卯人さん=鳥飼否宇さんのインタビューは「本ミス」にありますよ〜。

この『ガリレオの苦悩』新聞評、先週の日曜に載ってたんだけど、「この先登場人物の個性がどれだけおもしろくなるか、期待したい」って、前三作はご存じないのかしら阿刀田高さん?

12月14日 

「ミステリーベストテン」(ミステリー作家戸松淳矩 あさっての日記 12/13)。とっても当たり前のことが書いてあるんだけど、「そうそう!」と何度も頷きながら読んでました。
 
・自分と趣味の近い人、あるいはすぐれた批評のできる人をピックアップしておいて、そのひとの薦める本を読む。
・多くの人に選ばれている作品には、なにかしら優れたところがある。
・ひとの好みというのは簡単には変わらないので、読む本の範囲や傾向が限られてしまうことがある。そんなとき、自分の知らない作家、食わず嫌いしていた作品がランクインしているのを見たら、ちょっと読んでみるとよい。

 
戸松さんのミステリーの好みも書いてありまして、「ページが多いこと。キャラがいいこと。細部の描写がしっかりしていること、構成が堅牢なこと、そして謎が魅力的なこと。」だそうです。自分の場合はどうだろう。ページは少ないほうがいい(笑)、キャラはほとんど気にしない、細部の描写は物語にリアリティーを持たせる必需品だと思うのでわりと重視する、文章が肌に合うかどうかもけっこうポイント高いです(別にミステリに限らず、ですが)。構成とかバランスも気になるほう。謎が魅力的かどうかは諸刃の剣で、なまじ謎が魅力的だと解かれたときに「なあんだ」と尻すぼみになってしまうことも。

さっそく、今年話題の二冊読了。
  
子供が虐げられたり動物が傷ついたりする話はイヤなんですが、物語をくるりと反転させるセンスは抜群。私はどちらかというと『ラットマン』のほうが好きでした。
『ラットマン』の装画を担当された牧野千穂さん、わあ、他にもたくさん本の表紙を手がけられているんですね

12月15日 「幽」発売だよん。なるほど「こ ねこめ がに」でしたか。あ、「ジャーロ」も発売になってる。

←前の日記  次の日記→     日記index

 

SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ