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 Ayalist 2009年5月の日記(後半) 

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5月16日 昨日のレポ、今晩中に書けるかな。

松本清張生誕100年記念、大極宮トークショーのお知らせです。
テーマ:松本清張とミステリー
日時:8月4日(火) 18:15開場/19:00開演
( 18:30より清張似顔絵コンテスト表彰式、第11回松本清張研究奨励金贈呈式を行う)
会場:北九州芸術劇場大ホール
 小倉北区室町1-1-1-11(リバーウォーク北九州6F)
入場料:3,000円(全席指定・前売のみ)
 6月6日(土)AM10:00 チケット発売開始
 チケットぴあ(0570-02-9999)【Pコード615−371】
問合せ:松本清張生誕100年記念事業実行委員会事務局(093-582-3275)

みゅうさんの航海日誌に、本格ミステリ大賞投票の内訳が。「やっぱりあの方はあの作品に」とか、「えっ、この方はこの作品に」とか、早く選評を読みたいなあ。
それから、記念座談会についても。ソースはどこなのかな、みゅうさんが開票式当日に訊いてくださったのかしら。綾辻さんは今回参加されないようですが(参加者は例年、受賞者二名、それぞれの作品に投票した推薦者、北村会長、なんですよね)。定員は何名なんだろ、明後日電話のときに訊いてみましょう(後日記:100名だそうです)。
日時:6月14日(日)13:00〜(開場は12:30)
場所:丸の内オアゾ内日経セミナールーム
出席者:牧薩次さん(ホントに?(笑)辻さんだよね)、円堂都司昭さん、北村薫さん、有栖川有栖さん、黒田研二さん
申込み:丸善丸の内本店に電話 03-5288-8881(店頭での申し込みも可)
受付開始:5月18日(月)9:00

背景は「不思議な手紙」。だいぶ前に絵柄はぱっと思いついたものの、「はみだしっ子」たちがなかなか思いどおりに描けなくて。やっとそれなりに仕上がりました。

5月17日 

トークショーのレポ、書けました。こちらからどうぞ。トーク部分は怖くありません(笑)ので、ホラーは苦手という方も遠慮なくどうぞ。映画のほうの感想はあとでブログに書きますね。(追記:書きました、こちらです

政宗九さんの「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2009」、結果が発表になりました。Ayalistの常連さんたちも複数参加されています。私も「枯れ木も山のにぎわい」で出したよん。今年はオフィシャルと同じ結果になりました。

5月18日 先週の15日は、こんなところへも行ってきました。

 
まずは、バラハク。サイバラさんの原画は初めて見たけど、本の印刷よりもっとカラフルでパワフル。写真や動画もありました。鴨ちゃんが、生後間もない息子さんとサイバラさんを撮った写真のベタ焼きがよかったなあ。出版社に「原稿遅れてすみません」とサイバラさんが送った、言い訳FAXまで展示(笑)。そうそう、麻雀のPSゲームもあったよ、あれって綾辻さんが出てくるやつだったのかも。会場の中はほとんど撮影禁止だったので、外側の写真をば

渋谷Bunkamuraで開催中の「少女幻想綺譚」も行ってきました。参加作家が50名以上。スペースは小さいけど、壮観でした。やっぱり原画はすごいにゃあ。

最後は、西洋館三昧。綱町三井倶楽部慶應義塾図書館旧新橋停車場駅舎(鉄道歴史展示室)旧新橋停車場駅舎(その2)。それから、ヴォーリズ展も行ったよ。今まで彼の設計した家にはあまり興味がなかったんだけど、その理由が分かりました。彼のモットーは「家は見せるためのものではなく、住居するためのもの」。なので、すごくシンプルで住みやすそうだけど、絶対殺人事件なんか起こりそうもない、健全な雰囲気なんだよね(笑)。でも展覧会を観たら、「アメリカからやってきた、気のいいヴォーリズおじさん」のファンになっちゃったよ。24日のNHK教育「新日曜美術館」でも取り上げられるので、見てみようっと。

長らく放置しておりました予定表のページを整備しました。

5月19日 本格ミステリ大賞受賞記念トークショー、申し込みました。よっしゃあ。

掲示板でみっつさんも告知してくれましたが、MYSCON 10の締め切りは20日までです。
昼の部、ゲストは湊かなえさんと小路幸也さん。ミステリ歌会は参加できない方からも作品募集中。
夜の部は、
・全体企画「九人と君で十人だ」
・読書会 課題図書:古野まほろ『天帝のはしたなき果実』
・MYSCON素人創作談義 『犯人当てを作ろう!!』
・勝手に作ろう新本格年表(MYSCON編・超現代版)
・MYSCON 10年史
・犯人当て『玖乃杜モノクローム』
・MYSCONオークション ファイナル
・ミステリ・ボードゲーム「Clue」で遊ぼう
・ゲリラ企画 ‥などなど、盛りだくさんです。

作品中の作家名でミステリ大賞(読売新聞)。本格ミステリ大賞公開開票式のレポは、こちらに(未定の予定〜ラビ的非日常生活〜)。辻さんすごいなあ。綾辻さんの「マジかよ‥」に笑いました。

第55回江戸川乱歩賞は、遠藤武文さんの『三十九条の過失』に決定(九尾のブログ)。

これを読んで、ううむ本の感想はほんとに人それぞれなんだなあと。私は、作家アリスシリーズの短篇集より『ジュリエットの悲鳴』のほうが、断然強く印象に残ってて好きなんだけどなー。

5月20日 MYSCON 10、今日締め切りです。

流星通信より転載、加納朋子さん『スペース』(創元推理文庫)刊行記念サイン会のお知らせ。5月30日(土)15:00より、有隣堂川崎BE店にて。詳しくはこちら

昨日紹介した、乱歩賞受賞作家はこんな方。(読売新聞)

「笠井潔さんが新刊『例外社会』」(朝日新聞)。“この15年続けてきた探偵小説評論の仕事に一区切りをつけ、今後は社会批評に活動の力点を入れる”んだそうです。

こんなん始めました(笑)、Ayalistビルヂング。ヒロコさんのHPで面白そうだったので、真似してみました。暇なときにちょこちょこ建ててます。
ちょこちょこといえば、GIMPにだいぶ慣れてきたので、ばあやのページ(もはや、どうしてそういう名前になったのか、よく覚えていない(笑))を5日に1回ペースで更新中。ま、いつまで続くかな‥。

5月21日 これは面白いっ、MYSCON10ミステリ愛好者同士諸君!。お、昭和の薫り高いバーのママ編もあるんだ、すごいなあ。

5月25日頃発売の『島田荘司全集 III 』(南雲堂)に、対談 島田荘司×綾辻行人「新本格黎明期の思い出」が付くそうです。おお。

竹本健治さん初V、アマ名人戦に招待(朝日新聞)。おめでとうございます!

5月22日 推理作家協会、理事長に東野圭吾さん(毎日新聞)。やっぱりね。

伝説、再び! 島田荘司先生サイン会(パン屋のないベイカーストリートにて)。昨日ご紹介した 『島田荘司全集 III 』(南雲堂)のサイン会が開催されます。版元・南雲堂(新宿区山吹町361、最寄り駅は東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅)にて、7月5日(日)13:00〜。申し込み方法などの詳細は、こちらでどうぞ。さあ、今回は何時に終わるのかな。

5月22日(その2) 読売新聞一面には、推協新理事長・東野さんのカラー写真が。おお。

杉江松恋さんのブログによると、本格ミステリ作家クラブの会長・事務局長も今年で任期満了、改選だそうで。新体制は来月13日に発表になるそうです。

5月23日 

昨日お知らせした、島田荘司さんサイン会。南雲堂から出ている他の島田さんの著作も対象になるそうです。詳しくはこちらに

5月24日 

MYSCON10の模様が↓こちらに。
「第一部「湊かなえ先生インタビュー」」「第二部「小路幸也先生インタビュー」」(私的ファイル deltazulu 記録再開)/「MYSCON10の昼の部に行ってきました」(ぼくのミステリな備忘ログ)/「MYSCON10に参加しました」(Nth Library日記)

5月25日 

今日は第29回横溝正史ミステリ大賞贈呈式、明日は第62回日本推理作家協会賞贈呈式です。

「書店のブックカバーの“上出来”」。ブックカバー、文庫のときは断っちゃうなあ。単行本にはかけてもらいます(滅多に買わないけどね)。昔、有隣堂でもらえる文庫カバー(七色の)が好きで、集めてたっけ。TRICK+TRAPの特製カバーは大事にとってあります。

5月26日 

ネット社会 三年経てば 別世界 七年経てば 跡形もなし
ここのところ、暇を見つけてはサイトのあちこちを手直ししているのですが、開設当初に作ったページは九割方がリンク切れ。サイト自体は残っていても相手のURLが変わってたり、まあそんなもんなんですねえ、ネットの上は。

で、いろいろさまよってて拾ったページ。
人類最初の殺人
西條八十の「トミノの地獄」を朗読すると凶事が起こるという都市伝説(ググるといろいろ出てきます)。
「新型インフルに対する京都大学の対応がかっこよすぎる」(てっく煮ブログ)
「月刊IKKI北米版 オンラインマガジンで創刊」(アニメ!アニメ!)
「2006年台湾ミステリ活動のまとめ」(台湾ミステリ通信)綾辻さん訪台の写真あり。前に紹介したかな。
この写真も前に紹介したかも。いつのだ?
暗黒館を読んだ政治家さん(2008年8月2日に。感想はいかが?)

5月27日 

紅葉さん、情報ありがとねー。読売新聞の昨日の夕刊(関西限定かも)に載っていたそうです。「まちは何色」京都・深泥池は 鈍色 … 作家・綾辻行人さん」 けっこう記事長いし、写真もあってうれしいな。来月は「幽」も出ますね。

「栗本薫さん 闘病中も執筆、月200枚」(読売新聞)。今日、訃報を知ってびっくりでした。まだお若いのに‥。
私のおススメは『十二ヶ月』(新潮文庫)(Wikiに情報がありました)。ひとりの作家がこれだけバラエティーに富んだ物語を生み出せるのかと、感動しました。「保証人」「おせん」は特に好きだったな。入手が難しいかもしれませんが、古本屋さんなどで見かけたらぜひ。
この本のあとがきにあったと思うのですが、栗本さんは、書いて書いて、やっと地獄の締め切りを乗り越えて、ほっと一息ついているはずが、いつのまにか机に向かって、頼まれてもいない小説をまた書き始めている、そういう方だったそうです。なのできっと天国でも、病気から解放されてばりばり書いていらっしゃるんじゃないかなあ。我々があちらの世界に行ったときには、グインの200巻とか300巻とかが読めるのかもしれませんね。

「日本推理作家協会の第13代理事長に就任する東野圭吾さん」(読売新聞)。このメガネは初めて見た気が。

横溝正史ミステリ大賞贈呈式の記事。テレビドガッチ加藤ブログ。両方とも写真は高島礼子じゃないかどうしたわけだ(笑)。推理作家協会賞のほうは、Les Artisans岸田るり子の日記。また見つけたらお知らせします。

昨日ご紹介した「トミノの地獄」、チャレンジャーの私は朗読してみたんですよ。したら、
170ポイントもたまっていた映画館のカードを、落としてなくしました(泣)。
60ポイントで映画一本ただ観できる計算なんで、私の喪失感はお分かりいただけますでしょうか。いえまあ、あとから出てきたので(拾ってくださった方、ありがとおうっ!)良かったんですけど。バチあたりなことは、するもんじゃないですねー。

5月28日 待ってました、なまもの!復活。お帰りなさいませ〜。

おっ、Amazonで情報出ました!
綾辻行人・牧野修『ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ』(メディアファクトリー)
ホラー映画を愛する作家二人の怒涛のエッセイ&愉快なホラー談義。ミステリー界を牽引する綾辻行人とSF界の奇才・牧野修が饒舌に語る、コワイ映画の奥深い魅力。清水崇監督も絶賛! 書き下ろしショートショート収録
ミステリー界を牽引する綾辻行人氏と、SF界の鬼才・牧野修氏による、ホラー映画に関するキャッチボール・エッセイと対談集。「けなすだけの批評にはせず、楽しもう」を共通のスタンスに、観終わったあと思わず拍手してしまう傑作から、どうしようもないとわかっていてもつい見てしまうB級、確信犯的に手にとるZ級作品まで、貪欲に観てほっこりなごむ。
事前打ち合わせなしで、二人がテーマや質問を投げかけながら進んでいくスタイルがとてもユニーク。内容はマニアックな蘊蓄や解説に終始せず、楽しみどころを丁寧に紹介。映画を観たことがない人でも楽しめるよう随所に工夫がされている。脚注には本書に登場する映画の基本情報、またホラー映画サイトを運営する病笑氏による「ナゴム・ポイント」つき。全編をとおして、作家ならではの鋭い着眼点や物の見方、ホラーにとどまらない幅広いフィクションへの愛が感じられる。書籍化にあたり、書き下ろしショートショート、対談から書籍化までの時間に見た映画や追記などのあとがきも収録。
『呪怨』の清水崇監督も、ホラー愛あふれる本書を絶賛! 「そうです!そうなんです!ホラーや怪奇には夢やロマンがいっぱい。実は笑いやファンタジーとも世界は繋がっているんです!」

5月29日 

はいっ、今度はメディアファクトリーで書影も出ました!綾辻行人・牧野修『ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ』

 

あれー、黒バックに赤い血が‥みたいな表紙じゃないのか。画像が小さくてイラストがよく見えないなあ。
清水崇、絶賛!!「現実や非常識、恐怖と仮想の世界観をきちんとした大人が、きちんと楽しめるよう、きとんと語ってくれている、良識とロマンに満ち溢れた本で。」批評でもガイドでも解説集でもない本書は「ゆるゆるとホラーを愉しむ」が合い言葉。2人の作家が熱く語っている内容とは……?
●足の速いゾンビはゆるせない!?●怪獣と怪物の違いってなに?●フェイクドキュメンタリーとの幸運な出会い方はコレでしょう!●血糊、臓物まみれ……「怖い作りモノ」に情熱を捧げるオトナたちに共感。●熱烈な楳図ファンの綾辻行人が選ぶ、映画化作品のベストとは?●牧野修がヒッチコックの名作『鳥』に触発されて書いた小説とは。●ところで、ホラー映画ってマニアックなの?

本が出ちゃうとWeb上のは読めなくなると思うので、とりあえず本文を読んでみたい方は今のうちに。理論社ミステリーYA!内のページ、ナゴム・ホラー・ライフ。それから、本の中で「ナゴム・ポイント」をつけてくれてるという、病笑さんのHPはこちら。わはっ、レビューおもしれえー。

5月30日 

今日(30日)の読売新聞にでかでかと、「ミステリー新時代2009」と銘打った一面広告(!)が。推理作家協会賞を受賞した道尾秀介さん・柳広司さんのインタビュー記事が読めます。ところで、推理作家協会賞に「ミステリーグランプリ」いう呼称が併記されるようになったのって、たしか今野さんらが受賞した去年あたりからだと思うのですが、少なくとも私の知ってる範囲では誰もそうは呼んでないぞ(笑)。定着するのかなあ?
あと、下三分の一が本の広告になっていて、講談社と角川書店が仲良く場所を分け合っているのですが、協会賞を受賞した『カラスの親指』『ジョーカー・ゲーム』『あげくの果て(「熱帯夜」所収)』は載ってるのに、田中啓文さんの『辛い飴(「渋い夢」所収)』が載ってない!版元は違うんだけど、載せてくれてもいいのになあ。ぷんぷん。

5月31日 

雨の中、注文してあった『島田荘司全集 III 』(南雲堂)が届きました。お目当ては(いえいえ、本もちゃんと読みますよ)、付録の月報「新本格黎明期の思い出」。島田さんと綾辻さんの対談です。詳しい内容は「買って読んでね〜」ですが、新本格といっても綾辻さんのデビュー前の話がほとんど。「アヤツジ打ち明け話」にあった話も出てきてました。二十年を超えてなお、お互い敬意を持ち、良好な関係が続いているのはいいなあ、としみじみ。

本日20:00から、日曜美術館の「建築家ヴォーリズの“愛される洋館”」、再放送があります(NHK教育)。番組の内容も良かったし、キャスター・姜尚中さんのソフトなしゃべりがまた、とてもステキでした。

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