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 Ayalist 2009年6月の日記(前半) 

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6月1日 6月の綾辻さん。

本が出ます! 綾辻行人・牧野修『ナゴム、ホラーライフ』(メディアファクトリー)。発売日は、6月17日か19日か、そのへんらしいです。書き下ろしショートショートも読めるよ!
あと、6月14日(日)は、第9回本格ミステリ大賞 受賞記念トークショーがあります。私も聴きに行く予定。綾辻さんはいらっしゃるかどうか分かりませんが(出演者には含まれていません)。「幽」11号は今月出るの?来月って話もちらっと耳にしましたが。あと、6月末に出る「小説推理」8月号に、第31回小説推理新人賞選考座談会は載るんでしょうか、あとで確認してきます。(不確定情報ばかりですみません)

背景は「赤い靴」。頭の中に浮かんだのは、いわさきちひろさんの絵でした。

6月2日 6月の綾辻さん。つづき。

昨日書いた「小説推理」の件、確かめてきました。第31回小説推理新人賞の選考座談会、載ります。選考委員は、綾辻さん、有栖川さん、光原百合さん。発売日は27日(土)です。

 てっきりウジ虫が結託して助けてくれるのかと<なんのコントだ(笑)。
美少女好き、虫はけっこう平気、ということで楽しみにしていたアルジェントの「フェノミナ」をようやく鑑賞。おおっ、これは私の好みのど真ん中でした。弱すぎず強すぎず、凛として健気なヒロインがもう、ひたすら美しい。かわいい。感想はこちらに

京都を舞台に「ノベルなび」。書き手に我孫子さんとか太田さんとか、知ってるお名前がいくつか。

6月3〜4日 ちょっと忙しいので、しばしお休み〜。

6月5日 歯医者通いはつらいよ〜。

今年も「新聞おばさん(PTAの広報部)」をやっております。今月はいろいろ立て込んでて、ああどうなることやら。ぜい。

そんな中でのビッグニュース。新宿ロフトプラスワンにて、『ナゴム、ホラーライフ』刊行記念トークショー、「ナゴム、ホラーナイト」が開催されます(詳細はこちらに)。出演は、綾辻さん&牧野さん+清水崇監督。ところでこれって、19:00スタートで終わるのは何時なの?

taipeiさんが、『島田荘司全集 III 』の「新本格黎明期の思い出」について語っておられます

湊かなえ『贖罪』特設サイト。サイン会もありますよ〜。
お、東京創元社HPって、過去のサイン会やイベントの写真もいろいろ載ってるんですね。ここのサイトは更新も早いし、コンテンツも充実してるなあ。

『本格ミステリ09』(講談社ノベルス)刊行。表紙に金魚がいますよ>礼子さん。

収録作は、
<小説>
 「しらみつぶしの時計」法月綸太郎
 「路上に放置されたパン屑の研究」小林泰三
 「加速度円舞曲(ワルツ)」麻耶雄嵩
 「ロビンソン」柳広司
 「空飛ぶ絨毯」沢村浩輔
 「チェスター街の日」柄刀一
 「雷雨の庭で」有栖川有栖
 「迷家(まよいが)の如き動くもの」三津田信三
 「二枚舌の掛軸」乾くるみ
<評論>
 読まず嫌い。名作入門5秒前
 「『モルグ街の殺人』がほんとうに元祖ミステリなのか?」千野帽子
<解説>
 「本格ミステリ09解説」千街晶之

最近読んだ本‥といっても、先月は『Another』にどっぷりひたっていたので(傑作ですよ!秋の刊行をお楽しみに!)、ほとんど読めていないんですが。
高野和明『6時間後に君は死ぬ』(講談社)が面白かった!特に「3時間後に僕は死ぬ」の緊迫感はただごとではありません。よくこれだけ考えたよなあ。ドラマ化もされているので、そのうち観る予定。
伊坂幸太郎さんの映画を二本観ました(「フィッシュストーリー」「重力ピエロ」)。小説は『フィッシュストーリー』『終末のフール』を読んで、今は『重力ピエロ』再読中。『重力ピエロ』はいいね〜、今まで読んだ伊坂作品の中では私はこれがベストだな(未読がいっぱいあるけど)。映画のほうも作品の雰囲気そのままで、すごくよかったです。黒澤は出てこないけどね。

   

6月6日 東さんのブログにあったこの記事、いったいいつの「ダ・ヴィンチ」に載るんでしょうか‥。

お、これは気になるぞ。読んで、「半七」!─半七捕物帳傑作選〈1〉(ちくま文庫) 著者:岡本綺堂 編者:北村薫・宮部みゆき

「新人のうちはこういうアンソロジーへの収録を断らないほうがいいと思うんだよな」(杉江松恋は反省しる!)。断ったのって、誰だろう?(笑)

本格ミステリ作家クラブ、今月の本格トピックス。綾辻さん、事務局長、四年間ご苦労さまでした。もう、開票式で票を読み上げる綾辻さんは見られないのか‥。

6月7日 

ポプラ文庫クラシック、7月の新刊は以下の4冊だそうです。
『魔人ゴング』解説:永井豪
『魔法博士』解説:池井戸潤
『鬼面城の秘密』解説:寄藤文平
『悪魔人形』解説:松苗あけみ
9月、11月にも4冊ずつ出て、計26巻に。やっぱり、それ以降は出ないのか、残念だ‥。

これ、実物を見てみたいなあ(笑)、恐怖のトイレットペーパー

6月8日 

昨日の読売新聞「愛書探訪」は、石田衣良さんによる『ぼくのメジャースプーン』評でした(三分の一が石田さんの自分語りで、なんだかなあと思う部分もあるにせよ)。石田さんと辻村深月さんの名前で検索したら、こんなページがヒット。『編集会議』に登場した作家一覧。ところでこの「編集会議」、今は休刊中。早ければ六月にリニューアル再刊、という話はどうなっているのかなあ。

6月9日 すみません、ちと体調不良。

‥なんですが、講演会のお知らせをば。

関ミス連 恒川光太郎・遠藤徹講演会(対談)
 6月13日(土) 13:30〜(開場12:30) 同志社大学(京都) 詳細はこちら
花園大学ミステリ講座「作家逢坂剛の誕生まで」
 7月4日(土) 14:00〜(開場13:00) 詳細はこちら
花園大学 花村萬月公開講演会
 6月20日(土) 15:00〜(開場14:00予定) 詳細はこちら

6月10〜12日 おやすみ。

6月13日 

はい、なんとか体調復活。と同時に、ここ半年ほどぱったり途絶えていた仕事(自動車関連の下請け内職)も、ぼちぼちもらえるようになってきました。景気、少し上向いてきたのかな。明日は本格ミステリ大賞の受賞記念トークショーです。行ってきます! たぶん行けると思う‥行けるんじゃないかな‥

丸善、著者インタビュー 『愚行録』の貫井徳郎さん。サイン会の写真もあります。

「MYSDOKU 〜ミステリ読書会〜」が開催されます。課題図書は、米澤穂信さんの『秋季限定栗きんとん事件』。7月18日(土) 14:00〜17:00、ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店7号室にて。申し込み締め切りは7月12日(日)です。詳細はこちらを
それから。先日行われた「MYSCON10」のスタッフレポートがこちらに。ひとつ思ったのは、年表。「新本格」って名称じゃなく、ふつうに「最近の本格」でいいんじゃないの? 年表の作品欄に、泡坂さんあり湊かなえさんあり、違和感ありまくり。

7月5日のトークショー「ナゴム、ホラーナイト」。トーク終了後にサイン会があるそうです。対象書籍はもちろん『ナゴム、ホラーライフ』。当日会場で購入してもよし、持参してもよし。詳細はこちらを

6月14日 

「幽」11号は7月3日発売予定のようです。ところで、東さん京極さんに「もう少し早く書きましょう」と云われているのは誰だ? 綾辻さんでないことを切に祈ります(笑)。
お、ここによると、「ダ・ヴィンチ」8月号に『ナゴム、ホラーライフ』特集記事が載る模様。そっか、単行本のカバーを外すと‥なんですね。

というわけで、もちょっとしたら出かけます。うわ、どしゃ降りだよ。雷まで鳴ってるよ。近所の犬が怯えてきゃんきゃん吠えてるよ‥と書いて一時間も経たないうちに、雨がやみ、晴れ間がのぞいてきました。何着てきゃいいんだ(笑)。

6月14日(その2) 

本核ミステリ大賞受賞記念トークショー、行ってきました。本日は、講演の写真撮影・録音不可。詳しいレポはそのうち「ジャーロ」か何かに載るかもしれませんので、そちらをお楽しみに〜ということで(いや、一応レポは書きますけどね)。一番記憶に残ってるのが、くろけんさんの「アホ向け」って言葉なんですけど、どーしましょ(笑)。登壇者がみんな、若い頃親しんだ辻さんの『仮題・中学殺人事件』の探偵役「牧薩次」と同席していることを、とっても感慨深げに語っていたのが印象的でした。
あ、そうそう、『完全恋愛』の新帯に綾辻さんの推薦文(というか、本格ミステリ大賞の選評だと思います)が。「これはもう、感動するなというほうが無理な話なのである」

6月15日 

「ジャーロ」2009年夏号、本日発売。本格ミステリ大賞の選評が載っています。うわあ、書きたいことが山ほどあります(笑)が、これから読む方に先入観を与えてもいけませんから、もちょっとしてからにしましょう。お、次号には昨日のトークショーのレポートが載りますね。こちらもお楽しみに。

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