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 Ayalist 2009年10月の日記(後半) 

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10月16日 トップページの上のほう、日付や曜日が間違っておりました、すみませんすみません。

所用で栃木の北のほうにおりました。二日間、慣れないパンプスを履いていたら、足がドラえもんのようにむくんでしまい(いやそれは大げさ)、まいったまいった。実はこっちのほうでも、テープ起こしをして講演会レポを書かなければならず、したがってフォーラムのレポの続きはしばしお待ちを。

二日ぶりにネットをめぐって拾った話題をいくつか。
ワセミス講演会の講師は北山猛邦さんらしい。正式なお知らせはそのうちに。
・「新刊ニュース」11月号、特集の “人気の著者がオススメするこの秋読みたいこの3冊!”が読みたいんだけど、これってどこで買えるの?
あ、くそ〜、発売日が結局29日に延びてるよ。この間まで26日だったのに、カドカワめ。
『2010本格ミステリ・ベスト10』読者投票開始(素行迷宮)。締切は11月6日(金)24時です(あれ、いつの間に5日24時に?? ただいま確認中→確認しました。本来の締切は5日で、最初に6日と誤記してしまったのを途中で直したんだそうです。そのあたりの事情を鑑み、投票は6日の分まで集計に入れるよう、ご配慮くださるそうです。)。私は今年も、びっくりするぐらい本格の新刊を読んでいないので、まったく参加できないにゃー。
・謎の「MYSTERY Google」(日本語は不可みたい)。これって、前の人が検索したところに飛んでるの?
「ノベルなび」大賞の募集を開始! 。締切は11月30日。
・これは、横溝正史ミステリ大賞贈呈式の写真かな?
京都の皆さんと遊びました(国樹由香さん)。mixi以外で「ぷち」と「ぴか」の写真を見たのは初めてかも。「ぽち」と「ころ」も見たかったなあ。
・気がついたら、中国語版館シリーズの表紙がまとめて一新されていました。なかなか雰囲気いいですね。「奪命十角館」も「殺人十角館」に改まりました、暗黒館の発売にあわせて全新版が出たみたい。「驚嚇館」も出ております。
・わあっ、いつの写真かな、これは
・これは、ず〜〜〜っと以前にご紹介したと思うけど、今見るといろいろな意味で感慨深し。1997年の鮎川哲也賞贈呈式(野間美由紀さん)。

背景は「電波塔の少年」です。

10月17日「小説すばる」11月号、綾辻さんの掌篇「心の闇」が載っています。

書影神経衰弱、なんちゃって。残るものもありますが。
             

10月18日 今日の夜は、宇都宮エスプリに行ってきます。えへへ。

昨日の答え合わせ(?)。最近刊行された画集も好調、人気のイラストレーター、中村佑介さん。私は、森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』表紙で初めて知りました。このところ、本の表紙でよく見かけるなあと思ってたんだけど、有川浩さんの『植物図鑑』は、カスヤナガトさんのイラストなんですよね。この二人、混同している人が意外に多いです。あと、林静一さんの絵にもちょこっと似てますよね(線の細さや、女の人の横顔の感じが)。昨日の表紙絵は、『植物図鑑』『神様のカルテ』がカスヤナガトさん、小梅ちゃんが林静一さん、あとの五つが中村佑介さんです。

10月19日 来たか長さん待ってたホイ!(いつの時代の人なんだ)

うわーーっ、もしかしたらイラストの表紙になるんじゃないかと秘かに思っておりましたが、これは想像の斜め上を行くスバラシサではないですか!
でもって、サイン会もありますよ! 11月8日(日)三省堂書店神保町本店 1階特設会場 開場14:30 開始15:00(サイン会で「開場」って、初めて聞いたかも)。先着150名、電話予約も可(03-3233-3312)です。発売後は本を購入する際に1階レジカウンターで整理券をゲットし、サイン会当日、本と整理券を持って会場に来てね。詳しくはこちらをどうぞ。東京以外の方は、もうちょっと待っててね、情報が入り次第お知らせします。

今日は他にもいろいろ告知あり。
▽北山猛邦さん講演会(ワセミス主催) 11月7日(土)開場10:00 開演10:30 早稲田大学早稲田キャンパス14号館102教室にて。琴瀬さん情報ありがとう!
▽桜庭一樹さん 『製鉄天使』刊行記念サイン会(大阪) 11月8日(日)14:00〜15:00  紀伊國屋書店梅田本店 1F特設会場にて(06-6372-5821)。整理券は先着100名に2番カウンターで配布。詳しくはこちら
▽桜庭一樹さん 『製鉄天使』刊行記念サイン会(池袋) 11月14日(土)14:00〜  リブロ池袋本店 西武池袋本店別館B1F特設会場にて(03-5949-2910)。整理券は先着100名にAゾーン(文芸書売場)レジカウンターで配布。詳しくはこちら
▽桜庭さんの『製鉄天使』は、サイン本ネット予約販売もあります。早い者勝ち!詳しくはこちら
▽相沢沙呼さん『午前零時のサンドリヨン』刊行記念トークショー 10月24日(土) 15:00〜(30分程度)そごう大宮店8F 三省堂書店大宮店内にて(048-646-2600)。整理券や事前の予約は必要なし。サイン会もあり(既に持ってる人も、持参すれば大丈夫)。 詳細はこちらに。新人さんがいきなりトークショーとはすごいなあ、マジックの実演もあるようですよ。

10月20日 関西の皆さん、11月7日、神戸のジュンク堂三宮店です! 詳しくはこちらを

10月21日 Googleが少年探偵団だ!そうか今日は乱歩の誕生日なのね。

『Another』サイン会、三省堂(神保町)のほうは、電話予約可です。ジュンク堂(三宮)のほうは、電話をかけても今すぐには取り置きはしてもらえないそうです。発売されてから電話予約可になります(ただし、こういうのって途中で変わることもままあるんで、気になる方は自分でチェックしてね)。会場となる書店の近くにお住まいの方は、まず発売日にお店に行って『Another』を買い整理券ゲット、一週間かけてじっくり読み、本と券を持って当日サイン会に臨む、という手順がおススメ。これなら綾辻さんに直に感想を伝えられますからね。
さて、来月の8日はサイン会以外には何の予定を入れようかな。「ハプスブルグ展」もいいな。そうだ、「大乱歩展」にも行かなくちゃ。実は、先日上京した折(10日)に神奈川近代文学館を目指したんだけど、全然違う駅で降りちゃって、ものの見事に迷子(笑)。おかしいなあ、生まれて22年間、神奈川県民やってたんですけどねえ。
そうそう、あの日のご報告を忘れてました。肝心の乱歩フォーラムのレポはもうちょっと待っていただくとして、他には「伊島薫写真展」(被写体が女優さんなのでどうしても顔を見せたい、なのでみんなポーズが似ちゃう、そもそも綺麗すぎて死体に見えない、一つの被写体を近くから遠くから色んなアングルで撮影するというコンセプトはいいんだけど、写真によって微妙に手とかが動いちゃってる、とまあ思ったりもしましたが、トランク詰めキョンキョンのポストカードを買えたんで満足。)と、「新日本耽美主義宣言」金魚がありましたよ>礼子さん。篠井英介の直筆推薦文も良かったよ。)と、二度目の「人・形展」白蟻姫可愛かったです。邪魅もいたよ。塗仏は意外に小さかったな。)を見ました。迷子になった横浜では、美術館のショップで長谷川潔の一筆箋を購入。得るものの多い一日でした。

10月22日 

こんなところで「綾辻行人」の名前を見るとは。去年の記事ですけど、国井咲也の『オレンチ・コード』〜アニ眼で社会を斬る

掲示板で情報いただきました。『京都魔界地図』という本に、綾辻さんの短篇「深泥丘三地蔵」が収録されています。先日の「心の闇」といい、深泥丘シリーズの短篇が次々。うれしいなあ。
 

Amazonだと、『Another』10月30日発売になってますね。ま、とにかく今月末には出るよ、と。新刊、新刊、うれしいな〜♪

10月23日 

サイトの「データベース Step 1 ようこそ綾辻ワールドへ」の項を書き改めました。すみません一年も放りっぱなしで(汗)。あと、近況や予定表のページも、ちょこちょこ手直し。

朝のNHKで、たいそう凝った書棚の書店を紹介していて、でもどこのお店だか云ってくれないのよね(単に聞き逃しただけかもしれませんが)。で、検索しまくったら分かりました。本日開店!「ストーリーのある書棚」(日経ビジネス)。へえ、あの駅から近い丸善で。今度上京した折にはのぞいてみようっと。

『逃亡者』レビュー(朝日新聞)。熱くなりすぎず、冷静に細かなところまで行き届き、かつ書き手の気持ちがちゃんと伝わってくる、いい書評だと思いました。著者も評者は作家の江上剛氏。経済小説で知られる作家さんだが、畑違いの方にほめられると、なんか嬉しいやら恥ずかしいやら。「〜者」シリーズを愛読されているそうだ。うーむ、ありがたいです。」と、喜んでおられました。

10月24日 

関西ミステリ連合(関ミス連)冬の総会、綾辻行人講演会があります!(詳細はこちら
 日時:12月6日(日) 開場 12:30 開演 13:00
 場所:大谷大学(詳しい場所
 講演者:綾辻行人さん
 講演形式:質疑応答形式
 入場料:1,000円(当日券のみ。会場は全席自由席)
 サイン会:有り
これに先立ち、綾辻さんへの質問を募集中。質問公募掲示板はこちらです

さあ、10月以降の予定がものすごいことになってきました。
10月:もう終わったけど、10日に乱歩フォーラムのトークバトル開催。「心の闇」「深泥丘三地蔵」短篇二作発表。29日に『Another』刊行。
11月:7・8日にサイン会。13日に『迷路館の殺人』新装改訂版刊行。26日に『ミステリ・ジョッキー(2)』刊行。「ダ・ヴィンチ」や「小説宝石」もチェックしつつ、
12月:6日に関ミス連講演会。「メフィスト」「幽」の連載があって、さらには「このミス」「本ミス」「俺ミス」‥。
ね、すごいでしょう。三ヶ月の間に本が三冊、短篇三作、イベント三回。ひゃあああ。

10月25日 

やっと見つかりました、『京都魔界地図』。表紙に大きく綾辻さんの名前がありますが、全128ページ中、綾辻さんの小説部分は17ページ。これで1470円‥まあいいか(笑)。小説以外の部分も、京都各所の伝承が語られていて、けっこう読み出がありそうです。もっと軽い感じだと嫌だなと思ったんだけど、わりとちゃんとしてたよ。東雅夫さんがいかにもかかわってそうな本だけど、それは違うのね。
「心の闇」「深泥丘三地蔵」の簡単な感想、「こころおきなく。」に書きました。

あと、『本格折り紙√2』も手もとに届きました。綾辻さんの推薦帯付き。長方形を折るというのがすごく目新しいし、数学話のコラムも面白いです(ちゃんと理解しているのかと聞かれると、心もとないですが(笑))。

10月26日 あれ、角川のHPでAnotherのバナーを見たと思ったのは、マボロシだったのか‥。

ばらのまち福山ミステリー文学新人賞の第2回受賞作が決定。3月に第1回の表彰式があったばかりなのにもう。早いなあ。

『午前零時のサンドリヨン』刊行記念トークショーの模様。マジックでカードを選ばされた方(Heavenfall Specimen Laboratory)。お、ここは著者がコメント寄せてるぞ(MISDIRECTION)。

「綾辻行人さんへの新刊インタビュー 、終了しました」って書いてあるんだけど、うーん、なんの雑誌に出るんだろう?

「鮎川賞と立教大講演会とジュンク堂トーク」(国樹さんブログ)。トークバトルの写真はないのか、残念。

うわ、禍々しくて、みんな死んでるみたいな肌の色だけど、シックな色彩が素敵だなあ。

10月27日 昨日二時間ぐらいしか寝ていないので、ちょっとハイになっております。

綾辻さんの小説の新刊が出るので(めったにないことなんで)、その喜びにどっぷり浸っていたいところなのですが、片付けなきゃならない仕事が六つぐらい重なって、なんかもう忙しくってすみません。
とりあえず、掲示板でいただいた情報などを。

「本の旅人」11月号(角川のPR誌)発売。綾辻さんのインタビューが載ってます。カラーページあり。
『Another』特設ページ。冒頭部分の立ち読みも出来ます。
幻妖ブックブログでも『Another』紹介。ちろっとですけど。
・『Another』の表紙絵はこの方、遠田志帆さん
・ミステリチャンネル改めAXNミステリーのゲストルームで綾辻さんインタビュー。11/3〜14の間に六回放送があるようです。詳しくはリンク先を。
「新!読書生活」大沢さん、道尾さん対談に530人招待。なんだこの写真は、解像度が悪いにもほどがある。
初野晴さん×真藤順丈さん 公開対談講座。なんか面白そうな組み合わせです。
・前に日記で取り上げた、「松丸本舗」が丸の内本店4階にオープン!

10月28日 いよいよ明日、『Another』発売です! うちの近所の書店に入ってくるのは、30日以降かなあ‥。

十角形ですね(笑)。ガタガタ走りにくいと思います、これは。

桜庭一樹『製鉄天使』特集サイト。特攻服の下はさらし巻かなくっちゃですよ、姐さん。

フクさんの日記を読んで、遠藤徹さんのホラー文庫の題名が親本からことごとく変わっていたことを、今さらながら知りました。表紙が七戸優さんなこともあって、三冊とも買ったんだけど、『姉飼』以外はまだ読んでないや。そうか、『弁頭屋』と『くくしがるば』だったんだ。

10月29日 頑張れば頑張るほど、自分の仕事がますます増えていくのはなぜ‥。

『Another』、皆さんの最寄りの書店には配本がありましたでしょうか。私は残念ながらまだ、実物を見ておりません。ま、Amazonも「活字倶楽部」の広告も「10月30日発売」となっていたから、明日並ぶところが多いのでしょう、きっと。
読み終えたら感想、お待ちしております。「こころおきなく。」のほうへ、よろしくどうぞ。

「「このミス」投票のため読み残しを片付けているご同輩、『Another』は読んでおいたほうがいいと思いますよ。」(杉江松恋さん)。

このコーナーに登場するのは、子どもの頃からばんばん読んでる人が多いんだけど、ちょっとズレてる加減が逆になんかいいなあと私は思ったです。作家の読書道「朝倉かすみさん」

萩尾望都さん、『月館の殺人』は読まれたらしい

10月30日 

ジュンク堂三宮店でもサイン会予約を受け付け始めたようです。

『Another』、わ、すごく分厚いです。でも、軽いので凶器にはなりそうもないです(笑)。なるほど、目次にそういう趣向を。買った方はこの週末、存分にお楽しみくださいね〜。綾辻さんが描く、中学生たちの物語。すっごくいいですよ〜♪

10月31日 『Another』表紙カバーを外してみました? 月館のあとがきを思い出しました(笑)。

京都でもサイン会があります! 11月14日(土) 大垣書店四条店(075-253-0111)16:00から。詳しくはこちらを。電話予約が可能かどうかは、今日訊いてみます。←訊いてみました、予約可能だそうです。

「綾辻行人「Another」新たな代表作の誕生!」(pick up)。綾辻さんの同級生のHP。
「Another」(techicoo)。表紙イラストを描かれた遠田志帆さんのブログ記事。本の感想も書かれています。表紙絵の完全版はこちらに

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