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1月16日　センター試験でっす（息子が）。背景は、「雨になりたい」。

1月17日　センター試験、終了っ（息子が）。帰宅第一声は「いろんな意味で、終わったな」（笑）。おいまだ諦めるな、二次試験頑張れ。

掲示板にて情報いただきました。E-Pin企画10周年記念公演＋城山羊の会『イーピン光線』のチラシに、綾辻さんが推薦文を書いておられます。拡大画像はこちらに。
推薦文で思い出しましたが、『Anniversary 50』の各短篇の扉に著者の言葉があって、多くの方は「50周年おめでとう」とか「カッパ・ノベルスありがとう」的な文章を書いておられるのに、綾辻さんは律儀に自作の解説を‥。きっと「扉に著者からの一言を載せるので、お願いします」という依頼だったんだろうなあ（出版社自ら「50周年を祝ってください」とは云えないだろうから）、と勝手に想像。

戸松淳矩さんの『Another』感想。ネタばらしはありませんが、本を読んでからのほうが、いいかな。

1月18日　著作権的にはアレですが、すごく懐かしかったので紹介しちゃおう、「YAKATA」を実況。

買ったばかりの写真集にミルクティーを盛大にこぼしてしまったり（ただでさえブキミなモノクロ写真が、余計に凄みを増してしまいました（笑））、鍵を持たずに出かけて危うく閉め出されそうになったり、次男の調理実習の材料を買うのをころっと忘れてて、朝あわてて学校に届けたり（朝九時に開く店が近所にあって、よかったー）。なんだかおたおたしています。週末はまた歯医者だ、がんばれ自分。

『インシテミル』映画化。ええーっ。中田秀夫さんって、「リング」の監督さんかあ。

「猫丸先輩の演劇」。なんと、原作者サイン会もあるよ！

1月19日　おっ、『川に死体のある風景』が3月に文庫化。綾辻さんの「悪霊憑き」が収録されています。

1月20日　第三回バカミス☆アワード候補作募集中。『Another』が候補に残っても、綾辻さんは喜ばないだろうなあ（笑）。

森見登美彦さんと読書会「オーサー・ビジット校外編」参加者募集。25日必着なので、まだギリギリ間に合うかな。といっても、対象は中高生に限るんですが。

30年後の出版界のためにいまできること。確実に時代は流れていきます。

1月21日　

掲示板にて情報いただきました。『水車館の殺人』（講談社YA！ENTERTAINMENT）2月発売。十角館がこのレーベルで出たときは、館シリーズの続刊もこのレーベルで出るのかなあと思いはしたのですが、時間が経って忘れてました（汗）。でも、ということは、ゆくゆくは「暗黒館」も？　ちょっと想像できないなあ（笑）。イラストは、十角館のときの山下和美さんが担当されるのでしょうか？　続報を待ちましょう。

こういう方だったんだ、写真を初めて見ました。「矛盾に挑み続ける山崎豊子さん「不条理許せない」」（朝日新聞）。

「大藪賞に樋口明雄氏と道尾秀介氏」。おおっ、『龍神の雨』が！　おめでとうございます！

観る前は、もしかしたら地雷かなあと思ってたんだけど（笑）、びっくりするぐらいよかった、映画「BANDAGE バンデイジ」。岩井俊二の映画や小林武史の音楽を好きな人は、必見。

1月22日　

本屋大賞ノミネート作品発表。
　『1Q84』村上春樹（新潮社）
　『神様のカルテ』夏川草介（小学館）
　『神去なあなあ日常』三浦しをん（徳間書店）
　『植物図鑑』有川浩（角川書店）
　『新参者』東野圭吾（講談社）
　『天地明察』冲方丁（角川書店）
　『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子（文藝春秋）
　『船に乗れ！』藤谷治（ジャイブ）
　『ヘヴン』川上未映子（講談社）
　『横道世之介』吉田修一（毎日新聞社）
んまー、見事に全部未読。おススメ作品がありましたらぜひ、掲示板にて教えてくださいまし。

1月23日　

申し込んだ「読書のいずみ」が送られてきました。綾辻さんのインタビュー、14ページもあります。これは読みでがありますね（^^）。“3年半ぶりとなるこの長編『Another』について、学生時代のエピソードも交えてとことん語っていただきました。京大・ミステリー研究会で出会った友人とのお話、アンテナを張り巡らせてチャンスを掴みとってきたお話など、こぼれ話もあわせてお楽しみください。”　インタビュアーは大学生のお二人なんですが、吉田良さんの本の推薦文のことまでよく知ってるなあ、と感心。ひとりは以前日記で紹介したこの方、もうひとりはこの方です。「読書のいずみ」は大学生協の書籍店で無料配布されているそうなので、ぜひ探してみてください。購入もできます（詳しくはこちらを）。

お年玉でiPodを買った娘、時おり私のPCを使って曲をダウンロードしています（携帯に入れた曲は、著作権上の理由で暗号化してあるので、iPodには入れられないそうで）。どれどれどんな曲を聴いているのかなと覗いてみると、女性ヴォーカルの曲がほとんど（私と趣味が似てるなあ）、男性ヴォーカルは嵐と福山雅治（去年の紅白で聴いて、いいと思ったらしい。ちなみに私が紅白で一番印象に残ったのは、平原綾香のバックでギターを弾いてたRollyでした（^^）。今年も猫森、来てくれるといいなあ）、へえアニソンが多いんだ、アリプロもあるぞ（友だちの影響らしい。アニメは見ていないんだけど）。アニメといえば、長男は「生徒会の一存」に続いて「バカテス」を深夜に録画しているらしく。見るのは受験が終わってからにしておきな〜。

1月24日　

「今週の本棚・本と人『Another』著者・綾辻行人さん　ホラーに推理を交え新境地」（毎日新聞 24付東京朝刊）。あれ、ネット上だと写真はないのか。

うわ懐かしいぞ。久しぶりにCDを聴きたくなりました、「ナイトメア・プロジェクトYAKATA」。「忘却の夜」の最初が試聴できます。

1月24日(その2)　

第１回 ノベルなび大賞 授賞式と記念講演会。1月30日（土）、京都嵯峨芸術大学 罧原キャンパス 有響館G401にて。「ノベルなび作品の講評と小説によるまちおこし」というパネルディスカッションには、我孫子武丸さん、北野勇作さん、遠藤徹さんが出演。懇親会では作家さんのサインもいただけるようです。

1月25日　

本日発売の「活字倶楽部」2010年冬号、「人気作家 大アンケート」に綾辻さんの回答が載っています。また、「Book Review」には『Another』の評が載っています。

1月25日(その2)　作家・北森鴻先生逝去（東京創元社からは来月新刊が出ます）。

ちょっと‥言葉が出ないです。大ショック。
作品リストはこちら（公式サイト 酔鴻思考）。シリーズごとにまとまっているWikiの代表作の項もぜひ参考にしてください。北森さんの書かれた作品を読もう！読み継いでいきましょう。私のおススメは、『花の下にて春死なむ』（講談社文庫）です。推理作家協会賞受賞の、連作短篇集。
　
第17回なぞがたりなばりの講演会レポは‥あれ、ありませんでしたっけ、N市のAさん。ぜひまた公開してください、お願いします。青猫さんのレポは、おっとこちらもサイト移転中でまだアップされてないや。紅葉さんのレポはこちらに。ほんと、ついこのあいだ行われた講演会だったのに‥（涙）。

1月26日　青猫さんが、北森鴻さんの名張講演会レポをアップしてくださいました。民俗学がらみの話とか、すっごく面白いよ。

野間美由紀さんが「私よりもひとつ年下」ということは、綾辻さんともひとつ違い、しかも北森さんのほうがお若いんだなあと。件の『パズルゲーム☆はいすくーる（12）』は私の本棚にもあるので、慌てて取り出し解説を一読。なんという、こんな意地悪な偶然ってあるんでしょうか。
「問題小説」2月号や「KENZAN！」にも北森さんの小説が載っています。「小説新潮」で連載もされてたんだ。嗚呼‥（泣）。

1月26日(その2)　

講談社100周年 図書カードプレゼント、締切は2月5日です。あっという間に一年経っちゃったんだなあ。これ、毎週100名に当たるんだと勘違いしてましたが、それだと総額4500万円になっちゃうってば（笑）。45週間で100名ということは、一週間に2、3人ってことか。どうりでハガキを出しても出しても音沙汰ないわけだ。「毎週100人、総額4500万円」でよいのではないかとご指摘いただきました。そっか、ただ私がクジ運悪いだけなのかー。

今頃になってようやく、「探偵Ｘからの挑戦状 Season2」を見終わりました。「殺人トーナメント」みたいな論理クイズは解けるんだけどなあ（これはラストの趣向までばっちり当たったので、我ながらびっくり）。ひたすらちまちま、時間さえかければ解けるぞ的な問題はイケるんですけど、これがひらめきや観察力を必要とするミステリになると、玉砕しちゃうんだよねえ（笑）。エレガントな解答は、ほど遠い‥。

1月27日　

うへえ、やっぱこの人すげえや。今日の朝日新聞にもインタビューの一部が載っていましたが、ぜひこちらの完全版をどうぞ。作家の読書道 第99回「冲方丁さん」。

1月28日　歯を抜いたあとの穴にご飯つぶがスポッと入って、食事の度にいちいち面倒くさいmihoroさんです（笑）。

何新聞の夕刊でしょうか、情報求む〜。

そういえば、そろそろ本格ミステリ大賞の候補作が決まる頃でしょうか。今月末〜来月頭ぐらいの時期ですよね、毎年。今年の五作は、なにかなー。

1月29日　

あっ、これ面白そう！　11人の作家が描く架空の街の謎物語『蝦蟇倉市事件』。佐久間真人さんのイラスト地図がいい感じです。こういうの見ると、「まほろ市」の「有梅・蜜漆」を思い出しますな（笑）。

今日の朝日新聞に、「『Another』大好評４刷！」と広告が。おおっ、絶好調ですね。うれしいなあ。児嶋都さんのブログには、ホラーバーで遊ぶ綾辻さんの写真が（^^）。

1月30日　

「読みたい：物語にひたる　本格ミステリーへの愛情」（毎日新聞）。26日夕刊（東京版）に掲載されたのかな？『本格ミステリの王国』『綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー（２）』が取り上げられているようです。有栖川さんのコメントもあり。

1月31日　

「スペシャル対談、無事に終了しました」　「綾辻行人さん、京極夏彦さんに感謝です」　「ダ・ヴィンチ」3月号ね（3月発売の4月号だそうです）、めもめも。そう云えば、「ファウスト」次号はいつ出るのかねえ（遠い目）。