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 Ayalist 2010年2月の日記(後半) 

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2月16日〜 今回の中継は早朝〜午前がメインなので私向き(^^)。仕事をしながらオリンピック観戦してます。

なので更新頻度が落ちててすみません、読書もちっとも進まないや(汗)。でもこれは重要なので書いておかなきゃ、本格ミステリ大賞の候補作が発表になりました。

第10回本格ミステリ大賞候補作(タイトル50音順)
小説部門
『Another』綾辻行人(角川書店)
『追想五断章』米澤穂信(集英社)
『花窗玻璃』深水黎一郎(講談社)
『密室殺人ゲーム2.0』歌野晶午(講談社)
『水魑の如き沈むもの』三津田信三(原書房)
評論・研究部門
『アジア本格リーグ』島田荘司選(出版企画に対して)(講談社)
『英文学の地下水脈』小森健太朗(東京創元社)
『戦前戦後異端文学論』谷口基(新展社)
『都筑道夫ポケミス全解説』小森収編集(フリースタイル)
『ミステリ・ジョッキー2』綾辻行人・有栖川有栖(講談社)

今年は「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞」やらないのかな?>政宗さん。Ayalistでは、掲示板上で「この作品が大賞を獲るんじゃないか」予想や、「自分はこの作品を推したい!」推薦作募集などなど、いずれ(五月に入ったら、かな)やりたいと思います。なので皆さん、五月までにできれば候補五作品、読んでおいてね(書き込みは、五作読んだ読まないは問わずに募集するつもりですが、そりゃ読んでおくにこしたことはないもんね)。評論部門は、『ミステリ・ジョッキー』はとても読みやすいので、それだけでもぜひぜひ(おい)。

それから、『珍しい物語のつくり方』(講談社文庫)帯の応募券を送ると、抽選で10名に、本格ミステリ大賞公開開票式の招待状が届きます。応募締切は3月末ですので、まだ間に合いますよ。今年は5月15日の土曜日開催なので、倍率高そうだなあ。当たった方は、レポ、よろしくお願いしますね(まだ先の話ですけど)。というか、本格ミステリ作家クラブ会員のどなたかが、開票式をTwitterで生中継してくださればいいのにね。

綾辻さんは、小説部門と評論・研究部門、両部門でノミネートされるという快挙を成し遂げました。ぱちぱち。『Another』が、本格ミステリとして会員の皆さんにどのように評価されるのか、結果を楽しみに待ちたいと思います。個人的には、作者ご本人が「本格ミステリとしてももちろん読めるけど、まずはホラーと思って楽しんでほしい」とおっしゃってた作品なんで、ちと複雑な気持ちもあったりして。もちろん今回のノミネートは嬉しいんだけど、ね。

背景は「おもちゃ」です。

2月25日 

ええっと、十日間のご無沙汰でした。ようやく長男の二次試験が終わりまして。さ、予備校探すか(発表は来月なんですが、すでに諦めモード)。

今日、発売だったみたい。まだ実物は見ていないです in栃木。
 

綾辻さん推薦!の新人さんの本が二冊出ています。ひとつは、両角長彦さんの『ラガド 煉獄の教室』(光文社)。第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作です。帯に、選考委員の選評の一文が掲載されています。綾辻さんは、「終盤の、異様なまでの迫力に興奮」。現在発売中の「小説宝石」3月号には、綾辻さんと両角さんの対談が掲載されています。綾辻さん、真面目な質問者に徹しています。
もうひとつは、梓崎優さんの『叫びと祈り』(東京創元社 ミステリ・フロンティア)。第5回ミステリーズ!新人賞受賞作です。WEB本の雑誌でも絶賛されていますね

受賞作と云えば、横溝正史ミステリ大賞の結果が全然聞こえてきませんね。どうしたのかなあ。
杉江松恋さんが「凄すぎる」とおっしゃっていた、「問題小説」3月号に掲載されている第11回大藪春彦賞の選評は、読みました。たしかにこれは凄いです。というか、これが当たり前です(笑)。「文藝春秋」「オール讀物」の芥川賞・直木賞の選評も読んだけど、相変わらずシンちゃんは日本語がなってないし、ジュンちゃんも性愛にしか興味がないみたいだし、なんだかなあ。メッタ斬りのお二人にはぜひ、この選評も斬っていただきたいのですが。
あ、先の「問題小説」には、北森鴻さんの追悼特集も(近藤史恵さん、杉江松恋さんの追悼文が載っています)。最後の単行本『うさぎ幻化行』(東京創元社)も刊行されましたね。

ついったーで拾った情報。その1、「ダ・ヴィンチ」4月号の特集が楽しみ。その2、「綾辻さんと有栖川さんの某雑誌掲載用の撮影大会」って、何?「メフィスト」用かしらん。その3、16日はヴァニラ画廊。おお、お花も立派。その4、何新聞?情報カモン

「読売ミステリーブックフェア2010」。さっそく対象書籍を買って、真っ赤な文庫カバーをもらいましたよ。大沢さん、京極さん、今野さん、東野さん、道尾さん、柳さんのサインが印刷されています。

2月26日 

掲示板にて情報いただきました。第19回なぞがたりなばり、来月開催です(申込方法など、詳しくはこちらを)。
日時:3月21日(日・祝)13:00開場、13:30開演
講師:今野敏さん 演題:「謎の魅力」
場所:名張市南町 名張産業振興センターアスピア 1Fホール
参加費:1,000円(18歳以下500円)

その前日ですが、こんな催し物も。「翻訳ミステリー大賞贈呈式&コンベンション」

来月26日発売の『川に死体のある風景』はこんな表紙。なんか、ヨーロッパの川みたいですねえ。

2月27日 やっと『水車館の殺人』YA!版を発見。佳多山大地さんの解説は、もう少し子ども向きでもいいのでは。

「コララインとボタンの魔女」を観ました。冒頭から人形の解体シーン(笑)。ブラックで、とーっても私好みの映画でした。3Dである必要性はあんまり感じなかったけど。吹き替えの榮倉奈々は大健闘!

2月28日 

第三回世界バカミス☆アワード最終候補作選考、投票受付中。締切は3月4日(木)だそうです。いそげ!

本屋大賞メタル斬り(前編)(後編)(本屋のほんね)。

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