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3月1日　背景は「空からマリカが」です。

長男の卒業式を無事終え、帰宅後テレビのスイッチを入れたら、なにやら盛大なコンサートの真っ最中。すみっこに「閉会式」の文字がなかったら、それと分からなかったかも（笑）。
オリンピック、終わっちゃいましたねえ。なんで私ってば、今季はこんなに一所懸命中継を観てたんだろ、あそうか、BSを家のテレビで見られるようになったからか。スポーツ中継は、余計な芸能人の出てこないNHKが好きです。夜のセレクションのベッキーと矢崎滋さん（＜違います、アナウンサーです）も好印象。
LIVEで観て特に印象深かったシーン。
・高橋大輔の演技。長野のキャンデロロ以来の感動でした。こういう演技力のある選手が日本から出てくるとは。びっくり。
・プルシェンコは、どうしても「トリノのほうがすごかったなー」と思っちゃうんだよね。ブランクをものともせず、ロシア代表でオリンピックに出てきたこと自体がすでに凄いんだけど。エキジビションの演技が一番ぶっ飛んでいたかも。
・深紅のバラの冠が似合いすぎるよ、ジョニー・ウィアー。
・川口＆スミルノフのペアには、メダルを獲らせてあげたかったなあ。
・やたら長い歌、やたら長い整氷作業。カナダ人はわりとおおらか？
・空中でふっと一瞬、時が止まったかのように見えた、國母のマックツイスト。でも、TPOはわきまえるに越したことはないと、おばちゃんも思います。
・スピードスケート日本のユニフォームが仏壇カラーだ、と笑ったら、とたんに成績がいまひとつに。すみませんバチが当たったんでしょうか。パシュート惜しかったです。
・アイスホッケーのキーパーが、殺っちゃんマスクじゃない！がーん！
・いつの間にか、カーリングのルールや攻め方に詳しくなっている自分（笑）。解説の小林さんのお陰です。「許してくれないですからねえ」と各国に恐れられる存在に成長した、二十年後の目黒さんが見たいな（結婚されて姓は変わっているかもですが）。
・日本チームが出場していないので、カーリング男子は最後の決勝戦を初めてテレビで。なんじゃあの派手なズボン柄は！（ノルウェーの）　道化師？
・サンダーバードのネーミングの由来が知りたい。
・スケルトンの越和宏。若手もちゃんと育っているようでよかった‥と思いきや、自分でクラブを作って育てたと？スポンサー探しもソリを作るメーカー探しも自分で？？　こういう選手に対して「国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない」なんて云えるんですかね、都知事は（怒）。
・スノーボードクロスは前回のオリンピックで知っていたけど、パラレル大回転は初めて見たよ。こちらもタイムじゃなく勝ち抜けなんだ。いったい何本滑るんだー！
・ゴール後のシャチホコ、生で見ました（笑）。＜どこの国の方だか忘れましたが、ゴール直前でこけて、板とか全部吹っ飛んじゃって、転がりながら身ひとつでゴール。腹這い状態のまま、とりあえず手足をピンと反らせて、おずおず「ゴール」のポーズをしたのが、かわいかったんです。
・クロスカントリーのリレー、ノルウェーの最終走者が四つも順位を上げる大力走。思わず見入ってしまい、お弁当のおかずを焦がしました。
・ボブスレー、ぜひ次回も日本らしい柄で。でも、キモノ・フジヤマ・サクラは今回使っちゃったから、日本の誇るものというと‥アニメ柄とかかな（笑）。スポーツに全く縁のなさそうな人が集まってきそうだ。
・ロシア・アイスダンスペアのアボリジニの衣装。なぜこれを選ぶ？？
・浅田真央のトリプルアクセル、キム・ヨナのフリー滑走後に思わず見せた涙、四年後が楽しみな長洲未来、いろいろあれど、個人的には鈴木明子のフリー演技に、MORAINAKI！
・今回も、ほぼ日・観たぞ！のページは楽しかったです。読むだけじゃなく、参加もしてしまいました。次はロンドンですね。

3月2日　3月の綾辻さん。

上旬　本格ミステリ作家クラブ　今月の本格トピックス「執行会議メンバー・今月の一言」
6日(土)「ダ・ヴィンチ」4月号　京極夏彦特集　綾辻行人×京極夏彦スペシャル対談
8日(月)　仁木悦子『猫は知っていた』新装版（ポプラ文庫ピュアフル）　綾辻行人・帯の推薦文
16日(火)　日本ミステリー文学大賞＆新人賞 贈呈式
26日(金)『川に死体のある風景』（創元推理文庫）刊行

今年三本目の抜歯。まだあと三本、抜くことになりそうです。抜くのにもだいぶ慣れました。

3月3日　

今年も開催するそうです！　インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞（政宗九の視点）。今年で九回目になるんですね。『Another』も候補になっていることですし、皆さんぜひぜひ、五冊読んで参加しましょう。私は、三冊目を読んでいるところです。

3月4日　BS2で「ベン・ハー」やってましたね。何度観ても、馬車レースのシーンは凄いや。

3月5日　

『Another』漫画化！　「ヤングエース」という雑誌で5月号（4月3日発売）から。漫画家は清原紘さん、以前、乙一さんの作品を漫画化された方ですね。次号予告（PDFファイル）。ううむ、あの部分はどうやって描くんだろう。

第63回 日本推理作家協会賞候補作が決定。
長編及び連作短編集部門候補作
　飴村行『粘膜蜥蜴』（角川書店）
　佐藤正午『身の上話』（光文社）
　貫井徳郎『乱反射』（朝日新聞出版）
　湊かなえ『贖罪』（東京創元社）
　米澤穂信『追想五断章』（集英社）
短編部門候補作
　安東能明「随監」（小説新潮5月号）
　伊岡瞬「ミスファイア」（野性時代11月号）
　石持浅海「ドロッピング・ゲーム」（不可能犯罪コレクション　原書房）
　永瀬隼介「師匠」（完黙　実業之日本社）
　結城充考「雨が降る頃」（小説宝石6月号）
評論その他の部門候補作
　小森健太朗『英文学の地下水脈』（東京創元社）
　谷口基『戦前戦後異端文学論―奇想と反骨―』（新典社）
　長山靖生『日本ＳＦ精神史』（河出書房新社）
　東雅夫『怪談文芸ハンドブック』（メディアファクトリー）

3月6日　

「ダ・ヴィンチ」4月号発売。“『冥談』刊行記念対談 綾辻行人×京極夏彦”が載っています。特集の番外編も、こちらに。
本文中に「3度目（の対談）」とありますが、初回のそれは、綾辻さんの『セッション』に収録されています（写真も。白黒ですが）。二度目は「IN・POCKET」誌上での対談。「YAKATA」発売の頃だから、98年だったかな。

3月7日　

喜国さんのサイン会に、有栖川さんの弟さんがいらしたそうです。綾辻さんの弟さんは、Web上で見かけたことあるなあ。喜国さん、来年こそは、東京マラソン当選しますように！

3月8日　

今日は、仁木悦子さんの『猫は知っていた』（ポプラ文庫ピュアフル）新装版発売日なんですが、ううむ、近所の本屋さんにはまったく入ってきてないや（涙）。版元のページによると、帯の綾辻さんの言葉は、「魅惑的なタイトルに惹かれて本を手に取った、遠い少年の日の記憶そのままに――。仁木悦子が奏でる謎と論理のハーモニーの、今なおなんと愉しく小気味よいことか。世代を超えて読み継がれてほしい名作、である」。
　

3月9日　

ちょっと長いけど、これは参考になりますね。私家版「雑誌原稿書き方＿全111条」（ココカラハジマル）。

「cool japan」で本の特集。祖父江さんがハジけてました（笑）。

「大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞の夜」（杉江松恋さん）。先に選評も読みましたが、かっちり骨のある熱い選考、カッコいいです。受賞者・道尾さんのその日の日記はこちらに。

「第3回 世界バカミス☆アワード」（ぼくのミステリな備忘ログ）。受賞作、ぜひ読んでみたいと思います。

3月10日　シャーロック・ホームズがいっぱい！（素行迷宮）。すごいな原書房。

3月11日　MYSCONに関する重要なお知らせ。

3月12日　本格ミステリ大賞候補作、あと二冊で読み終わります。よしっ。

いずれこちらでちゃんと発表があるかと思いますが、「野性時代」によると、横溝正史ミステリ大賞の選考時期が変わったそうです。第30回は4月に最終選考会が開かれる予定。第31回はただいま作品募集中、締切は今年11月‥だったかな（手もとに雑誌がないので、違ったらすみません）。綾辻さんは、選考委員続投です！

最近は、一日一善ならぬ、一日一「道」なmihoroさんです（笑）。パソコン開くたび、動画サイトでバンクーバーの映像を。ついでに昔のキャンデロロとかも。一般論で云えば、スケート選手にここまで演劇の要素を求めなくてもねって思うけど、でもこういうプログラムが好きー。

3月13日　

いつの間にこんな本を書いたの我孫子さんと思って調べたら、そうか「問題小説」で連載していた『赤い糸を断て』を改題したんですね。

時々思い出したようにやるコーナー、「本は見た目が何割？」（装幀が気になった本のご紹介）。

てっきりハンマースホイの絵だと思ったら、カバー見返しに見覚えのない絵が。おお、藤田新策さんのお仕事でしたか。ちなみに、ハンマースホイ本物の絵も口絵部分に載っています。

この絵は可愛くて好きだなあ。あ、やっぱり牧野千穂さんでしたか。

だいぶ前の本なんですけど、最近どなたか作家さんのブログで取り上げられていたのね。誰だったかなあ、どうしても思い出せなくて気持ち悪いや。

3月14日　今日はなんも書くことがないなあ。

　春ですねー。花粉が飛んでますねー。

3月15日　

中国語なんでよく分からないんですが、『深泥丘奇談』の「開けるな」にちなんだプレゼント企画のようです。『深泥丘奇談』の装幀は、あちらでも変わらないようですね。