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 Ayalist 2010年4月の日記(後半) 

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4月16日 背景は「トマトの森」‥でもちっとも森っぽくないですね(汗)。

当選した皆さん、おめでとう! この方この方この方や。今年は倍率高かったハズなのに、また私の知ってる方ばっかり(笑)。

4月17日 

忙しいよう、と日記に書いたとたんに仕事が来なくなり、ちょこっとヒマができましたので、映画鑑賞(収入ないのに支出を増やすのはマズいんですが、まあいいか)。
「薔薇の名前」20年以上も前の映画ですが、「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」あたりがお好きな人は、ぜひぜひぜひ。/「第9地区」おもしろかったー(特に前半。「○○詐欺」に大笑い)。主人公がヒーローじゃなくヘタレなのも、風刺が効いてるところもいいなあ。CGもアクションもバッチリ、これで低予算なの?充分じゃん。

最近、サイトやブログだと、いまいち情報が浸透しないようなので、Twitter始めました。主に綾辻情報を書こうと思ってます。始めた理由は他にもあるんですが、まあそれはおいおい‥。プロフィール画像が我ながら怖い(笑)。

4月18日 ♪春の海 ひねもす のたのた〜(ぽわーん)

当選した方、さらに発見。この方とかこの方とかこの方とか。

恵文社 一乗寺店(京都市左京区)。綾辻さんのお話がちょこっと出てきます。

鮎川哲也賞決定。今年は二作!

4月19日 第30回横溝正史ミステリ大賞、本日、最終選考会。綾辻さん、お仕事ご苦労さまです。

‥と、書いてる間に決まったようです。ありゃ、「第29回贈呈式の様子」という項が、影も形もなくなっちゃってる(がっかり)。

4月20日 本屋大賞、決定!。『天地明察』、おめでとうございます!。

4月21日 某氏は、私と身長体重が同じ。でも体脂肪率は私の六分の一‥(比べる相手が悪いか)。

おっ、朝のニュースで本屋大賞やってる(^^)。「冲方丁ってどんな人?」by 大森望さん。 戸川さんも行かれたんですね、第7回本屋大賞(パン屋のないベイカーストリート)。

ドラマの原作を書きました。(道尾秀介さん)。なんと、フジの月9ドラマ「月の恋人」、原作が道尾さんだって。びっくりー。

横溝賞をもらうと、審査委員とカレーを食べる、という妙な会にも強制出席させられるんだそうです(笑)。その由来はこちら。綾辻さんも、ここ十何年カレーを食べていたのかあ。ありゃ、でも今年から贈呈式の方式が変わったんで、カレーの会はなくなっちゃうかもだって。

これ、ちょっと欲しいかも(笑)

4月22日 

昨日、映画「アリス・イン・ワンダーランド」を観てきました。観る前は、“大人になったアリスの話ってどうなのよ?”って感じだったんだけど、これがなかなか(^^)。どこのドラゴンクエストだよ、って部分もありましたが(笑)、映像、特に色調がめっちゃ好みでした。冒頭に戻って話が綺麗に閉じるところも良かったな。そういえば、ジョニー・デップの出演作は初めて見たかも(おい!)。ヘレナ・ボナム=カーターは、「眺めのいい部屋」が大好きな私としては、「ターミネーター4」といい今回といい、なんでこんなキワモノ役ばかりなの?もっとまともな役を〜‥と思わないでもないんだけど、そうか彼女、ティム・バートンのパートナーなんですね。それじゃあしょうがないか(笑)。白の女王のいちいち優雅なしぐさもけっこうツボでした。あれ、真似したくなるよね(笑)。

10万部重版って‥! すごいなあ。これで映像化が決まっちゃったりなんかしたら、さらにイケイケドンドンになるのかしら角川。冲方丁さんインタビュー(楽天ブックス×毎日jp)。

島田荘司×寵物先生。対談中、綾辻さんの名前も何度か登場してます。

4月23日 第63回日本推理作家協会賞、決定!

長編および連作短編集部門
 飴村行『粘膜蜥蜴』(角川書店)
 貫井徳郎『乱反射』(朝日新聞出版)
短編部門
 安東能明「随監」(「小説新潮」平成21年5月号)
評論その他の部門
 小森健太朗『英文学の地下水脈』(東京創元社)

集英社のC塚さんが、記者会見の模様をTwitterで実況して下さいました。ところでTwitterって、過去ログがどんどん流れちゃうんですよね(3200件までは保存してあるらしいけど、実際に「もっと読む」ボタン押してさかのぼるのは、けっこうしんどい)。なのでこちらで引用させていただきます。
「長編の経過。北村薫さんから。傾向が違うのでもめました。「贖罪」「追想」がまず落ちた、と。「追想」まれに見る面白い設定だが、解明部分に納得のいかないものが。」(こちら
「「粘膜蜥蜴」香山滋より独特。この作品ではしようがないなと。彩り豊かな悪夢の中では整合性を問題にしても仕方ないと。比較のしようがない。伊坂さんはぜひ「粘膜探偵」を書いてほしいと。」(こちら
「「身の上話」おもしろいが、これは推理作家協会賞だから。北村さんは「乱反射」押したそうです。後はネタバレ(笑)。」(こちら
「「乱反射」についての論評を読んだが、肝心な部分に触れたものがなかったのは怠慢のそしりを免れえない。」(こちら
「小説の衣の下に本格の大トリックをいれた稀有な作品。これを評価しなければ、推理作家協会賞の意味がない、と。」(こちら
「ミステリ界に対しての貢献を考えて。「身の上話」を含めて3作受賞がかなうならそうしたかった。」(こちら
「飴村さん挨拶。僕でいいのかな、と。これからホラーとミステリの両方を備えた作品を書いていきたい。」(こちら
「貫井さん。笑いをとる挨拶をと思っていたのですが、今の北村さんのお話で胸がいっぱいになってしまいました。」(こちら
「いい記者会見でした。北村さんの熱く美しい選評。貫井さん涙ぐんでましたが、私も泣きそうになりました。本格スピリットよ永遠なれ!」(こちら

4月24日 

Twitterを始めて一週間。受賞の速報とか、記者会見実況レポとか、「今」起こっていることを即時にキャッチできるのはとても嬉しいんだけど、リアルタイムで追いかけてないと、どんどん過去ログに埋もれて読めなくなっちゃうのが、とても残念。先日行われた本屋大賞発表会も、レポしてくださった方がいたけど、せっかくのレポもあっという間に流れていっちゃうから、非常にもったいない。後でまとめてブログに残すとか、してくださるとありがたいんだけどなあ。
その点拙サイトは、アーカイブな管理人(笑)が作ってますので、記録は残しますよ〜。何年も前の講演会もサイン会の模様も、いつでも読めますよ〜。綾辻さんご本人から「あんまり詳細なレポは書くな」と云われてしまったこともあったりしましたが(汗)、それにもめげずに記録し続けるAyalistでありました。がんば!(追記:いろいろTwitter用ツールがあるんですね。こういうのを使えば‥でも多すぎてめまいがしてきた‥。)

4月25日 

「本屋さんから5円玉が消えた?!」(WEB本の雑誌)。題名から「新手の“50円玉20枚の謎”か?」と期待したんですけど、わりと普通のオチでした。

本日のいただきもの=本屋大賞特集(ぶらりずむ黙契録)。トロフィーも各店のPOPもすごいですが、個人的には「カニの置物」が気になりました(笑)。

「2010大学読書人大賞」決定。“選考対象作品は、2008年11月1日から2009年10月31日までに日本国内で第1刷が発行された、ISBNコードがついている本”ということで、単行本も文庫もいっしょくたなんですね。

4月26日 

キムタクとこのミス1位作家がコラボ(WEB本の雑誌)。もう、道尾さんはすっかり「このミス1位作家」なんですね。「作家別投票」というただし書きはなくてもいいんですね。ということは、一年に二冊以上ミステリ出せば、かなりの確率で「このミス1位作家」になれるわけですね。いや別に難くせつけてるわけではありませんが、微妙に釈然としない気持ちも。

→ 買っちゃったー(^^)。ページ数は少ないし、紙質は前の画集より劣るけど、表紙の着物姿でもう、くらっと(笑)。本の半分は、他の絵師さんによるイラストなんですが、これがまたオールカラーでけっこう気合い入ってて、意外と良かったです。でも、外伝のイラストは入ってなかったので、まだあと一冊は画集が出るんだろうなあ‥。完全に出版社の策略にハマってます(^^;;)。

4月27日 

航海日誌をみてびっくり。ほんとだ、関ミス連春の総会が今年は二回あるの?
その1 似鳥鶏講演会 6月5日(土)12:00開場 13:00開始 大阪大学豊中キャンパス法経講義棟2階3番講義室 講演会費 1000円
その2 東川篤哉講演会 6月12日(土)13:00開場 13:30開始 同志社大学今出川キャンパス(教室未定) 入場料 1000円の予定

4月28日 午前中、どっしゃぶりの大雨。すごかったー。今日は自転車お休み。

わかってなくても大丈夫。(千野帽子さん)。そうか。ちょっと、ほっ。

4月29日 雨が降ったり突然晴れたり。明日の朝は霜だって?もうなにがなんだか。

GWは、お墓参りや部活の送迎や予備校の保護者会や。ちっともレジャーって感じじゃないです。本格ミステリ大賞の候補作、読み終わるかなあ。

4月30日 この記事を読んで気になった、英題。

創元推理文庫に収められた日本の作品には、英題が付いてますよね。手もとにあった一冊をためしに調べてみましょう──『River』おお、シンプルでカッコいい(邦題、分かるかな?)。そしてミステリーYA!が付いているなら、ミステリーランドは?と思って調べてみたら、おお、こちらも付いていました。で、ちょっと気になることを発見。
『びっくり館の殺人』は「Murder at the Bikkuri-kan」。まんまですね。でも「at」であれ?と引っかかりました。意味的には合ってるんですけど、ええと‥(ごそごそ)十角館の文庫を取り出し、表紙を確認。新装版には「Jukkakukan No Satsujin」とローマ字が。でも旧版には「MURDER OF JUKKAKU-KAN」とあります。こっちは「of」。うーん、統一してほしかった気も。

さて、こちらのブログを参考に、他の作品も見てみましょうか。英題見ただけでもとの題が分かるかな?(中身を読んでる人は分かると思うけど)
■わりとまんま系:『Child King殊能将之『子どもの王様』』『A Summer under the Rainbow有栖川有栖『虹果て村の秘密』』『Bewitched House篠田真由美『魔女の死んだ家』』『Two, and Two of Us西澤保彦『いつか、ふたりは二匹』』『God's truth麻耶雄嵩『神様ゲーム』』『The prisoner of the Rhine田中芳樹『ラインの虜囚』』『La Vengeance de Ka二階堂黎人『カーの復讐』』『A gun and chocolate乙一『銃とチョコレート』』『Heart of the Station山口雅也『ステーションの奥の奥』』『No Oxygen, Not To Be Mirrored上遠野浩平『酸素は鏡に映らない』』『Spiral and Hummingbird加納朋子『ぐるぐる猿と歌う鳥』』『Alice’s adventures in the baseball land北村薫『野球の国のアリス』』『The mysterious underworld with the treasure of castle菊地秀行『トレジャー・キャッスル』』『The summer when I was a detective内田康夫『ぼくが探偵だった夏』
■ちょっとひねった系:『The Invisible Man's Virus島田荘司『透明人間の納屋』』『Zasikiwarashi小野不由美『くらのかみ』』『Or, How to tame the Crazy Horse竹本健治『闇のなかの赤い馬』』『Saga of The "Orochi" ─ ten made to be/do you see the boy高田崇史『鬼神伝 鬼の巻/ 神の巻』』『The Case of the Missing Useless Things倉知淳『ほうかご探偵隊』
■なるほどびっくり系:『Don't you want to know the Future?はやみねかおる『ぼくと未来屋の夏』』『A fable about summer and children太田忠司『黄金蝶ひとり』』『His name is Earl森博嗣『探偵伯爵と僕』』『A Kaleidoscope歌野晶午『魔王城殺人事件』』『The Caribbean Ring Finger法月綸太郎『怪盗グリフィン、絶体絶命』
ミステリーYA!やその他の本については、そのうちに‥。

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