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 Ayalist 2010年6月の日記(前半) 

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6月1日 6月の綾辻さん。

本格ミステリ作家クラブ 今月の本格トピックス「執行会議メンバー・今月の一言」、今月は綾辻さんの言葉、あるかな?
15日(火)「ジャーロ」第10回本格ミステリ大賞選評掲載 綾辻さんは投票されませんでしたが、会員の『Another』評が楽しみ!
26日(土)「小説推理」8月号 第32回小説推理新人賞選評(毎回、カラーページもあるんですよね。今年はどうかな)
6月かな?「幽」13号 深泥丘シリーズ短篇掲載 年に二回の「深泥丘」シリーズ、今度はどんな話かな。すごく楽しみです。

背景は「さかなの言葉」。これはわりとうまく描けた気分。

6月2日 

去る5月31日は、推理作家協会賞の贈呈式がありました。杉江松恋さんによるレポ(伊坂さんって、こういうキャラだったのか(笑))。太田忠司さんによるお写真

第56回江戸川乱歩賞受賞作決定。横関大さんの『再会のタイムカプセル』は、講談社のメルマガによると、8月5日刊行予定だそうです。ところで“横関大”というお名前、ぱっと見、お相撲さんが浮かんでしまいました(笑)。横綱大関?

6月3日 『本格ミステリ’10』(講談社ノベルス)が今月7日に発売されます。収録作は、

[小説]
 法月綸太郎「サソリの紅い心臓」
 山田正紀「札幌ジンギスカンの謎」
 大山誠一郎「佳也子の屋根に雪ふりつむ」
 黒田研二「我が家の序列」
 乾くるみ「≪せうえうか≫の秘密」
 梓崎優「凍れるルーシー」
 小川一水「星風よ、淀みに吹け」
 谷原秋桜子「イタリア国旗の食卓」
[評論]
 横井司「泡坂ミステリ考――亜愛一郎シリーズを中心に」
[解説]
 千街昌之「本格ミステリ'10 解説」

 

6月4日 

「幽」13号、ビーケーワン予約開始。綾辻さんの短編も載ります。発売日は、2010年7月となっています。

え、『46番目の密室』がドラマCDになるの? あ、りほさんのところにもすでに書いてあったや。キャスト、火村英生:神谷浩史さん、有栖川有栖 :鈴村健一さんだそうです。

6月5日 

早朝から雷雨でびっくり。なのに次男の運動会は決行。どうなることかと思いましたが、10時以降はぺかぺかに晴れて、無事終わりました。よかったよかった。

ミステリ談義まとめ。「初めて読んだ講談社ノベルスは?」→『姑獲鳥の夏』でした。初期の新本格はみんな文庫で読んだ覚えが。ちなみに、二冊目に読んだ講談社ノベルスは『すべてがFになる』。「館シリーズ」好きな順番はつけられませんが、一番好きなのは「人形館」かなあ<たぶんすっごく少数派。

うっわー、でもまだまだ「ランクC」の手前か?「意外においしい!? 昆虫食、ひそかなブーム」。(「ランクC」が分からない人は、『眼球綺譚』の中の「特別料理」を読んでみよう。)

6月6日 

関ミス連 似鳥鶏さん講演会レポート。その1、 Heavenfall Specimen Laboratory(仮)。その2、私的ファイル deltazulu 記録再開。怖くて話しかけられないんだそうですよ、綾辻さん(笑)。

6月7日 最近読んだ本。

冲方丁『天地明察』。物語っぽい書き方と伝記っぽい書き方が、一部うまく融合していないようにも感じたけど、キャラの動かし方は本当に上手くって、まるでドラマを見ているかのように脳内で顔が見え、声が聞こえる。文字だけでそうさせる力量は並大抵ではない、すごいなあと。でもってこれ、本屋大賞だし角川だし、ぜったい映画化(もしくはドラマ化)されるよね。私の脳内で渋川春海は、谷原章介(をちょっと若くしてちょっと背を低くした感じ)でした。あと、建部昌明が蟹江敬三。おえんは、ちょっと若いけど満島ひかり。

門井慶喜『おさがしの本は』。図書館のレファレンス・カウンターを舞台に繰り広げられる日常の謎系物語‥と思いきや、政治の話になるとは。文章はちと硬いけど、なかなか面白かった! 潟田さんのキャラがすごくいいよなあ。最初、笹野高史をイメージしてたんだけど、あれ、子どもがそんなに小さいの?もっと若いんじゃん‥と、脳内画像修正(笑)。うーん、段田安則がいいかなあ。

  

6月8日 

古典部最新作はこんな表紙。えーっ、イラスト描いた方には申し訳ないけど、もうがっかり。今まで通りの写真路線でいいのに、なんで変えちゃったんだか。

6月9日 生きてま〜す。先月の開票式レポはもうちょっとで書き終わります。ばたばたばた。

『インシテミル』文庫版に史上初10種類の帯。明日発売です。あくどい商売するなあ(笑)、誰の帯を買おうかな。

アルジェントの「4匹の蝿」、のシアターN渋谷にて、6/19(土)〜7/16(金)モーニング&レイトショー。うわー、20日は渋谷に行くのに、時間が合わなくて観られないよ。すっごく悔しい。

6月10日 TRICK×LOGIC 公式サイト更新。なんか操作が難しそう。おばさんには無理かも‥。

『インシテミル』文庫を買いにいったら、近所の書店は軒並み入荷なし。もうすぐ映画が公開されるっちゅーに、盛り上がらないことこの上なし(ため息)。宇都宮の映画館でもやるんだよ、ここらの書店さんは知らないのかなあ。

6月11日 

登美彦氏、サイン会をする。『ペンギン・ハイウェイ』のサイン会です。6月20日(日) 14:00〜、渋谷パルコパート3・5Fmonozoku内にて。参加希望の方は、6月15〜20日の間に、会場にて『ペンギン・ハイウェイ』を購入すると整理券がもらえます。先着100名。ってか、配布期間短っ!

今月の後半、有栖川有栖さん『闇の喇叭』のイベントがあるらしいです。なんだろう、サイン会かな?
きゃーっ、きゃーっ、これは嬉しい、絶対買う! 「サウンド・コミック・シリーズ はみだしっ子」復刻決定

6月12日 

ニュースで取りざたされている荒井国家戦略担当相ですが、公開されたレシートのISBNから、なんのコミックかを割り出した人が。おや、『月館の殺人(上)(下)』が入ってる。ええと‥お買い上げありがとうございます(笑)。

6月13日 

「巻末解説」(瀬名NEWS)を読んで、自分の場合は解説に何を求めているのだろうと、つらつら考えました。まず、文庫に解説がついていないと、ものすごくガッカリします。自分の知らない情報が得られるのはむしろ嬉しいですが、評論家の方の書く、長くがっちがちの解説は、少々読むのが疲れることも。個人的な想いにあふれた「この作品、スキスキーっ!」な解説は読んでいて楽しいです。でも、たまーにカチンとくることもあるかな(笑)。とにかく、解説は必須!と思っています。(でも解説の長さってたしか、束との関係で決まるんでしたっけ? 本のページ数は16の倍数でなければいけないとかなんとか‥)

6月14日 

すっかり忘れていた「ヤングエース」を買いにいく(^^;;、よかったまだあって)。『Another』第三回です。工房の地下が出てきましたが、やっぱり「マリアの心臓」とよく似ていますね。
そしてこれまた先週発売だった「野性時代」7月号をゲット。横溝正史ミステリ大賞の選評が掲載されています。

6月15日 

本日発売の「ジャーロ」にも載っているかとは思いますが、第10回本格ミステリ大賞 公開開票式のレポが書けました。投票経過や受賞者の質疑応答は、ほぼ、まんまです。よろしかったらどうぞ〜。

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