←前の日記  次の日記→     日記index

 Ayalist 2010年6月の日記(後半) 

Home 

6月16日 背景は「お人形畑」なんですが、うーん、イマイチだなあ。

『闇の喇叭』刊行記念、有栖川有栖さんのイベントが色々。
[東京 ミニトーク&サイン会]7月21日(土)19:00〜 青山ブックセンター六本木店(詳細はこちら
[京都 サイン会]6月27日(日)14:00〜 大垣書店 京都駅前店(詳細はこちら

『写楽 閉じた国の幻』刊行記念、島田荘司さんサイン会。6月29日(火)18:30〜 三省堂書店神保町本店 1階特設会場(詳細はこちら

6月17日 

17年前に書いた文庫解説が改訂版でも再録されるので、そのゲラが届く。思いっきり粋がって書いてる文章を読み直すのは、正直恥ずかしい。(太田忠司さんTwitter)。私が「人形館かな?」と書いたら、「さすが鋭い」と返って来たので、当たりのようです。夏が楽しみ(^^)。

こ、これはなにっ!? 『量子回廊』も予約開始:上田早夕里、高野史緒、森奈津子、皆川博子、小池昌代、最果タヒ、市川春子、田中哲弥、北野勇作、綾辻行人、三崎亜記、倉田タカシ、木下古栗、八木ナガハル、新城カズマ、瀬名秀明、円城塔、谷甲州、松崎有理 『量子回廊』とは、創元SF文庫から出る、年刊日本SF傑作選。『虚構機関』『超弦領域』に続く第三弾ですね。綾辻さんは、何が掲載されるんだろう、やっぱ深泥丘シリーズかなあ。

6月18日 ここで「麻雀トライアスロン」が見られるみたいです。

辻村深月さん『光待つ場所へ』刊行記念サイン会。7月3日(土)14:00から、紀伊國屋書店 梅田本店 店内特設会場にて。詳細はこちらから。東京でもサイン会の予定があるそうです。

星海社、ロゴはかっこいいですが、それより綾辻さんのインタビューが載ってる「ファウスト」はいつ出るのーと私は云いたい。雑誌はある程度定期的に出さないと、次がいつになるか分かりませんじゃ、売れるものも売れないんじゃないでしょうか。新しい会社も、五年後はどうなっていることやら‥。

イノミスの「全員悪人」に反応。ここはやっぱり「全員犯人」あ‥とと、これ以上はネタばらしになるので自粛(笑)。

6月19日 今日・明日は予定目白押し。全部こなせるかな、がんばりまーす。明日は渋谷と横浜に出没予定。では。

おお、読んでみたい本がたくさんあるぞ。道尾秀介さんの本棚、青山ブックセンター六本木店にあるそうです。本店だったら明日見られるのになあ。

6月19日 

有栖川有栖さん『闇の喇叭』(理論社)刊行記念、公開インタビュー&サイン会があります。6月26日(土)18:00より珈琲舎・書肆 アラビクにて。先着順若干名様で閉め切り、ファンは急げ! 詳細・申込はこちら

6月20日 Twitterで拾ったネタ、いろいろ↓。

『Another』豆本を作った方が。おお、ストラップにも

昨日は、本格ミステリ作家クラブの執行部会、総会、そして大賞の贈呈式が行われた模様。
受賞者の方々(汀こるものさん)
「軽く「Another本格論争」みたいのが垣間見えて面白かった」(汀こるものさん)
「東京は飯田橋にて本格ミステリ大賞贈賞式の司会。本来は総会から出席したかったのだけど果たせず。有栖川有栖さんが素晴らしい提案をされたとのこと。拍手。」(杉江松恋さん)
「本格ミステリ大賞の贈賞は会長のお仕事で、花束贈呈は前年度受賞者のお仕事。今年の会長は辻真先さんで、昨年の小説部門受賞者は牧薩次さん。今年の小説部門受賞者は二人、ということで想像していただくと判るのだけど、受賞席はかなりおもしろいことになりました。」(杉江松恋さん)
「それぞれの受賞スピーチの感想。歌野さん。おおスタイリッシュ。三津田さん。思わずホロリ。谷口さん。頼もしい。これから頼りにしています。文春N。カーリーに惚れた。三角さん。非常に共感。」(杉江松恋さん)

それでは、青山ブックセンターでのトークショーに行かれる方々、どうぞよろしく! 私は、疾風のように現れて疾風のように去っていく予定(笑)。

6月21日 レポ書きしこしこ。綾辻さんが出てこないと、いまいち盛り上がらない自分‥。

6月22日 「小説新潮」「オール讀物」はチェックできず。明日は本屋に行けるかな。

有栖川さんの『闇の喇叭』、大阪の紀伊國屋書店梅田本店でもサイン会が。7月11日(日)14:00からです。詳細は特設サイトを

メモの自分の字が読めなくて、四苦八苦。20日に行ってきたトークショーの片方は、もうじき書き上がります。お楽しみに。ネットで見つけた他の方のレポをいくつかご紹介しておきましょう。
「第10回本格ミステリ大賞授賞式」(NEWS本の雑誌 杉江松恋さん)
「本格ミステリ大賞贈呈式とトークショーなど」(パン屋のないベイカーストリートにて)
「トークイベント終了。トップランナー観覧募集」(道尾秀介@あらびき双生児)
「横浜散歩」(Heavenfall Specimen Laboratory(仮))
「プロムナード」(ささいな日々。)
道尾さんサイン本(club TAKATAKAT)。私もウサギを書いてもらえばよかった。達筆だよなあ。

6月23日 レポ一本書けたよ〜。道尾秀介さんトークショー&サイン会、こちらからどうぞ

6月24日 

『人形館の殺人〈新装改訂版〉』『びっくり館の殺人』(いずれも講談社文庫)が、8月12日に発売になります!(ソースはこちら
・「人形館」表紙絵は喜国雅彦さん。どんな絵になるのかな。人形がたたずむ館の内部か、それとも館の外観か。今度はドクロが隠れませんように(笑)。
・「人形館」、旧版の解説(太田忠司さん)が収録されるのは確認済み。あとは新しいあとがきと新しい解説が入るはず。解説はどなたが書かれたのかな?
・「びっくり館」、表紙絵は七戸優さんの絵をそのまま使うのでしょうか。それとも喜国さんが?
・表紙に「び」の文字が大きく。これは確定だよねきっと。
・「びっくり館」ノベルス版に収録された、綾辻さんと道尾さんの対談(袋とじ)は、文庫にも収録されるのかな? 新しい解説はどなたが書かれたのかな?
・「時計館」「黒猫館」の新装改訂版も、この調子だと出るんじゃないかな。来年あたりかな。

黒田研二さん講演会。地元の図書館で行われるそうです(三重県桑名市長島町)。7月24日(土)14:00〜 長島輪中図書館2階 視聴覚室にて。対象は小学生以上(乳幼児の同伴は不可)、定員100名。詳しくはこちらを。ところでくろけんさん、なんと空き巣に入られてしまったとか。とりあえず大きな被害がなさそうで何より。でもこれはたしかに考えさせられちゃいます

明日25日17時から、ホテルオークラで行われる、新潮文芸振興会主催主催の文芸賞授賞式をニコニコ動画で生放送。東浩紀さん、貫井徳郎さん、道尾秀介さん、高樹のぶ子さんが登場予定。受賞者がどのようなスピーチをされるか、乞うご期待。

6月25日 三島由紀夫賞・山本周五郎賞・川端康成文学賞の授賞式生放送を視聴。

東浩紀さんの娘さんが花束贈呈で登壇。お父さんが抱っこするも、「恥ずかしーよー」と大声であばれる(笑)。
貫井さんは体調不良で欠席。残念。選考委員の北村さんが、貫井さんを紹介する「デビューして10年以上、賞には恵まれず、書いても書いても評判にならず」のあたりを読み上げながら、若干涙声に。Wikiを見たら、そうか『慟哭』は賞を獲ったわけではなく、予選委員だった北村さんの激賞を受けて刊行されたものだったんですね。それもあって北村さん、感無量だったのかな。賞贈呈後に編集者が代読した貫井さんのスピーチによると、推理作家協会賞受賞の際に、家族への謝辞を云わなかったら、あとで周りの編集者から非難ごうごうだったらしい(笑)。
道尾さんは、受賞スピーチなのにオナラの話に(笑)。こんな感じでした>タクシーに乗って「三号線を過ぎたら曲がってください」と運転手に指示をし、座席でうとうと。ふと「しまった、今オナラをしてしまったかな」という感覚に襲われ、目が覚める。でも臭いはないし、大丈夫だったかなと思ったところへ運転手が振り向き一言、「今、こきましたか?」 実は「(三号線を)今、越えましたか?」と訊かれたのを聞き間違えたのだ。自分は「事実は小説より奇なり」という言葉が好きで、こういう面白い話は、書こうと思っても頭で思いつくものではない。人と付き合い様々な体験を通してこそ、小説が書ける。皆さん、ありがとう──ざっとこんな内容でした。どうなることかと思いきや、きちんと短時間でまとめてさすが。
高樹のぶ子さんは昭和21年生まれにはとても見えない若々しさ。スピーチも明朗。昨年は、いくつかの賞の選考委員を軒並み辞めて、書く側に専念したらしい。「賞なんて老後の楽しみですよ」と編集者に云われたことがあるので、これから楽しみにしたい。そんな内容でした。(受賞作「トモスイ」は18枚の短さ。こちらから読めるようです
ニコニコ動画は視聴者のコメントがリアルタイムでつくので面白かったです(授賞式会場でも、動画を見ていた人がけっこういた模様)。東さんのときはコメントがひっきりなしだったのに、北村さんが出てくると「誰これ」状態でしーん(笑)。道尾さんのスピーチで盛り上がり、高樹さんのときは「年に見えない」でまた盛り上がり、でした。

6月26日 あ、「小説推理」の発売日だね、チェックするの忘れたー(><)。

「小説新潮」の山本周五郎賞選評、浅田次郎さんがなんと、小説仕立ての選評を。こんなの初めて読んだよ。「オール讀物」には推理作家協会賞の選評が。

『日本魔界伝説地図』(学研)、7月14日発売。こんな内容のようです。綾辻さんも登場。

6月27日 

「小説推理」8月号。第32回小説推理新人賞選考座談会が掲載されています。選考委員は綾辻さん、有栖川さん、光原百合さん。小説推理は、選考の模様が巻頭グラビア・カラーで載っちゃうんですよね。で、肝心の受賞者は巻の後ろのほうに。受賞作は、深山亮さんの「遠田の蛙」です。選考委員の三人は、今回が最後。次回からは荻原浩さん、近藤史恵さん、笹本稜平さんにバトンタッチ。

6月28日 

ようやくようやくよ〜〜やく、更新されました。本格ミステリ作家クラブ・会報。本格ミステリ大賞の候補作を決める予選会の経緯が読めます。

Twitterのまとめ「ラノベとミステリ」。話はそれだけに留まらず、今の若い読者に本格ミステリを読んでもらうにはどうすればよいか、まで広がっています。

「史上初、文学賞贈賞式をニコ生で中継」(WEB本の雑誌)。大森望さんによるレポート。最後の二行が、さすが大森さん、メッタブラック(笑)。

6月29日 

別にあんま気にしているわけではないんですが、一応記録として残しておこうかと。「『Another』は本格ミステリでしょうか」、いろんな意見があります、ほんとに。

6月30日 拾ったニュースを列挙。

「杉江松恋のデス・トーク」(パン屋のないベイカーストリートにて)。本格ミステリ作家クラブ10周年を記念し、海外本格顕彰の最優秀作として選ばれた、ジャック・カーリィ『デス・コレクターズ』に関するトークイベントです。7月11日(日)15:00より、青山ブックセンター六本木店にて。ゲストは法月綸太郎さん、川出正樹さん。法月さんのサイン会もあるようです
「CREA」9月号に、道尾秀介さん・米澤穂信さん、辻村深月さんの座談会が掲載予定(道尾秀介@あらびき双生児)。道尾さんと米澤さんは、ちゃんとお友達になれたのでしょうか(笑、こんなことがありましたね)。
7月3日の「王様のブランチ」に米澤穂信さんの出演が決定しました! これは見なくては。
鮎川哲也とロシア音楽の夕べ。9月30日(木)、兵庫県立芸術文化センター、神戸女学院小ホールにて。北村さん、有栖川さん、芦辺ご夫妻も出演されるとか。メゾ・ソプラノ 佐々木倫子って‥『月館の殺人』?(いえいえ、同姓同名の方でしょう)
・辻村深月さん『光待つ場所へ』刊行記念サイン会。大阪の告知は以前しましたが、東京でも行われます。7月4日(日)14:00から、紀伊國屋書店 新宿南店 4階特設会場にて。詳しくはこちら
56冊に1冊だけ紛れ込んでいる『東京タワー』「みうらじゅん賞」オビ。へぇ〜。

←前の日記  次の日記→     日記index

 

SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ