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 Ayalist 2010年11月の日記(後半) 

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11月16日「ふわふわ時間」を歌いながらノリノリで唐揚げを揚げていたら、次男に笑われた。い、いいじゃん(笑)。

ミステリ・フロンティア、7周年!着実に続いていて偉いよね。米澤さんの『折れた竜骨』特設サイト。うわあ、このカタカナ名前を読みながら覚えられるかしらん‥。

背景は「キャンディーヌ」です。

11月17日 ひゃっほー!第二回、午前十時の映画祭ラインナップ

「電子書籍元年は本物か」(読売新聞)。宝島社のこんな本を店頭で見かけ、宮部みゆきさんの名前に惹かれて(←おそらく出版社の思うツボ)、ぱらぱら読みましたが、ううむ。井上夢人さんは「貧しい心」とバッサリ。佐々木譲さんの「いい書店と、いい書店のある町を愛する。しかし同時に電子書籍の可能性にも期待する」という意見も至極当然と思いました。電子書籍ねえ、綾辻さんの小説が電子書籍でしか入手できない時代になったら、それに適したハードを揃えようと思います。思えばPSもPSPもそうだった、私の場合(笑)。

11月18日 

ドラマ「幻夜」主演には特に驚かなかったけど、豆腐小僧は「え、なんで?」と思ったよ。でもまずは原作を読まなくっちゃだな。「深田恭子、アニメ声優初挑戦」

「第一回、チキチキ・ディーヴァーさん祭!」、杉江松恋さんが、来日したジェフリー・ディーヴァーに関する記事をまとめて紹介して下さってます。でも、みんながみんなペパーミント味になっちゃったら、それはそれでつまらないと思うんだけどなあ。私はレバーも好きだよ(笑)。

11月19日 

告知がギリギリになってしまってごめん。「福井晴敏さん講演会 〜作家・福井晴敏、ガンダムを語る〜」11月20日(土)、慶應義塾大学西校舎ホールにて。開場10:00、講演10:30〜12:00。詳細はこちらに

「米澤穂信さん『折れた竜骨』刊行記念サイン会」
12月4日(土)、紀伊國屋書店梅田本店 特設会場にて、14:00から。先着100名、電話予約も可、整理券はひとり1枚まで。詳細はこちらに
12月5日(日)、三省堂書店有楽町店 1階特設会場にて、14:00から。先着100150名、電話予約も可、整理券はひとり1枚まで、当日の写真撮影は不可。詳細はこちらに。(150名に増えました。

「桜庭一樹さん『伏 贋作・里見八犬伝』刊行記念サイン会」
12月10日(金)、三省堂書店神保町本店にて、18:30から。先着100名、要予約(電話も可)。当日は写真撮影不可、為書き必須。詳細はこちらに
12月11日(土)、紀伊國屋書店新宿南店にて、14:00から。先着100名。電話予約は11月30日以降に整理券残数があった場合のみ。詳細はこちらに

12月5日は新宿で有栖川さんのサイン会もあるし、年末忙しくなりそうですね。12月は各社ランキング本も出ます。今、発売日が分かっているのは、早ミスが11月26日このミスが12月10日本ミスはまだ日にちは出てないか、本格ミステリー・ワールドも12月中には出るんだろうけど。

11月20日 昨日の福井さん講演会はこんな感じだったようです

納豆のパッケージの裏を見たら、こんなバーコードが。わはは。

11月21日 ↓い‥いつの間にっ!(左が新、右が旧)

奥付は「2009年11月13日新装改訂版第1刷発行」と、両者同じなのですが、表紙カバーが掛け替えられています。隠れていたドクロが見えるようになったよ、喜国さんよかったね!

11月22日 まとめてくださった方が!「綾辻行人 海外で刊行された作品リスト」(アジアミステリリーグ)。

「小説宝石」12月号発売。日本ミステリー文学大賞および新人賞が誌上で発表されています。大賞は大沢在昌さん。新人賞は石川渓月さん『ハッピーエンドは嵐の予感』と望月諒子さん『大絵画展』。綾辻さんは新人賞の選考委員を務められました(次回も続投)。なぜか選考委員の集合写真があるのよね、この賞は。

「2011本格ミステリ・ベスト10」は12月6日(月)刊行。早いところは前の週の3日に店頭に並ぶかも。スペシャルインタビューは、麻耶雄嵩さんと小島正樹さん!

約1ヶ月間の期間限定で読めます、乙一さんの新作「ベッドタイム・ストーリー」

11月23日 

遅ればせながら「ジャーロ」No.40(2010年冬号‥でいいのかな? でも表紙には「2010 AUTUMN-WINTER」、裏表紙には「ジャーロ 冬号」。ううむ。ちなみに今号から年3回刊行になるそうです。時期は3、5、11月‥ってずいぶん変則的だなあ)を購入。今、島田荘司特集を読んでいるところです。インタビューの中には、新本格前夜の綾辻さんの話も出てきます。なんかずいぶんナマイキな学生に見えますが(笑)、実際はどうだったのかな。
本格ミステリ作家クラブ創立10周年記念イベントのレポートもあります(こ、この写真の後ろ頭は、もしかして私?)。大阪も東京も、楽しかったですね。そう云えば、東京のイベントは告知当初、トークショーの題名が「本格ミステリの10年(仮題)」となっていたんですよ。なので当日話を聴いて「あれ?」と、少々肩すかしな思いをしたのですが、告知を見返してみたら、いつの間にか「歴代会長・事務局長が語る本格ミステリ作家クラブの10年」となっていて、納得。「本格ミステリの10年」だったらそれこそ、2時間じゃ終わりませんよね(笑、聴いてみたかったけど)。

「日本推理作家協会編『ミステリーの書き方』(幻冬舎)、12月1日発売」って‥ほんとかな? 本当だったら嬉しいですけど、版元のHPにはまだ告知がなかったので。

なかなか更新できなかった予定表のページを整理。「ミステリなできごと」と名を改めました。内容は以前と同じですが。約1年分、一気に更新したので、疲れました〜。

11月24日 

表紙はもっと酔っぱらったみたいに派手なピンクだった気が。それはともかく、発売中の「オールスイリ」は電子書籍版もあるそうです。11月下旬発売。編集の石井一成さんって、京大ミス研OBなんですね。へえ。

この日は角川三賞贈賞式(第30回横溝正史ミステリ大賞・第17回ホラー小説大賞・第1回山田風太郎賞)。選考委員や受賞者のスピーチを大森さんがツイートして下さってます、おもしろい。山田風太郎賞の選考は、「一番の論客は重松清。それぞれの作品の粗をいちいち細かく指摘する。京極委員はゲリラ的に発言、何を言うかわからない。桐野委員はみずからの文学感を語る。わたしは第一回の山田風太郎賞にふさわしい作品はどれかという立場から議論した」と筒井康隆さん。あれ、これって「野性時代」に選評載るんでしたっけ? 授賞式の後は「パセラリゾーツ銀座店の角川三賞4次会より帰還。午前1時のハニートースト三連発につづき、綾辻、宮部、京極各氏のカラオケをひさびさに聴く。あとは児嶋都さん、宝野アリカさんと各社編集者。」。ほうほう。
ちなみに二次会では、「現在、綾辻行人さんスピーチ。K先生(貴志祐介さん)のマニアックなホラー趣味に言及。」とか「貴志祐介は天然で狂ってる。綾辻行人さんの名言登場。」とか、蓮実聖司さんがつぶやいていました(笑)。

11月25日 

「幽」14号は12月17日発売です。伊坂さんの怪談!? 小野さんのインタビューもあるよ。もちろん深泥丘の短篇も(^^)。

明日(早いところは今日だったようですが)発売の「ミステリが読みたい!2011年版」をお楽しみに!ふっふっふ。
ランキング本発売日は、「早ミス」11/26、「本ミス」12/06(早いところでは12/03)、「このミス」12/10、あと週刊文春がありましたね、12月2日発売号?それとも次週? それからランキング本ではないけれど「ミスワル」(勝手に略称を決めました(笑))は、例年12月中旬かな。綾辻さんの隠し玉は「奇面館執筆中」「深泥丘第二弾発売」「時計館の新装版」「『Another』アニメ化」あたりでしょうか。

昨日の角川パーティー、杉江松恋さんによるレポ。京極さんは役者やなあ。

11月26日 『Another』早ミス1位!ばんざーいばんざーいばんざーい!!

うわもう明日か。11月27日(土)13:00から、福島県郡山市の安積歴史博物館講堂で、似鳥鶏さんが記念講演をされるそうです。お近くの方は。

筒井康隆さんの「偽文士日碌」11月24日に、角川三賞贈賞式の話が。たしかに、受賞者候補者選考委員入り乱れてややこしいですね(笑)。あれま、前日の11月23日には、「「ファウスト」の次号は来年になると太田さん弁解」って書いてあるぞ。綾辻さんはご存知かしらん。インタビュー記事「京大ミス研とは何だったのか?(仮)」はいつになったら読めることやら。

11月27日 「早ミス」の感想。

ベスト10がとかく注目されますが、早ミスは「ベスト100」なんだよね。ガイドブックとしては最強というか、こんなに全部読めねーよというか(笑)。しかも今年は“ゼロ年代”(2000〜2009年)のベストまで網羅しているので、ぱらぱら見ながら未読を潰していったら一生持つでしょう。老後の楽しみ。
で。『Another』国内篇第1位です。ばんざーい。去年の『造花の蜜』1位が頭にあったので、もしや‥とちょっとドキドキはしていたんだけど、やったねー。「ランキングとか、なんとか賞受賞とか、作品の良さとはまた別物よね」という気持ちはあるんですが、本格ミステリ大賞や山田風太郎賞はやっぱりちょっと悔しかったので、今回の1等賞は嬉しいねっ。しかしランク付けの点数を見ると、2〜10位は100点台なのが、『Another』だけ飛び抜けてて262点。正直に云いましょう。ミステリど真ん中というよりはホラーテイストの強い『Another』がダントツ1位って‥今年のミステリ、もっといいのはなかったの?
細かな投票の内訳を見ると、総合では『Another』1位なんですが、「ストーリー」「サプライズ」「キャラクター」「ナラティブ」どの項目でもベスト5に入ってないのは、大いに不満。物語いいじゃん、サプライズもあるじゃん、キャラめっちゃ立ってるじゃん、文体もすっごく読みやすくていいじゃん。なのになんでー。
ジャンル別は、いまいち集計方法がよく分からないなあ。点数は総合と同じだし、投票者がジャンルを決めているわけではないみたいだし。投票者数は、海外篇55人、国内篇34人(ちなみに昨年は、海外篇54名、国内篇35名でほぼ同じ)。海外篇のほうが多いのは、いかにもハヤカワ。あと、メールインタビューより受賞者の言葉のほうが良かったなあ。去年の連城さんは1ページびっしり書いてあったのに。

11月28日 

有隣堂恵比寿店のディスプレイ。出たばかりの「早ミス」と『Another』を一緒に飾ってくださるのは嬉しいんですが、これだと台の下になった『Another』が取りにくいというか買いにくいというか。「早ミス」と云えば、読売新聞の角川広告に「国内篇1位!」と書いてあった日にTwitterで「わーい!」とつぶやいたら、複数の方から「発売前に順位をばらすな」とお叱りを受けてしまいました。今後は気をつけます。

集英社みらい文庫、来年3月創刊。講談社の青い鳥文庫みたいな感じなのかな、本の大きさも新書サイズっぽいですね。

今日、書店で伊坂幸太郎さんのムック本を発見。え、初の公式本なの? じゃあ、前に出たこれは

大森望選「ゼロ年代SF100」。挙げられた100冊の本の既読率をチェックする「ゼロ年代SF100チェッカー」も登場。これのミステリ版はないんですかねえ。

「チョークなのに驚きのクオリティ」。下のほうの数字のやつが特にすごいなあ。

すっごく可愛い冬用の帽子をお店で発見(赤が基調のチェック柄)。サイズもぴったり、でも値段がいちまんえん‥すごすごと帰ってきました。気温も寒いがお財布も寒い年末です。

11月29日 

「龍馬伝」は初回と最終回だけ見ました。弥太郎で始まり弥太郎で終わる、ちゃんと話が繋がって、途中見なくても無問題(こらこら)。

8年前にやった「本好きへの100の質問」、さすがに8年経つと変わってる部分もあるので、再度答えていたのですが、「サイン本を持っていますか?」の質問に8年前の私は4冊と。うっわー、今じゃ綾辻さんのサイン本だけで20冊を超えてるぞ、どんだけ遊びに行ってるんじゃ自分(笑)。

11月30日 

「本格ミステリー・ワールド2011」12月18日発売! 目次や中身の一部が読めますよ〜。

「ミステリーの書き方」本日発売! 表紙にバッチリ、綾辻さんの名前もあります。ようやく一冊にまとまったねえ(しみじみ)。

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