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 Ayalist 2011年1月の日記(前半) 

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1月1日 2011年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2011年の綾辻さん。まずは『深泥丘奇談』第二集の刊行。正式な題名・装幀はまだ分かりませんが、今年春には出ると思います。サイン会があるといいですね、乞うご期待。「幽」での連載はその後も続く予定。わあい。
4月に出る「メフィスト」には、しばらくお休みだった「ミステリ・ジョッキー」が今度こそ掲載されると思います。あと2回で、3冊目の本ができる位の分量になるはずだから、今年の暮れあたりに本にまとまるといいですね。
そして、なんといっても『奇面館の殺人』。2011年中には講談社ノベルスから出ると思います。講談社の刊行予定を毎月チェックしなくちゃね。
あとは、「安楽椅子探偵」がもしかしたらあるかな?とか、『Another』の漫画はもうしばらく続いて、アニメもそのうち見られるかな?とか。Ayalistで情報が入り次第お知らせしていきますので、皆さまもご協力よろしくお願いいたします。

1月2日 検証・講談社書き下ろし100冊

1月1日の新聞広告で「書き下ろし100冊は昨年末をもって終了いたしました」と告知が。刊行された本の一覧が載っていたので、2008年8月後半の日記でご紹介した「執筆者一覧」と比較してみましょう(イジワル?(笑))。

2008年発表時に名前の挙がっていた人──135名
刊行できた作品数──106作品
名前は挙がっていなかったけど書いた人──18名
書かなかった人──49名

[小説・文芸評論]
赤川次郎
朝倉かすみ『ともしびマーケット』(2008年には名前が挙がっていなかった)
浅田次郎『マンチュリアン・リポート』
麻生幾『奪還』
安達千夏『マキリ』(2008年には名前が挙がっていなかった)
阿部和重
綾辻行人
荒山徹『友を選ばば』
有栖川有栖
伊井直行『ポケットの中のレワニワ(上・下)』
石田衣良
市川拓司『吸涙鬼 ─Lovers of Tears』
伊藤たかみ
絲山秋子『北緯14度』
井上ひさし(故人)
宇江佐真理『虚ろ舟 泣きの銀次参之章』
上田秀人『天主信長 我こそ天下なり』(2008年には名前が挙がっていなかった)
内田康夫『不等辺三角形』
逢坂剛『暗殺者の森』
大江健三郎『水死』
大崎善生『ユーラシアの双子(上・下)』
大沢在昌『やぶへび』
奥泉光『シューマンの指』
奥田英朗
乙川優三郎&中一弥『亦々一楽帖』(2008年には名前が挙がっていなかった)
小野不由美
恩田陸
上遠野浩平『私と悪魔の100の問答』
川上未映子
木内一裕『アウト&アウト』
北方謙三『抱影』
北原亞以子
北森鴻(故人)
桐野夏生
黒木亮『獅子のごとく』
玄侑宗久『阿修羅』
小池真理子
今野敏『ST 沖ノ島伝説殺人ファイル』
佐伯泰英『黙契』『御暇』
酒井順子『金閣寺の燃やし方』
桜庭一樹
佐藤亜紀『醜聞の作法』(2008年には名前が挙がっていなかった)
佐藤雅美『千世と与一郎の関ヶ原』
重松清『十字架』
柴田よしき『輝跡』
島田荘司
島田雅彦『悪貨』
首藤瓜於『刑事のはらわた』
白石一文『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(上・下)』
真保裕一『デパートへ行こう!』
杉本章子『東京影同心』
鈴木光司
瀬戸内寂聴
高樹のぶ子『飛水 HISUI』
高嶋哲夫『首都感染』(2008年には名前が挙がっていなかった)
高杉良『反乱する管理職』
高田崇史『鬼神伝 龍の巻』
高任和夫『青雲の梯 老中と狂歌師』(2008年には名前が挙がっていなかった)
高橋克彦
高橋源一郎
田中芳樹
多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』
津島佑子『黄金の夢の歌』
辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』
坪内祐三
寺田克也
中島京子『エルニーニョ』(2008年には名前が挙がっていなかった)
中村文則『悪と仮面のルール』
鳴海章『マルス・ブルー』(2008年には名前が挙がっていなかった)
西尾維新『難民探偵』
西村京太郎『悲運の皇子と若き天才の死』
西村健『残火』(2008年には名前が挙がっていなかった)
楡周平『血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2』
乃南アサ『地のはてから(上・下)』
法月綸太郎
馳星周
畠中恵『若様組まいる』
花村萬月『西方之魂』
林真理子
東野圭吾
樋口明雄『ミッドナイト・ラン!』(2008年には名前が挙がっていなかった)
百田尚樹『錨を上げよ(上・下)』(2008年には名前が挙がっていなかった)
平岩弓枝
平野啓一郎『ドーン』
平山夢明
福井晴敏
福田和也『アルエット・リミックス』
藤田宣永『老猿』
藤原正彦『ヒコベエ』
船戸与一『夜来香海峡』
堀江敏幸
本多孝好『チェーン・ポイズン』
舞城王太郎『獣の樹』
町田康『人間小唄』
松井今朝子『星と輝きと花と咲き』
真山仁
宮部みゆき『小暮写眞館』
村山由佳
森博嗣『喜嶋先生の静かな世界』
森村誠一『悪道』
諸田玲子『天女湯おれん これがはじまり』
薬丸岳
柳広司『キング&クイーン』(2008年には名前が挙がっていなかった)
山田詠美
山本一力『ジョン・マン 波濤編』
吉田修一『元職員』
米澤穂信

[児童書]
あさのあつこ『ねこの根子さん』
阿部夏丸・村上康成『つたえたいきもちは木にのぼっておさがしください』
あべ弘士『エゾオオカミ物語』
荒井良二『えほんのこども』
石崎洋司『黒魔女さんのクリスマス 黒魔女さんが通る!! スペシャル』
いとうひろし『おつきさまのやくそく』
いもとようこ『とうさんのあしのうえで』
上橋菜穂子『獣の奏者III 探求編』『獣の奏者IV 完結編』
きむらゆういち『たんじょうびはきのうえで』
斉藤洋『「おまえだ!」とカピバラはいった』
笹生陽子『世界がぼくを笑っても』
佐野洋子(故人)
ちばてつや『ごあいさつ』
長谷川義史『てんごくのおとうちゃん』
はやみねかおる『復活!! 虹北学園文芸部』
松原秀行『猫耳探偵まどか』
令丈ヒロ子『メニメニハート』
和田誠『東京見物』

[ノンフィクション]
赤坂憲雄『岡本太郎という思想』
東浩紀
飯塚真紀子『9・11の標的をつくった男 天才と差別─建築家ミノル・ヤマサキの生涯』(2008年には名前が挙がっていなかった)
石井光太『感染宣告 エイズだから、抱かれたい』(2008年には名前が挙がっていなかった)
石井妙子
伊藤之雄『伊藤博文 近代日本を創った男』
井上章一『伊勢神宮─魅惑の日本建築』
内田隆三
大野裕之『チャップリンの影─日本人秘書 高野虎市』
角岡伸彦『カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀』(2008年には名前が挙がっていなかった)
黒岩比佐子『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』(2008年には名前が挙がっていなかった)
後藤正治『奇蹟の画家』
近藤史人
佐野眞一
竹田青嗣
ドウス昌代
中島義道『差別感情の哲学』
中田整一『トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所』
二宮清純
野村進
辺見じゅん
保阪正康『明仁天皇と裕仁天皇』
皆河有伽『小説手塚学校1・2』(2008年には名前が挙がっていなかった)
鷲田康
渡辺保『江戸演劇史(上・下)』

[写真集&画文集]
伊集院静・宮澤正明『ホーム オブ ゴルフ』
宮澤正明『伊勢神宮─現代に生きる神話』
山本容子『山本容子の姫君たち』

綾辻さんは、期限には間に合いませんでしたが、『奇面館の殺人』が絶賛進行中。2011年内に刊行される予定ですので、お楽しみに。

1月3日 

昨日の日記は無駄に長くてすみませんでした。Twitter上でもほとんど「講談社書き下ろし100冊」に関する発言ないし、この企画は結局、我々読者にとって何だったんでしょう。期間中に出た単行本帯に共通のロゴを付けたってだけ?

1月4日 

しまった、今月の「ヤングエース」は昨年29日に発売されてたんですね。「Another」連載第九話、掲載されています。

1月5日 

『Sの紋章』本日締切。読み始めたのが昨日という(汗)私は当然のことながら解決にたどり着けるはずもなく、でも解決編の冊子は欲しいから逮捕状(解答用紙)を無理矢理埋めて郵送しました。は〜疲れた。

理論社は昨年末、こういう状況になったそうです。よかったの?よくなかったの?

1月6日 

年が明けてしまいましたが、昨年読んだ本観た映画などの総括をブログに書きました。今年最初に読んだ本は、小野不由美さんの『ゴーストハント(1)旧校舎怪談』、こちらもあとで感想書きます。映画は、観たい作品が今月目白押し。「相棒II」「酔いがさめたら、うちに帰ろう」「ゲゲゲの女房」‥ううむどれだけ行けるかしらん。

1月7日 


お正月、↑こんなのがある神社にお参りに行ったよー、とTwitterに書いたら、「奇面!?」とコメント返されました。奇面館がこんなお面であふれてたら、思いっきり和風だね。
 ふぉっふぉっふぉっ 

  

 ← 話は変わりますが、なんでみんなこんな紛らわしい長い名前なんだろう(笑)。

1月8日 

わ、七戸優さんが『相棒』文庫の表紙を! 右京さん、怖い〜、でもってちょっと若い〜。

昨年暮れの綾辻さん。「綾辻にいさんもバー木にお祝い電話くれたおーん☆ありがたうううう!!」とか「綾辻さんからもお電話。皆で回しあい。良いお年を。」とか。BAR 幻影城は、平山夢明さんがケーキを買ってきたり、京極さんも電話をかけてきたり、とてもにぎやかだった模様。みやこ姐さん、遅ればせながらお誕生日おめでとう!

1月9日 

掲示板で情報いただきました。北森鴻さんを偲ぶ一周忌法要が行われます。一般の方でも参列できるようです。1月30日(日)、大悲閣千光寺(京都・嵐山)にて、14:00より。詳しくは「酔鴻思考」をどうぞ

「著者に聞く」(新s あらたにす)。このインタビューページは今まで知りませんでした、二年近く前からやっていたのにね(汗)。週一回更新なので、バックナンバーが相当な分量になっています。2月には折原一さんが載るそうです。

1月10日 

ええいこうなったら、とことん付き合ってやるぜ。ということで、「とある出版社(=理論社)の内情 その4」まとめました。産経ニュースの記事には、ミステリーYA!シリーズ全般を手がけ、『ナゴム、ホラーライフ』の編集も担当された光森優子さんのコメントも載っています。11日から新・理論社がスタートするようですが、今までの不義理をそのままにして、本当に再生できるのかしらん。

1月11日 楽天の画像は黒くなってたけど、そうかレインボーの箔押しなんだ。ゴージャス。

「本日はデザイナーの祖父江慎さんのところで、綾辻行人さんの『深泥丘奇談・続』の打ち合わせを。」深泥丘第二弾の名称はこれで決定なのかな?

本格ミステリ作家クラブ、今月の本格トピックス更新。たまには綾辻さんも書いてくださればいいのになあ。

1月12日 仲間由紀恵が衣紋掛けのようでした>ドラマ「美しい隣人」。

ドラマと云えば、大河ドラマの第一回も見たのよね。久しぶりに見た鈴木保奈美がとても良かったなあ。劇中の音楽が今っぽすぎるところがあって、気になった。脚本にあまり深みを感じないけど、まあこんなものなんでしょうか。

1月13日 

大森望さんによる、第144回芥川賞・直木賞テッパン予想(WEB本の雑誌)。発表は、17日の夜だそうです。わたし的には、べつにどーでもいいやー(笑)。

1月14〜15日 我が家は受験生が二人。明日・明後日のセンター試験、無事終わってくれ〜。

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