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 Ayalist 2月の日記(前半)

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2月1日

 トップにも書いたように、綾辻サイトの大先輩、武垣さんのサイトと合同でオフ会(もどき)を開くこととなりました。なんでもどきかというと、仙台在住の武垣さんが東京のお友達に頼んで場所を手配する都合上、あんまり大規模なものになってしまっては‥と。なので締め切り日も5日後と急なのですが、東京近郊の方で参加してみようという方、メール下さいませ。お待ちしています。
 武垣さんの書かれた「ミステリミステリしない人」っていう条件に、ほっとしてたりして(^^)。

 オフ会って(もどきとは云え)参加するの初めてなんです。わくわくです。

2月2日

 天網恢恢疎にして漏らさず。

 真っ青な空、いい天気です。なんだか春みたい。
 今パソコン台の周りを整理しています。図書館の本が数冊、いずれも国内ミステリ。順番に片付けていきましょう。今読んでいるのは『美濃牛』(しかし、すごいタイトルだなあ)。
 仕事(内職)と読書と、両方いっぺんにできると効率的なんだけどなあ(無理無理)。手があと二本欲しいです。

 今月の綾辻さん。月半ばの『暗黒館』と『最後の記憶』(今月は読めるでしょう)の他は、今のところ情報なし。月末25日前後が『暗黒館』の〆切りらしいので、今頃はちょっと一息といったところでしょうか(それとも『最後の記憶』の〆切りだったりして‥)。

 オフ会に先駆けて(?)美容院なんぞに行ってきました(久しぶり〜)。連休の中日だし、皆さん忙しいのかな。

2月3日

 予告編、久々に見直すと気に入らない部分がいろいろ出てきて‥ちょこちょこと手を入れました。といっても、どこが変わったか分からないと思いますが。分かった方には殺っちゃん一年分プレゼント!(嘘です。だいたい、一年分って何? 殺っちゃんが365人来るってこと? いらねーよ(笑))。
 で、久々に新作を製作中です。乞うご期待!

 今日は節分です。家族で豆まき。
 ということは、明日は立春なのですね。冬来たりなば春遠からじ。やなことあっても、必ず春はやってきます。ね。

 ここの掲示板、裏に回ると書き込んだ方のホストが分かるのですが(掲示版ってのはみんなそうなのかな?)、それを見ると日本全国あちらこちらからアクセスがあるのが分かります。北は北海道から南は九州まで。さすがに海外の方はいらっしゃらないみたいですが(笑)、ネットってすごいなあ。私の行ったことのない場所もいっぱい(そっちの方が多い)。
 皆さん、見てくれてありがとうね(^^)。

2月4日

「鰯(いわし)の頭も信心から」(鰯の頭のようなつまらないものでも、信仰すればありがたく見えることの例え)は、節分に由来することわざなのですね。主人の実家では節分の日、玄関先に鰯をぶら下げるんですよ。なんでかなって不思議だったけど、豆まきも鰯も悪鬼や病魔を追い払う意味があったんですね。節分、つまり季節の変わり目(もともとは立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日のこと)。風邪をひきやすかったり体調を崩しやすかったりするものね。

 まだまだ寒い今日この頃。でも、ここのところ読んでる小説って、みんな夏の話だったりする(笑)。登場人物たちは、汗をかき、袖をまくり上げ‥。

「蕎麦がき」(蕎麦粉に熱湯注いで練ったもの)を初めて食べました。生姜醤油を付けて食べるの。結構美味しかったです。鬼平とかが食べそうな(笑)。

 ギャラリーに「出稼ぎ殺っちゃん」のコーナーを新設。殺っちゃん工房にアイコンと壁紙追加。あと、作成途中ながら色見本もアップ(100%自分のためのページです、これは。本に載ってる印刷の色って、ディスプレイ上と全然違うんだもん)。

2月5日

 オフ会の申し込み、一応締め切りました。

 なかなかこの日記の項が書けなくて、更新が遅れました。ようやく書き上がった内容は、こちら。ふう。

 雑誌「ダ・ヴィンチ」の編集の方の書き込みがありまして、びっくり! 4/27、『安楽椅子探偵登場』『安宅椅子探偵、再び』のDVDがいよいよ発売になるようです。原作者のサインに惹かれて、予約しちゃいました。でも8977円の出費はかなり痛い‥。

 予告編を作りました。綾辻作品の再読、棚上げになっておりました。感想の項、早く仕上げなくては‥。

2月6日

 こちらのサイトに映画『バトル・ロワイアル特別編』や、岡嶋二人さんの『クリスマス・イヴ』映画化の情報が。
 『クリスマス・イヴ』、正体不明の殺人鬼が襲ってくるという(でもその殺人鬼、名前が「大場さん」っていうんだよね。なんか普通(笑))、岡嶋作品の中の異色作。岡嶋作品って日常に根ざしたサスペンスが多いから、不条理な殺人劇を書いたのはこれ一本。井上さんの持ち味が発揮された作品ですね。
 綾辻さんの殺人鬼とは全然、180度違いますが、私はこの作品も結構好きだったんですよね。で、「こんな殺人鬼ものもあるんだよ」って嬉々として紹介したら、友人に酷評されて落ち込みましたっけ。でもそのお陰で、自分が落ち込ませる側だったこともあったなって気付いて、それ以来本を紹介したりされたりという行為にかなり気を遣うようになりました。今となっては、いい経験だったと思ってます。
(ちょっと私信ですみません。千秋さん、後でメールするよ〜。待っててね)

 昨年暮れに放映された折り紙番組についてのレポ製作中。明日までにはアップできる‥かな? ところで、昨日の日記からリンクさせたコラムの内容ですが、あんまり気にしすぎちゃって云いたいことも云えなくなるようではまずいので、皆さん、今まで通りで全然構いませんからね。気軽においで下さいませ。

2月7日

 読売新聞に谷山浩子さんのインタビュー記事が載っていました(わーい!)。
「聴き手の人生にずっと寄り添う歌」。確かにそうだと思います。「大衆にはなかなか受けない」と書かれてるのはちょっと悲しいけど(笑)。でもだからこそ、101人コンサートのようなアットホームな企画が出来るんだよね。
 青山でのコンサート、オフ会のある11日は運悪く休演日。もし11日がコンサートある日だったら見られたんだけどなあ、残念。

2月8日

 更新が遅れたのは、かぶと虫のせいであります(笑)。
 いえね、館シリーズに登場する折り紙作品を再現すべく、『ビバ!おりがみ』を手本にして挑戦しているのですが、「蝶」は何とか折れた、「ホネ貝」も展開図しかなかったけど何とか、「蟹」は折り線付けたのを一回開いて、畳み直す時にむちゃくちゃ苦労したけどどうにか完成。
 ところが、かぶと虫。散々苦労して、時間かけて、出来上がったのはこれ。

 も−、笑って下さい。自分のことを「わりと器用な方」と思っていたのは大きな間違いだったことが良く分かりました。
 もっと大きな紙でリベンジですね。

 折り紙の項、後で更新します。

2月9日

 やっと書けました、折り紙番組のレポ! 結局地上波では再放送はなかったのかね‥。
 ところで、DVDはまだまだ見られない環境の人が多いと分かったけど(パソコンが家にない人だったらもっと割合が多いよね、きっと)、BSはどうなんでしょうね。ちなみに我が家は見られません。普段はあまり必要と思わないし‥。

 スキーなんて、もう十年くらいやってないなあ。県内にスキー場はあるのですけどね。

 今目の前にあった『殺人鬼 II』の文庫の表紙をぼおっと眺めてたら、ナイフを持った殺人鬼氏の手、妙に綺麗でしかも爪がきちんと切りそろえられている。なんか嘘っぽ〜い。

 ところで、(特)(監)(企)、これなあんだ? Macを使ってる方だったら見慣れた文字列ではないでしょうか(え、文字化けするのって私だけじゃないよね?? もしかしてNetscapeではちゃんと見えるのだろうか)。

2月10日

 「秘傳千羽鶴折形」ご覧になりましたでしょうか。
 カブトムシでちょっと挫折した私は、目先を変えて、伝承折り紙に挑戦することにしました。49種類の「連鶴(一部が繋がった鶴)」の折り方がしたためられた上記の本は、江戸時代、桑名(現在の三重県桑名市‥もしかして桑名の変態友人Gさん(小説家・黒田研二さんとも云う)のいらっしゃるところか?)長円寺の住職、魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)というお坊さんが一人で書かれたものだそうです。
 この連鶴、ひとつひとつに名前が付けられていまして。「花見車」「東の曙」「吉原雀」‥実に趣があって素晴らしい(ああ、日本語ってなんて美しいんでしょう)。また、歌も一首ずつ添えられています。風流ですね。ただ悲しいかな、達筆すぎて全部は読めない(笑)。
 手始めに四つ繋がったのを作ってみましたが、いやはや難しかったです。丈夫な和紙で折ると、繋ぎ目が切れなくてやりやすいんだって。ちなみに私が折ったのは本には載っておりません。載っているのは羽だけじゃなくてくちばしも繋がってるの。そんなの最初から折れません。
 本の最後を飾るのは「百鶴」。読んで字のごとし、百羽の鶴が連なる代物。ため息出ちゃいますね。百羽折ってアロンアルファでくっつけるか(ロケットパーンチ!)。

 リンクのページ、追加しました。おそらくミステリファンにはお馴染みのページ、「ミステリー’z」。この度のお引っ越し&リニューアル(白・青基調の爽やかな感じ)で、ますます充実のサイトです。

 明日はいよいよオフ会(どきどき)。おっとそう云えば、深夜に『新宿少年探偵団』の映画が。録画しておかなければ。太田さんの小説は結構読んでいる方なので、その映画化、どんな風になっているのか興味あります。

2月11日

 初めて折った「悪魔もどき」(作者はもちろん、前川淳さん)。

 何か細かいところが違う気もしますが、取りあえず形になったことが嬉しい! まだ五本指ではありませんが、耳、翼、手足、口、ちゃんと尻尾もあります。15cm四方の折り紙で折って、出来上がりの大きさは6cmくらい。

 何故ハサミを入れないことにこだわるのかという議論が昨日折り紙探偵団のBBSでされていて(途中脱線もありましたが)、折り紙の世界にもいろんな考え方があることを知りました。不切正方形一枚にこだわる人、出来上がった造形の美しさを重視する人、多くの人に折ってもらえる伝承折り紙になることを目指す人‥などなど。いろんな考え方があって当然ですよね。

 ミステリの世界もそうだと思います。本格、変格、ホラー、バカミス‥読む側だっていろんなものがあった方が楽しいし。
 ただ、自分と違った考え方を攻撃したくなる気持ちもわからないではないですが、なるべくお互いの考え方を尊重し合ってほしいものだなと思います(でも自分のポリシーにはあくまで頑固であって欲しい)。

 私個人は、やっぱハサミの入ってないものの方が感動するなあ。

 とはいえ、ハサミを思いっきり入れるものの中にもこんな素晴らしいものが。「折り紙建築」ってご存知ですか? 例えばこのページ、幕張にある建造物が見事に再現されてます。これはこれですごいよね。

 これからオフ会に行って来ます。

2月12日

 殊能将之さんの『美濃牛』を読みました。なかなか面白かったです。
 とても読みやすい平易な文章と、そこはかとないユーモア。「人を喰ったような」という表現が一番ぴったり来るかな(殊能さんのサイトもそうだよね)。探偵役の人物もなかなかユニーク。
 でもその調子で物語がどんどん進んじゃって「おいおい、もうページが残り少ないぞ、どうなるんだ?」って心配(?)しましたが、最後はちゃんと本格してました。
 霜降り和牛のすき焼きが食べたくなりましたね(笑)。

 昨日はオフ会でした。「Narumo's page」の武垣さん主催の会にAyalistが便乗したという形で。楽しかったです。ミステリ談義に花が咲いた‥というわけではなく、ウルトラクイズの話とかしてました(笑)。
 コウスケさんにマジックを沢山見せていただきました。カードマジック、目の前で見ているのに全然タネがわからない。凄かったです。レポ、書いてますので、暫くお待ちを。

2月13日

 リンクのページに追加。オフ会でもお世話になったとむこさんの手作り紹介ページです。素敵な手作り作品がいっぱい! 
 あと、先日の折り紙番組のレポに絵をひとつ追加。

 さてさて、今日は「汚い理系」のお話(笑)。実を云うと「理系」「文系」って人間の分け方は好きじゃないのですが、つい使ってしまいますね。掲示板での神楽坂さんの書き込みを読んで、ちょっと思い出話を書きたくなりました。

 森さんのHPで、研究室の中の写真を見たことがあります。パソコンが並び、事務机があって、こぎれいなオフィスといった印象。確かにありゃ「綺麗な理系」ですわな。
 私は大学の時も会社でもプラスチックを作ってました。試験管やフラスコがずらずら並ぶ様子を思い浮かべてね。でもって、セメダインとか、除光液とか、極太の油性マーカーとか、身体に悪そ〜なニオイ、あるでしょ。有機溶剤のニオイなんだけど、そういうのがぷんぷんしてる空間。そんな場所で日々過ごしておりました。
 ゴキブリが出没するんですけど(これは学校の時の話)、色は薄茶色、普通のヤツの3分の1くらいの大きさしかない、見るからに弱っちいのが出て来るのね。環境が悪すぎてヤツらも大きく育たないわけです(笑)。
 会社の後輩がしみじみ云ってましたっけ。「先輩、僕らの職場って”4K”ですね」「4K?何それ」「危険、汚い、キツい、臭い」うーん、確かに(笑)。
 臭い薬品はいろいろあって、でも年にひとりはフラスコごと落として割っちまうバカがいて(私はやらなかったぞ)大騒ぎしたり。でも楽しかったなあ。実験炉で温泉卵作ったっけ。電子レンジで靴下乾かそうとした顰蹙者がいたり‥笑い話はいくらでもあります。

 今週は「IN・POCKET」「KADOKAWAミステリ」の発売が。わーいわーい! 

2月14日

 オフ会レポート書けました。細かい所はかなり忘れてます。何か間違いがあったら、遠慮なく教えて下さいませ。

 昨日プラスチックを作ってたと書きましたが、そう云えば井上夢人さんの『プラスティック』が講談社ノベルスから今月出たんですね。既に講談社以外で文庫になってたような気がするのですが、今頃になってどうしたんでしょう。
 ところでこれ、解説不能の不思議な小説。ある発想ひとつでよくここまで物語にしたなあと変に感心した覚えが。

 先日一家で上京したばかりだというのに、今日は本を4冊(文庫の新刊、あ、1冊は珍しくノベルス)も買ってしまいました。給料日まで一週間以上もあるというのに、我が家の家計は大丈夫なのでしょうか。でも、”1949年『獄門島』、1987年『十角館の殺人』、そして‥”なんて帯に書いてあったんで、つい買っちゃったのでした。読むのはちょっと先になりそうですが。

2月15日

 書くことがいっぱいあるぞ、今日は。

 まず、綾辻さん情報。「IN・POCKET」と「KADOKAWAミステリ」本日発売です。
 KADOKAWAの方、「最後の記憶」の本文の後に、先日の漫画版『眼球綺譚』の広告が見開き2ページでど〜んと載ってます!(びっくりした)。綾辻さん、児嶋さん双方の書かれた推薦文まであって、必見、です。
 あと綾辻さんの「今年の決意」は「一攫千金は狙わない」。昨年は麻雀絶不調だったので「今年は心機一転、頑張ってみよう。おー」だって。相変わらず麻雀の話題であります(笑)。

 新聞の広告では「真冬のミステリージャック2001」というのが大々的に見開きで載ってましたね(読売新聞)。昨日の日記にちょこっと書いて、掲示板でも早速話題にのぼってる小野不由美さんの『黒祠の島』、こちらでも取り上げられてました。北方謙三さん(推理作家教会理事長)のお言葉の中に綾辻さんのお名前もちらっと上がってましたが‥来年の今頃は出てるのだろうか、『暗黒館』‥。

 ところで出版社関係は8社が協賛のこの催し、何故か新潮社と集英社は入ってないのね。新潮社と云えば、新潮文庫ミステリー&サスペンスというフェアをやってるらしく、本屋では『殺人鬼』が平積みになってました。

 今読んでるよ(面白い)。メロンタワーも出てきたよ>みのりさん。

 連載二つで「青息吐息」とおっしゃる綾辻先生応援モードの背景にしました(かえってプレッシャーかも?)。

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