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6月1日
東京創元社の文庫キャッチ・コピー募集は今日締切。東京創元社HPのメールフォームからも送れるので、まだ間に合いますよ。
6月の綾辻さん。15日にGIALLO発売。第4回本格ミステリ大賞の選評が載っています。綾辻さんはどの作品を選んだのかな。もちろんこの選評、いずれは公式HPにも載りますけどね。22日は週刊現代7月号発売。乱歩賞の選評が載るんじゃないかな。
今月は「ミステリーズ!」短編賞の最終選考会があったり、本格ミステリ大賞の贈賞式があったり。綾辻さん、今月も上京されるんでしょうね。『暗黒館の殺人』改稿作業の進み具合はいかがですか。9月なんてあっという間、長いだけに直すのも時間との戦いなのかな。
IN・POCKETはもう今月から買わなくていいのか<他の作家の方々に失礼では?(笑)。「連載を終えて」なんてインタビュー記事が載ればいいのに。9月のノベルス刊行時に特集記事でもいいですよ(勝手に想像)。
そうそう、今年の9月は12年ぶりの館シリーズということで、『最後の記憶』の時以上のお祭りになりそう。楽しみなような、恐いような(笑)。
先月はずーーーっと綾辻さんの館シリーズを読んでました。今月も、いろいろ読みたい本はあるんですよね。米澤さんのミステリ・フロンティア(途中で読むの止まってました、時間作って、もっかい最初からじっくり楽しみたいな)や、柄刀さんの新作(『ifの迷宮』の彼が主人公だって?うわあい)や、奥田英朗さんの『空中ブランコ』も気になるなあ。加納朋子さんの『スペース』もそろそろ届くし、太田忠司さんの『黄金蝶ひとり』(ミステリサイト各所で大絶賛!)や有栖川有栖さんの『虹果て村の秘密』(せっかく当選したんだし)も読みたいし‥
でもきっと今月も、『暗黒館の殺人』再読で終わると思います(笑)。もー、これさえあれば私は満足ですぅ。
6月2日 久々にコラム。一昨日書いた「賞についての話」です。
「暗黒館」と「函谷関(かんこくかん)」は似ている。などとくだらないことを考えていたmihoroですこんにちは。「箱根八里」は神奈川生まれの私にはお馴染みの歌。♪箱根の山は天下の険 函谷関も物ならず♪ って、歌詞は覚えているんだけど漢字で書けなくって(笑)、検索でたどり着いたページがここ。現代語訳も出ていて面白いです(垣根に引っ掛かったカツラの映像が、頭から離れませんどうしてくれる(笑))。そうか、「物ならず」は「目じゃないぞ」って意味なのか。「暗黒館なんて目じゃないぞ」学生アリスの新作執筆中の有栖川さんの気持ちでしょうか(笑)。
ともっぺさんや四季さんの日記に、先日の麻耶雄嵩さんサイン会の模様が。終わりの方に綾辻さんもいらしていたとか。
暗黒館と「あんこ、食うか?」も似ている‥って、もうやめましょう(笑)。あと3ケ月でノベルス発売かあ、3ケ月なんてあっという間だよね。なんかどきどき。
6月2日(その2)
米澤穂信さんの新作は、短編集『狐狼の心(仮)』(東京創元社、もしかしたら文庫かも)。書き上がったそうです。本になるのはもうしばらく先みたい。
次の予定もわかりました、『四人四色学園祭(仮)』(角川スニーカー文庫かな?)。古典部シリーズ学園祭三部作完結篇!「三部作だったとはたったいま知りましたが」だって(笑)。米澤さんのおとぼけぶり、好きだなあ。(情報元:汎夢殿)
6月3日『暗黒館の殺人』は、日本語の美しい色名がいっぱい出てきて、嬉しいです。
谷山浩子さんのコンサート、あれ、幻想図書館じゃないんだ?
「空間読書の会 第一回公演 〜第七官界彷徨〜」(詳細はこちら)
原 作:尾崎翠『第七管界彷徨』
出 演:谷山浩子 大森博史(朗読)
日 時:8月7日(土)一回目 開場15:30/開演16:00
8月7日(土)二回目 開場19:30/開演20:00
8月8日(日) 開場16:00/開演17:00
会 場:ベニサン・ピット(〒135-0007 東京都江東区新大橋2-17-2)
料 金:前売¥5,500(全席指定・消費税込)
発 売:7/4(日)よりチケットぴあ、イープラスにて
ところで、幻想図書館vol.2はDVD化されないんだろうか。無理してでも行っておけば良かったかなあ。
6月4日
伊吹律さんの「QED研究室」に4月の綾辻さんトークショーの模様がアップされています。サイン会の伏線(?)を見事に見抜いた律さん、凄い! 私なんてマジックペンはおろか、赤い腕時計にも気付きませんでしたよ。私の目は節穴かー(殺っちゃんのお面みたい(笑))。で、遅ればせながら律さんのサイトにリンクさせていただきました。これからもどうぞよろしく。
時を同じくして、「私のしごと館」HPにもトークショーの詳細(写真もあり)がアップされました。Ayalist常連さん方もばっちり写っています。いい記念になりましたね。mihoroさんは、このうつむいているのがそうかな。
6月5日
6月18日創刊の新雑誌『幽』に、綾辻さんの「顔」という怪談小説が掲載されます(ここに記事が。ダ・ヴィンチ最新号には目次が載っていました)。小野不由美さんや京極さんの怪談小説も読めるみたい。後者は定番だけど、綾辻&小野ご夫妻の怪談は楽しみだなあ。これって連載なのかな?乞うご期待。
今月は試験勉強に勤しむ予定なので、つい逃避したくなってネット時間が増える更新が不定期になるかもしれません。え、何の試験かって? 3年くらい前の日記に伏線があったかも(そんな昔に(笑)、まるで『暗黒館の殺人』の連載みたいじゃ)。
6月6日
『本格ミステリ04』(講談社ノベルス)はそろそろ店頭に並ぶ頃でしょうか。昨年発表された本格ミステリの短編選りすぐり。ラインナップはこちらに書きました。去年の表紙はスイカだったけど、今年はどんなかな。
♪麻耶雄嵩さん、新作と日々の生活、初めてのサイン会について。私のパソコン環境では聴けません、残念。
6月7日
■ 2004年度春の関ミス連のお知らせ(情報元:航海日誌)。
日 時:6月27日(日)12:30 開会予定
ゲスト:黒田研二(スキーの話だったらどうしよう(笑))
(痔の話だったらもっとどうしよう(笑))
(インラインスケートの話だっ(以下略))
場 所:大阪大学 法経講義棟5番教室
主 催:大阪大学
詳細、及び黒田さんへの質問受付は、大阪大学推理小説研究会へどうぞ。
■ 中井英夫シンポジウムのお知らせ(情報元:幻想的掲示板2)。
日 時:2004年6月26日(土)18:00〜21:00
場 所:豊島区立勤労福祉会館 第4・第5会議室
(池袋消防署隣り・池袋駅西口徒歩7分)
パネラー:黒瀬珂瀾/村上裕徳/川崎賢子(順不同・演題未定)
入場料:無料 詳細は、新青年研究会へどうぞ。
6月8日 北村薫さん講義のお知らせ(情報元:有栖川探偵小説事務所)。
青少年と読書・その(1) 〜「読む」ことと「書く」こと〜
自作を語る「本を読む楽しさ・書く喜び」(詳細はこちら)
講 師:北村薫
日 時:平成16年8月1日(日)受付12:30〜13:00 講義13:00〜16:00
場 所:石川県青少年総合研修センター
定 員:50名 申し込みはこちらへ。
梅雨に入ったというに、傘が立続けに2本も壊れてしまいました。安物買いの銭失い(笑)。
6月8日(その2)
「ポケモンの町名は、日本の伝統的な色名がもとになっている」うわあ、云われるまで気付きませんでした(情報元:色のメールマガジン)。
[カントー地方/ポケモン赤、緑、青バージョン]
マサラタウン:まっさらの白。
トキワシティ:常盤色/松、杉など常盤樹の葉の緑。
ニビシティ:鈍色/昔喪服に用いた濃い鼠色。
ハナダシティ:縹色/藍染めのくすんだ青。
クチバシティ:朽葉色/落ち葉のくすんだ黄赤。
シオンタウン:紫苑色/紫苑の花のくすんだ青紫。
タマムシシティ:玉虫色/光の具合で金緑や金紫に変わる玉虫の体の色。
ヤマブキシティ:山吹色/山吹の花の赤みの黄。
セキチクシティ:石竹色/石竹の花の薄い赤紫と白。
グレンタウン:紅蓮色/蓮の花の鮮やかな赤。
シロガネ山:銀色。
[ジョウト地方/ポケモン金、銀バージョン]
ワカバタウン:若葉色/生え出たばかりの草木の葉のくすんだ黄緑。
ヨシノシティ:吉野桜/吉野桜の花の薄い赤。
キキョウシティ:桔梗色/桔梗の花の鮮やかな青紫。
ヒワダタウン:檜皮色 /檜、杉などの樹皮のくすんだ黄みの赤。
コガネシティ:黄金色/黄金のように光る黄。
エンジュシティ:槐/槐の樹皮のくすんだ黄みの赤。
アサギシティ:浅葱色/薄い葱の葉の緑みの青。
チョウジタウン:丁子色 /丁子の樹皮などの煮汁で染めたくすんだ赤みの黄。
フスベシティ:燻べる/煙ですすけた黒。
[ホウエン地方]‥は色由来の名前じゃないのか、残念。
アサギシティの浅葱色といえば、新選組の羽織の色ですね。先日、大河ドラマで土方歳三が「ネギの葉っぱの色かよ」って云ってたのが可笑しかった。紫苑に槐‥『ぼく地球』だあ。
で、何でこんなことをしているかというと(試験勉強はどうした(笑))、「紅蓮」が読めなくて検索かけたら、上記ページが引っ掛かったというわけ(mihoroさん、語彙少な!)。「紅蓮の炎」ってふうに盛んな炎の色を表すのに使われるんですが、由来となった「紅蓮地獄」は本来「寒さのために皮膚が裂け血が流れ、紅の蓮の花のようになる所」。「紅の炎の燃え立つ所」じゃないんですよね(というか、正反対じゃん(笑))。勘違いが定着しちゃった例だったのか。言葉って面白いなあ。
6月9日
Amazonで「本格ミステリ04」を検索したけど引っ掛からず、別のキーワードから辿り着いたページがこれ。書名は微妙に違うし、これだとなんだか横山秀夫さんの短編集みたい。
浩子さんコンサート「猫森集会2004」の日程が判明! 9月18〜21日、23〜26日。うっわー、この頃ってもしかして綾辻さんのサイン会があったりして。予定が立てられないぞ(嬉しい悲鳴、わきゃー)。
6月10日
「こどものもうそう」で「カチンとくるメール」が話題になっていますが。
ウイルスメールに比べりゃ、どんなメールも天使に見えます(笑)。
太田忠司さんの日記(6/07)のくろけんさん話を受けて、りほさんが「mihoroさん、もし関ミスが○毛ネタだったらどうします?(笑)」だって。「参加者にはもれなく僕の○毛をプレゼント!」とか?(笑)
そういえば喜国雅彦さんも「サインじゃなくて毛をプレゼントってのは?」編集者「本数が足りませんよ」ってのがあったなあ。あれはエッセイだっけ?漫画だっけ?
さあて、試験勉強を(今まで何を?(笑))。
6月11日 明日、中学校の運動会なんですけど‥雨で延期だろうな。
6月12日 延期だと決めつけてたら、台風一過で晴れてるじゃん! お弁当作らなくっちゃ、ぎゃー。
6月13日「ミステリーズ!」は今月から隔月刊に。紙の質が落ちた気がしますが、まあしょうがないか。
昨日は長男くんの中学校の運動会に行ってきました。あんなに盛り下がったオクラホマ・ミキサーは初めて見たよ(笑)。自分が「マイムマイム」とかを異様にはしゃいで踊ったのは‥あれは文化祭の打ち上げだったかな(遠い目)。
加納朋子さんの『スペース』(東京創元社)サイン本が届きました。サイン会に行けなかったので、こうしてネットを通して買うことができるのはありがたいですね。落款がヒヨコ(それとも鳩?)なの、カワイイ〜(^^)。
昨日行われた第4回本格ミステリ大賞贈賞式の模様が、河内さんや二階堂さんの日記のページに載っています。『暗黒館の殺人』愛蔵版は、喜国さんの挿し絵が全て収録された対談付き函入り本で、5,000円ですって(予約制)。
歌野さん、たしかにシャツの合わせが女物ですね。昨年の乙一さんに続いてノーネクタイ、「ネクタイ締めなきゃ会場に入れてあげないよ」と云われた第1回の倉知さんの立場は‥(笑)。
千街さんは「突っ込みたいんだけど、どう突っ込んでいいか分からない」不思議な髪型ですね。
6月14日
律さんのQED研究室で「第6回公開捜査・綾辻行人、館シリーズで好きな館は?」というアンケートを実施中。ぽちっと投票するだけなので、どなたでも気軽に参加できます(でもその前段階、1作に絞る作業は大変かも)。全部いいよ、選べないよ〜と云いつつ、mihoroさんは一番最近読み終わったあの作品に、1票。
大矢さんのなまもの!では「来訪者1,111,111人突破記念企画 SF時代小説『むささびの聖域』」大公開! 「むささび語」(4音節(ひらがな4文字)で、2文字目と3文字目が同じ音の言葉。「むささび」とか「おととい」とか)をめいっぱい盛り込んだ、大矢さん自らによる書き下ろし掌編小説です。いやはや、よくぞここまで。すごいよ大矢さん。最後はきちんとダジャレで終わってるし(笑)。
ちなみに、ページの最後に応募者として私の名も。ええ、考えました。49個思いつきました(だから漢字検定の勉強は?)。でもその中には「鳴く熊(なくくま)」だの「いややわ(関西弁)」だの「バナナ屋(ばななや)」だのの反則技も混ざっているので、実質はもちょっと少ないです。「バナナ屋」は思いついたのに「スモモ屋」を見落としたのが悔しい!(なにかずれてるぞ)あ、でも反則技のうちのひとつは、大矢さんが気に入ってくださって、小説に盛り込まれてます。あへあへあへ。
6月14日(その2)
杉江松恋さんのHPに「第4回本格ミステリ大賞贈呈式レポート」がアップされています。ここのレポがいちばん詳細。
大森さんの日記にも‥って、もうじき2人目のお子さんが産まれる予定とは。びっくり。トキオくんお兄ちゃんになるんですね。「京都の人」ってのはやっぱり綾辻さんのことかな。
6月15日 まずは綾辻情報。いろいろあるでよ。
「GIALLO」2004.SUMMER発売。第4回本格ミステリ大賞の選評が掲載されています。綾辻さんは『赫い月照』に1票。
毎度のことながら読みごたえのある選評ですね。感想はまた近いうちに。
文藝別冊KAWADE夢ムック『総特集 楳図かずお』という楳図本に、アンケート回答が掲載。綾辻さんも、児嶋都さんも。
ミステリチャンネルで8月、「安楽椅子探偵 綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状」を放映するそうです(情報元:Locked Room)。新作ではないと思いますよ、ユシュケさん。4月の時点で全く予定がない、みたいな話でしたから。過去の作品の再放送でしょう。
テレビ版原作者対談も放映されるんだったらいいのにな。DVD版とは違うんですよね。
第1回ミステリーズ!短編賞選考会が昨日行われ、結果は受賞作なし、だそうです(詳細はこちら)。第1回目から盛り下がること甚だしい(笑)、というのは『文学賞メッタ斬り!』に出てきたフレーズですが、まあ、いいんじゃないでしょうか。候補に残ってた人たちはがっかりしてると思うけど。
選考経過等の詳細は、10月発売の『ミステリーズ! vol.07』に掲載予定。
推理作家協会賞副賞の時計をはめて野良仕事ですか、折原さん(笑)。そういう人、好きだなあ(実際は電池切れで動かないんでやめたようですが)。
河内実加さんの描いた歌野さんの似顔絵‥ううむ、もうちょっと若い感じではないかい?
麻耶雄嵩さんの新作長編『蛍』(幻冬舎)が完成したらしいです(情報元:二階堂さんの日記)。有栖川さんの江神シリーズ第4弾も今年あたり出そうという噂だし、『暗黒館の殺人』はもちろん出るし、2004年はすごいですね。法月さんの『生首〜』はどうなっているのかな。
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