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 Ayalist 2006年6月の日記(前半)

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6月1日

 乙一『銃とチョコレート』(ミステリーランド)サイン本、6月2日(金)10:00より受注開始。先着50名だそうです。私はもう買っちゃったー(ちと残念)。

6月2日 綾辻さんの6月の予定。たくさんあります。

初旬 本格ミステリ作家クラブHP「今月の本格トピックス 執行会議メンバー・今月の一言」
12日(月) 「野性時代」7月号 長篇ホラー『Another』新連載開始
15日(木) 『時計館の殺人』(双葉文庫 日本推理作家協会受賞作全集)刊行
15日(木) 「GIALLO」2006 SUMMER
      イラストルポ「作家の仕事場」綾辻行人/第6回本格ミステリ大賞選評
未定   「幽」5号 短篇掲載
22日(木) 「小説現代」7月号 第52回江戸川乱歩賞選評
24日(土)「IKKI」8月号 『月館の殺人』ネタバレ解禁裏エピソード

 花園大学ミステリ講座「探偵小説批評の10年」
 講師:笠井潔さん・巽昌章さん・法月綸太郎さん(うわ、凄いメンツだ‥)
 日時:6月24日(土)13:30〜(開場は13:00)
 場所:花園大学 無聖館5階ホール
 備考:入場無料 申込不要

 米澤穂信さん講演会(同志社大学)の質問掲示板にこんな質問が。
桜庭先生とは結婚とかするんですか?
 思わず「しちゃえー」とPCの前で云ってしまいました、無責任な(笑)。
 少し前になりますが、米澤さんについての新聞記事に「この分野では芽は出なかったが」と書かれていて。そんなことないでしょう、ちゃんと続篇出たんだから。

 最近読んだ本。
野間美由紀『パズルゲーム☆はいすくーる』(白泉社文庫)
 香港を舞台に描かれる物語は、スケール大。ところで香月たちは中国語を話しているのかな?
パズルゲーム・シリーズに関しては、こんなまとめページを作りました。もう23年も続いているんですね。今なお新作が出てるんだから、本当に野間さんはすごいなあ。未読の方がいらしたら、ぜひ読んでみてね。サスペンスありコンゲームあり、殺人ありアリバイ崩しあり。小道具の使い方も上手いし、なにより著者の人間を観る目がしっかりしているから、何年経っても古びないのね。
西原理恵子『毎日かあさん 背脂編』(毎日新聞社)
 Web上でも読んでいるので半分は知ってる作品だったけど、何度読んでも楽しいし、元気が出ます。ひよちゃん(娘さん)の話をもっと読みたいなあ。
北森鴻『桜宵』(講談社文庫)
 大好きな香菜里屋シリーズ第2弾。謎は解かれるためだけにあるのではない、その裏に横たわる人間の心理が読みごたえあり。大人のミステリですね。
荻原浩『明日の記憶』(光文社)
 なんと人の好い小説なんでしょう(褒めてます)。若年性アルツハイマーを扱った重い内容のはずなのに、主人公も作者も、歩こうが足踏みしようが顔だけは常に前を向いている、そんな印象。
 読む前に映画も観ました。制作者の思い入れが強いと空回りすることがままあるのに、この映画化は本当によくできていました。ハデな映像テクも少なく(堤監督にしては?よく知らないのだけど)、奇を衒うことのない真直ぐな演出。でも二時間ダレることがなかったし、役者さんも素晴らしかった。原作を読んで感動した方は、映画もお薦めですよ。

6月3日 アサギマダラの乱舞。『黄金蝶ひとり』を読みたくなりました。

 数独攻略のヒント(by INOさん)。INOさんが提示してくださった方法論までは、私も自力で到達しました。でも『ナンプレ』プロ級編後半の問題は、それだけじゃ解けないのよね、ううむ。

『かまいたちの夜×3』予約特典は、書き下ろし小冊子「『かまいたちの夜』〜挟み忘れた栞〜」。我孫子さんが書かれたとなりゃ、買わなきゃなりますまい。でも前作の『かまいたちの夜2』、買ってもいないしプレイもしていないmihoroさん‥(小説本は読んだけど)。

「AVANTI」本日のテーマは“ライトノベル”。大森望さんが出てくるかと思って楽しみに聴いてたけど、残念。

6月4日

 講談社ミステリーランド、全国主要書店でフェア実施中。昨日の朝日新聞には広告も載っていました。うつのみやこども賞3年連続受賞のことにも触れられていて、嬉しかったです。講談社「ミステリーの館」6月号にも記事がありました。

『かまいたちの夜×3』について我孫子武丸が語る!(情報元:JDCさん)オンラインショップをいくつか調べたら「予約特典は抽選」というお店が多いですね。Amazonも15%オフなのは嬉しいけど、特典に関してはいまいち不安。ちゃんと付けてくれるのかなあ。

6月5日

 本格ミステリ作家クラブ「執行会議メンバー・今月の一言」が更新されています。横溝賞も乱歩賞も、純粋な本格ミステリはなかなか候補に上がってこないようですね。ところで、第26回横溝正史ミステリ大賞受賞作は『ユグドラジルの覇者』という名前で出版されました(原題は『世界樹の枝で』)。著者は桂木希さん。帯に綾辻さんの推薦文もあります。

 はてなに「有栖川有栖の『スイス時計の謎』についての質問です。(ネタバレになるので、未読の方は以下を読まないでくださいね)」という質問が。まだ回答来ていないみたいです。ええと、スイス時計はだいぶ前に読んだけど、本はどこだ?見つからない‥

『アヒルと鴨のコインロッカー』映画情報。東京創元社って結構、サイト更新マメだよね。嬉しいです。

6月6日

「ダ・ヴィンチ」7月号、ミステリーランドの特集記事が。編集さんや乙一さんのインタビューが載っています。ところで、月刊「メロディ」8月号より、清水玲子『秘密』連載再開ですって!うわあい!

 乙一さんのサインは、こんな感じだそうです

 TRICK+TRAPでの有栖川さんサイン会、応募が殺到しているらしく、7日水曜17時までの受付だそうです。申込みまだの方は急ぎましょう。

6月7日

 島田荘司さんサイン会。6月9日(金)18:00〜19:00、八重洲ブックセンター本店1階サイン会場で行われます。対象書籍は『帝都衛星軌道』(講談社)。

昨日書いた「メロディ」8月号(6/28発売)、『秘密』の他にも川原泉『笑う大天使 特別編』なんてのがあるよ。わあ!

6月8日

『気分は名探偵』巻末の「わたしは誰でしょう?」クイズ。六名の名前はだいたい分かりました。よし、これで送ってみよう。

長女さん(中2)が『ZOO』を読んでいます。人に指図されるのがトコトン嫌いな娘で(誰に似たんだ‥私か)、今まで私がいろんな本を薦めても、ちっとも乗ってきてくれなかったのですが、初めてハマってくれました。嬉しいねえ。「友達に貸したらね」おいおい、人の本を貸す時は一応断ってからにしなさいよ。「一日で読んじゃったんだって。びっくりだよ」どうやら長女さん、読むスピードも私に似て遅いようです。いいのいいの、マイペースでじっくり楽しもうよね。

6月9日

 有栖川有栖さんサイン会。6月25日(日)14:00〜、紀伊國屋書店新宿南店にて。対象書籍は『乱鴉の島』(新潮社)です。整理券は先着150名。

 推理作家協会会報5月号。三田皓司さん「直木賞も変わったものだ」は、個人のブログの記事だったらまだしも、会報に載せるには少々配慮が足りないような気がしないでもない、かな。倉阪鬼一郎さんの「結婚式体験記」は、大変微笑ましく拝読しました。

6月10日 今日は、本格ミステリ大賞贈呈式でした。

 えっ、もう2006年下半期ですか、それだと下半期が7か月あることになりますが>米澤さん(すぐに直されたようです)。

 関ミス連の日程はまだ決まらないのでしょうか。第一週には予定を入れてしまったけど、大丈夫かな。ちなみに、渋谷と吉祥寺と三鷹に行くのだ(さてmihoroさんは何をしに行くのでしょう?)。

6月11日 光原百合さんサイン会のお知らせ。

▽7月1日(土)15:00〜啓文社福屋ブックセンター(尾道)
 対象書籍は『銀の犬』(角川春樹事務所) 要整理券(詳しくは「政宗九の視点」
▽7月16日(日)14:00〜TRICK+TRAP(吉祥寺)(詳しくはこちら
 対象書籍は『銀の犬』(角川春樹事務所)だが、光原さんの他の書籍も購入可。名前(フルネーム)と購入希望の書名(単行本、文庫の別も)を明記し、ホームページのメールフォーム(戸川さん宛)から申し込む。

6月11日(その2)

 阪大の方にメールで問い合わせたところ、「関ミス連日程については、僕たち自身が綾辻先生からの連絡待ち、という状態です」だそうです。それでは仕方ないですね、待ちましょう。

6月12日「野性時代」7月号綾辻行人『Another』連載開始!

 きゃあ〜嬉しい嬉しいっ、早速読みましたよ。脳内「Another祭り」状態(どんなんだ)、これから毎月読めるなんて、なんて幸せなんだー(^^)。来月号はさらに「特集 連載『Another』徹底攻略 綾辻行人 青の時代 対談 綾辻行人×辻村深月 ほか」です。期待しましょう。

6月13日

 昨日のサッカーは、テレビを見ると負けちゃいそうな気がして(笑)、ネットしながらYAHOOの速報をちらちらと。が、見なくても負けてしまったよ(><)、次はクロアチア戦ですか。

 梅雨入りして蒸し暑いです。うだうだしてます。いかんぞ本も読めてません。あ、関ミス連の日程が決まったぞ、うわあ7月2日(日)だよ、よりにもよって私が予定を入れた日に。そりゃ全力で講演会を優先させますが、綾辻さんってば‥(><。)

6月14日 明日は「県民の日」で、近所の映画館が1,000円均一。よしっ。

 明日は「GIALLO」の発売日。本格ミステリ大賞の全選評が掲載されます。円堂さんの「謎のカタログ〜本格ミステリ・プロファイリング」第11回は「綾辻行人 器としての人形・館」。あれ、前号の予告には「イラストルポ「作家の仕事場」綾辻行人」ってあったんだけど、目次に無いですね、どうなってるのかな。

6月15日

 双葉文庫の『時計館の殺人』「GIALLO」2006年夏号を買いました。前者、あとがきはありません。解説は権田萬治さん。後者は昨日ご紹介した通り。イラストルポは、次号に読切中篇(!)と併せて掲載されるようです。
 本格ミステリ大賞の選評、今回は「『容疑者Xの献身』は本格か」論争に対する思いが、水面下でパチパチ小さな火花となってあちらこちらに見られました。北村さんの評なんてなかなか挑戦的。中短篇集を長篇より軽んじる評を書いた人が複数いたのは、個人的に残念だな。これらの選評、公式HPには八月に掲載されるそうです。

 

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