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 Ayalist 2008年11月の日記(前半) 

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11月1日 

そうだよ館シリーズなんだもん、表紙はこのフォーマットじゃなくっちゃ。
 
館シリーズ第八弾、綾辻行人『びっくり館の殺人』講談社ノベルス版が、11月6日発売になります。道尾秀介さんとの特別対談「びっくり館のたくらみ」を巻末袋とじで収録、スクリーンセーバーのプレゼントなんて特典もあるようですよ。お楽しみに!

11月2日 

11月の綾辻さん。6日に『びっくり館の殺人』(講談社ノベルス)が出ます。親本刊行時、単行本だからと見送った方々、この機会にぜひ読んでね。28日には「安楽椅子探偵 ON AIR」DVDが発売。今度のゲスト解答者はどなたかな。『Another』は引き続き好評連載中、本にまとまるのはいつ頃でしょうかね。あ、ポプラ文庫の『妖怪博士』は中旬に発売予定。綾辻さんが解説を書いておられます。
ちなみに来月は、「メフィスト」が12月11日に、「幽」も下旬あたりに出る予定。そうだ、年末恒例のランキング本がいろいろ出ますね、それに付随して「作家の隠し玉」的企画も。来年の綾辻さんは、『Another』が出て(もしかしたら年内かも?)、館シリーズの文庫新装改訂版が引き続き出て、『ミステリ・ジョッキー』の二巻も出るかなあ。

サイン会のお知らせです。
『ロードムービー』(講談社)刊行記念、辻村深月さんサイン会。11月9日(日)14:00〜 ジュンク堂書店 池袋本店(03-5956-6111)。要整理券、先着100名、電話予約可。当日は先着順、サイン時は為書きが必須。詳細はこちら
『カンナ 飛鳥の光臨』(講談社ノベルス)刊行記念、高田崇史さんサイン会。11月15日(土)14:00〜15:30 ブックストア談 浜松町店(03-3437-5540)。要整理券(お店のHPにはまだ情報出てないみたい)/11月16日(日)14:00〜15:30 ジュンク堂書店 三宮店(078-392-1001)。要整理券、先着100名。詳細はこちら

8年使った洗濯機が壊れまして。そもそも、何ヶ月か前に風呂水給水のポンプが壊れ、それ以来毎日バケツで水を汲んでたんですが(全自動形無し、笑)、今度は洗濯槽に水がたまらなくなるという症状が。さすがにこれでは洗濯できませんし、修理費もかなりかかるという話を聞き、それならしょうがないかと買い換えることにしました。で、昨日新しいものが到着。わーい、今度は洗濯槽で乾燥も出来るんだって。もう雨の日、ドライヤーやコタツで乾かさなくってもよくなるわ(どういう生活(笑))。

11月2日(その2) 

週刊大極宮によると、角川書店から『日本推理作家協会60年イベントクロニクル本(仮)』が、いずれ発売されるようです。綾辻さん&有栖川さんのティーパーティーも、写真とか内容とか載ると良いのですが。

ホラー大賞授賞式開催される(幻妖ブックブログ)。『庵堂三兄弟の聖職』で大賞受賞の真藤順丈さんは、第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞(『地図男』)、第3回ポプラ社小説大賞特別賞(『RANK』)も同時期に受賞。なんかすごいぞ。

グーグル・マップで自分の住所を検索したことありますか? ストリートビューが見られる場所だと、車庫に停めてある車のナンバーまで見えちゃいますけど、これってプライバシーの侵害にならないんでしょうか。自分も見られる側になりうると思うと、あんまりいい気はしないなあ。

11月3日 

講談社のメールマガジン「ミステリーの館」11月号に、『びっくり館の殺人』刊行に際しての著者メッセージがあります。

サイバラさんの新刊『毎週かあさん』は、まだこちらの書店では見つからず。今月出る米澤さんの『儚い羊たちの祝宴』は、“前代未聞! すべての作品でラスト一行のどんでん返しにこだわり抜いた、高濃度の暗黒連作ミステリ”だそうで、うへえ、気になる〜。

11月4日 ようやく「講談社書き下ろし100冊」HPが出来たようです。

綾辻さんも参加された、ミステリーランド25冊記念の会(太田忠司さんの不定期日記)。

ミステリとは関係ないけど、思わず真剣に読んじゃいました。「お前らの作品は所詮コピーだ」富野由悠季さん、プロ論を語る

最近の私は「ガリレオ祭り」(映画を観た後に原作を三回再読<どこにそんな暇が(笑)、おまけにドラマの再放送にハマり、いちいち原作と比較検証<だからどこにそんな暇が(笑))だったんですが、次の祭りはこれになるかも。
 
面白かったです、特に後半。出だしは、登場人物が自意識過剰だったりプライドが高かったりと微妙に感情移入しにくいことに加えて、「どうしてこれだけのことを云うのに、こんなに多くのページを使わなきゃならないんだろう?」ってくらい物語が遅々として進まないので、正直しんどかったんですけど、読み進んでいくうちにどんどん愛しく思えてくるから不思議。伏線の張り方も、さすが綾辻ファンの辻村さんって感じで嬉しかったです。思わずページを前に繰って確認したくなっちゃう魅力が作品自体にあって、さらには他作品へのリンクもあったりするので、あれもこれも再読したくなっちゃう。なので、もう少しエピソードを絞って、コンパクトな本にしていただけるとありがたいです(笑)。上下巻は長いよやっぱ。文章に力があるから、もっと削ってシャープにしてもイケるんじゃないかなあ(あ、でも今のままがいいっていう人も多いのかな、好みの問題ですねきっと)。お、新刊『ロードムービー』は長篇じゃなくて短篇(中篇?)集なんですね、期待してます。

11月5日 やっと見つけた『毎週かあさん』、単行本ではなくコミックの棚にありました。
       

二階堂さんの日記にも、ミステリーランド25冊記念の会の写真が。集合写真の顔がぼやけて誰が誰やら、でも赤いシャツが綾辻さんなのは確か。

ワセミス主催の法月綸太郎講演会、レポがこちらに(其、杳として知れず)。「来場者からの質問に頭を抱えて悩む等、笑いが起こる場面も。著者の人柄が垣間見える良い講演会だった。」ほんとにその様子が見えるようです。もしかして綾辻さんも聴きにいらしたのかな。

11月6日 「ダ・ヴィンチ」12月号に「安楽椅子探偵 ON AIR」DVDの広告がありました。

講談社ノベルスHPは早速「館シリーズ仕様」になっているのに、こちらの書店では『びっくり館の殺人』入荷は明日以降だって、ちっ。

11月7日 びっくり館、買えたよ〜(^^)。

突然ですが、(掲示板にも書きましたけど)文学フリマ、おすすめのサークルってありますか(探偵小説研究会とネトミスは行く予定)。教えてくださいえらい人。

11月7日(その2) スクリーンセーバーに見入っちゃって作業が出来ない(笑)。何通りあるんだこれ。

11月8日 スクリーンセーバー、八通り(+α)の違いを見つけました。皆さんはいかがですか。

明日は上京、四つのイベントをこなす予定。欲張りすぎだぞ自分(笑)。

11月9日 上野→秋葉原→池袋→練馬。交通費節約のため、一日のうちに予定を詰め込めるだけ詰め込む私。ぜい。

まず、芸術の秋らしく絵画鑑賞をば。いつも素敵な情報を下さる折原一さん、ありがとうございます。
折原さんお薦めの展覧会二つ。どちらもなかなか賑わっていましたよ。
   

まず、上野の国立西洋美術館にて、ハンマースホイ展。作品の解説には「寂寞とした」とか「不安を覚える」とか、わりとマイナスイメージの言葉が使われてましたけど、うーむ、私にとっては静かでとても心落ち着く絵だったなあ。孤独が苦手な人には寂しすぎるのかもね(私はその反対)。冬の曇天って感じの色合い、構図重視で余計なものは一切描かない潔さ、なかなか素敵でした。
室内を描いた絵は意外と小さく(普通の家の壁でも飾れるくらいの大きさ)、いかにも「お気に入りの場所でお気に入りのものを書いた」アットホームな感じがしました。たとえ生活感を感じさせる家具とか雑貨が描かれていなくてもね。「花を生ける女性のいる室内」という題の絵の中央にでんと描かれているのが鉄製ストーブ、というのはおかしかったなあ。気に入った「クレスチャンスボー宮殿」が絵ハガキになっていなかったのは残念、買って帰ろうと思ったのに。奥さんであるイーダの絵はたいていが後ろ向きで(笑)、でも少ないながらも正面からの絵が。目が澄んでてとっても綺麗でした(解説には「38歳とは思えないくたびれた表情」みたいに書いてあったけど)。不安も寂しさも覚えることなく、心ぽかぽか、ニコニコ会場を後にした私でした。

練馬の練馬区立美術館では、石田徹也展。いやあの、入場料がハンマースホイ展1500円、石田徹也展500円だったので、こちらの規模はその程度なんだろうと思い込んでいたら、どっこい70点以上もの展示があり(しかも絵が大きい)、創作ノートまであったりして、大変充実した展覧会でした。すごく好きな絵ってわけでもなかったんだけど、実物を見たらその描写力に圧倒されっぱなし。行ってよかったー。
私が以前から知ってた絵は、「作者と同じような顔をした人物が機械と同化しちゃってる」、そういうシリーズで、でもそれって1990年代の作品だったんですね。2000年以降の作品は、青や緑の色彩が鮮やかで、女性や子どもも登場して、描写はますます精密になり、凄かったわー。

秋葉原ではこれ→をのぞいてきました、文学フリマ。さほど広くないスペースに160を超えるサークルがみっしり。おたおたしていると、「通路で立ち止まらないで下さい」とスタッフに注意されてしまう、そのくらいの混雑ぶりでした。売られているのも、手作り感ただよう同人誌というより、かなりきちんと製本されたもの多し。本屋に並ぶ文庫と変わらぬ立派な体裁のものもありました。私は、ソラミミで豆本を購入。

11月10日 昨日ご紹介しきれなかった池袋でのイベントはこれ。辻村深月さんサイン会

先日行なわれた、三津田信三さん講演会レポ(青猫屋敷)。三津田さんも「ホラービデオ鑑賞!!」って方なんですね(笑)。ぜひ今度、綾辻さん・牧野さんと一緒に鼎談を〜。

本格ミステリ作家クラブ、今月のトピックス更新。綾辻さん、転地療養、栃木の温泉だったらご案内できますが。

11月11日 こたつ布団を出しました。ぬくぬく。

おお、taipeiさんが取り上げてくださってます。びっくり館の殺人 特別対談「びっくり館のたくらみ」綾辻行人VS道尾秀介(taipeimonochrome)。

作品と作品の間になにげにリンクがあって、双方を読んだ読者はムフフと思える、そういう仕掛けが好きです。辻村深月さんの作品は、いろんなキャラがこっそり登場するのが楽しいね。
万城目学さんのデビュー作『鴨川ホルモー』のスピンオフともいうべき、『ホルモー六景』。これまたリンクがあろうことは読む前から分かっていたんですけど、いやはやびっくり、こちらの予想をはるかに超えた傑作でした。面白かったー。
 
そういえば『鴨川ホルモー』って映画化されるんだよね。なになに、山田孝之が主人公で、凡ちゃんは栗山千明?えー。

11月12日「野性時代」12月号。『Another』連載第26回、まだ続きます。いけちゃんマンガにげらげら。

二階堂さんの日記によると、「本格ミステリー・ワールド 2009」は12月刊行予定だそうです。「早ミス」は11月21日「本ミス」は12月頭。「このミス」と「文春」も来月初めでしょう。そういう時期になりましたねえ。

11月13日 ↓の話題はほとんどの人がついていけないかと思います、最初に謝っておこう、すみません。

今日は高校の行事のお手伝いで朝から忙しいとゆーに、前日寝たのが午前三時という(汗)。仕事が終わらなかったせいもあるんですが、BGMに某動画サイトで見つけた谷山浩子さんのオールナイトニッポンを聴き始めたのがまずかった(笑)。うわあ、テーマソングのてんぷら☆さんらいず、懐かしすぎる〜〜(感涙)。
ところで、浩子さんのオールナイトって1982年から1986年までの四年間だったんですね、もっと長くやってたんだと思ってた。1982年というと、深夜放送を聴き始めたが中三の終わり頃だったんだけど、その時はまだ始まってなかったのかー(年がバレますな)。オールナイトニッポンの第二部は深夜三時に始まるので、その時間まで頑張って起きてて(タイマースイッチなんて当時は持っていなかった)、番組が始まると同時に120分テープをセットしたラジカセ、スイッチオン。たいていはそのまま聴きながら寝オチしちゃうんだけど、運がよければ四時にカセットを裏返して全編録音できてラッキー、そんな高校生のmihoroさんでした。木曜は第一部がビートたけしで、エンディングの曲が「ハイサイおじさん」。これが流れると、さあいよいよ浩子さんが始まるぞ〜とワクワクしたっけ。

11月14日 懲りずに昨日の続きです、すみません。

引き続き、某動画サイトで浩子さんのオールナイトニッポンを聴いております。昨日聴いたのは1986年のものだったんですが、今日は1982年のものを。このあたりはリアルタイムで聴いてたぞ、コーナーのひとつひとつが懐かしいったらありゃしません。浩子さん、けっこう云いたい放題ですな(笑)。きゃー、HATO-POP-POの「あの人は受験生」が聴けるなんて!
最初に聴いた浩子さんの曲は「カントリーガール」でしたが、初めてのアルバムはたしか、この頃最新盤だった「時の少女」。かわいい系の浩子さんの曲ももちろん好きですが、この「時の少女」のタイトルナンバーで本格的にハマったんだな、私は。

理系の世界アツく(読売新聞)。たしかに最近、理系男子について書かれた本を見かけますが、自分の場合、知り合いの男性の九割九分は理系だぞ、多分(笑)。私にとってはむしろ、文系男子のほうが謎です。

11月15日 MYSCON スタッフ日記。続けてくださいね、期待してます。

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